2015/05/21 - 2015/05/24
83位(同エリア460件中)
いちごさん
2日目は韓国南部、全羅南道(チョルラナンド)のポソン(宝城)へ茶畑を見に行く旅。
茶畑なら、静岡や京都の宇治、地元の滋賀でも信楽、土山で見られるし、子どもの頃は家にも茶畑があったのに、何故に、わざわざ遠くまで・・・・・というところですが。
茶畑は茶畑でも【ポソン(宝城)】の茶畑は、2003年に韓国で放送されたドラマ【夏の香り】のロケ地です。
ドラマ放送後、ここも大人気となって、訪れる人が多くなったそうです。
でも、ドラマが日本で放送されてからでも、もう~10年くらい経ちます。
近年はブームも下火、日韓関係も「悪い」し、日本からの観光客も激減。
そんな中、流れに逆行して「今更」の訪問です。
今回、一緒に旅行したメンバーのウチの2人は、出演していたソン・スンホン氏の大ファンです。
それが縁で親しくなったのだとか。
私もずぅ~っと前から見たかった茶畑なので、10年越しの念願が叶って感激です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【釜山西部バスターミナル】 早朝7:10発のバスに乗ります。
時間は、昨日、バスターミナルに立ち寄り、チェックして切符も購入済み。
そういう時のための、【ホテル パラゴン】(*^_^*)
【ポソン(宝城)】への直行バスは無くて、【カンジン(康津)】【モッポ(木浦)】【ヘナン(海南)・ワンド(莞島)】などへの便に乗って、約3時間40分。 -
所要時間は長いけど、途中、休憩所での休憩タイムがあるし、
最初の経由地、スンチョン(順天)バスターミナルで、時間調整のためか、10分〜15分ほど止まります。
そこで運転手さんが乗客に、何やら時間と地名をあげて説明されたけど???
それで何人か降りた人が居るけど???
推測では、「このバスは、ここが○分発です。○○や○○へ行く人で急いでいる人は、他のバスに乗り換えてください〜」・・・・・的なこと?
まぁ〜何や分からんけど、そのまま乗っていたら、スンチョンからの乗客を乗せて出発しました。
その後、3ヶ所の経由地を経て -
10:50 【ポソン(宝城)市外バス共用ターミナル】に到着しました。
とっても、とっても、こじんまりしたターミナルで、半分期待していたコインロッカーはありません(泣)
今日の宿泊地は【クァンジュ(光州)】
1日目と3日目を【ホテル パラゴン】にお世話になったら、スーツケースを預かってもらえるやろうから、1泊分だけの荷物をサブバックに入れて持って行くことに。
画期的なアイデアだと思ったけど、そのサブバックがかなり重くなってしまいました。
極力、着替え用の衣類とかコスメとか厳選したのに、いったい、何が入っているのか(^_^;)
でも、スーツケースを引っ張って来てたら、もっと悲惨な目に会っていたので、良し、としよう。 -
バスターミナルから路線バスで目指す茶畑、【テハンダウォン(大韓茶園)】へ向かいます。
バスターミナルからの時刻表。 -
茶畑からの、帰りのバスの時刻もチェック。
-
11:15発のバス。
ポソンでは、5月22〜26日まで【ポソン(宝城)茶香祭り】が開催されます。
たまたま、初日に訪れることになりました。
バスもさぞかし混雑するやろう〜と思ったけど、乗ったのは数人。
平日だからかな? -
ポソンの茶園は、ポソン郡の南側の山間地域に広がる韓国最大の緑茶生産地です。
中でも【テハンダウォン(大韓茶園)】は、ドラマのロケ地となり、韓国唯一のお茶観光農園で、一般客も見学できるよう公開されています。
第1、2茶園と2つの茶畑があり、第1茶園が規模が大きく観光地として人気です。
私たちは、体力と時間の関係で第1茶園だけ観光しました。 -
バスを下車して左方向へ進むと、例の杉並木が見えてきます。
知ってる人だけが知ってる、例の並木道です(*^_^*) -
茶畑が見えました。
「ついに、やって来た〜!!」と思うのは時期尚早。
思ってしまったけど、まだまだ、これからです。 -
杉並木をしばらく進むと、チケット売り場があります。
4000w(410円くらい?) -
ここが入口。
期待でワクワクします。 -
・・・が、もうちょっと、杉並木を行きます。
この時期、新緑が美しく、この杉林は「韓国で最も美しい道」に選ばれたそうです。
ドラマに登場するだけあって、ホント〜!!ロマンチックな道。 -
1957年の朝鮮戦争以降、1代目オーナーが廃墟になった茶畑と林野を買収し【大韓茶園株式会社】を設立されたそうです。
第1茶園が観光農園、第2茶園はここから車で15分ほどのところにあります。
第2茶園は作業用なので、営業時間もその作業によって変わるようです。
でも、ドラマ【夏の香り】のポスターは第2茶園で撮られたらしい。 -
今回一緒に行った・・・・・ではなくて、私たちをこの茶畑に呼び寄せたお二人。
※写真は公式HPより拝借しました。 -
わっー!!スッゴーーい!!
足を踏み入れた途端、目に、テレビで見たアノ風景が飛び込んで来ました。
ちょうど、お茶のシーズンで、そう〜! いわゆる、グリーンの絨毯です。 -
中央に階段があって、茶畑の中腹にイッキに駆け上がれるようになっています。
ここへきて、私たち4人は、【若い組】【年寄り組】に別れることになりました。
私はモチロン・・・・・【年寄り組】ですが(^_^;)
【若い】お二人さんは、この階段を上って行きました。
といっても、3歳差なんですけどねぇ・・・・・大きいか?(^_^;) -
で、【年寄り組】の私たちは、どうしたか〜?というと、グルグル回りながら、なだらかに上って行く道があるんです。
こんな素敵な風景を見ながら。 -
V字にカーブした、この道にさしかかった時、私の相方が
「ここや〜!! 絶対〜!!ここや〜」って。 -
ドラマ【夏の香り】の有名なシーン(らしい)。
こんなふうにすれ違いながら、お互いに運命の人に気が付かない・・・・・
「こんなん、絶対、気づくよな〜」
何度もこのドラマを見た相方の言葉に、うん〜確かに。。。
私は1度しか見てないし、それも、もう〜何年も前。
そんな細かいシーンは全く覚えてないけど、それでも、そんな場所へ立てたのは嬉しい〜
【年寄り組】で良かった〜(笑)
※写真は公式HPから拝借しました。 -
アチコチ、一面、新緑の茶畑・・・・・期待どおりの絶景です。
-
-
-
・・・・・が、遠目には美しい茶畑も、近づくとアチコチに枯れているような箇所が目立ちます。
今はお茶のシーズンなので、枯れているのは、病気か何かでしょうか?
もったいない〜(>_<) -
3月に静岡の三島大社へ行った時、ボランティアのオジサンがおっしゃっていました。
樹齢1200年と言われるご神木の金木犀が、だんだん枯れ出したのだと。
30年前には、あと3年の寿命だと言われて専門家が調査した結果、人々が木の元に足を踏み入れることで、土壌が変わったというのも原因の一つだったとか。
今は、木のまわりにロープが張られて守られていたのですが。
なんか〜、ふと、その話しを思い出しました。 -
この美しい景色をいつまでも残して欲しいから、私たち観光客は、むやみに畑の中へ入らずに、決められた散策路を歩かないといけませんね。
決められた散策路を通って、あの茶畑のてっぺんまで行って、上から見下ろそう〜と、上へ上へ向かいます。
茶畑の中腹で【若い組】とも合流して、みんなでGO〜!! -
茶畑の端に人ひとり通れるくらいの道があります。
急です。
キツイ〜登り坂です。
背中のリュックが重たくて、後ろへ後ろへと引っ張られるのに抵抗しながら、てっぺんを目指して、1歩1歩と歩を進めます。 -
ちょっと広くなった、おどり場のような所へたどり着きました。
もう〜ヘロヘロです。
眼下に広がる景色を見ながら小休止。
向こうに見えるオレンジの屋根は、同じような建物がいくつも並んでるけど・・・・・コテージかな? -
こんな急な斜面を登って来ました。
でも、階段はここで終わりではありません。
まだ上へと続いています。
目指すてっぺんは、もっと上か〜?と重たい足を引きずりながら、歩き出しました。
後から考えると、ここが、てっぺんだったのかも(^_^;) -
これでもか〜、これでもか〜というほど、階段が登っても登っても現れて続きます。
ホントに、こんなにキツイ思いをしたのは久しぶり〜、というほど激しい行軍でした。
で、到達したのが、茶畑のてっぺんにあらず、、、【展望台】
げぇ〜〜っ!!予定のないところへ、めっちゃシンドイ目をして登ってきた(>_<) -
【パダ チョンマンデ(海の展望台)】
山の向こうに海が見えます。
・・・で、茶畑が、あ〜〜〜んなに、下。。。
だったら、茶畑のてっぺんは!?
心残りはあったけど、これ以上は、どこへも行けそうにないので下山しました。
散策路に従って行くと、茶畑は通らずに山の中を下っていきます。 -
大韓茶園を出ると、左手の方向にある広場で
【第41回 宝城茶香祭・緑茶大祭り】が開催されていました。
毎年5月に、韓国茶ソリ文化公園や韓国茶園一帯で行われていて、今年は、5月22日(金) 〜 5月26日(火)です。
お茶文化のイベントや茶道作法体験、お茶作りなどの体験イベントや公演なども開かれるようです。
お茶製品をはじめ、食べ物や飲み物の屋台もたくさん出ています。
茶畑を散策中、のど自慢大会らしき歌声が聞こえてきていました。 -
会場へ入ったけど、なんだか〜疲労困憊すぎて、気力が低下。
14時半近いから、お腹も空いているハズなのに、食べ物を探すことさえ、おっくう。
偶然、お祭りの日に訪れることが出来て良かった〜と思ってたけど、じつは、ほとんど記憶に残ってなくてザンネン。
写真も少なくて(>_<) -
【ポソン(宝城)市外バス共用ターミナル】に戻って来ました。
これから、今宵のお宿がある【クァンジュ(光州)】へ向かうバスに乗ります。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- まむーとさん 2016/05/24 21:25:14
- 夏の香り
- いちごさん、こんばんは♪
友達から韓国のDVDBOXを貸してもらい、さっき見初めてびっくり!
この茶畑見たことがある!
やはりいちごさんの旅行記でしたね。
恋愛ドラマは、よくわかりませんがいちごさんがロケ地に行っておられるなら期待出来そうです!
- いちごさん からの返信 2016/05/26 22:30:52
- RE: 夏の香り
まむーとさん
こんばんは〜
【夏の香り】、見始めましたか〜(^^♪
私はドラマのストーリーよりも、キレイな茶畑がとても印象的で、いつか行ってみたい〜と思っていました。
実際に行くことになったのは、一緒に行った仲間の2人が主人公の方の大ファンだというのが大きかったのだけど、10年越しの思いが叶えられて満足しました。
そのドラマで、私の旅行記を思い出してくれたなんて光栄です(*^_^*)
by いちご
-
- ホーミンさん 2015/07/14 20:23:11
- クネクネして長い茶畑
- いちごさま
またまた、こんばんは。(o^v^o)
広安大橋の夜景ってきれいですよね。
あの真正面のホテルに泊まったころがありますが、人工物ながら絶景でした。
ビーチもちょびっとワイキキに似てたりしてました。
(オーバーですねf(^^; )
茶畑は私も小さい頃から見慣れています。
もっともっと規模が小さいですけれどね。
特に何にも感じずに見て育ったけれど、確かに素晴らしい風景だわ。
韓国の茶畑の方がうねりがすごくて、一本(?)の長さが長いような気もします。
最近は欧米の人が、日本の茶畑に観光に押し寄せているそうですね。
うろ覚えなんですが・・・・
韓国の茶畑はお寺さんが独占しててお茶の値段は高く、一般人には高価すぎて手が届かないため、ゆず茶とか玉蜀黍茶とか、いろんなお茶文化が発達したとか聞いたことがあります。
韓国のロケ地巡り、ブームの頃は私もよくやりましたよ~。
- いちごさん からの返信 2015/07/16 10:59:58
- やっぱり、茶畑が〜
- ホーミンさん
こんにちは〜
ご訪問、コメントをありがとうございます。
そうですか〜!?ホーミンさんも茶畑を見て大きくなられたのですネ。
あの辺り、(どこ?(笑))、私が子どもの頃は一家に一畑、茶畑があって自給自足していましたよね〜(*^_^*)
産地も近くにあるのに、わざわざ、韓国へ茶畑を見に行く私って・・・・・という感じですが、でも、行って良かった。
信楽にしても土山にしても宇治にしても、ここまで大規模な茶畑は見たことが無かったし・・・・・
静岡は大きそうだけど、新幹線の窓から見ただけだし・・・・・
なんといっても、韓流の香りがぷんぷん、、、今更ですが(*^_^*)
韓国でお茶というと、ゆず茶、オミジャ茶、なつめ茶とかが普通で、最初はお茶がこれ〜?とビックリしましたが、そんな歴史があったのですね。
ホーミンさんも以前はロケ地めぐりもされたのですね。
韓国で地方へ行こうとすると、移動がたいへんで時間もかかるので、私はまだそれほど行っていません。
すっかり韓流ブームは低調ですが、まだまだ、これからも行くつもりです(^^♪
by いちご
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
その他の観光地(韓国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
33