東神奈川・保土ヶ谷・弘明寺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
日曜日の午前中に妻が用事で出かけるので、一人で暇をもてあますのも勿体なく、久々にお寺参りに。今回は横浜市内にありながらも、東海道線沿いから外れているのでなかなか行けなかった、坂東三十三箇所第14番札所の弘明寺(ぐみょうじ)にお出かけ。<br /><br />08:12 藤沢−横浜 1556E<br />グーグルマップで調べてみる限りでは、弘明寺の最寄り駅は京急弘明寺駅なのだが、弘明寺に参拝した人のブログなどを拝見すると、地下鉄の弘明寺から歩いて行くと、門前の商店街を通っていくことになるそうなので、お寺参りの雰囲気を味わうべく、わざわざ地下鉄経由で行くことにした。横浜駅での乗り換えが結構面倒、というか、JRの駅から横浜市営地下鉄の駅までかなりの距離を歩かないと行けない。<br /><br />08:40 横浜−弘明寺 809B<br />湘南台方面の電車に乗車、車内に掲げられている停車駅一覧を眺めていたら、戸塚からあざみ野方面の電車に乗った方が駅数に関してはより少ないことに気づく(運賃は一緒)。戸塚駅での乗り換えの容易さを考えると、戸塚で乗り換えた方が賢明だったかも知れない(京急経由で行くことが念頭にあったからだろうな)。<br /><br />弘明寺下車。おお、確かに弘明寺商店街の立派なアーケードが。雨の日でも濡れずに参拝できるのはうれしい(途中の川に掛かっている橋の上まで屋根付きで、架けられた当時は東洋一と称されたそうな)。<br /><br />山門のすぐ脇に開店直前のパチンコ屋。なんとなく景観を損ねている気がして仕方ない。山門をくぐって、石段を登る。割と急勾配。途中、身代わり地蔵さんが建立されているので、手ぬぐいで足とか頭とかを撫でておいた。京急の設立100周年を記念して当時の社長が寄贈した、とのこと。<br /><br />改めて石段を登り詰めると正面に本堂、右手に鐘楼、左手に大師堂が。石段を登ってきたところには、「七ツ石」という霊石が大事そうに垣に囲われて鎮座していた。手水を使って本堂にお参り。本堂からは読経(ていうか、祈祷?)の声が。無茶苦茶よく通る声だと思っていたら、どうやらマイク越しだったようだ。<br /><br />本堂正面、奥の方にご本尊のお姿が見える。お参りを済ませて左脇にある御朱印所で御朱印をお願いする。係の女性が本堂奥にまで行ってお坊さんを呼んできてくれた。御朱印の墨書の部分はお坊さん、印章の部分は別の係の男性、と妙な分業制だった。せっかくなので、坂東三十三箇所の御朱印とは別に、武相不動尊二十八所の御朱印も頂戴しようとすると、係の女の人が「では内陣も参拝されますか?」(参拝してください、だったかも)と訊ねてくるので、二つ返事で参拝してくることにする。ちなみに内陣参拝は500円。<br /><br />普通にお参りしてたら、遠くの方からしか拝むことができないご本尊(国宝)を間近で眺めることができ、たいへん有り難い思い。一木造りの十一面観音立像。間近で見ると鑿の刃跡も荒々しく、ワイルドささえ感じる。こういうテイストの観音菩薩像はあまり見たことがなかったので、「ありがたやー」って気分がいやます。<br /><br />本尊左脇に波切不動尊、右脇に馬頭観音(それぞれ、別に壇を組んである)。本尊と比べると2体ともかなり小さめ。馬頭観音の顔がお不動さんよりも怖かったのが印象的だった。。。<br /><br />本堂奥手の聖天堂にお参りした後、大師堂と聖天堂の間を通って、境内の外に出るとすぐに京急の駅が見える。駅の入口は反対側みたいなので、目の前にあった跨線橋を登っていくのだが、あれ、なんか、山登りの雰囲気が。。。結局大きな建物(横浜市の図書館でした)の周りをぐるりと回る形で、ようやく京急弘明寺駅の入口に辿りついた。跨線橋は渡らず、本堂真裏あたりの踏切を通ってアクセスするらしい。。。<br /><br />09:39 弘明寺−京急川崎 911D<br />このまま、横浜まで行って買い物(京急の駅で来週末利用予定の「羽田京急切符」を購入するつもりだったのだ)して帰ろうかと思ったのだが、せっかくだから、不動尊つながりで川崎大師まで足を伸ばすことにする。というか、東京・神奈川に住んで十年以上になるのに川崎大師にお参りしたことがなかったりする。<br /><br />10:04 京急川崎−川崎大師 1082<br />京急川崎では、2階のホームから1階の大師線ホームに移動して乗り換え。大師線の乗客が須くヤンキー風なのはどういうことなのか。電車は5分で川崎大師に到着。駅前が既に門前町の風情、というか、団体客が駅前で集合しやすいような造りになっている。<br /><br />門前町っぽい看板を掲げている通りが2つあるのだが、最初は「表参道」からお参りするのがスジってもんだろう、ということで、表参道を歩く。まだ10時になったばかりなので、土産やさんもようやく開店ってところ。歩いて右手側に立派な石垣が見えてくるが、入口らしきものは見えず、ずんずん塀沿いに歩く。交叉点があるので、右折すると途端に「仲店商店街」の雰囲気が。「トンコトンコ」とリズミカルな太鼓の音らしきものが聞こえてくるが、これは有名な川崎大師の咳止め飴をまな板の上で切る包丁の音らしく、色んなお店でおんなじようなことが行われていた。<br /><br />そして仲見世通りの突き当たり、立派な山門が。仁王像が四体鎮座しており、東西南北の方角を守護しているそうな。水屋で手水を使ったあと、山門すぐのところにある納札殿に納め札を入れてくる。<br /><br />そのまままっすぐ進み、大本堂に。いつもはあまりお賽銭なんかをつかったりしないのだが、今回はなんとなくお賽銭を入れる気になったりする。大本堂右脇にある受付で御朱印をお願いする。本堂以外のお堂でそれぞれ御朱印を頂く形式になっているようだ。<br /><br />で、御朱印を頂いた後、そのまま大本堂を左脇に抜け、不動堂に。なにやら、不動堂の脇で夥しい数のお参り客がたむろしていて、ややたじろいでしまう。石段を上がったところにお賽銭箱が置いてあるのだが、どうやら普通に中には入れるようだ。靴を脱いでお邪魔することにする。なんとなく、田舎の公会堂っぽい雰囲気さえ漂う(正面には飾り立てられた不動明王の壇があるのだが)。畳に正座して、お参り。正座してボンヤリしてたら、体格の良い白人のおっちゃんがオズオズと入って来て、見よう見まねでお参りしてました。<br /><br />お不動さんの御朱印も頂いて不動堂から出てきたら、さっきまでその辺りにいた大勢の人達がいつの間にかいなくなっていた。あれ?<br /><br />まあ、いいや。今度は薬師如来の御朱印をもらいにいこう。薬師殿はお寺の敷地の一番南側。途中、「つるの池」に架けられた「やすらぎ橋」を渡る。なんとなく、橋を渡ったところにある、釈尊像がオリエンタルな感じを漂わせてるなあ、と思ってたら、薬師殿って日本の寺院っていうより、ミャンマーとかそっちら辺のテイストが満載な作りだった。奈良の薬師寺とかをイメージしていただけに、かなり意表を突かれた感が。<br /><br />で、薬師殿の入り口から、金色に輝く薬師如来が姿を見せているんだが、その辺りも日本的な感じとは若干雰囲気が異なっていて、なんとなくエキゾチックな感じがする。タイ式の寺院ってっこんなかんじなんだろうか?<br /><br />で、型どおりお参りを済ませ(薬師如来の周りには干支に合わせて十二神像が祀られていた)、御朱印をもらいにいくと、薬師殿お参りの記念なのか、しおりを頂けた。自分の干支の守護神のスタンプを押すんだそうな。ふーん。<br /><br />まあ、なんとなく薬師殿では気が落ち着かなかったので、御朱印もらったらそそくさと外に出てきてしまった。やっぱり普段の慣れって大事だなあと思う次第だ。<br /><br />ぶらぶら歩いて駅まで戻ろうかなあと思っていたら、不動門の辺りで和弓を引いている人達が大勢。「御本尊弘法大師降誕奉祝会」と書いてある看板をみて、今日が特別な日だったことにようやく気づく。へー、なんかたまたま良い日に来てしまったもんだなー、とちょっと思ったりする(あとで調べてみたところ、お大師さんの誕生日は6月なんだが、その辺りは梅雨入りした後で天候が悪いから、前もってお祝いしておくんだそうな。まあ、この日も天気良かったし、狙い通りになってるんだが)。<br /><br />仲見世通りまで戻って来たら、向こう側から突然幼稚園児の行列が道一杯になって歩いてくる。逆向きに歩いて行くこともできず、しばし参道の脇のお店の軒先でなりゆきを見守ることに。なにやらボーイスカウト風の格好やら、敬老会風の格好やらいろいろなんだが、真言宗系の幼稚園とかって、そう考えてみると、けっこうな数で存在しているのかもしれんなあ、と思ったりした。<br /><br />11:10 川崎大師−京急川崎 1185X<br />川崎大師駅構内には、大師線の地下化工事に関する看板が掲げられていた。ずいぶん踏切が無くなりそうだけど、いまのマッタリした雰囲気はどうなるんだろうねえ。<br /><br />京急川崎からは、歩いてJRの川崎まで移動。途中、ルミネの中を通って改札まで辿り着いたが、もう何年かしたら川崎駅北口改札ができるそうなので、この移動ももっと便利になりそうだ。<br /><br />11:25 川崎−横浜 1859E<br />川崎から一駅で横浜に到着。元々の用事として、京急横浜駅の有人窓口で、今度の富山旅行に利用する「羽田京急きっぷ」を購入しないといけなかったのだ。横浜で降りたついでに横浜ポルタのほうに足を伸ばし、地下の店舗の一番端っこの所にある金券ショップで、商品券を安く仕入れてくる。額面1000円のVISA商品券を985円で入手。東横インでの宿泊代に充てることにする。<br /><br />12:04 横浜−藤沢 3527E (快速アクティー)<br />藤沢に到着後、藤沢駅北口にあるジュンク堂で本を読みながら妻と待ち合わせ。妻の用事が終わったので、ちょっと遅めの昼食を食べて帰ることにする。最近いろんなところで出版されている「ランチパスポート湘南・鎌倉版Vol.2」に掲載されている「蕎麦処 あいづ」に入店。こちらのお店は去年に開店したばかりで店内禁煙なので、気兼ねなく食事ができる。<br /><br />私はランチパスポートに掲載されている「ミニ天丼セット」を、妻はこの前注文して気に入ったらしい「かき揚げ天せいろ」を注文。500円でこのメニューが頂けるのはやっぱりお得ですなー<br /><br /><br />ということで、久々のお寺参りのハシゴを楽しんできました。今回頂戴した御朱印はいずれも達筆で、後で見返してみてもなかなか満足なものばかりでした。川崎大師ではいろいろイベントがあるようなので、暇を見つけては改めて出かけてみたいなあと思ったのでした。

休日に弘明寺・川崎大師にお出かけ。

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2015/05/17 - 2015/05/17

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67

まいこさん

日曜日の午前中に妻が用事で出かけるので、一人で暇をもてあますのも勿体なく、久々にお寺参りに。今回は横浜市内にありながらも、東海道線沿いから外れているのでなかなか行けなかった、坂東三十三箇所第14番札所の弘明寺(ぐみょうじ)にお出かけ。

08:12 藤沢−横浜 1556E
グーグルマップで調べてみる限りでは、弘明寺の最寄り駅は京急弘明寺駅なのだが、弘明寺に参拝した人のブログなどを拝見すると、地下鉄の弘明寺から歩いて行くと、門前の商店街を通っていくことになるそうなので、お寺参りの雰囲気を味わうべく、わざわざ地下鉄経由で行くことにした。横浜駅での乗り換えが結構面倒、というか、JRの駅から横浜市営地下鉄の駅までかなりの距離を歩かないと行けない。

08:40 横浜−弘明寺 809B
湘南台方面の電車に乗車、車内に掲げられている停車駅一覧を眺めていたら、戸塚からあざみ野方面の電車に乗った方が駅数に関してはより少ないことに気づく(運賃は一緒)。戸塚駅での乗り換えの容易さを考えると、戸塚で乗り換えた方が賢明だったかも知れない(京急経由で行くことが念頭にあったからだろうな)。

弘明寺下車。おお、確かに弘明寺商店街の立派なアーケードが。雨の日でも濡れずに参拝できるのはうれしい(途中の川に掛かっている橋の上まで屋根付きで、架けられた当時は東洋一と称されたそうな)。

山門のすぐ脇に開店直前のパチンコ屋。なんとなく景観を損ねている気がして仕方ない。山門をくぐって、石段を登る。割と急勾配。途中、身代わり地蔵さんが建立されているので、手ぬぐいで足とか頭とかを撫でておいた。京急の設立100周年を記念して当時の社長が寄贈した、とのこと。

改めて石段を登り詰めると正面に本堂、右手に鐘楼、左手に大師堂が。石段を登ってきたところには、「七ツ石」という霊石が大事そうに垣に囲われて鎮座していた。手水を使って本堂にお参り。本堂からは読経(ていうか、祈祷?)の声が。無茶苦茶よく通る声だと思っていたら、どうやらマイク越しだったようだ。

本堂正面、奥の方にご本尊のお姿が見える。お参りを済ませて左脇にある御朱印所で御朱印をお願いする。係の女性が本堂奥にまで行ってお坊さんを呼んできてくれた。御朱印の墨書の部分はお坊さん、印章の部分は別の係の男性、と妙な分業制だった。せっかくなので、坂東三十三箇所の御朱印とは別に、武相不動尊二十八所の御朱印も頂戴しようとすると、係の女の人が「では内陣も参拝されますか?」(参拝してください、だったかも)と訊ねてくるので、二つ返事で参拝してくることにする。ちなみに内陣参拝は500円。

普通にお参りしてたら、遠くの方からしか拝むことができないご本尊(国宝)を間近で眺めることができ、たいへん有り難い思い。一木造りの十一面観音立像。間近で見ると鑿の刃跡も荒々しく、ワイルドささえ感じる。こういうテイストの観音菩薩像はあまり見たことがなかったので、「ありがたやー」って気分がいやます。

本尊左脇に波切不動尊、右脇に馬頭観音(それぞれ、別に壇を組んである)。本尊と比べると2体ともかなり小さめ。馬頭観音の顔がお不動さんよりも怖かったのが印象的だった。。。

本堂奥手の聖天堂にお参りした後、大師堂と聖天堂の間を通って、境内の外に出るとすぐに京急の駅が見える。駅の入口は反対側みたいなので、目の前にあった跨線橋を登っていくのだが、あれ、なんか、山登りの雰囲気が。。。結局大きな建物(横浜市の図書館でした)の周りをぐるりと回る形で、ようやく京急弘明寺駅の入口に辿りついた。跨線橋は渡らず、本堂真裏あたりの踏切を通ってアクセスするらしい。。。

09:39 弘明寺−京急川崎 911D
このまま、横浜まで行って買い物(京急の駅で来週末利用予定の「羽田京急切符」を購入するつもりだったのだ)して帰ろうかと思ったのだが、せっかくだから、不動尊つながりで川崎大師まで足を伸ばすことにする。というか、東京・神奈川に住んで十年以上になるのに川崎大師にお参りしたことがなかったりする。

10:04 京急川崎−川崎大師 1082
京急川崎では、2階のホームから1階の大師線ホームに移動して乗り換え。大師線の乗客が須くヤンキー風なのはどういうことなのか。電車は5分で川崎大師に到着。駅前が既に門前町の風情、というか、団体客が駅前で集合しやすいような造りになっている。

門前町っぽい看板を掲げている通りが2つあるのだが、最初は「表参道」からお参りするのがスジってもんだろう、ということで、表参道を歩く。まだ10時になったばかりなので、土産やさんもようやく開店ってところ。歩いて右手側に立派な石垣が見えてくるが、入口らしきものは見えず、ずんずん塀沿いに歩く。交叉点があるので、右折すると途端に「仲店商店街」の雰囲気が。「トンコトンコ」とリズミカルな太鼓の音らしきものが聞こえてくるが、これは有名な川崎大師の咳止め飴をまな板の上で切る包丁の音らしく、色んなお店でおんなじようなことが行われていた。

そして仲見世通りの突き当たり、立派な山門が。仁王像が四体鎮座しており、東西南北の方角を守護しているそうな。水屋で手水を使ったあと、山門すぐのところにある納札殿に納め札を入れてくる。

そのまままっすぐ進み、大本堂に。いつもはあまりお賽銭なんかをつかったりしないのだが、今回はなんとなくお賽銭を入れる気になったりする。大本堂右脇にある受付で御朱印をお願いする。本堂以外のお堂でそれぞれ御朱印を頂く形式になっているようだ。

で、御朱印を頂いた後、そのまま大本堂を左脇に抜け、不動堂に。なにやら、不動堂の脇で夥しい数のお参り客がたむろしていて、ややたじろいでしまう。石段を上がったところにお賽銭箱が置いてあるのだが、どうやら普通に中には入れるようだ。靴を脱いでお邪魔することにする。なんとなく、田舎の公会堂っぽい雰囲気さえ漂う(正面には飾り立てられた不動明王の壇があるのだが)。畳に正座して、お参り。正座してボンヤリしてたら、体格の良い白人のおっちゃんがオズオズと入って来て、見よう見まねでお参りしてました。

お不動さんの御朱印も頂いて不動堂から出てきたら、さっきまでその辺りにいた大勢の人達がいつの間にかいなくなっていた。あれ?

まあ、いいや。今度は薬師如来の御朱印をもらいにいこう。薬師殿はお寺の敷地の一番南側。途中、「つるの池」に架けられた「やすらぎ橋」を渡る。なんとなく、橋を渡ったところにある、釈尊像がオリエンタルな感じを漂わせてるなあ、と思ってたら、薬師殿って日本の寺院っていうより、ミャンマーとかそっちら辺のテイストが満載な作りだった。奈良の薬師寺とかをイメージしていただけに、かなり意表を突かれた感が。

で、薬師殿の入り口から、金色に輝く薬師如来が姿を見せているんだが、その辺りも日本的な感じとは若干雰囲気が異なっていて、なんとなくエキゾチックな感じがする。タイ式の寺院ってっこんなかんじなんだろうか?

で、型どおりお参りを済ませ(薬師如来の周りには干支に合わせて十二神像が祀られていた)、御朱印をもらいにいくと、薬師殿お参りの記念なのか、しおりを頂けた。自分の干支の守護神のスタンプを押すんだそうな。ふーん。

まあ、なんとなく薬師殿では気が落ち着かなかったので、御朱印もらったらそそくさと外に出てきてしまった。やっぱり普段の慣れって大事だなあと思う次第だ。

ぶらぶら歩いて駅まで戻ろうかなあと思っていたら、不動門の辺りで和弓を引いている人達が大勢。「御本尊弘法大師降誕奉祝会」と書いてある看板をみて、今日が特別な日だったことにようやく気づく。へー、なんかたまたま良い日に来てしまったもんだなー、とちょっと思ったりする(あとで調べてみたところ、お大師さんの誕生日は6月なんだが、その辺りは梅雨入りした後で天候が悪いから、前もってお祝いしておくんだそうな。まあ、この日も天気良かったし、狙い通りになってるんだが)。

仲見世通りまで戻って来たら、向こう側から突然幼稚園児の行列が道一杯になって歩いてくる。逆向きに歩いて行くこともできず、しばし参道の脇のお店の軒先でなりゆきを見守ることに。なにやらボーイスカウト風の格好やら、敬老会風の格好やらいろいろなんだが、真言宗系の幼稚園とかって、そう考えてみると、けっこうな数で存在しているのかもしれんなあ、と思ったりした。

11:10 川崎大師−京急川崎 1185X
川崎大師駅構内には、大師線の地下化工事に関する看板が掲げられていた。ずいぶん踏切が無くなりそうだけど、いまのマッタリした雰囲気はどうなるんだろうねえ。

京急川崎からは、歩いてJRの川崎まで移動。途中、ルミネの中を通って改札まで辿り着いたが、もう何年かしたら川崎駅北口改札ができるそうなので、この移動ももっと便利になりそうだ。

11:25 川崎−横浜 1859E
川崎から一駅で横浜に到着。元々の用事として、京急横浜駅の有人窓口で、今度の富山旅行に利用する「羽田京急きっぷ」を購入しないといけなかったのだ。横浜で降りたついでに横浜ポルタのほうに足を伸ばし、地下の店舗の一番端っこの所にある金券ショップで、商品券を安く仕入れてくる。額面1000円のVISA商品券を985円で入手。東横インでの宿泊代に充てることにする。

12:04 横浜−藤沢 3527E (快速アクティー)
藤沢に到着後、藤沢駅北口にあるジュンク堂で本を読みながら妻と待ち合わせ。妻の用事が終わったので、ちょっと遅めの昼食を食べて帰ることにする。最近いろんなところで出版されている「ランチパスポート湘南・鎌倉版Vol.2」に掲載されている「蕎麦処 あいづ」に入店。こちらのお店は去年に開店したばかりで店内禁煙なので、気兼ねなく食事ができる。

私はランチパスポートに掲載されている「ミニ天丼セット」を、妻はこの前注文して気に入ったらしい「かき揚げ天せいろ」を注文。500円でこのメニューが頂けるのはやっぱりお得ですなー


ということで、久々のお寺参りのハシゴを楽しんできました。今回頂戴した御朱印はいずれも達筆で、後で見返してみてもなかなか満足なものばかりでした。川崎大師ではいろいろイベントがあるようなので、暇を見つけては改めて出かけてみたいなあと思ったのでした。

旅行の満足度
4.0
観光
5.0
グルメ
3.5
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 私鉄
旅行の手配内容
個別手配
  • 藤沢駅にて。上野駅経由宇都宮行き<br />

    藤沢駅にて。上野駅経由宇都宮行き

  • 横浜市営地下鉄の横浜駅にて。湘南台行き普通。

    横浜市営地下鉄の横浜駅にて。湘南台行き普通。

  • 地下鉄の出口から出てくると道路の向こう側に弘明寺商店街が<br />

    地下鉄の出口から出てくると道路の向こう側に弘明寺商店街が

  • 「ぐ」ってバナーが。<br />

    「ぐ」ってバナーが。

    弘明寺商店街 市場・商店街

  • 川に掛かる橋の上にもアーケードが設けられてました。全国的にも珍しいんだそうな。<br />

    川に掛かる橋の上にもアーケードが設けられてました。全国的にも珍しいんだそうな。

  • 弘明寺の山門に到着。<br />

    弘明寺の山門に到着。

    弘明寺 寺・神社・教会

    ご本尊はぜひ間近で見てみたい。 by まいこさん
  • 仁王像はややモッタリした感じがする。

    仁王像はややモッタリした感じがする。

  • 「瑞應山」という山号が扁額に掲げられてました。

    「瑞應山」という山号が扁額に掲げられてました。

  • 石段を登る途中に身代わり地蔵様がまつられているそうな

    石段を登る途中に身代わり地蔵様がまつられているそうな

  • 京急の社長さんが寄贈した地蔵菩薩像なんだそうだ。<br />

    京急の社長さんが寄贈した地蔵菩薩像なんだそうだ。

  • 「感応」という言葉が山号の由来になってるんでしょうか?<br />

    「感応」という言葉が山号の由来になってるんでしょうか?

  • 本堂。銅葺き屋根が錆びて良い感じに<br />

    本堂。銅葺き屋根が錆びて良い感じに

  • 供養塔。

    供養塔。

  • 開山の僧が携えてきたという伝説が残る「七ツ石」<br />

    開山の僧が携えてきたという伝説が残る「七ツ石」

  • インドから飛来してきたっていう伝説は、西国三十三箇所の法華山なんかにも共通してるなあと思ったり。

    インドから飛来してきたっていう伝説は、西国三十三箇所の法華山なんかにも共通してるなあと思ったり。

  • 改めて本堂。横浜で最古の寺院で、平安時代当時の木材も一部使われているんだそうな。

    改めて本堂。横浜で最古の寺院で、平安時代当時の木材も一部使われているんだそうな。

  • なぜか手水はカワイイ系<br />

    なぜか手水はカワイイ系

  • 聖天堂。弘法大師ゆかりのお堂だそうな。

    聖天堂。弘法大師ゆかりのお堂だそうな。

  • 重要文化財の「木造黒漆花瓶」の説明。本堂にあったのかなぁ、ちょっと実物は見落としてしまった。

    重要文化財の「木造黒漆花瓶」の説明。本堂にあったのかなぁ、ちょっと実物は見落としてしまった。

  • 聖天堂の脇からお寺の外に出て、弘明寺駅から横浜に戻ります。

    聖天堂の脇からお寺の外に出て、弘明寺駅から横浜に戻ります。

  • あら?なんだか、山の中をぐるりと一周してきてしまった。

    あら?なんだか、山の中をぐるりと一周してきてしまった。

  • 弘明寺駅(京急)にて。羽田空港行きエアポート急行

    弘明寺駅(京急)にて。羽田空港行きエアポート急行

    弘明寺駅 (京急)

  • 京急川崎駅にて。小島新田行き普通。

    京急川崎駅にて。小島新田行き普通。

    京急川崎駅

  • 川崎大師にやってきた。門前町がいかにもって感じでちょっとテンションが上がる

    川崎大師にやってきた。門前町がいかにもって感じでちょっとテンションが上がる

  • 川崎大師の仲見世商店街。亡き父が若い頃川崎で勤めていたため、出張のお土産は川崎大師の咳止め飴だったなあ。。。

    川崎大師の仲見世商店街。亡き父が若い頃川崎で勤めていたため、出張のお土産は川崎大師の咳止め飴だったなあ。。。

  • 包丁で「とんとん」とリズム良くあめ玉を切っているところを見ることができます

    包丁で「とんとん」とリズム良くあめ玉を切っているところを見ることができます

  • 正面に山門が見えてきた。

    正面に山門が見えてきた。

  • 「金剛山」の扁額。かなり大きな門だなあ。わりと新しい造りっぽい

    「金剛山」の扁額。かなり大きな門だなあ。わりと新しい造りっぽい

  • 仁王像ではなくて、四天王だった! 京都東寺の四天王像にならったものらしい

    仁王像ではなくて、四天王だった! 京都東寺の四天王像にならったものらしい

  • 八角五重塔。こちらもなんとなく新しい

    八角五重塔。こちらもなんとなく新しい

  • 大山門入ってすぐ右側にある聖徳太子堂。微妙に扱いが小さい。

    大山門入ってすぐ右側にある聖徳太子堂。微妙に扱いが小さい。

  • 聖徳太子? 僧形のような・・

    聖徳太子? 僧形のような・・

  • 正面に大本堂

    正面に大本堂

  • 本尊は弘法大師、って改めて書きだしてみると、弘法大師をご本尊にしてるんだ・・・と思う。まあ、すでに仏様とニアリーイコールで良いような気もするが。

    本尊は弘法大師、って改めて書きだしてみると、弘法大師をご本尊にしてるんだ・・・と思う。まあ、すでに仏様とニアリーイコールで良いような気もするが。

  • 本堂から少し離れた所にある不動堂

    本堂から少し離れた所にある不動堂

  • 関東では三つの指に入るんだそうな(そもそも川崎大師にお寺参りのはしごしようと思ったのも、弘明寺で見た波切不動にインスパイアされたところが大きかったりする)

    関東では三つの指に入るんだそうな(そもそも川崎大師にお寺参りのはしごしようと思ったのも、弘明寺で見た波切不動にインスパイアされたところが大きかったりする)

  • 大本坊。寺務所と若手のお坊さんのための寮らしい。

    大本坊。寺務所と若手のお坊さんのための寮らしい。

  • 六世竹本綱大夫の碑。六世綱大夫は江戸末期から明治初期の義太夫大夫で、江戸生まれの人らしい

    六世竹本綱大夫の碑。六世綱大夫は江戸末期から明治初期の義太夫大夫で、江戸生まれの人らしい

  • 本名の「斎藤太市」も一緒に彫られているのは分かるものの、達筆すぎて何が書いてあるか判読できん。「ものいわで立ちいずるなり秋のくれ」という辞世なんでしょうか

    本名の「斎藤太市」も一緒に彫られているのは分かるものの、達筆すぎて何が書いてあるか判読できん。「ものいわで立ちいずるなり秋のくれ」という辞世なんでしょうか

  • 高浜虚子の歌碑。「金色の 涼しき法の 光かな」

    高浜虚子の歌碑。「金色の 涼しき法の 光かな」

  • 丸い池と赤い架け橋

    丸い池と赤い架け橋

  • 橋を渡った先には、インド風の釈迦如来像が。今から考えてみたら、橋の手前と向こう側が日本(風寺院)とインド(風寺院)の境界だったのかも。。。

    橋を渡った先には、インド風の釈迦如来像が。今から考えてみたら、橋の手前と向こう側が日本(風寺院)とインド(風寺院)の境界だったのかも。。。

  • (仮)インド側から(仮)日本側を眺める

    (仮)インド側から(仮)日本側を眺める

  • (仮)インド側の向こうには、あからさまにインド風な薬師堂が。

    (仮)インド側の向こうには、あからさまにインド風な薬師堂が。

  • 仏様のつくりも、なんとなくガンダーラ仏ぽい?<br />

    仏様のつくりも、なんとなくガンダーラ仏ぽい?

  • 境内の傍らで弓道大会が行われてました。

    境内の傍らで弓道大会が行われてました。

  • 仲見世通りに戻ってきたら、向こうから大行列が!

    仲見世通りに戻ってきたら、向こうから大行列が!

  • 幼稚園児も沢山参加してました。なにげに真言宗のお寺は境内の一部が幼稚園とかになってたりするし、言われてみれば納得してしまう。

    幼稚園児も沢山参加してました。なにげに真言宗のお寺は境内の一部が幼稚園とかになってたりするし、言われてみれば納得してしまう。

  • えらいお坊さんは朱塗りの傘がかけられるというのはどこでも同じみたいです。

    えらいお坊さんは朱塗りの傘がかけられるというのはどこでも同じみたいです。

  • 余韻もそこそこに川崎大師駅に戻ってきた

    余韻もそこそこに川崎大師駅に戻ってきた

  • 現在の大師線は産業道路を踏切で塞ぐ時間が長いため、一部地下化工事が行われているようです。

    現在の大師線は産業道路を踏切で塞ぐ時間が長いため、一部地下化工事が行われているようです。

  • 川崎大師駅にて。京急川崎行き普通

    川崎大師駅にて。京急川崎行き普通

  • 川崎駅にて。東海道線で藤沢に戻ります。

    川崎駅にて。東海道線で藤沢に戻ります。

    川崎駅

  • 途中、横浜で寄り道した。こんどこそ藤沢に向かいます。

    途中、横浜で寄り道した。こんどこそ藤沢に向かいます。

    横浜駅

  • とりあえず、今回の御朱印ー<br />弘明寺の御朱印。なかなかハイセンス。

    とりあえず、今回の御朱印ー
    弘明寺の御朱印。なかなかハイセンス。

  • おいづる。

    おいづる。

  • 弘明寺の波切不動。書いてもらった人が違うので、坂東三十三カ所の御朱印とは雰囲気が異なる。

    弘明寺の波切不動。書いてもらった人が違うので、坂東三十三カ所の御朱印とは雰囲気が異なる。

  • こちらは川崎大師本堂の御朱印。厄除遍照だから、弘法大師ってことか?

    こちらは川崎大師本堂の御朱印。厄除遍照だから、弘法大師ってことか?

  • こちらは川崎大師の不動堂でいただいた御朱印

    こちらは川崎大師の不動堂でいただいた御朱印

  • 薬師堂でいただいた御朱印

    薬師堂でいただいた御朱印

  • 薬師堂では栞のプレゼントをいただきました。

    薬師堂では栞のプレゼントをいただきました。

  • 生まれ年ごとの守り神(仏)があるみたい。私は辰年生まれなので、波夷羅大将(ばいらたいしょう)が守護神になるそうな。

    生まれ年ごとの守り神(仏)があるみたい。私は辰年生まれなので、波夷羅大将(ばいらたいしょう)が守護神になるそうな。

  • 弘明寺の内陣を参拝したらもらえた五色綱。

    弘明寺の内陣を参拝したらもらえた五色綱。

  • 妻と一緒に「蕎麦処 あいづ」で昼食にする。

    妻と一緒に「蕎麦処 あいづ」で昼食にする。

    あいづ グルメ・レストラン

    リーズナブルですが本格派 by まいこさん
  • まだオープンして間がないのできれいな外観です。

    まだオープンして間がないのできれいな外観です。

  • 湘南ランチパスポートに掲載されていたメニューにしてみよう。

    湘南ランチパスポートに掲載されていたメニューにしてみよう。

  • ミニ天丼セットを注文。なかなかのお得感を味わえた。

    ミニ天丼セットを注文。なかなかのお得感を味わえた。

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