2015/04/23 - 2015/05/04
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photo旅さん
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昨年、初めて訪れてすっかりその魅力の虜になってしまったスペイン。
帰国して、すぐに次の長期の旅行もスペインと決めたのは当然のことでした。
行けなかったセビージャとセゴビア、そしてマドリード周辺の都市。
そしてマラガからバスで1時間のネルハの洞窟。
多面的な魅力があると思った去年の旅の感想通り、ガイドブックを見れば見るほど迷ってしまう行先でした。
毎日心はスペインでしたから、いてもたってもいられず、9月に入ってすぐに航空券、ホテルを予約購入してしまったのでした。
とは言っても去年の旅行は前年の7月に購入していたのですから、私にとっては早くはなかったのでしょう。
この気の短さが今回は仇になってしまいました。
直前になって燃油サーチャージが下がり、そして航空券の料金も下がって、ちょっと失敗した感がありましたが、待つ楽しみが長かった分だけ良しとすることにしましょう。
ところで今回のスペインは練に練った結果、次の旅程になりました。
4/23 日本出国 → アムステルダム経由 → マドリード到着
4/24 アランフェスへ日帰り
4/25 セゴビアへ日帰り
4/26 アルカラ・デ・エナーレス日帰り
4/27 マドリード → セビージャへ移動
4/28 アラセナ日帰り
4/29 セビージャ市内
4/30 ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ日帰り
5/1 セビージャ市内
5/2 セビージャ → マドリード移動
5/3 マドリード → アムステルダム経由
5/4 日本帰国
出国してから帰国までの12日間の今回の旅行も、宿泊したホテルは2か所だったにも関わらず、行った都市が7か所と昨年移動した都市の数と変わらないすごく濃いものになりました。
そして、撮影した写真は2261枚。
この中から投稿できる写真を選ぶのにもきっと悩むことでしょう。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
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マドリード州アランフェス。
首都マドリードから南に48kmのところにあるこの町で、スペイン国王フェリペ2世が16世紀に建設を命じた王宮、美しいプラタナスの並木道が続く王子の庭園、そして金色に輝くフェリペ5世のゴンドラを見るために、アトーチャ駅から近郊線セルカニアスに乗って行くことにしました。
また、スペイン内戦で被害を受けたスペインと、この場所への平和の願いを込めてホアキン・ロドリーゴが作曲したといわれる「アランフェス協奏曲」その哀愁をたたえた美しい旋律が、アランフェスへの小旅行をさらにときめかせます。 -
今年も昨年同様、アトーチャ駅すぐのAC Hotel Carlton Madrid by Marriottに宿泊した私たちは、朝9時過ぎにホテルを出て、Renfe Cercanias C3で終点アランフェスへ向かいました。
C3は約20分間隔で運行されていて、所要時間約44分。運賃は往復で一人8.10ユーロでした。
アトーチャ駅からアランフェスまでの時刻表は下記URLで調べられます。
http://www.renfe.com/EN/viajeros/cercanias/madrid/index.html -
車内には行先の表示がありました。
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アランフェスのホームに降りた時、前方に赤いお揃いのTシャツを着た集団を見つけました。
この時は、後にこの集団にアランフェスが乗っ取られるとは想像もできませんでした。 -
アランフェス駅の構内
古いものと新しいものが微妙にマッチしているのが不思議です。 -
アランフェス駅外観
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アランフェス駅を前方から
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アランフェス駅を前方から
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駅前
プラタナスの木と風の心地よさが、アランフェスが王家の保養地だったことを感じさせます。 -
駅から王宮に向かってしばらく歩くと、写真の看板を見つけました。
町の地図かなと見てみると、タホ川の流れを現す地図のようでした。 -
今私たちはここにいるのですね。
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ここから王宮前の広場までの道は、なんて風が気持ちいいのでしょうか。
この背の高い木々の間を通る風とくちなしのような香り、澄んだ空気のお陰で、昨日の10時間以上のフライトの疲れも飛びそうです。 -
自動車道の左右どちらにも木々が続きます。
こちらは王宮に向かって右側の方です。 -
王宮に向かう道
木々の向こうには王宮が見えてきました。 -
広場前の木々の間から二つのミニハウスが見えてきました。
きっとあれが、ストリートビューで見たミニハウスでしょう。
手前のミニハウスは使用されていませんでした。 -
これはインフォメーションのミニハウスで、主にチキトレンのチケットを売っている様でした。
ここの担当の方は年配の女性で、とても優しい人でした。
ただ、スペイン語しか話しません。
あまり話が通じなくて、「今日は英語を話せる人がいなくてごめんなさい。」みたいなことを行っていました。 -
王宮周辺はとても広くて、歩いては絶対時間がかかるだろうし、疲れるからチキトレンに乗ろうと思っていましたが、結局歩くことにしました。
結果的には、良かったと思っています。
インフォメーションの方の話では、チキトレンは一人12ユーロのようでした。
多分ですが、1日券ではないでしょうか。 -
チキトレン
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チキトレンの路線図
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王宮
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王宮前の広場は、まるで学校のグラウンドのようです。
なにもありません。 -
王宮前の学校のグラウンドのような広場
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王宮の柱廊の途中に、入口がありました。
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この立札が目印です。
入場料は王宮と王家の小舟博物館の共通券で9ユーロでした。
農夫の家は別料金のようでした。
ここでは入るときに荷物検査があります。
残念ながら、写真は撮れませんでした。
王宮内部は比較的どの部屋も狭い造りになっていました。
一番美しかったのが、アラブの間で、入った途端に「わぁっ」と声をあげる人が多かったと思います。
天井は細かく彫刻された模様に赤と青などの色彩が塗られ、アルハンブラ宮殿を彷彿とさせる造りになっていました。 -
王宮を出て、進むと前方に柱廊が見えました。
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王宮を出て、進むと前方に柱廊が見えました。
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そこから人が出てきました。
ここも王宮の一部と思っていた私は、出てきた人が普通のかなり年配と中年の女性二人だったので不思議に思いました。
どうもここは住居の扉のようです。 -
上を見上げると、やはり人が住んでるようでした。
こんな場所に家があるなんて、すごいですね。 -
柱廊に見つけたプレート
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王宮
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王宮の左側には「島の庭園」がありました。
王宮横の庭園の中には、周りを花で飾られた池と噴水がありました。 -
池には美しい噴水が...。(中央の噴水)
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そこからまた歩くと左手にタホ川の流れが見えてきました。
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しばらく歩くとプラタナスの美しい並木道が見えてきました。
「王子の庭園」です。
並木道の入口には、「王子の庭園」の詳細を説明する掲示板がありました。 -
駅からの並木道も素晴らしいものでしたが、それ以上に緑が鮮やかです。
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大木からこぼれる陽の光が、やわらかい。
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王子の庭園内
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王子の庭園内
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実は王宮から庭園一帯には例の集団がここかしこに列を作っていました。
胸にナルニア国の文字とイラストが...。
ナルニア国の兵士の集団です。 -
彼らは赤や青、黒のTシャツに身を包み、それぞれのグループは手造りの旗を掲げ行進しています。
時々すれ違いざまに、挨拶をくれる兵士もいました。
「ニイハオ」????? -
とにかくナルニア軍団はすごい数でした。
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王子の庭園の標識
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王家の小舟博物館では、ナルニア軍団がすごい列を作っていました。
ほんとにすごい列でした。
ナルニア軍団が並んでいたので、間違えて裏から入ったのですが、係員の人が手招きをして入れてくれました。
彼らの後ろに並んだのでは、到底時間内に入ることができなかったでしょう。
1時半頃には一旦閉まりました。
何とか入れて良かったと思います。
王家の小舟博物館正面入口
博物館の中には数隻の小舟が展示されていましたが、特にガイドブックに掲載されているフェリペ5世のゴンドラは、黄金に輝き素晴らしいものでした。
ほかの小舟も当時王家の人々が優雅に舟遊びをしていたのだろうことが想像できる贅沢な作りでした。
残念ながらここも撮影禁止でした。 -
王家の小舟博物館の横には可愛い花が咲く木がありました。
庭園は広すぎて、農夫の家まで歩いては、帰りの駅までの道がどうなるのだろうかと心配になりここまでで引き返すことにしました。
この美しい並木道を歩いただけでもここアランフェスに来た価値がありました。 -
王宮の広場に戻ると、広大な広場はナルニア国軍団に占拠されていました。
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上級生らしき集団が、歌い出し、みんなのっています。
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町の中に入り、のどが渇いたのでサン・アントニオ広場近くのバルでビールを飲んでいたら、ここにもナルニア国の兵士がやってきました。
あっという間に狭い店内は飲み物を調達する兵士でいっぱいになりました。 -
サン・アントニオ広場もナルニア国と化していました。
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それでもこの美しい並木道は、ほんとに癒されます。
並木道の通りには住宅が並んでいました。
こんなところに住んでいるなんて羨ましいですね。
ナルニア国に一時的に占拠されたアランフェスでしたが、木々の緑の美しさ、風の心地よさ、空気のすがすがしさ、ほんとに行って良かったと思います。
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