2015/05/23 - 2015/05/24
136位(同エリア350件中)
みなみんさん
国内随一の山岳ドライブコースである志賀草津道路と上信スカイラインをのんびりドライブするのと、高原の硫黄泉万座温泉でプチ湯治をするためにたった一泊で高崎からレンタカーを借りて行ってまいりました。
お天気はまずまず、そんなに混雑もせずにのんびりと走ってきました。
草津白根山の湯釜には行けませんでしたが、横手山や万座峠、毛無峠など日本ではないような光景が広がる素晴らしいところでした。
温泉も貸切タイムとなることが多くて、のんびりゆったりと楽しむことができました。
このエリア、まだまだ奥が深そうですのでまた行くことになりそうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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高崎まではもちろん在来線、高崎でレンタカーを借りて草津方面に向うのですが何となく気になっている(東京から遠望できる)榛名山経由で行くことに。山道を登って峠を超えると榛名山の上にある湖が目に飛び込んできます。カルデラ湖ですが、こんな山の上にこんなに大きい湖が、とちょっと不思議です。
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湖畔の道からは榛名富士がきれいに見えます。周囲の峰もよく見えて、これらの峰々が麓から見るとギザギザの山に見える訳です。さすが火山、複雑な地形をしています。
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湖畔ギリギリから見るとなかなか見応えのある榛名富士。
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草津への下り道は高速コーナーの連続する「頭文字D」に出てきそうな峠路です。あいにくレンタカーはKカーなので攻めるという訳にはいきませんで、チンタラ下っていると向こうに雪を戴いた山々が見えます。これから目指す草津白根山です。
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草津間近になると八ッ場ダム建設に伴って移転した天狗の湯があります。近くの橋の上から臨む吾妻川です。さすがに草津や万座の温泉を含むPh値の高い川の水らしくエメラルドグリーンの川となっています。このすぐ上流に八ッ場ダムが建設中です。ダム建設に伴う道路の付け替えのお陰で高速道路並みのスピードで草津温泉に向かいます。今年の3月に来た時にはまだ雪がかなり残っていましたがさすがにもう初夏の景色です。
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草津の街はパスしていきなりの草津白根道路を登り始めます。適度なワインディングで高原状のところを快適に走れる爽快な道です。
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登るに連れて残雪も多くなってきて火山という趣が出てまいります。
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登り切ると草津白根山が見えてまいります。ここは残雪もないのに真っ白な世界、火山性の成分で岩も真っ白になってしまうのでしょう、さすがに白根というだけのことはあります。
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ここ草津白根山は噴火警戒レベルが2で火口(湯釜)から500mは立入禁止になっております。この草津白根道路でも駐停車禁止になっており、監視員のおじさんもきっちり詰めておりますので車を停めることができません。当然レストハウスも閉鎖です。
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湯釜に近いレストハウスのある峠を過ぎますと万座への三叉路を経てまた登り直して志賀高原へと向かいます。途中の山田峠からは志賀高原の盟主横手山が見えてきます。大昔ゴールデンウィークに春スキーで志賀高原に来たら横手山だけが滑れたという記憶があります。山頂にテレビ塔のあるその姿は昔と変わりません。周囲にはところどころ残雪が斑模様になって残っています。
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振り返ると草津白根山です。北側の斜面でも湯気が立ち上っているところがあります。
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渋峠手前の展望台でも白根山がよく見えます。ここは国道の最高ポイント、さすがに残雪が多いです。
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この展望台の真下には芳ヶ平のなだらなか地形に池が散在しているのがよく見え、さらにその下に草津の温泉街が見えます。草津の温泉街のまだ上にこんなになだらかな地形が広がっているとは。散策すると楽しそうなところですが、ここに行くまでが大変そうです。
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白根山の向こうには浅間山が見えています。
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道路の両側にも残雪が壁のようになって残っています。この草津白根道路は4月下旬に通行ができるようになりますが、開通直後は黒部立山アルペンラインのように雪の壁の中を通れるとのこと。今年はそれを狙っていましたが、今年の4月の土日はお天気が悪くて出かける気になれず、ということでまた来年です。
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渋峠を通過して志賀高原ドライブをしてもよかったのですが、今回のメインは万座でのプチ湯治なので戻って万座温泉へ向かいます。泊まったのは万座温泉の最奥にある日進館、泊まったお部屋は湯治用の湯けむり館のそれも最も奥の突き当りのお部屋。この日進館ですが酸ヶ湯などと同じように増築に次ぐ増築がなされており、ここの場合は奥に行けば行くほど斜面を駆け下りているということで、フロントのあるフロアから見ると地下6階くらいにあるお部屋になります。もちろんフロントから歩いてたっぷり5分は掛かる距離。おじいちゃんおばちゃんだともう大変なところ。
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3時ちょうどにチェックインしてさっそく露天風呂へと。ここの露天風呂は数々の旅行番組にも出ているので楽しみでした。露天風呂は一旦旅館を出て数分の距離にあります。これがその露天風呂の入口です。3時の時間帯はまだ日帰り入浴の人もいて10人くらいの客入りです。そこそこ広いお風呂なのでのんびりと白濁色の温泉に浸かることができました。
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旅館に戻ってきてさらに内風呂に。一番手前の浴槽が姥湯という源泉100%のお湯。やや白濁しており温めです。奥に苦湯という大きめの浴槽のお湯がありますが、これはやや熱めで温度を下げるために加水しているようです。よってずっとこの姥湯に浸かっておりました。
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たっぷりお湯を堪能してもまだ5時前、日進舘の夕食はバイキングで夜の8時半まで大丈夫ですので、夕陽を見に横手山に行くことに。途中草津白根道路への分岐点、既に5時が過ぎているので草津方面へは通行止めになっていました。
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万座からの道は本当にクネクネとした道です。よくこんな道を造ったなと思えるほど。
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白根山の中腹、信州側の山々が見えてきました。今回借りた車はこんなかわいい車なんですが、一人なのでよく走ります。
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白根山への登り道。ここは火口から500m程度で立ち入り禁止区域になっています。あの山の上に行くのに多分10分程度、湯釜が見えるはずなんですが残念。
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横手山近くののぞきで夕陽を待ちます。雲が多くて夕陽もないかもと思っていたら。
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イチオシ
きれいな夕空になりました。手前が笠ヶ岳、奥の台形の山が飯綱山、黒姫と妙高の谷間に日が沈んでゆくというところでしょうか。
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旅館に帰って夕食はバイキング。ピークの時間から外れていたのでガラガラ。しかし食べるものはきっちり揃っていて好感が持てました。山の中なので地元の野菜を使った天ぷらや煮物がおいしかったですが、海鮮丼もあったりして何でもアリ系。
夜10時過ぎ露天風呂に行くと貸切でした。やはり一旦旅館から出て数分歩かないといけないために空いているのか、でもラッキーでした。のんびり一人でお湯に浸かって癒されます。 -
熱めのお湯がこれでもかと掛け流し。空気に触れると白濁するトロトロのお湯。
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翌朝も7時半頃は朝食タイムなのか露天風呂は貸切。
ほぼ満室のはずなんですが、他のお客さんはここまで来て温泉三昧しないんでしょうか。またもやのんびりお湯に浸かります。 -
露天風呂からの帰りには裏山(昔は蒸気が吹いていたであろう地獄地帯ですが今では土が真っ白な禿山です。)をのんびりお散歩。下の方には小さいながらも湯畑があります。日進舘の露天風呂もよく見えますが、さすがに遠くて人がいるな程度の見え方です。
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湯畑の近くまで降りてきました。
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川底には硫黄の成分がこびりつき、酸性値の高そうな川の水です。
朝食もまずまず豪華で、さらに内風呂に入ってギリギリの10時にチェックアウトです。天気予報では今日は雨だったのですが、意外に晴れています。 -
今日向うのは志賀高原でも良かったのですが、折角なので上信スカイラインへと。途中万座峠付近で横手山が良く見えるところがあります。まさに崖崩れの現場です。
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群馬長野県境から草津白根山方面です。この辺りは高原状の樹林帯を走る景色の良い道で、たまに横手山や四阿山が見えます。かなり須坂方面まで下ったところで北信の山々(妙高、黒姫、飯綱など)が見えます。最初は北アルプスの白馬岳が見えているのかと思っていましたが、ここはかなり北の方まで来てしまっておりました。
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須坂に下ってしまってもしょうがないので志賀高原方面へ向かおうとしておりましたが、途中で不思議な道路標識に気付きました。毛無峠というものです。あまり前知識もなかったのですが、とにかく突き当りのところまで行ってみようとズンズン進んでゆくとありました、毛無峠。
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途中から樹林帯を抜けていきなり高山地帯に来たような。地面も真っ白な土になっております。毛無峠に到着、ふと違和感を感じたのはロープウェイの支柱が何本も建っていること。ここにはスキー場やら観光のロープウェイもないはずなんですが。
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峠には先客がおられて、皆さん模型グライダーを飛ばしに来られているようです。
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そう言えば風がよく通るところです。この日は信州側から上州側へと結構な風が吹いておりました。
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ここが道路の突き当り。道はこのまま群馬県側に下って行きますがチェーンで車は通行止めです。
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しかし気になるロープウェイの鉄塔。信州側を見下ろします。
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こちらが群馬側。かなり下の方まで樹木は生えていない、荒地です。
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群馬側のかなり下の方にも鉄塔が1つ。
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こんな山の中になんでこんな鉄塔が何本もあるのか。でも絵になります。
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行き止まりになった後の道はジグザグに群馬側に下りてゆきます。
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後で調べて分かったのですが、この下の木が生えていないところに昔硫黄鉱山があってそこで採掘した硫黄鉱石を索道(ロープウェイ)で長野県側にある製錬所まで運んでいたとのことです。小串鉱山という国内有数の硫黄鉱山で、あの下の白っぽいところに鉱山があり2千人が住んでいたとのことです。今見ると鉱山の痕跡はおろか住宅の痕跡も全く見えませんが、索道の鉄塔だけは残っています。
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索道は毛無峠の最も低いところからかなり上の方を通っており、鉄塔も山の斜面に建てられています。
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こんな山の奥に鉄塔が何本も建っている、本当に不思議な光景です。
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まるで日本ではないような光景の毛無峠です。
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道は一応舗装されています。でも道を外れると谷底に真っ逆さまです。ガードレールもないです。でも素晴らしい光景です。
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こんな山奥ですが道があり、道路標識も立っています。
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先程の万座峠近くの崖崩れ現場です。この崖崩れの真下に万座峠から山田温泉に抜ける林道が付けられていますが、崖崩れで道も崩壊してしまっているようです。
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崖崩れの真上に行くと横手山方面が良く見えました。しかしこの辺りの地形は火山性の土壌でもろくて崩れやすいのでしょう。至るところで崖崩れが発生していました。
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再び横手山方面を目指します。雪の残る道を颯爽と通り抜けるのは本当に気持ちいイイです。
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この辺りが山田峠、信州と上州の両側が良く見えます。高山ドライブのハイライトです。
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横手山より。まだら模様に雪が残っています。
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最後、見納めの草津白根山。あの稜線の下にエメラルドグリーンの湯釜があるのですが見れないのがくれぐれも残念。
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山を下り降りて草津の温泉に入りに行きます。前回来た時に最も気に入ったのが地蔵湯。日曜日午後でしたが意外と空いていて、お湯に浸かっていると誰もいなくなってしまいました。またもや貸切。やはり草津のお湯は熱めだったのですが、のんびり出たり入ったりを繰り返しました。
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やや白濁のトロトロのお湯。強酸性なのが分かるくらいお肌にピリピリです。
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地蔵の湯は立派な建物です。ちょうど3時だったためか時間湯をやられていました。
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地蔵湯のそばの小さい湯畑。
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地蔵湯から湯畑に行く途中で見えた草津白根山。本当の白根山はもう少し奥側にあって草津からは見えないのでしょうか。
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湯畑はやはり人が多かったです。3月来た時には樋の上にガラスがかぶせてあったのですが、夏場はお湯が直接見れるんですな。これくらいしないと温度が下がらないためか。
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底が真っ白な湯畑。
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大滝の湯を通り過ぎて中和工場前へと。やはり石灰を溶かした水がジャンジャン流し込まれています。
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流し込まれていた石灰を見て思い出しました、この下流にある中和のためのダム、品木ダム。草津の街から坂道を下り降りて到着、真っ白な湖面です。この湖には草津の他に香草中和工場からも石灰混じりの水が流れ込んでいます。この湖底には泥状の石灰が膨大な量沈んでいるのでしょう。これくらいしないと白根山から流れ込む水の酸性度が高すぎてダム自体がボロボロになってしまうんでしょう。
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ダム湖の奥には活火山草津白根山です。
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品木ダムから六合を経て高崎方面に帰ろうとしておりましたが、さらにこの奥に楽しい温泉があることを思い出しました。川が温泉の尻焼温泉です。駐車場に車を停めて歩いて数分、道路沿いにある普通の渓流が大露天風呂となっておりました。
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上の段は適温、足元から温泉が湧き出ているようです。下の段はプールのような淵ですが、ぬるめの温泉です。野湯ですから当然混浴ですが、この時は男ばかり。もちろん素っ裸です。下の方の露天風呂にはいつまででも入っていられるくらいでしたが、高崎まで戻らないといけないので上の段に入って熱くなってから出ました。温泉の成分が岩にこびりついているためか、岩がヌルヌルで滑って転んでしまいました。
この後榛名山の周りをぐるっと回って高崎まで戻り、もちろん在来線にて東京に帰りました。
わずか1泊のドライブでしたが、思いもよらず充実した旅行となりました。
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