県立観音崎公園へ紫陽花を求めて散策（海沿い）

2015/06/07 - 2015/06/07

先週は、菖蒲見学へ行ったので、今日は紫陽花散策へ出掛ける
事にしました。
鎌倉へ行けば、紫陽花の名所は沢山あるのですが、ゆっくり
愛でたく、人の殆ど居ない場所へ行く事に。
選んだ場所は、最近アジサイの小路が出来たと聞いた、観音崎
公園へ・・・・・・。
決定。
徒歩で、ゆっくり歩いても僅か2時間半程度。
身体に優しく、ストレス抜くには持って来いの散策となりました。
気持ち良い、海風にも当たり、良い気分でした。

エリア 神奈川

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩

京急浦賀駅から、京急のバスに乗り込みました。
観音崎行へ乗車です。
駅から、約15分で腰越の停留所に着きます。

しかし、一個前の鴨居停留所で降りれば
良かったです。
何故なら、下の写真の場所に寄る為です。

鴨居八幡神社です。

こちらの神社は、多々良四郎義春の
勧請で出来ました。
多々良氏は、坂東平氏三浦氏の一族で、
この一帯を治めていました。

毎年7月には、祭礼が行われます。
賑やかなお祭りです。

境内から見た、鳥居です。
前は海です。
バス停も、鳥居の前にあります。
この海へ、お祭り時には神輿が
海に入ります。
見ごたえあるますよ。

海は遠浅です。
クサフグが多く、あまり港内では
釣りになりません。
鴨居漁港の方が、通じる場所です。

腰越のバス停に戻る途中に、？？？な
物が。
駆逐艦「村雨（むらさめ）」
これは何？
第二次世界大戦時の、日本海軍の
駆逐艦の名前です。

先程の石碑から、徒歩3分程で着きました。

駆逐艦・村雨は昭和18年3月5日に、ソロモン
諸島で乗員119名と共に、沈没しました。
その英霊を慰霊する為に、東京湾を見渡せる
この場所に、建立されました。
先程の、鴨居八幡社の飛び地境内として
登録され、毎年神社で慰霊祭が斎行される
そうです。

戦死した方々の、名が石碑に刻まれて
いました。

その碑の前から見た、観音崎大橋です。
風光明媚です。

観音崎大橋入口の、交差点です。
左手へ行くと、観音崎へ。
右手は、多々良浜経由で観音崎へ。

但し、夏休みの土・日は侵入禁止です。
捕まる方がいますので、要注意です。

観音崎大橋を渡ります。
1973年に出来た橋で、全長211.9ｍです。

昔は、ここから左手側の住宅街を
抜けて行きました。
狭い道で、困ったものでした。
この橋が出来たお蔭で、多々良浜へ行き
易くなりました。

橋の上から海を覗き込むと、クサフグです。
分かりますでしょうか？
この下は、砂地になっていますので、
6月の満月の日に、一斉に産卵になります。
放精で、その産卵場の海が、白く濁ります。

結構、大きいのも居ます。

ここら辺の海は、まだ透明度が高いです。
海水浴シーズンまでは、見ていても綺麗だなあ
、と思います。

そして、200ｍ程進むと白い砂浜が。
多々良浜です。

後ろを振り返ると、東京電力横須賀火力発電所が
見えます。
高い煙突が目印です。
一度予備機(夏や緊急時用）でしたが、原発規制で
老体に鞭打って稼働している発電所です。

観音崎大橋から見た、先程の村雨の碑です。
浦賀水道を、見渡せる場所です。
合掌。

多々良浜手前にある、トーチカの様な
物です。
旧日本軍の物でしょうか？

白砂の砂浜です。
昔、ここには「ゴジラの滑り台」が
ありました。
今は、久里浜はなの国にありますが。
もう、40年程前の話です。

有料ですが、駐車場もちゃんとあります。

駐車場の後ろには、緑地があります。
この一帯は、遊歩道が至る所に続いて
いて、1日歩けます。
天気の良い日は、御弁当持参の家族連れ
で賑わいます。
しかし、あまり知られていない場所です。

多々良浜のバス停です。
この停留所は、日曜・祝日のみにバスが
来ます。
JR横須賀駅からは、ここまで直接来れますが、
バス代が高いです！

この場所は、テレビドラマの「空飛ぶ広報室」で
新垣結衣さんと水野美紀さんが、このバス停の
前で撮影している場面がありました。
停留所名は変えてありましたが。

また、右手の場所に、綾野剛さんと高橋努さんが
隠れていた場所です。
目立たない場所なので、撮影場所に選ばれて
のでしょうか？

サツキに、アゲハチョウがとまって
いました。
サツキも、もうすぐ終わりですね。
本当、横須賀は自然が多いです。
いわゆる田舎なのか？
でも、暮し易い町だと思います。

ビジターセンターです。
右手がはくぶつかんで、左がレストランです。
大した物は無いのですが、見晴らしが良いですよ。
時間のある方は、一度寄ってみて下さい。

レストラン・はくぶつかん横にも、有料駐車場が
あります。
観音崎と違い、こちらは空いています。
平日は、無料だったと思います。

この駐車場の裏手に、小高い休息場が
あります。
タバコを一服+お茶で脱水予防。
暫し休息です。

旧日本軍の、遺構が見えて来ます。

観音崎公園の、案内図です。
結構広いですよ。

噴水広場を過ぎると、紫陽花達が出現
し始めます。

次項からは、多々良浜周辺の紫陽花さん
達です。

多々良①

多々良②

多々良③

多々良④

多々良⑤

多々良⑥

多々良⑦

多々良⑧

多々良⑨

さあ、ここで問題発生！
観音崎へ向かう道が、通行止めです。
護岸工事だそうです。
このトンネルを超えると、綺麗な海が
見えるのです。
人が通ると、照明が自動で付きます。

迂回します。

真っ直ぐ行くと、観音崎中心部です。
でも、ここを右手へ向かいます。
340度変針です。

観音崎灯台方面です。

海上自衛隊観音崎警備所です。
鉄条網グルグルでしたが、人の気配が
ないです。
昔は、こんなじゃ無かった様な気が。

旧日本軍の、砲台跡です。
24ｃｍ砲が鎮座していたとか。

猿島もそうですが、東京湾の防備の
跡が伺えます。

この辺りは、シダ類が多くあります。
恐竜が出て来そう。

10分弱歩くと(上り）、観音崎灯台に着きます。
見学は有料ですが、灯台の上から見る風景は、
絶景です！
時間のある方は、見学下さい。
日本初の、洋式灯台です。
私は、もう何度も来ているので、スルーです。

灯台からは、下りです。
途中からは、東京湾が綺麗に見えます。

階段を降り切ると、こんな光景が待って
います。
海の目の前に出ます。

大きな洞窟の様な物の前を通り、
観音崎の紫陽花小路へ向かいます。

落石注意です。

親子連れが、磯遊びをしています。
潮だまりには、小さな魚や貝が
手に取って見れます。
また、石の下には小さなカニが沢山います。

途中にも、お花が咲いています。

ここからは、観音崎の小路の紫陽花です。

観音崎①

観音崎②

観音崎③

観音崎④

観音崎⑤

観音崎⑥

観音崎⑦

観音崎⑧

観音崎⑨

観音崎の東京湾レーダーです。
東京湾への、船の出入りを見守って
くれています。

これで、横須賀美術館方面へ向かいます。

観音崎海水浴場です。
もう、泳いでいる方が。
子供のお付き合いの様です。

大きな船が、浦賀水道を行き来しています。
コンテナ船ですね。

先程の、紫陽花の小路と東京湾レーダーの
遠景です。

京急観音崎ホテル・スパッソです。
散策している方が、多くいました。

横須賀美術館です。
広い敷地と、建物前の芝生が目印です。
こちらに面している方が、レストランのテラス席に
なります。
パスタランチ等、食べれます。
イタリアンレストランです。

洒落た道もあります。

美術館周辺も、紫陽花の見頃を迎えて
います。
暫く、鑑賞して頂けたらと思います。

美術館①

美術館②

美術館③

美術館④

美術館⑤

美術館⑥

美術館の屋上と、建物裏の緑地が公園になって
います。

屋上からは、やはり東京湾を眺める
事が出来ます。

トビに注意です。
私の後輩も、この前の海で魚釣り中、
サンドイッチを浚われました。
怪我が無くて何よりでしたが。

美術館⑦

美術館⑧

美術館⑨

美術館⑩

これにて、観音崎の紫陽花鑑賞を
終わりにしました。
観音崎のバス停へ戻ります。

鎌倉等とは、趣の違う紫陽花鑑賞と
なりました。
人も疎らで、ゆっくり見る事が出来ました。

浦賀行のバス待ちです。
1番乗り場は、ＪＲ横須賀駅行です。
こちらは、2番乗り場です。

途中、よそ様の家の庭に咲いていた
お花です。
何の花でしょう？

お断り入れて、撮影させて貰いました。

アップだと、この様な花です。

青空にも合いますねえ。


それでは、お付き合い頂き、
ありがとうございました。