私の通うジムで、有志が集まってClub in Club としてウオーキングクラブを結成しています。2ケ月に一回程度で、近郊のウオーキングをしていますが、2015年4月のウオーキングは「よこはま青葉区歴史めぐりＣコース＋大山街道の一部」です。<br /><br />この日の朝、東急田園都市線「市が尾駅」に集合し、バスで「上鉄鴨志田口」まで行き、そこからウオーキングを開始しました。コースは次の通りです。<br /><br />宗英寺（石造庚申幢）―金毘羅神社（萬助の力石）―鉄神社―鉄黒須田の自然道―稲荷前古墳群―旧旅籠綿屋―猿田坂（旧大山街道）―市が尾竹下地蔵堂―市ケ尾横穴古墳群―あかべこ（昼食）<br /><br />歴史めぐりのコースは、横浜市の青葉区制１５周年記念事業として、2009年3月に青葉区役所地域振興課から発行された「青葉区歴史めぐり　歴史をつなぐ散策マップ」で選定されたものです。コースは全部で6つあります。<br /><br />写真は稲荷前古墳の上に立つメンバーの皆さんです。

ウオーキング　よこはま青葉区歴史めぐりＣコース＋大山街道の一部

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2015/04/16 - 2015/04/16

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#歴史・芸術

元カニ族さん

私の通うジムで、有志が集まってClub in Club としてウオーキングクラブを結成しています。2ケ月に一回程度で、近郊のウオーキングをしていますが、2015年4月のウオーキングは「よこはま青葉区歴史めぐりＣコース＋大山街道の一部」です。

この日の朝、東急田園都市線「市が尾駅」に集合し、バスで「上鉄鴨志田口」まで行き、そこからウオーキングを開始しました。コースは次の通りです。

宗英寺（石造庚申幢）―金毘羅神社（萬助の力石）―鉄神社―鉄黒須田の自然道―稲荷前古墳群―旧旅籠綿屋―猿田坂（旧大山街道）―市が尾竹下地蔵堂―市ケ尾横穴古墳群―あかべこ（昼食）

歴史めぐりのコースは、横浜市の青葉区制１５周年記念事業として、2009年3月に青葉区役所地域振興課から発行された「青葉区歴史めぐり　歴史をつなぐ散策マップ」で選定されたものです。コースは全部で6つあります。

写真は稲荷前古墳の上に立つメンバーの皆さんです。

エリア

港北・長津田・青葉(神奈川)

同行者: その他

交通手段: 私鉄徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

この日のルートマップです。朱色が歩いたコースです。
バス停「上鉄鴨志田口」で下車し「宗英寺」に向かいました。
「宗英寺」の三門です。
向かって左に「六地蔵」がありました。
右には「くろかね地蔵尊」がありました。

三門をくぐって境内に入りました。写真は「宗英寺」の本堂です。
本堂横にある横浜市指定有形文化財の「石造庚申幢」を見ました。
「石造庚申幢」は、幢身３面に「見ざる」「言わざる」「聞かざる」の三猿、残こる１面に雌雄の鶏が浮き彫りにされた庚申幢です。

石造庚申幢名所・史跡

 石幢形式の庚申塔はきわめて稀な遺例として注目されています。 by 元カニ族さん
説明板には
「庚申幢の幢とは、筒型の幕に経文を書いて仏殿の飾りにしたはた（旗）のことで、この庚申幢は、その旗が石造物に変化したものです。幢身四面のうち三面に「見ざる」「聞かざる」「言わざる」の三猿が彫られているので、庚申信仰による造立と知られますが、石幢形式の庚申塔はきわめて稀な遺例として注目されます。」
と書かれています。
「石造庚申幢」の横の羅漢がありました。

「宗英寺」の鐘楼です。
「宗英寺」のとなりの「金毘羅神社」の本殿です
本堂裏の竹藪です。新緑がやさしく綺麗でした。
金刀比羅神社の境内にある「萬助の力石を」です。江戸時代、鉄町の住人で力萬助と称された男が多摩川河畔より一人で背負って持ち帰り奉納した石です。

金刀比羅神社 (萬助の力石) 寺・神社・教会

 文化・文政の頃、力萬助が多摩川から一人肩に背負って持ち帰った石です。 by 元カニ族さん
次に「桐蔭学園」に向かいました。

広大な桐蔭学園の敷地の中に「鉄神社（くろがね神社）」があります。
鉄神社の境内です。
鉄神社の本殿です。
鉄神社の本殿です。
本殿脇の枝垂れ桜はすでに散っていました。

横浜市の名木古木指定の「アカガシ」がありました。
皮膚病の神様「瘡守稲荷（かさもりいなり）」がありました。
「鉄黒須田の自然道」を歩き、「稲荷前古墳群」に行きました。写真は古墳の上に立つメンバーの皆さんです。

稲荷前古墳群名所・史跡

 前方後方墳1基と方墳2基が保存されていて、古墳の上に立つと眺望も開け散策には良いところです。 by 元カニ族さん
昭和42・44年に発掘調査が行われました。その結果、10基の古墳と、9基の横穴墓が発見され、「古墳の博物館」とも呼ばれました。これらの古墳は４〜７世紀に造られた当時の歴代首長の墓と考えられています。
現在、前方後方墳と呼ばれる正方形をした２つの墳丘を撥型に連結した方墳1基と、正方形の方墳2基が保存されています。
図は、前方後方墳と呼ばれる正方形をした２つの墳丘を撥型に連結した方墳です。
次に旧大山街道に面した「旅籠綿屋」の建物を見ました。このあたりは昔「竹の下下宿」とよばれた小さな宿場でした。

旅籠綿屋名所・史跡

この建物は1882（明治15）年に建てられましたが、明治末期に廃業しています。
この建物の前から、旧大山街道の面影を残す「猿田坂」を上りました。
坂を登ると「市ヶ尾竹下地蔵堂」がありました。大山街道に面して10体の地蔵尊が並んでいました。地蔵堂では毎年11月30日に太鼓や鉦を打ち鳴らし、念仏を唱える双盤念仏お十夜講が行われます。

市ヶ尾竹下地蔵堂名所・史跡
階段を上がると本堂があり、ここから大山が良く見えました。
地蔵堂の内部です。ここでは毎年11月30日に太鼓や鉦を打ち鳴らし、念仏を唱える双盤念仏お十夜講が行われます。
地蔵堂の裏から「市ヶ尾遺跡公園」に向かいました。

市ケ尾横穴古墳群名所・史跡

 鶴見川上流に数多く存在する横穴古墳群の代表的なもので、Ａ群12基、Ｂ群7基が保存されています。 by 元カニ族さん