逗子　散策

2015/05/23 - 2015/05/23

季節限定公開の史跡があることを朝に知って、急遽逗子散策に行くことにした。

電車では、逗子で降りたことがなく、かねてより興味を持っていた。

行ってみると道は狭く、またアップダウンがきつく１部バスを利用した。

季節も良く、休日を満喫した。

コース

逗子駅−名越切通−まんだら堂やぐら群−小坪港−和賀江嶋築港遺跡

−逗子マリーナ−天照大神社−露山庭園住宅−披露山公園

エリア 逗子・葉山(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩

ＪＲ逗子駅で降りる。逗子は海に近く魅力的だ。

逗子駅の背後は、かなりの高台になっていた。

駅前のロータリーの６番乗り場からバスに乗る。

バスはかなり狭い道を、多方面に曲がりながら登って行く。

最寄のバス亭で降り、２００ｍ坂を登っていくと国指定史跡　名越切通道に来た。

名越切通 まんだら堂やぐら群 名所・史跡

切通しの最も狭い幅は、１ｍ位のところがあった。

ここは鎌倉７口の１つと言われた。

まんだら堂やぐら群入り口。

この謎の史跡が、期間限定で、今は今月の土日のみ公開であった。

まず展望台からがいいよと右側の登り道を案内される。

展望台からは、史跡の穴の岩盤と反対側は、相模湾が見渡せた。

この展望台では、多くのハイカーが敷物を敷いて、弁当を食べていて、ちょっと気まずい。

この穴は珍しく向こう側に貫通していた。

１３世紀頃に作られたと言われる、約１５０程の穴があり「やぐら」が残されている。

やぐら内には、五輪塔が置かれている。

この場所には、死者を供養するための「曼荼羅堂」があったというが、その「曼荼羅堂」がどのような建物で、いつの時代まで存在していたのかは不明だという。。

切通しから山を下り、海へ向かう。

道沿いにしらすを干している家があった。直売所であった。

道の先から、何かの音が聞こえてきた。

子育て地蔵尊があり、楽曲でお祈りされていた。

民家風の部屋の中にやさしい顔の地蔵さんが見えた。

さらに坂を下ると、潮の香りがしてきた。小坪港に来た。

しらす料理で検索すると、すぐに出てくる有名な店舗があり、このあたりで唯一行列が出来ていた。

すぐ近くの魚処、丸正魚店で釜揚げしらす丼をおいしく頂く。

魚処丸正 グルメ・レストラン

小坪港から、逗子マリーナを見ると、パームツリーがきれい並んでいて、好きなハワイが連想され、ついうれしくなる。

鎌倉側へ歩く。

材木座海岸に出る。

ここには和賀江嶋築港遺跡がある。日本に現存する最古の築港遺跡。

この湘南の浜は砂浜で、良港がなかったため、北条泰時の時代に大々的に整備された。

和賀江嶋 名所・史跡

鎌倉の石は、やわらかいため、先ほどのやぐらを掘るには適しているが、港を築くには適さない。

これらの石は遠方より、三日間で運ばれたという。

ウインドサーフィンが人気だ。

なんか、ＧｏｏｇｌｅのＣＭで見たやつだ。

逗子マリーナを通り、逗子までの道を戻る。

逗子マリーナは、ヨットハーバー、マンション、レストラン、スイミングプールなどがある複合施設だ。

今はリビエラリゾートが管理していて、「パームツリーから始まる海辺の生活」の広告文が興味を引き立てる。

海辺にはいつか住んでみたい。（夢）

スマホのＭＡＰを頼りに、海岸からかなり山を登って行く。

すごい階段の先は、天照大神社 (てんしょうだいじんじゃ)があった。

先ほどまでいた小坪港と逗子マリーナが小さく見える。

その先は高台になっていて、大きく立派でカラフルな住宅が続いた。個人住宅なので写真は撮らず。

でも帰って調べると、有名人を多くいる日本屈指の高級住宅地で、披露山庭園住宅というところだった。

その庭園住宅を抜けて、披露山公園に行く。

公園には、小動物公園と展望台があり、眼下の江島方面が見渡せる。

空気がきれいな日なら、江島のすぐ右側に富士山が見える。

逗子７景と言われる葉山マリーナ側。

標高９２ｍのこの山は、無料のＰがあるので、車で来るのが良い。

真ん中のリング状の池では、多くの子供たちがザリガニ釣りをやっていた。

今日の散歩はここまでで、山を降りて、逗子駅に戻った。

披露山公園 公園・植物園