2015/04/24 - 2015/04/28
515位(同エリア2131件中)
こりすさん
バンクーバー2日目の午前、VELTRAから申し込んだ半日オプショナルツアーでキャピラノ吊橋に行った後は、ガイドさんと車でスコーミッシュという街にある、新しくできた「Sea To Skyゴンドラ」にやってきました。
ゴンドラは2014年5月にできたばかりで、まだ日本のガイドブックには載っていない場所です。
なぜこの組み合わせにしたかというと、日帰りでウィスラーに行くとそれだけで一日つぶれてしまうし、キャピラノと組み合わせて日帰りツアーに行く場合、たいていはグラウスマウンテンになってしまうのですが、それもありきたりで物足りない。
ネットで探していた所、スコーミッシュであればキャピラノと組み合わせて半日観光ができるオプショナルツアーがあったので、即決しました。
あまり情報がない中、先入観なく大自然を体験することができて、とても楽しかったです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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まずは、今回訪れるSea To Skyゴンドラがある、聞きなれない「スコーミッシュ」という街がどこにあるかというと…
バンクーバーからスキーリゾートで有名なウィスラーに向かう、川(のように見える入り江)沿いに走るSea To Skyハイウェイの位置関係がこんな感じ(google mapより) -
バンクーバーのダウンタウンからウィスラーへは車で約2時間、その中間地点の約1時間ほどの所に、スコーミッシュという街があります。
少し大きな湖のように見えるのが、「ハウ・サウンド」という入り江。
今回行ったSea to Skyゴンドラはスコーミッシュの街に入る少し手前にあります。
Squamish(スコーミッシュ)という街の名前は、先住民の言葉によるもので、母なる風、という意味があるそうです。
今回の旅行まで全く知らない地名でしたが、アウトドアスポーツの首都とも言われる程、各種アウトドア体験ができる街のようです。 -
キャピラノ吊橋を11時ごろに出発した後、ガイドさんが運転する車でスコーミッシュのSea to Skyゴンドラにやってきました。
Sea to SKyハイウェイは、バンクーバーオリンピックの際にキレイに整備されたそうで、くねくね道でしたが路面の状態はよく、車窓から眺める山と入り江の光景が美しい道でした。
車に弱いこりすは少し酔ってしまいました…
到着すると、駐車場からはすぐゴンドラ乗り場が見えます(ちなみに停まっているワゴンに乗って来たわけではありません)。シー トゥー スカイ ゴンドラ 山・渓谷
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ここから見える断崖絶壁の一枚岩は、「スタワマス チーフ」という名前のロッククライミングのメッカだそうです。アウトドアは詳しくないので、初めて聞く名前でしたが…。
フィヨルドの地形なので、こうした岩肌が見える山になっています。
アメリカのヨセミテで観たハーフドームを思い出した。 -
駐車場のすぐ脇に、ゴンドラ乗り場と「ベースキャンプ」があります。
写真の左手がチケット売り場、中央がゴンドラ乗り場、右手がカフェ等が入る建物。
結構コンパクトにまとまった建物群です。シー トゥー スカイ ゴンドラ 山・渓谷
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ベースキャンプ。ここでトイレ休憩もできます。
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チケット売り場。がら空きでした。
値段が結構高いんですね〜…。ゴンドラの往復でCA$35.95(大人料金)。
事前にネットでも購入可能なようですが、ネットだと少し割引があるみたい。
今回私達はツアーなので、ツアー代に含まれています。
ガイドさんがチケットを交換しに行っている間、あたりをぶらぶら。 -
ゴンドラはこんな感じ。スキー場で見かけるようなタイプですね。
まだできてから1年経っていないという事で、かなり新しいです。 -
大人6人は乗れそう。かなり頻繁にゴンドラはやってくるので、並ぶことはありませんでした。
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Sea to Skyの文字の横のイラストは、こちらのトレードマークみたい。
色々なポイントにこのイラストが描かれていました。 -
このゴンドラに私達も乗って、上に登ります。
ガイドさんも一緒に乗り込んで、途中で解説をしてくれました。 -
ゴンドラで登って行くと、途中から視界が開けてきました。
結構長い間乗っています。15〜20分位かな。
ゴンドラの全長は1920メートル。
随分高い所まで上がっていきます。高さ850メートルを一気に頂上へと向かいます。 -
頂上まで来てゴンドラを降りると、大きな建物があります。
「サミット ロッジ」というこの建物を拠点に、展望台があったり、トレイルの発着地点になっていたり、レストランや土産物屋が入っています。
展望台からの眺め。説明の写真がありました。 -
ふむふむ…?
山が多すぎて、どこがどこだかわかりません(笑)
そびえたつ山というよりは、なだらかな峰がつながっているような山脈の風景でした。 -
ハウ・サウンド(Howe Sound)が見えます。いい眺め〜!
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先ほど乗ってきたゴンドラです。
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遠くの方の山は、頂きが雲に隠れていて全体を見渡すことはできませんでした。
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ここにも小さな吊橋がありました。
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「スカイパイロット吊橋」だそうです。
早速渡ってみます。 -
まだ雪が残っていました。1週間ほど前に雪が降ったんだそうです。
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キャピラノと比べてはいけませんが…約100mという短い橋ながら、ここからの眺めはキャピラノの渓谷美とは違って、山々を見渡せる楽しさがあります。
違うアングルから見るとこんな感じ。素敵です。 -
短い吊橋なので、多少は揺れますが、キャピラノ吊橋程ではありません。
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もう少し天気が良ければ、山の頂までもっと良い景色が広がっていたでしょう。
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吊橋を渡り終えた所にも展望台があります。
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スカイパイロット吊橋を渡り終えると、先ほどのサミットロッジの展望台が向こうに見えました。
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岩山の上にウッドデッキの展望台が造られていました。
雲に届きそうな高さ。 -
こちらの地図はSeaToSkyゴンドラのホームページからお借りしました。
サミットロッジからはいくつかのトレイルのルートがあります。
私たちは中央のサミットプラザという所から、少し左側に書かれている、パノラマトレイルという所を歩いてみることにしました。 -
パノラマ・トレイルは1.6キロあり、ループ状になっています。
遊歩道は整備されており、普通のスニーカーで難なく歩くことができました。 -
途中には残雪もあり、楽しい山遊び気分です。
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こちらの黄緑の髭みたいなものは、エアープラントの一種だそうで、サルオガセという名前。
カナダでは普通に見られるそうです。 -
緩い傾斜の遊歩道を歩いて行くと、開けた場所に出ました。
不思議な木が生えています。 -
素晴らしい眺め!
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手前の岩山が「スタワマス・チーフ(Stawamus Chief)」。
向こうにはスコーミッシュの街が広がっています。 -
眼下には「ハウ・サウンド」。静かな入り江です。
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ちょうど雲で山の峰が隠れてしまっていますが…
ハウサウンドが広がる光景がパノラマで見えます。 -
少し雲が取れて、全体の風景が見渡せるようになりました。
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満喫したので、トレイルを歩いてサミットロッジへ戻ります。
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こういう木のうろに小動物が隠れていたりしないかな?
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トレイルを歩いている途中、どこからともなく、低く短い声で「ホゥ、ホゥ」と鳴く音が聞こえました。
鳥かな?フクロウかな? でも姿は見えず… -
残雪に隠れるように、スカンクキャベッジを発見。
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こちらには群生していました。
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誰かが植えたのではなく、もちろん自然。
ガイドさんいわく、このトレイルは1年前は人が踏み入ったことのない山だったので、手つかずの自然が残されているそうです。 -
トレイルを歩いて、サミットロッジに戻ってきました。
トイレ休憩を済ませて、少しロッジを探検。 -
屋外には火が炊かれているベンチがありました。標高885mと書かれています。
外は結構風が強くて寒いです。
ここで温まりながらコーヒーを飲んでいる人もちらほら。 -
サミットロッジの中にはセルフサービスの軽食レストランがありました。
結構便利に色々と揃っています。 -
ロッジ内のショップでお土産を買い、さて、そろそろゴンドラに乗って降りることにしましょう。
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駐車場まで降りてきました。
バンクーバーから片道1時間、Sea To Skyハイウェイからの眺めを楽しみながらのドライブでこんなに自然豊かな山にアクセスできるとは、さすがカナダという感じがしました。
これから車でダウンタウンに戻り、半日ツアーは終了です。
続きの旅行記へ。
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