応仁の乱の火ぶたが切られた合戦の地　そんな歴史を持つ神社のお祭

2015/05/17 - 2015/05/17

京都御苑の北側の今出川通。その北には同志社大学のキャンパスと相国寺の境内が続きさらにその北鞍馬口通の少し南に上御霊さん（正式には御霊神社）があります。
１４６７年１月細川勝元、山名宗全をそれぞれ後ろ盾にして畠山氏の跡目争いの一方の当事者畠山政長がこの神社に陣を置き、そこへ畠山義就が軍を進め合戦が行われました。
いわゆる御霊合戦。この戦いから１０年余りにわたって続く応仁の乱が始まりました。
そんな歴史を持つ御霊神社で例祭である御霊祭が５月１８日に行われます。この日はその宵宮に出かけてきました。

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

５月１７日朝の御霊神社。

明日（５月１８日）の例祭を控え、この日の夜には宵宮が行われるということで、すでに多くの屋台が店開きしていました。

応仁の乱で京都は壊滅的な破壊を受けたと言われていますが、この神社周辺もどのような風景だったのでしょうか。

祭の朝ののどかな風景です。

応仁の乱が起こった時代もこのような青空が見えたのでしょうが、殺伐とした時代。一般の人々はどのように暮らし、生き延びたのでしょうか。

宵宮を楽しみに御霊神社を出ました。

宵宮

屋台の通りも朝とは打って変わりたくさんの人で埋め尽くされています。

スマホ時代の子どもたちでも、やはり昔ながらのお祭りは楽しいね。

地元の子どもたちにより太鼓演奏が奉納されます。

演奏が始まりました。

格好良く決まりました。

次の演奏です。

太鼓の音が境内に響き渡ります。

太鼓演奏はまだまだ続きましたが、その音を背に神社を後にしました。