2015/05/16 - 2015/05/17
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MILFLORESさん
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私は高校生の時に父の転勤でマドリードに来ました。そのまま大学進学も就職もこちらでしてしまった、自称「帰国しなかった子女」です。
来西当時、慣れないこちらの高校生活を助けてくれた同級生ルシアと彼女のご家族とは、もう25年以上のお付き合いになります。別々の大学に通ったし、お互い社会人になってからは音沙汰の途絶える期間が長くなるのですが、一旦連絡を取り直すと再会の約束も早い。ルシアの里であるラ マンチャ地方の村、VILLANUEVA DE LOS INFANTES ビジャヌエバ デ ロス インファンテスを6年振りに訪れ、そこを拠点に周辺を散策しました。
ドン キホーテの郷として知られるラ マンチャ地方には、広大な大地にブドウ畑とオリーブ畑が広がり、所々に風車や城が見られます。乾いた土地のイメージが強いですが、今回はルイデラ湖群にも足を伸ばしました。
前回のインファンテス旅行記 ↓
http://4travel.jp/travelogue/10326253
マドリードから2時間半のドライブで、土曜日の昼前にインフェンテス着。高校の頃から何度も来ているインファンテスなので、地理は分かっています。ルシアの家の前に車を停めると、ちょうど家の前で姪っ子2人と遊んでいたルシアがすぐに出迎えてくれました。久し振りの再会を互いに喜んで抱擁、そして可愛らしい8歳と3歳の姪っ子ちゃんを紹介してもらいます。
大きなルシアの家では、夏季は涼しい地上階、冬季は暖かい上の階、というふうに住み分けしています。(詳細は前回の旅行記参照) 5月の今はまだ上階の生活をしています。上階のお台所で昼食の支度をしていたルシアのお母さんと弟さんに再会。お母さん、お歳をとったけれどお元気。10歳の頃から知っている弟くんは、すっかりおじさんになってしまいました。
ルシア以外の兄弟4人は、マドリードやシウダーレアル、アンダルシアに住んでいて皆バラバラ。普段この大きなお屋敷で生活しているのはご両親と、隣町の学校の先生であるルシアのみ。週末になっても、なかなか他の兄弟がインファンテスに集まることはないのに、この週末は次男家族以外は全員が集まり、私も含めて計11人で大きな食卓を囲み、とても賑やかで楽しい昼食をご馳走になりました。スペインの大家族の一員になった気分。幸せなひと時です。
- 旅行の満足度
- 3.5
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夕方、といっても19時過ぎですが、長男家族(ご夫婦と娘3人)とルイデラ湖群 Lagunas de Ruidera へ向かいました。シウダーレアル県とアルバセテ県に股がる数々の湖で、土地の高低差により滝や川によって湖が繋がっています。遊泳のできる湖もあり、高校生の頃に泳ぎに一度連れてきてもらったことがあります。
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イチオシ
Laguna del Rey
「足濡らすぅ〜」という3姉妹が、浅瀬でしばらく水遊び。本当は泳ぎたいくらい興奮していたんだけど、5月じゃまだ水は冷たい。 -
カモが近くまでスイスイ遊びにきます。
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水が澄んでいて、小さな魚もたくさん見えました。
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もう少し上流へ車で移動。 川が流れ・・・
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小さな滝があり・・・
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水が大地を侵食して小さな渓谷のようになった所を、川は下流の湖に向けて流れます。
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もう少し先に車で移動。 こんな風に綺麗に整備された階段を降りていくと・・・
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イチオシ
エル ウンディミエント滝を見る展望台に出ました。
おぉ こんな立派な滝を、乾いたイメージのラ マンチャ真っ只中で見られるとは! -
夜、帰って来たインファンテスでは、この日、ドン キホーテ後編出版400周年行事の一環で、ストリート シアターが開催されました。
22時にルシアの家のすぐ近くの広場からスタート。 -
ロシナンテ(馬の名)に乗ったドン キホーテです。
セルバンテスは「ドン キホーテ」がどの町に住んでいたかを小説の中で明記していません。「En un lugar de la Mancha, de cuyo nombre no quiero acordarme, (ラ マンチャ地方のさる村、名は思い出したくない村に)」と始まる小説「ドン キホーテ」ですが、そのセルバンテスが「思い出したくない村」というのが、実はインファンテスだったという研究が10年前、マドリード大学の史学・文学・地学・社会学・数学部の教授グループによって発表されました。小説の中の旅の描写から馬の速度などを考慮して出た結論でした。 -
ストリート シアターは、村のメインストリートを移動しながら、所々では古い建物のバルコニーも舞台として利用して、旅するドン キホーテと従者サンチョと関わる人々が登場します。マイクは利用していないので声が聞き取りにくいのですが、雰囲気は良い。
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ルシアの家では週末は、昼食をたっぷりと遅い時間にとるので、夕食はいつも適当に各自がとっています。劇を最後まで見ずに、途中のバールのテラス席で、手羽先とビールで夕飯にしちゃいました。これ、絶品!
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翌朝、遠縁に不幸があってルシアは出かけなきゃならず、「せっかく来てくれたのに」と申し訳なさそうにしてくれる彼女。「勝手知らない土地なわけじゃなし、気にしないで」と、ルシアと弟さんにいくつか教えてもらって周辺ドライブに出かけました。
まず向かったのは、「城があるよ」と言われたモンティエル。 -
イチオシ
村外れまで車で出て、まずは Estrella 城の全景を撮ります。
9世紀にイスラムの城として建てられたもの。14世紀には、カスティージャ王ペドロ1世(残酷王)が住んでいたことから、別名「残酷王の城」として知られています。 -
廃城ですが、かなりの部分が残っています。上まで行くのは、難しそうだな・・
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村の中心部にあった教会。
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村を突っ切って、城の裏側まで車で行ってみたけれど・・・ 水も持っていないのに、炎天下の中この丘を登ってまで廃城に行く気にもなれず、城好きですが、今回はここまで。
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イチオシ
城まで上がらなかった分、予定よりも短い滞在になったモンティエル。じゃぁ夕方、マドリードの帰路に寄るつもりだったけれど、ルシアの弟さんに教えてもらった San Carlos del Valle までドライブしちゃおう。
サン カルロスに入る前に、ちょっと車を停められる場所があったので、そこでラ マンチャらしい風景を収める。この地域もワインの産地です。 -
人口千人ばかりの小さな村で一番目立つ教会 Iglesia del Cristo de San Carlos del Valle
そこを目指せば、「綺麗だよ」と教えてもらったマヨール広場が見つかるだろう。 -
ありました! なるほど。これは良い。
下がアーケードになって、長方形の広場を囲んでいます。 -
ラ マンチャ地方には、何もないような村でも、ハッとする美しさの広場があったりするので、驚きます。
例えば、テンブレケ(トレド県)http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=21954821 や
プエルト ラピセ http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=15776965 など。 -
ちょうど、前の週が Cruces (十字架)の祭りだったので、こんなのが残っていました。
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広場にあったバールのテラス席で何か飲むつもりだったのですが、なかなか注文をとりに出てこない。
まぁ、座らせてもらって、教会の彫刻を見させてもらいますか。 -
結局、何も頼まずに退散。 インファンテスに帰ります。
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Villanueva de los Infantes に戻ってきました。
サンティアゴ騎士団の十字が真ん中に入ったインファンテスの市章。 -
フランシスコ会女子修道院。
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インファンテスには16-17世紀の館が多く残ってい、その多くが未だに公共施設や個人の住居として利用されています。
この Casa de Don Manolito 邸は、現在は町の高齢者の社交場で、ルシアのお父さんはここに通ってドミノ遊びなんかしているようです。 -
Palacio de Ballesteros 立派な紋章の館がたくさん残っています。
確かここは、普通のインファンテス市民の住居です。 -
紋章
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Casa de la Pirra 16世紀の建物
可愛らしいバルコニーが青空に映えます。 -
その前にある Casa de los Bustos も16世紀の館
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古そうな紋章が扉の上に残っています。
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Casa Cuartel de la Orden de Santiago
サンティアゴ騎士団屯所 (18世紀) の立派な紋章! -
この日は、初聖体の儀式が行われたようで、白ドレスの女の子と水平姿の男の子たちと、お洒落をした家族を何組も見ました。
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イチオシ
インファンテスで一番大きい聖アンドレス教会。
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教会のあるマヨール広場には、ドン キホーテと従者サンチョ パンサの像があります。
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サンチョ像はなかなか良くできています。
スペインの田舎町でそこら辺にいそうなおじさんです。 -
ドン キホーテと馬ロシナンテ
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週末はいつも賑わっているプラサ マヨール
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聖アンドレス教会内に入ってみましょう。
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ステンドグラス
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現在、町の青年会が入っている建物は昔のサンティアゴ病院。
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昼食前の一杯を家族友人と飲みに出てきている町の人たち
私も、ルシアと待ち合わせしてビールを一杯飲んでから、昼食をとりに家に帰りました。 -
日曜日、この日のお昼は、朝ルシアが下準備して、お父さんが仕上げたパエージャ。
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そして、ホクホクのトルティージャ。
前日よりは少ない5人での昼食。それでも楽しい。
夕方、私はマドリードへの帰路につきました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Mirabellaさん 2015/06/13 21:28:19
- ラ・マンチャ地方
- MILFLORESさん、ご無沙汰です。
お元気ですか?
ちょうどタイミングよく出来たてホヤホヤのラ・マンチャ旅行記見つけたので、どんな町なのかとお邪魔しました。今年は久しぶりにスペイン行くのですよ。
私の中で今回の旅のメインはマジョルカ島なのですが、いつものお友達とSiguenza,Atienza辺りに1泊で行く予定です。トレド以外のラ・マンチャ地方って、あまり旅してないんですがイメージは土っぽい田舎町ですよね。
マドリードは大きく変わったのか、あまり変わってないのかも探ってきたいと思います。
Mirabella
- MILFLORESさん からの返信 2015/06/19 06:52:00
- RE: ラ・マンチャ地方
- Mirabella さん こんにちは
> 今年は久しぶりにスペイン行くのですよ。
そうですか〜 私は逆に、南米に行く予定です。
> 私の中で今回の旅のメインはマジョルカ島なのですが、いつものお友達とSiguenza,Atienza辺りに1泊で行く予定です。トレド以外のラ・マンチャ地方って、あまり旅してないんですがイメージは土っぽい田舎町ですよね。
Mallorca いいですねー 海がすっごく綺麗で、カリブを羨むことない!
La Mancha やはりそう思うでしょう?
でも、Lagunas de Ruidera のような湖群や Tablas de Daimiel といった湿原もあるのですよ。
Siguenza, Atienza のあるグアダラハラ地方は、歴史的にも地理的にも La Manchaというよりは Castilla y Leonに似ていますけどね。
スペイン旅行、お楽しみください!
MILFLORES
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