2014/10/30 - 2014/11/29
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onowatさん
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タイはチョンブリを起点にラオス・ビエンチャン、カンボジア・ココン、そしてチェンマイと自転車旅行をしてきました。走行日数や距離も徐々に伸びて、先回のチェンマイ行では13日間1,730?でした。
そして今回はミャンマーをぐるりと回ります。
実は2000年を挟んで4年間ヤンゴンで駐在員をしたことがあり、懐かしい日々を尋ねる旅でもあります。
体力勝負の自転車旅行を3回に分けて報告します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自転車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
準備完了の出発前の深夜のことです。
タイとミャンマーをキャンピングしながら旅行できるのか…不安が増幅し、結局キャンピングは諦め、テントや寝袋は荷物から降ろしました。 -
チョンブリから約20?、パナニコムへ向かう道路で夜明けを迎えました。
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通過したくなかったバンコクですが、ラクシーからパクリットへ抜ける道を選ぶとチャオプラヤ川はフェリーで越します。
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郊外とはいえここもバンコクの一部で自転車が走れるような道ではありません。幹線道路の反対に出るためには自転車を担いで歩道橋をわたります。
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突然の雨で軒先を借りていると皆さんが自転車旅行者を珍しがって応援してくれました。
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前日の夕方、車の走行量が多すぎて越えられない高架道路がありました。この日は夜明け前に通過することができました。
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ウルトラマンが勢ぞろいです。
樹脂製かと思いきやセメントこねてつくってありました。上手にできていますが心なしか短足に見えます。 -
二日目は結構疲れるものです。
スパンブリを過ぎたサムチュットという町でホテルを見つけました。バッグを4階の部屋に運ぶのに四苦八苦。疲労困憊です。
今日の走行130?。全走行300?。 -
三日目も不調です。
ピンクの橋で休んでいたら通りかかったおばさんが心配して声を掛けてくれました。旅は始まったばかりなのに、この先は大丈夫なのか心配になります。 -
ナコンサワンです。
ホテルはお巡りさんが教えてくれました。安くてきれいな部屋でした。 -
今一つ力がペダルに伝わっていないのは食事の摂り方がよくないからと思われます。
今日はカンペンペットへ向かいます。 -
走ればカンペンペットに行き着くと、思考もほとんど停止していたのでしょう。なんと数キロも通り過ぎていました。GPSで確認すれば簡単に分かったのに。戻るしかありません。カンペンペットの町は国道から大きく右折した先にあったのでした。
次の写真は最初に尋ねたホテル。きれいです。800バーツでした。論外です。予算に合いません。
例によって「あのう、どこか安いところを教えて…」、「ええ、お隣なら350バーツですよ!」 さすがタイです。 -
そしてこちらが庶民の味方、P−リゾートです。
今日の走行130km、全走行555?。 -
ホテルを飛び出すとまずセブンに入りました。セブン・イレブンはタイでは短くセブンです。
冷凍のカレーライスをウエブしてもらいました。水分も十分に摂りました。この夜明け前後の涼しい時間帯はできるだけ走りたいと少しばかり気持ちがはやっていたようです。今日は大丈夫。
今日はタークまでの70kmにしています。タークからメソットへはちょっとした山越えがあるので鋭気を養います。
7月にチェンマイからの帰り道で寄りました。ピン川沿いの町並みが懐かしく感じます。 -
町ではロイカトーンの祭りが始まっていてにぎやかです。
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「サワディカープ、また来たよぉ」
「おおっ、あのときの日本人だぁ!」
このホテル、絶対にお勧めです。部屋はきれいだし、ゆったりしていてくつろげる。なによりオーナーのやさしい気遣い、そしてリーズナブル。
今日は70km、全走行距離は649km。
なんとなく食事の要領も分かりかけてきたし、明日はいよいよミャンマー入国だ。 -
ミャンマー国境の町メソットへ向かいます。
この看板の写真、左はその国境に架かる友好橋、真中はミャンマーはヤンゴンのシュエダゴンパゴダ、右はインドのタージマハール。
そうです、これがアジアンハイウエィ2号なのです。 -
この旅で初めての長距離サイクリストとの遭遇です。
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写真では分かり難いですが、この街道のアップダウンは半端じゃありません。何度も自転車を降りて押し上げました。
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長い下りをメソットの町中に進みます。
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タイ側イミグレーションから友好橋を望みます。あの橋を越えればミャンマーのミヤワディです。
制服を着ていないオバサン係員が自転車の通行はだめだと言いだしひと悶着ありました。ラオスでもカンボジアでも問題なかったのに。
あとから対応してくれた制服の人が通過させてくれましたが、規則も理解していないオバサンがなんで大きな顔して窓口にいるんだろう。 -
ヤンゴンの友人から紹介してもらったジョウジョウナウンさん夫妻です。
ミヤワディから先は険しい山越えで、道路は一日交代の一方通行になります。ジョウジョウナウンさんが何人かに電話して状況を調べてくれました。結果、明日なら車はミヤワディに向かってくる一方通行で、道路状況も自転車通行に大丈夫だろうとの情報を得てくれました。 -
安ホテルです。
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懐かしいミャンマー飯、ミャンマービール。満喫しました。
今日の走行、98?、全走行747?。 -
ドゥーレー山脈越えに向かいます。
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急こう配に加えて路面が舗装されていません。
ところどころはまるで川底のように石がゴロゴロです。 -
前方から大型トラックの一団がやってきます。
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大型バスも来ます。バイクと一緒に路肩で通り過ぎるのを待ちます。
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千尋の谷を覗きます。
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この幅員では相互通行は絶対に無理です。
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ここまでの九十九折れはめったにありません。
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山中の店にはタナカを塗った少年が愛嬌を振りまいていました。
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どうにか越えました。
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これがミャンマーの一般的な道路のようです。舗装部だけでの対向車との行き違えるのは難しいですね。
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コーカレイという小さな集落でホテルを探します。
町が静かなのは「停電中」のせいかもしれません。 -
停電中ですから手探りで部屋に入りました。フラッシュを使ってこの写真を撮りました。
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近くの自転車屋で自転車を洗いました。
日本の不法駐輪を買い取ったのでしょう、日本語のラベルスティッカーを貼った自転車が数台あって、修理をしていました。 -
7時ころになって電気が点きました。
食事は明るいほうがおいしいです。
今日の走行、60?、全走行807?。 -
第8日目となりました。
雨の中を出発です。サイクリストに雨天中止はありません。 -
自動車の通行量が少ないからいいものの、この道路は大変。
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集落に入っていくと私はまるで見世物状態になります。道端でヒマな人が多く、ミャンマーの文化でもある喫茶店でたむろする人たちから好奇の目で見られます。
小さな子供たちからは「ハロー」「ミンガラバー(こんにちわ)」の声が掛かります。 -
店へ入ろうとすると先に入っているお客さんたちは私が何を話すのかと固唾を飲んで待ちます。
きっとどこの国の人間か、話すのは英語か…などと考えているのでしょう。
おもむろに、「タミンジョ・シーダラー(焼き飯はありますかぁ」と話すといっぺんに空気が和みます。 -
雨も上がりました。ひたすらペダルをこぎます。
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次の集落には小山があって頂上にはパゴダが建立されています。
ちゃんと参道も整っています。
上ってみたいけど、私は急ぎ旅なのです。 -
これは何かと言うと…。実は良くわからないのですが、子供たちが踊りを踊りながら家々からお布施を募っている、だと思います。
近くに大きな、そして霊験あらたかなお寺があるんだそうです。誘われましたが、私は急ぎ旅です。 -
パアンの町に入るところで土砂降りになりました。
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パアンに何があるのか…。写真はゲストハウスです。西欧人バックパッカーは安宿情報を共有しているのか、こんな安宿に10人以上が宿泊しているのでした。
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安宿なら慣れたもんです。
今日の走行97?、全走行904?。 -
第9日です。
何を撮りたかったのかというと、あの一見未開の山の山頂にパゴダが見えたのです。
ミャンマー人が敬虔な仏教徒であることは知っています。仕事をしないで日がな喫茶店でたむろするのも同じミャンマー人。では誰があんな急峻な山頂にパゴダを建立したのでしょう。 -
シャンバッグを掛けて遊びに行く仲良し4人組です。
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タトンの町に来ました。パゴダはどの町にもあります。
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これは何かというと…お布施集めです。
パゴダ建立などには大変なお金がかかります。普通は道路に立って通行する車や人からの寄進を募るのですが、この青年団のやり方は少々荒っぽいです。
不細工な作り物は牛のつもりです。それでバイクでも自動車でも無理やり停車させ寄進を迫るのです。
皆さんほろ酔いです。寄進の最初の使い道はお酒かもしれません。 -
荷物満載。日本車は頑丈です。
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雨が降り出しました。
この道路は「AH1」アジアンハイウエィ1号でした。ほとんど忘れていました。 -
ビリンという集落にあったホテルです。
今日の走行、96?、全走行はちょうど1000?。 -
第10日目。晴天です。
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この町はチャイトーンで、聖地として有名なチャイティオへの入り口です。したがってここからヤンゴンへの道路事情は格段に良くなるはずです。
チャイティオというのは山頂の崖に落ちそうな岩が信仰の対象となったもの。それはそれは不思議な岩なのです。 -
この道路なら少しは走りやすいです。
リヤバッグには日の丸とミャンマーの国旗です。 -
ピックアップは働き者です。
最近、日本ではピックアップは販売していないんだと聞きました。 -
何日か雨の走行があったのでチェーンが悲鳴を上げだしました。バイクの修理やに飛び込んで説明すると、あれは多分バイクの排油だろうな、真っ黒な油をチェーンに塗ってくれました。
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バゴーの時計台。いや時計はないなあ。昔は確かにあったのに。
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探し当てたホテル。従業員がサッカーに興じていましたが、このあと女主人が帰ってきて恐ろしい剣幕でどやされました。
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女主人はどうなのか知りませんが、マネージャーはとても親切でした。料金も負けてくれたし…。
久しぶりに温水をシャワーで浴びました。
ミャンマーに入って以来、水浴びは手桶でしたからね。
今日の走行、108?、全走行1108?。 -
第11日目。今日はヤンゴン到達の日です。
バゴーの町はずれの喫茶店で朝食です。若いオーナーはマレーシアで働いていたことがあるそうできれいな英語を話しました。 -
その昔、奥さんとよくきたゴルフ場前を通り過ぎます。
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昔に比べたら道路も整備されているのですが、まだこういう風景も。
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ヤンゴンの北に位置する交通の要衝です。昨日ヤンゴンのソウさんに連絡をとったらここで待つとのことだったけど…。
いえ、私は自転車旅行なので迎えに来てもらっても困るんですが。 -
ソウさんに連絡を取ろうと携帯電話を持っていそうな人にお願いしました。昔、といっても2000年頃には携帯電話は日本円で25万円もしたのですが、さすがに今は広く普及したようで気軽に貸してくれました。
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ソウさん夫妻と久しぶりの対面です。
ここからヤンゴン中心部にあるソウさん宅まで30?はあるでしょうか。
だから、迎えは必要ないって言ったのに…。 -
懐かしいエイトマイルの交差点です。車が多いかな。
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子供たちが集まってきました。
私は怪しいものではない!ただの老人サイクリストだ。 -
オキナワというゲストハウスにしました。
聞くところではその昔によく利用したホテルはとんでもない料金になっているとか。物価高というより土地の値段が高騰したことで、ホテル代や家賃など不動産関連が軒並み値上げをしているんだそうです。 -
オキナワ・ゲストハウスは1号2号の2軒があります。この子らは、実はオキナワの仕事を手伝っているんです。決して雇用ではないと思いますが、よく働き、接客態度もできています。まぁこの笑顔を見れば想像に難くないでしょう。
さて、タイはチョンブリからこのヤンゴンまでは今回の旅の第一ステージです。第二、第三と続きます。
今日の走行、98?、全走行1,206?。
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