欧州 世界遺産と歴史ある街を巡った１１日間 (（７４歳じいちゃん特典航空券を使った一人旅　２日目クレモナ、マントヴァ 日帰り旅行 後半

2015/05/16 - 2015/05/16

5/16　 13:30 クレモナ出発　　　　14:10 マントヴァ着　　運賃　　６．１ユーロ（２等）
　　　　　　　　　　世界遺産　ドゥカーレ宮殿、サン・ジョルジョ城（結婚の間ほか）見学
　　　 18:50 マントヴァ発　　　　20:40 ミラノ着　　　　運賃　１７．５ユーロ（１等　自由席）

今日は旅番組｢世界一周魅惑の鉄道紀行　北イタリア　ミラノからフィレンツェ｣編の中で紹介された街に行きました。

マントヴァ：
三方を湖に囲まれた北イタリア･ルネッサンス芸術の中心となって栄えた街です。フェッラーラから侯爵に嫁いできたイザベッラ・デステがその芸術を推し進めたそうです。
２００８年サッビオネータとともに世界文化遺産として登録されました。
見所としてサン・ジョルジョ城、ドゥカーレ宮殿、サンタンドレア教会、南方の離れたところにテ宮殿があります。
今日は地震のためずーと閉鎖されていて最近再開されたフレスコ画で有名な｢結婚の間｣を見学するのが楽しみです。

｢結婚の間｣の見学予約はサイト｢Ｖｉｖａ　ｔｉｃｋｅｔ｣で行いました。
料金：結婚の間、ドゥカーレ宮殿の見学を含めて１３ユーロでした　

また、マントヴァはヴェルディのオペラ｢リゴレット｣の舞台として有名です。

エリア マントヴァ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

列車は定刻の１４：１２マントヴァ駅に到着しました。ドゥカーレ宮殿まで歩いて２０分ぐらいですがちょうど駅前のバス停に｢Castello(城)｣と行先を表示したバスが来たので運転手に確認して乗車しました。バスは遠まわりしながら１５分位でチケットオフィスのあるドゥカーレ宮殿前のバス停に着きました。チケットオフィスで予約書を提示して｢結婚の間｣の見学を含めたチケットを受け取りました。見学予約時間は１６時２０分です。

チケットオフィスの近くからサンタンドレーア教会を望む

サンタンドレア教会

大きな円蓋と高い鐘楼をもつ美しい大きな教会です。

サンタンドレア教会
　金張りの絢爛豪華なｻﾝﾀﾝﾄﾞﾚｱ教会内部

ﾏﾝﾄｳﾞｧ　ｻﾝﾀﾝﾄﾞﾚｱ教会

サンタンドレア教会

サン・ロレンツォ聖堂(ロトンダ)
小さなレンガ造りの円堂、その左がラジョーネ宮

ドゥオーモ
ソルデッロ広場に面する大聖堂
この広場は一面石畳のため歩くのに少し難儀しました

リゴレットの家
この中に観光案内所があります

リゴレットの家の中庭

結婚の間を見学する時間が来たのでサン・ジョルジョ城に入ります。
門を入った直後の壁画ですが大分傷んでいます

サン・ジョルジョ城の最上階の｢結婚の間｣まで登る階段

城内はフラッシュを使わなければ写真の撮影はＯＫでした

結婚の間(夫婦の間)
この部屋は天井から床まで壁一面フレスコ画で埋め尽くされています。
天井には空が描かれ人が下を覗き込んだり落ちてきそうなキューピットが描かれています。

壁一面のフレスコ画

部屋の正面の壁画
ルドヴィユニ世が秘書と話している様子や彼の妻、子供達、使えの人々が描かれている。

マントヴァで北イタリア・ルネッサンス芸術の隆盛に大いに寄与したイザベッラ・デステの肖像画

サン・ジョルジョ城を出てドゥカーレ宮殿を見学します。
入場して最初に驚くのが窓から見える美しい中庭です

フレスコ画の下絵

ヴェルサイユ宮殿建設に影響を与えたといわれる｢鏡の歩廊｣

素晴らしいシャンデリア

星座が描かれた　宇宙の間

ゴンザーガ家のドゥカーレ宮殿には５００近くの部屋があるそうです。今日は時間の関係で駆け足の見学になってしまったのが残念です。
これから歩いて駅に向かいます。

星座が描かれている宇宙の間

タペストリーの間

バラが咲き始めた庭