2015/05/05 - 2015/05/05
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jilllucaさん
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2012年7月以来2度目のトロント動物園です。
前回は、埼玉県こども動物自然公園生まれのマキちゃんに会いに来たものジャイアントパンダ来園準備のためのユーラシアゾーン閉鎖で会うことが出来ず、
今回こそは、と思い事前に園に連絡するも「マキはすでにナイアガラ・サファリに移動しました」とのお返事を頂き少々凹み気味でした。
しかし、海外のレッサーパンダに詳しいファンの方から「トロント動物園にいる2匹のレッサーパンダは日本にとても縁のあるパンダ」との情報を頂きました。
頂いた情報によると、トロントにいる女の子のCassiちゃんのご両親は周南市徳山動物園生まれのララちゃんと長野市茶臼山動物園生まれの虎虎(ココ)君・・・日本のレッサーパンダファンにとってはこれほどロマンを感じさせる海外ペアはないかもしれません。
なんてったってあの茶臼山で14匹の子供に恵まれたキキ君、星奈ちゃんの双子兄妹同士のペアなんですもん。
遠く長野に暮らすキキ叔父さんにそっくりなCassiちゃんに会い血統のロマンに感動したトロント動物園でした。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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この旅(移動記はこちらで→http://4travel.jp/travelogue/11005274 )2園目の訪問はトロント動物園です。
実はトロント動物園を訪問するのは2012年7月以来2度目です。
約3年ぶりの訪問となりますが、正門の前に立つといろいろと思い出しますね。 -
トロント動物園の入園料は大人28カナダ・ドルですが、ホテルにあった割引券で15%引きとなり23.8カナダ・ドルで入園できました。
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今日は平日で天気予報もよくないために開園時刻直後の園内は閑散としていました。
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ユキヒョウに新しいお家・・・それは見なくては!!
前回訪問した時はジャイアントパンダの導入準備のためにユーラシアゾーンが閉鎖されておりレッサーパンダを含むアジアの動物には会うことが出来ませんでした。 -
エントランスからユーラシアゾーンへはジャイアントパンダ展示場を抜けて行くのが最短なようです。
う〜ん、シンガポール動物園とかと比べるとなんとも簡素な造りですね。 -
ジャイアントパンダや生息環境を説明する展示がありましたが、スペース的にも内容的にもなんだかイマイチな感じがしました。
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パンダ目線で見たレッサーだそうです・・・。
竹の幹とレッサーの縮尺が・・・、そもそもレッサーって竹登れないですよね・・・多分。
何だかトロント動物園の展示とは思えない妙なチープさがありますね。 -
トロント動物園で暮らしているジャイアントパンダは大毛君と二順ちゃんの2頭。
ジャイアントパンダファンの方からの情報によるとこの2頭は日本にも多少関係があるようです。 -
ジャイアントパンダの個体識別には自信がありませんが、頭頂部の感じからこちらの子が大毛君だと思います。
大毛君は南紀白浜アドベンチャーワールド出身の雄浜君の息子さんだそうです。 -
上の子が大毛君だとするとこの子が二順ちゃんですね。
朝一から素晴らしく微妙な場所で寛いでいました。 -
二順ちゃんは上野動物園のリーリー君の妹さんだそうです。
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ジャイアントなお二人へのご挨拶もそこそこにユーラシアゾーンに急ぎます。
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レッサーパンダ舎横の看板です。
この写真の子はひょっとして埼玉県こども動物自然公園生まれのマキちゃんでしょうか?
3年前の訪問ではこのマキちゃんに会いに来たのですがユーラシアゾーン閉鎖で会えず、
今回は事前に動物園に「マキちゃんに会いたいです」と連絡したところ、折り返し「マキは既にナイアガラの滝近くのナイアガラ・サファリに移動しています」とのことでした。
一時はナイアガラ行きも検討したのですが、ナイアガラ・サファリは夏季だけの開園で5月初旬は残念ながらオープンしていませんでした。 -
こちらがトロント動物園のレッサーパンダ舎、屋外放飼場が2面+予備放飼場が1面のようです。
現在、トロント動物園には2匹のレッサーパンダが暮らしていますが、海外のレッサーパンダ事情に詳しいファンの方からの情報によるとこの2匹は日本ととても縁の深い2匹なのです。 -
こちらの放飼場には・・・
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Cassiちゃんがいました!!
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会った瞬間に思わず笑ってしまいました・・・あまりの初対面とは思えなさぶりに。
このCassiちゃんは2007年6月26日生まれ、お母さんは周南市徳山動物園生まれのララちゃん、お父さんは長野市茶臼山動物園生まれの虎虎(ココ)君なのです。
実は、このCassiちゃんのご両親にはそれぞれに双子の兄妹がいて、ララちゃんの双子の兄はキキ君、虎虎君の双子の妹は星奈ちゃんなのですが、実はそのキキ君と星奈ちゃんは長野市茶臼山動物園でペアを組み14匹の子供に恵まれたスーパーカップルなのです。
ファンの方には同意を得れるとおもうのですが・・・このCassiちゃんはキキ君にそっくりですよね!!
双子兄妹同士がペアになり日本とカナダで子孫を残す・・・血統と言うもののロマンを感じずにはいられません。 -
このボールの中にリンゴが入っていて転がすと出てくるようです。
日本ではあまり見たことのない給餌方法です。 -
キキ君と星奈ちゃんの子供が受け継ぐ通称・茶臼ブラウンをこのCassiちゃんも受け継いでいるように思います、そして、このバックビューも茶臼パンダの面影と重なります。
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放飼場には小屋が設置されておりCassiちゃんはそこで毛繕いです。
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ふわ〜、キキ君そっくりだぁ!!
全くもって初対面とは思えません。 -
マキちゃんに会えないのはとても残念ですが、このCassiちゃんに会えるだけでもトロント動物園に来る価値があると言うものです。
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予備放飼場とCassiちゃんの放飼場の扉は開放されていましたが、Cassiちゃんはほとんどの時間をメイン放飼場で過ごしていました。
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そして、もう一方の放飼場には・・・、
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Ralphie君です。
最初は誰もいないように見えたのですが、じっくり探して樹上のRalphie君を発見することができました。
長年ファンをやっていると自然とこういう探し方が身に付いてきますが、一般のお客さんは確実にRalphie君の存在を見逃していました。 -
正面に回ってパチリ。
なかなかアイシャドウの濃い男の子ですね。 -
Ralphie君は2008年5月25日生まれ、この子も大変日本に縁のあるこで、母親が東北サファリパーク生まれのルージュちゃん(日本での名前はチャーファちゃん)、父方の祖父が長崎バイオパーク生まれのポンタ君、祖母が旭川市旭山動物園生まれの樹樹ちゃんなのです。
ちなみにRalphie君のお父さんのルーファス君とお母さんのルージュちゃんには一昨日、昨日とマニトバ州のアシニボイン動物園で会うことが出来ました。
その旅行記はこちらでどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/11006303 -
こちらの視線と期待に気づいてくれたのかRalphie君が樹上から降りてくてくれました。
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東北サファリ系のパンダには色の濃い子が多いですが、
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それにしても独特な顔付きのRalphie君!!
日本の子で似ている子を探したのですが見つけることが出来ませんでした。
一方のCassiちゃんには日本レッサーの名残が色濃く残り、もう一方のRalphie君には日本レッサーとはかけ離れたものを感じる・・・これもまた血統のロマンですよね。
一昨日、昨日とアシニボインで会ったRalphie君の弟達も確かに濃い毛色でしたね。 -
リンゴの入ったボールにじゃれつくRalphie君。
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日本ではこう言った知的?遊具をレッサーパンダに与えているのをほぼ見た事がありません・・・アドベンが最近、ライラちゃんの娘ちゃんにおやつ入りの竹の筒を与えているくらいですかね?
CassiちゃんもRalphie君も、そして、ライラっちの娘ちゃんもしっかり転がして餌を取り出していましたので、日本でもこの給餌方法をもっと導入してもいいかもしれないですね。
エンリッチメントに一つにはなると思います。 -
Ralphie君がコロコロで遊んでいる頃、Cassiちゃんは可愛くご自慢の尻尾を整えます。
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尻尾を持って、
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かみかみ・・・、かみかみ・・・。
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にゃは、
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可愛いなぁ。
親の性別は逆さですけど、茶臼のセイナっ子は基本的に遺伝子は同じ・・・やはりどうしても親近感を感じてしまいます。 -
Ralphie君は木登りが得意なようです。
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あっと言う間にこんなところまで!!
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この毛色の濃さは安佐パンダの面影を感じますが・・・血縁はないもよう。
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どこの国に行ってもレッサーは自分の可愛らしい見せ方をよく弁えてらっしゃいます。
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Cassiちゃんの100点満点の可愛らしさに撃沈です。
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おやすみなさい。
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Cassiちゃんがお昼寝に入り、Ralphie君は高い木の上から降りてきてくれないのでこの時間に他の子を見に行くことにしました。
先ほど看板に出ていたユキヒョウの新しいお家がこちら。 -
う〜ん、えらく荒涼とした放飼場ですね。
広さでは太刀打ちできませんが、ユキヒョウに似合うことだけで言えば多摩や円山に軍配を上げたいと思います。 -
ユーラシアゾーンの横はこじんまりとオーストラリア館。
3年前も未練がましく閉鎖中のユーラシアゾーンを偵察に来たついでにオーストラリア館に入った記憶があります。 -
セスジだったか忘れましたがキノボリカンガルー。
視線の先にはバックヤードを掃除中のキーパーさんがいます。 -
何故かオーストラリア館に在住のインドネシア出身のコモドさん・・・塩ビ管から顔だけ出していました。
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カメラ目線頂きました。
素敵な2枚舌を見たかったのですが・・・残念ながら見れず。 -
お次はホッキョクグマ舎です。
3年前に来た時にはちょうど人工哺育のハドソン君がこの放飼場にいました。 -
こちらはハドソン君の弟で同じくアシニボインパーク動物園に移動したハンフリー君へのファンの皆さんへの寄せ書き・・・アシニボインに送らずここに掲示するあたり日本人と海外の方のメンタルの違いでしょうか?
ちなみにハンフリー君には一昨日、昨日とアシニボインで会えましたが、残念ながらハドソン君には会えませんでした。
アシニボインパーク動物園の旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/11006303 -
観覧席にボランティアガイドのおじいちゃんがいたので「あの子の名前は?」と聞いてみると・・・「ポーラベアーだ」って(苦笑)
そのおじいちゃんのお話によると現在トロント動物園には3頭のホッキョクグマがいて2頭は女の子、1頭は男の子とのこと。
この子は・・・女の子に見えますね。
ハドソン君、ハンフリー君のお母さんのオーロラちゃんでしょうか?あるいは双子姉妹のニキータちゃんでしょうか? -
先ほどの子のいた放飼場のお隣はアシニボインほどではないにしても日本の動物園に比べるとはるかに広大なプール付き放飼場がありました。
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こちらは男の子っぽいですね。
イヌクシュク君でしょうかね? -
ホッキョクグマ舎に着いてからやけに派手な小鳥に懐かれて追跡されています・・・飼育動物ではなく野生の子です。
なんか僕に用事でもあったのでしょうか? -
最後にもう一度レッサーパンダ舎に戻ってみるとRalphieク君はやはり木の中でお昼寝・・・、
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Cassiちゃんはちょうどお顔が見えない絶妙な位置でお昼寝(苦笑)
また必ず会いに来るからねっ!!
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この旅行記へのコメント (8)
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- ぴっぴさん 2016/05/16 13:09:07
- 看板ですが
- パンダ舎横の看板ですが野毛山のキンタです。
色々な動物園で使われてますね(^^;
- jilllucaさん からの返信 2016/05/17 06:11:23
- RE: 看板ですが
- ぴっぴさん
> パンダ舎横の看板ですが野毛山のキンタです。
> 色々な動物園で使われてますね(^^;
そう言われて見ると間違いなくキンタちゃんですね!!
先入観とはすごいものです。
世界のいろいろな所で使われているなんて・・・さすがキンタちゃん。
jillluca
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- 潮来メジロさん 2015/06/03 13:13:40
- コマツグミですね。ヾ(^o^)
- jilllucaさん、こんにちは! ヾ(^o^)
毎度、訪問&投票ありがとうございました。
> ホッキョクグマ舎に着いてからやけに派手な小鳥に懐かれて追跡されてい
> ます・・・飼育動物ではなく野生の子です。
この鳥さんは、和名コマツグミ(駒鶇、英名:American Robin)ですね。
スズメ目ツグミ科の野鳥です。
> なんか僕に用事でもあったのでしょうか?
はるばる日本から訪れたjilllucaさんに、御挨拶に訪れたのだと思いますよ。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- jilllucaさん からの返信 2015/06/03 20:23:34
- RE: コマツグミですね。ヾ(^o^)
- 潮来メジロさん
こんばんは。
> この鳥さんは、和名コマツグミ(駒鶇、英名:American Robin)ですね。
> スズメ目ツグミ科の野鳥です。
ありがとうございます。
ツグミの仲間なのですね、スズメよりはちょっと大柄でとても可愛らしい小鳥でしたよ。
胸のオレンジがとても綺麗ですね。
> はるばる日本から訪れたjilllucaさんに、御挨拶に訪れたのだと思いますよ。
離れては近づき、近づきは離れてで暫く付いてきてくれました(笑)
ところで最新の旅行記(→http://4travel.jp/travelogue/11017946 )にも謎の野鳥がいるのですが、種別分りますでしょうか?
こちらもスズメより少し大きいくらいの可愛い小鳥でした。
もし、分ればご教授頂ければと存じます。
jillluca
- 潮来メジロさん からの返信 2015/06/03 21:21:24
- RE: RE: コマツグミですね。ヾ(^o^)
- jilllucaさん、こんばんは。
> ところで最新の旅行記(→http://4travel.jp/travelogue/11017946 )にも謎の野鳥がいるのですが、種別分りますでしょうか?
> こちらもスズメより少し大きいくらいの可愛い小鳥でした。
> もし、分ればご教授頂ければと存じます。
拝見しました。真っ黒い鳥さんで、翼の元に赤と白の模様がある鳥さんですね。
この鳥は、和名ハゴロモガラス(羽衣烏、英名:Red-winged Blackbird)の
オスです。
スズメ目ムクドリモドキ科に分類される鳥類の一種。
名前に「カラス」とあるがカラスの仲間ではありません。
一応、ネットで画像を確認して下さいね。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- jilllucaさん からの返信 2015/06/04 19:04:27
- RE: RE: RE: コマツグミですね。ヾ(^o^)
- 潮来メジロさん
こんばんは。
ご返答ありがとうございましす。
ネットで確認致しました、確かにハゴロモガラスですね。
それにしてもあの赤と言うかオレンジのワンポイントは本当に不思議で本当に美しいですよね〜。
ハシブトカラスもハシボソカラスもこの子達のようにどこかに一色でもワンポイントがあれば印象が変わるのに・・・賢い子たちですからいつかそう言う進化を遂げるかもしれないですね。
改めましてご返答ありがとうございました。
jillluca
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- M-koku1さん 2015/05/08 00:31:38
- シロクマがお勧めと言われました
- jilllucaさん
トロントの動物園ですね!広いので、へとへとになっちゃいました。
レッサーパンダを見た記憶はなくて、「お勧めは?」と聞いたら、「北極グマ」と言われ、(*ToT)エーって思った記憶が有ります。
でも水中の様子がよく見えた上に、愛嬌のある熊で、水中窓越しに、人間を眺めに来たので、「確かに!(^○^)」って思いました。
日本の動物園だけじゃなくて、世界中でレッサーパンダをご覧になっていることに、称賛しちゃいます!
すご〜い!(*^¬^*)
ではまた
Mより
- jilllucaさん からの返信 2015/05/08 05:10:22
- RE: シロクマがお勧めと言われました
- M-koku1さん
おはようございます。
> トロントの動物園ですね!広いので、へとへとになっちゃいました。
トロント動物園は本当に広いですね、全部見るのには2日掛かりそう。
僕はどうやら寒い国の動物が好きなようで、なかなかアフリカゾーンとかまで辿りつけません(苦笑)
> レッサーパンダを見た記憶はなくて、「お勧めは?」と聞いたら、「北極グマ」と言われ、(*ToT)エーって思った記憶が有ります。
> でも水中の様子がよく見えた上に、愛嬌のある熊で、水中窓越しに、人間を眺めに来たので、「確かに!(^○^)」って思いました。
園としてのお勧めはジャイアントパンダとゴリラのようですね。
パンダはまあそうだろうと思いますが、やはり寒い国の人々は猿の仲間(まあ、ゴリラはヒトの仲間ですが)を見たがりますよね。
ホッキョクグマは本当に愛嬌がありますよね、陸上最強の肉食獣がなぜあんなにも愛らしい仕草や表情をするのか・・・不思議です。
> 日本の動物園だけじゃなくて、世界中でレッサーパンダをご覧になっていることに、称賛しちゃいます!
> すご〜い!(*^¬^*)
ありがとうございます。
日本はレッサーパンダ王国なんですが、やはり最近は種の保存、血統の多様性の確保のために海外に出て行く子、海外から来る子も増えてきました。
そんな子に会いに行くのも楽しみの一つになりました。
これからも機会を作って海外にも行きたいと思っています。
jillluca
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