2015/02/02 - 2015/02/06
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Dwind_999さん
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インド1周の旅の起点となったコルカタへ戻ってきました。
デリーと同じく、インドの混沌を象徴するコルカタの街。
そのせわしなさの中にも、リキシャを引くはだしの男たちの姿を目にするとどこか懐かしさを覚え、またここにやって来たかと苦笑いしながらも、安堵の吐息をもらします。
3カ月近く旅してきてとにかく無事にここへ帰ってこれたんだ、まずはノープロブレムってとこだな、とちょいとは気分もよくなり、人力車の男に「ハロー」と声の一つもかけてやりたくなります。
※一部の写真は絵画調にしています。
※インドルピーのレート換算。 Rs1=2円
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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日曜日のみ運行の、プリー駅22時15分発の列車ナンバー12888の2A車両に乗り込みました。コルカタのハウラー駅まで路線距離502km。所要時間8時間50分。
数日前から調子が悪かったタブレット(ネクサス7)、液晶画面タッチ機能がいよいよダメになり、タップしてもまったく反応しなくなって使えなくなりました。この列車はハウラー駅が終点なので地図アプリがなくても乗り過ごす心配がないので安心ですが。
しかし、メールチェックやWEB閲覧もできないし、タブレットに入れている旅の情報も確認できないのでまことに不便。登録している「たびレジ」(外務省海外旅行登録)からの情報も得られないし。
サンタナロッジのフォクナ氏から、「コルカタゲストハウス」へのポスター(ロックフェスティバルとヨガ教室の案内)運搬のお駄賃代わりにいただいたパン。列車の中で美味しくいただきました。 -
2月2日(月)8時、約1時間遅れで、人々で溢れかえるコルカタのハウラー駅に到着。
喧騒の街、カルカッタに戻ってきました。
まだ朝の早い時間なので急いで宿へ向かう必要もなく、歩いてハウラー橋を渡り路面電車でゲストハウスまで行くことにしました。 -
ハウラー橋の下をガンジス川の支流フーグリー川が流れ、東岸のガートでは風呂代わりの沐浴風景が見られます。この川もかなり汚いですが。
朝のこの時間、遠くの方は靄がかかっていました。 -
ハウラー橋を旧市街の方へ歩いていくと、橋の終わり付近で右下に必ず目にするのが「フラワーマーケット」。
線路沿いの敷地で売り買いされる、花びらを数珠つなぎにしたお供え用の色鮮やかな花のかたまり。多くの人たちでいつも賑わいを見せています。 -
ハウラー橋を渡り終えて、路面電車に乗るべく適当なところで待っていましたが、全然電車の姿が見えない。何人かの人に聞いたりしながらさらに待ちましたが電車がやってきません。じゃあバスに乗ろうかと考え、それも人に聞いてみるとミニバスがあるというので道の真ん中のへんてこな場所でバスを待っていましたが、目的地へ行くバスはなかなか来ません。
仕方ないので目的地の方へ歩きながらちょこちょこ後ろを振り返っていると、ようやく路面電車が来たので飛び乗りました。ちゃんとした停留所ではなかったので、徐行しかしてくれない電車に、まさに飛び乗りです。バックパックを背負っているのでよろめきながら乗り込みました。
ところがこの電車、目的地へ向かうルートではなく途中で左へ曲がったので慌てて降りる羽目に。
シアルダー駅近くで路面電車を降り、脇の路地へ入って一杯のチャイを飲んで一息つくことにしました。Rs5(10円)のこのチャイ屋のおやじが写真を撮ってくれというので1枚パチリ。 -
チャイを飲んで一休みした後、「AJC Bose Road」に出てしばらく歩いていると、ようやくノナプクールを通る20番の路面電車が通りかかったので乗り込みました。
車掌に行き先を告げて運賃Rs5を払います。 -
乗り降りの時は車掌がひもを引いて「チンチン」と鳴らして運転手に合図します。
昔懐かしのチンチン電車。
インドに残る唯一の路面電車(トラム)だそうです。 -
ノナプクールで路面電車を降り、メールで予約していた「コルカタゲストハウス」に10時前チェックイン。1泊Rs1000(2000円)のシングルルームに3泊します。
旅の始めにも2泊した宿なのでまたここに戻ってこれて一安心。
急きょこの宿の管理責任者となった日本人女性のYさんに預かってきたポスターを手渡し、さらにそのポスターの一部をそこにいた別の女性が「サンタナポカラ」へ持って行くという、バトンタッチならぬ丸めたポスタータッチとなりました。コルカタ ゲストハウス ホテル
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昼前に宿を出て街歩き。
エリオット・ロードで見かけた路面電車。
100年くらい前から走っているのではないかと思わせる、年季の入り過ぎた電車。
レトロというシャレた言葉を蹴散らしてしまうくらいの、時代錯誤としか言いようのない遺物が現役で動いているという現実、恐るべしコルカタの街。
※トラム(路面電車)について
1880年にイギリス領インド帝国の首都であったカルカッタで、馬車鉄道として運行を開始した。その後、蒸気機関車が導入されたりしたが、1902年から電化が開始された。(Wikipediaより) -
ちゃんと動くようにメンテナンスされているのでしょうが、それにしてもこのレトロ感(というより朽ち果て感)は強烈で素晴らしい。
交通渋滞で車やオートリキシャが歪んだレールふさぐたびに電車は停車を余儀なくされます。 -
エリオット・ロードから右側一帯に広がるイスラム街を歩いて行きます。
沢木耕太郎の「深夜特急3」の中に、多くの人が引用している、コルカタ(カルカッタ)を描写した有名な一節があります。
『カルカッタという街はほんのワン・ブロックを歩いただけで、人が一生かかっても遭遇できないような凄まじい光景にぶち当たり、一生かかっても考えきれないような激しく複雑な想念が沸き起こってくる。なんという刺激的な街なのだろう。いったい自分はどのくらいこの街にいたら満足するのだろう・・・・・』
著者が旅した40年前のカルカッタはこんな大仰な想念を抱かせるほど、訪れる人を有無を言わさず飲み込んでしまうようなカオスの坩堝と化した、人類の過去から現在までをゴチャ混ぜにしたような信じられない人間の営みが目に飛び込んできて、脳髄を直撃するほどの衝撃だったんでしょうね。
時代が進んだとはいえ、この街は変化発展を退けるかのように今でもその一端を垣間見せてくれます。 -
切り刻まれたチキンが売られているそのすぐ横で飼われているニワトリたち、次はオレかと生きた心地もないでしょうね。
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サダル・ストリートの近くにやってきました。
今日一日を乗り切るために、人力車の男は街を流してゆきます。 -
サダル・ストリートの近くにある、スイーツ&ベーカリーの店「KATHLEEN」に入りました。
パイナップルケーキ(Rs50)とクリームロール(Rs25)、それにコーク(Rs20)。
日本人に見えた若い女性が店に入ってきたので声をかけたところ、中国人女性でした。コルカタ滞在がメインの1週間くらいの一人旅とのこと。
彼女はサンドイッチのようなものを買い、このテーブルでちょこっと立ち話しながら一緒に食べました。 -
ニュー・マーケットそばの通りにあるバッグ類を扱う露店街。
それにしてもこのバッグの山は圧巻。 -
サダル・ストリート付近の食堂で食べた、チキンが入ったRs80のカレー。
油の膜がハンパじゃない、チキンカレーというよりオイルカレーだな、これは。 -
サダル・ストリートから北へ延びる脇道「ハートフォード・レーン」。
ちょっとしたファストフードやチャイを口にする人たちで賑わっています。
店の子供たちが大人顔負けの客あしらいで、行きかう人たちに声をかけています。
時どきここで1杯Rs10のチャイを飲んだりしました。
9年前にもよく来た懐かしの場所です。 -
いつものようにサダル・ストリートからイスラム街を通ってゲストハウスへ戻って行きます。
この通りには牛の肉、ヤギの肉、チキンを扱う店が軒をつらね、生肉の匂いに包まれたミートワールドと化しています。
<イスラム街を歩く>
https://www.youtube.com/watch?v=VFDIgUmI1AE -
コルカタゲストハウスの朝食。
スープとトーストだけのシンプルなもので物足りないですが、単独行動を好む私でも他の旅行者と語らいながらの食事は楽しい。 -
タブレットだけでなくデジカメも不調で、1枚の写真を削除するつもりが誤作動により他のも道連れにデリートされてしまいました。
というわけで、いきなり夜の写真。
いつものようにイスラム街を通ってサダル・ストリートの方へ歩いて行きます。 -
牛肉のかたまりがぶら下がっていたりする店が多いイスラム街。
潔癖症の人はこの通りを歩くのを拒否するでしょうね。 -
途中でチキンを揚げている屋台があったので、ちょっと食べてみたくなりました。
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揚げ立ての新鮮なのを食べられるかと思っていたら、一度軽く揚げていたのを再度油に入れて揚げなおし。
もういいよ、と言いたくなるくらいカリカリに揚げたチキン。1つRs30(60円)。 -
19時半頃のサダル・ストリート。
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サダル・ストリートからニュー・マーケットの方へ北に延びる「ハートフォード・レーン」。
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こちらは、サダル・ストリートから南へ延びる「トッティ・レーン」。
サダル・ストリートの中ほどにあるこの辺りは旅行者のたまり場にもなっているようですね。 -
2月4日(水)。
特に行きたいところもないし、というかもう面倒くさくなって、映画でも見て時間をつぶそうと思い、イスラム街を通ってサダル・ストリート方面へ向かいました。
今日も肉のかたまりを目にしながらその前を歩いて行きます。 -
ニューマーケット前のリキシャワーラー(リキシャの車夫)。
高齢化が進んでいるコルカタのリキシャワーラーにあってこの男は若手の内ですね。
路面電車と同じく、インドで人力車が走っているのはコルカタだけだそうです。
ウィキペディアの情報によれば、1997年にリキシャの新規ライセンスの発給が停止され、2005年に州議会は人力車を締め出す計画を打ち出したとのことで、交通渋滞要因の一つともなっている人力車はコルカタの街から徐々に姿を消していく傾向にあるようです。
元締めから人力車を借り受けて行う体力勝負の実入りの少ないこの仕事。人力車の車夫はビハール州からの出稼ぎが多いそうで、寝泊まりは路上かリキシャの中、あるいは払えるお金のある人は雑魚寝の共同宿舎といった、娯楽もないであろうまことに過酷な労働生活。靴を買う余裕すらない。(買ってもすぐ履きつぶれ、そう何度も買う余裕がない)
今回は乗りませんでしたが、汚れた街の空気と埃を体に吸い込みながら車に追い立てられ、崖っぷちにいるような毎日を送りながらも、なおノープロブレムであるかのように振る舞い、したたかさと優しさを使い分け、我が身一つで人力車を引いて今日を生き抜こうとする彼らの精一杯の強靭な生き様には、優越感を含んだ旅人の勝手な思いではありましょうが、いくらかは敬意を表したい気持ちにもなります。 -
ラスクのような食べ物を売っている屋台を見かけました。
客寄せのための食品ディスプレイなのだろう、うまい具合に積み重ねていますね。 -
サダル・ストリート近くにある郵便局前。
通りの向こうに私のお目当てのスイーツの店「KATHLEEN」があります。 -
コルカタにいるとき、1日1回は「KATHLEEN」でスイーツタイムを取りました
パイナップルケーキがRs50(100円)でもう一つのがRs30(60円)。そしてコカコーラがRs20(40円)。
2月初めのコルカタ、朝の部屋の中の気温は24度くらいで過ごしやすいですが、日中は歩くと汗が出ます。汗をかいて喉が渇いたとき、ビールがいいのはもちろんですが、冷たいコーラとスイーツの組み合わせも私には捨てがたいですね。 -
郵便局前の代書屋。
タイプライターが現役で活躍しているという、21世紀の今の時代では滅多に見ることのできない素晴らしい光景。
男たちが一本指でタイプしていました。 -
この辺りに来ると、ここはバッグの倉庫かと思わせるようなバッグ売りの露店の前を何度も通ります。
これだけのバッグを並べては店じまいに片付ける、それを毎日毎日繰り返しているなんて、仕事とはいえまことに根気のいる作業ですね。
このあと、時間つぶしに「ROXY」という映画館でRs100を払って2階のバルコニー席に座って映画を観ました。
相変わらずインドの若者たちは、静かに映画を観るということを知りません。 -
この日の夜は、コルカタゲストハウスで飲み会。
参加者は20数名で、プリーのサンタナロッジで一緒だった一人旅の3人もこちらに流れてきて再会。
この日本人宿は、宿泊者の約7割から8割がマザーハウスでのボランティアとのことですが、この日の飲み会には、韓国人、中国人、タイ人も加わっていろんな言葉が飛び交い、日本語オンリーの私は彼らの熱気に圧倒されっぱなし。
かつて、「潮来(いたこ)の伊太郎 ちょっと見なれば・・・♪」と口ずさんでいた私、この宴席の中にあっては年と共に小さくなってきた体がますます縮こまってしまいます。
会費Rs200(400円)で、飲み物は別途支払い。私は500mlの缶ビール(Rs90)を2本飲みました。女性管理人のYさんと男性管理人のOさが腕を振るった料理をいただきながら楽しい夜のひと時を過ごしました。 -
2月5日(木)、今日はいよいよコルカタを去る日です。
11時前に一応チェックアウトを済ませ、部屋を出てバックパックを廊下に置かせてもらい、夜の飛行機まではまだだいぶ時間があるので、映画館で暇をつぶすことにしました。
サダル・ストリート付近を歩いていた時に遭遇した、リキシャマンとタクシー運転手のつかみ合いの喧嘩。
狭い路地で人力車とタクシーが相対し、お互いに道を譲ろうとせず、しばらくにらみ合ったりどなり合ったりした後、ついに車から降りてつかみ合いとなりました。
別なリキシャマンが止めに入って殴り合うまではいかなかったですが、車の通行のジャマになる人力車、日頃から互いに反目しあっているんでしょうね。 -
サダル・ストリートの一角。
この井戸水の手押しポンプは日本の物に近い形をしていますね。
インドの街には所どころにこのような水場があって、人々が体を洗ったり洗濯したりする光景をよく見かけます。 -
インドでも人気のあるらしい「マイソール・サンダルソープ」という石鹸。
日本から1つ持ってきていた石鹸を使い切ったあとは、街の雑貨屋でこの石鹸を買って使用しました。
75gので1つRs32(64円)。日本でも1つ400円前後でネット販売されているようです。
サンダルウッド(白檀)のオイルを配合したこの石鹸、お香の白檀の香りと同じ匂いがします。
私の初めての海外旅行が2003年のコルカタで、マザー・テレサ施設訪問の旅でした。その時に泊まった宿がサダル・ストリートにある「フェアローンホテル」で、ロビーには白檀の香りがするお香が焚かれていて、その匂いのイメージが私についてまわり、インドと言えばあの匂いを思い出してしまいます。
そしてこのサンダルソープの香りは、その時の思い出とともに私を懐かしい気分にさせてくれるので気に入りました。 -
インド最後の日。ホコリで白っぽくなっていた革靴のままで帰りの飛行機に乗るのもちょっとなぁと思い、この旅で初めて磨いてもらいました。
実際の相場は知りませんが、サダル・ストリートの一角にいたこの靴磨きのおじさん、最初Rs50(100円)と言ってきたのを、それは「高い!」とかぶりを振って、結局Rs30(60円)でやってもらうことにしました。値切ってごめんなさい。
スリッパに履き替えておじさんの横で磨き上がるのを待ちます。
10数分かけて丁寧に磨いてくれたので、Rs10のチップをあげるとおじさんは首をクイッと傾けて笑顔で答えてくれ、それを見るとこちらも嬉しくなりました。 -
映画を観終わってゲストハウスに戻ってきましたが夜までソファに座って待機するのも退屈なので、早めに空港へ移動することにしました。
空車がなくてなかなかつかまりにくかったタクシーをようやく拾い、途中の渋滞もあり約1時間かけてコルカタ空港(ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港)へ来ました。タクシー料金はRs350(700円)。無事空港へ着いた安堵もあって最後くらいは気前よくと思い、Rs400渡して釣りはいいよ、ということにしました。喜んだムスリムの運転手が手を振ってサヨナラしてくれました。
飛行機は日付が変わった0時30分発で、めちぇめちゃ早く着きすぎましたが、何があるかわからないインド、余裕を持って空港にいた方が安心ですからね、と心配性の私はそう思った次第です。
2013年1月23日に正式オープンした新ターミナルビル。出発ロビーの天井にはベンガル文字がデザインされています。
空港のカフェでフレーバー入りのRs130もするカプチーノを飲んだり、蚊が飛びまわるロビーの椅子に座って物思いにふけったりしながら過ごしました。
21時頃になって、プリーでも一緒でコルカタに流れてきた二人が空港にようやくやってきました。一人の男性はこれからバンコクへ、もう一人の女性はクアラルンプールへ、それぞれもう少しアジアを旅して日本へ戻るそうです。ネータージー スバース チャンドラ ボース国際空港 (CCU) 空港
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0時30発の中国東方航空MU556便昆明行きですが、出発3時間前にチェックインが可能になり、まず預け荷物を別な場所にあるロビー入り口のスキャンベルトに乗せて検査済みのタグをつけたのち、チェックインカウンターでバックパックを預け、搭乗券をもらいました。
そのあとセキュリティチェックで、機内持込ショルダーバックにつけたタグと搭乗券に確認のスタンプを押されました。
チェックイン前に彼ら二人と別れ、出国審査を抜けた私はお楽しみの空港ラウンジへ直行。 -
「Travel Club」というプライオリティパスカードで入れるラウンジ。
コルカタのあのゴミと喧騒のカオスな状態から、一気に現代的な空間に移動した感のある空港ラウンジで、ミールの品数は少ないですがまずはビールとチキンカレーをいただきました。極楽、極楽。 -
次はワインとスイーツ。
猥雑なサダル・ストリートから別次元の世界へやってきました。 -
アルコール類はこのBARカウンターでその都度スタッフに言って受け取る方式なので、ちょっと面倒。まあ無料で頂いているので、文句は言えませんが。
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コルカタを約40分遅れで飛び立った中国東方航空のMU556便は、2月6日(金)現地時間5時40分に25分遅れで、濃霧に包まれた昆明長水国際空港(2012年6月28日に開港)に到着。
中国の入国カードを出して入国審査を受け、ターンテーブルから預け荷物を受け取ったあと、エスカレーターに乗って3階の国内線出発ロビーに来ましたが上海へ向かうMU747便のチェックインカウンターがどこなのか、電光掲示を見てもはっきりしません。
それで、出発階にあったインフォメーションでEチケットを見せながら聞いて場所を教えてもらい、それらしきところに行きましたが、カウンターの上に便名の表示がないので教えてもらった4つのカウンターのどれに並んでいいかわかりません。どれもすでに長い列ができていて、並んでいる中国人にEチケットを見せて「上海?浦東?」と聞いても要領を得ません。
近くに「SPECIAL CARE SERVICE」との表示があったF10カウンターの女性に聞いてみるとF08かF09に並びなさいと指示を受けました。何で便名の表示がないのだろうと思いながらF09に並んでいると、先ほどのF10カウンターの女性が私を手招きして、そこでチェックイン手続きをしてくれ、手際よく上海と福岡までの2枚の搭乗券を発券してくれました。ふぅっー、とため息が出ます。この中国人女性にはほんとに感謝。
この昆明空港国内線の中国東方航空のチェックインカウンターでは、どうも同じ時間帯の別の便も同時に受け付けていたようで、それではっきりと便名が表示されてなかったのでしょう。
中国語はもちろん英語すら理解しない私を惑わす、ほんと訳の分からんことをやってくれます。安いからあまり文句は言えませんが、中国東方航空のサービスの不手際は利用した多くの人が経験していることでしょうね。
ややこしい不明瞭な説明になってしまいましたが、とにかく昆明でのチェックインは、冬に霧が発生しやすいこの空港と同じくまるで見通しのきかない混迷を深めたものとなり、きりきり舞いさせられました。 -
2月6日(金)11時前、昆明から上海浦東国際空港ターミナル1に到着。
福岡空港までのスルーバゲッジなので、出国カードを出して出国審査を受けたあとセキュリティチェックを受け、出発ロビーに出てきました。
さあお待ちかね、お楽しみの空港ラウンジです。
相変わらず年甲斐もなく張り切ります。上海浦東国際空港 (PVG) 空港
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プライオリティパスカードで入れる「First Class Lounge 37」。
さっそくハイネケンを飲みながら、チキン入りカレーライスをいただきました。
インドで食べたカレーより、日本風の味がするこちらの「ライスカレー」という呼び方が似合うこのカレーの方が、グルメ通ではない私の口に合いますね。 -
ビールとカレーのあとは、コーヒーとケーキ。
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上海浦東国際空港ターミナル1から乗ったMU5087便は、飛行機の中で1時間以上も待たされて上海を離陸。約1時間遅れの18時20分に福岡空港に到着。
日本に帰ってきました。
福岡空港国内線第2ターミナル3Fにある「くつろぎのラウンジTIME」に入りました。
帰りのバスにすぐ乗らないで、缶ビールを飲みながらしみじみと旅の余韻に浸れる、このモラトリアムな時間はありがたいですね。
インド大陸を回ってきて、何かがわかったとか何かを得たとかいうことは全然なくて、“人間の森”と形容されるインドを、ただ人々の中に埋もれながら歩き回った、といったところでしょうか。その時々において喜怒哀楽に翻弄され、道に迷いながら、自分に迷いながら。
強烈な異文化の衝撃を味わうにはこれほどふさわしい国はないかもしれません。
外国であれ日本であれ、やっぱり旅はいい。
人によって好奇心や価値観、物の見方や嗜好、体力や年齢も違うので、同じところを旅しても人それぞれに違った旅の仕方があり楽しみ方があり味わい方がある、そんな十人十色の旅模様を自分の人生のページに描いていく、これは私にとって大いに冥土の土産になるってもんです。
無事に日本に戻って来られてホッとするとともに、旅を終えて日常へ戻って行く人の多くが多分そうであるように、祭りの後のような一抹の寂しさを感じながら空港を後にしました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 勉三さん 2015/09/29 23:16:20
- 楽しませていただきました
- 長らくのご旅行お疲れ様でした、旅の最後というものは一抹の寂しさを感じるという事には共感を感じます。
私も実は昨年12月20日〜31まで北インドを走ってきました(中途半端な旅行記を揚げています)、一応どんな国なのかは本やサイトで学んで行きましたが、現実はもっと凄まじく、インドがいいかにぶっ飛んだ国だという事を思い知らされました、それでもまた行きたくなる、本当に不思議な国だと思います。
この旅行記で特に興味のある南インドや西インド方面については今後の大きな参考になりました、それでは良い旅を!
やはり旅先の酒は最高ですよね^^
- Dwind_999さん からの返信 2015/09/30 00:03:32
- RE: 楽しませていただきました
- 勉三さん、こんばんは。
私のインド旅行記を怒涛のイッキ見していただいて、ほんとにお疲れ様でした。
お仕事でお忙しいでしょうに、貴重な時間を費やして閲覧していただき感謝します。
勉三さんがおっしゃるとおり、インドという国はとんでもなくぶっ飛んだ不思議な国ですね。
カオスに満ちた強烈なカルチャーショックを味わえるインドは好き嫌いの分かれる国ですが、あの尋常でない刺激が妙に旅人の心をくすぐります。
「年に1回ビジネスクラス利用の海外旅行を励みに仕事しています」と言われる勉三さん。
お仕事をされている方が1週間以上の海外旅行に出かけるというのは、そうそう出来ることではなく、ほんとに大変なことですね。
もう仕事をしていない私なんか時間的な制約はないですが、ビジネスクラスの飛行機には一度も乗ったことがありません。
貧乏性の私、これからもその可能性はゼロに近いですがね。
ありがとうございました。
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- digitalkingyoさん 2015/04/28 18:18:17
- お疲れさまでした。
- ずっと読ませていただいていました。旅行記を書き終わって、もう一度旅が終わったような感じではないでしょうか?まるで自分の長いインドの旅が終わってしまって少し残念な気がするほど面白い旅行記でした。すごく詳しく綺麗な写真もあり今後、インドを旅する方の参考になること間違いなしです。また次の旅の始まりですね!旅行記楽しみにしています。
- Dwind_999さん からの返信 2015/04/28 19:05:48
- RE: お疲れさまでした。
- honeymasayoさん、掲示板へのコメント、ありがとうございました。
何度も投票していただき、今度も身に余る評価をくださって感謝しています。大いに励みになります。
honeymasayoさんの「過酷!トルコ・モロッコ1ヵ月の旅」の旅行記、もう少し続きますね。
過酷な自然が創りだした「砂漠」なのでしょうが、やはり日本人には「月の砂漠」のイメージが刷り込まれていてロマンを掻き立てられます。
サハラ砂漠、憧れますね。
「旅の終わりは次の旅への始まり」、その通りですね。
honeymasayoさんの次の旅行記を楽しみにしています。
ほんとにありがとうございました。
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