5泊6日でヨルダン3大名所（ペトラ、ワディラム、死海）を巡る旅【ペトラ編】

2014/09/18 - 2014/09/23

わたしの中ではずっと前から中東の観光大国であったヨルダン。
なにせ、ペトラ、ワディラム、死海と単語を聞いただけで心踊るような観光名所が３つもあるのですから。

というわけで、イスラム国の影響で中東全体がキナ臭い感じになっており大変残念ですが、以下の日程でペトラ、ワディラム、死海（それと、アンマン、ドバイを少しだけ）をまわってきました。

★9/18　羽田〜ドバイ〜ドーハ〜アンマン〜ペトラ　ペトラ泊
★9/19　終日ペトラ観光　ペトラ泊
9/20　ペトラ〜ワディラム　ワディラム泊
9/21　ワディラム〜死海　死海泊
9/22　死海〜アンマン〜ドバイ　ドバイ泊
9/23　ドバイ〜羽田
※★：今回の旅行記

エリア ペトラ(ヨルダン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

フライトは0:30 HND発のエミレーツ便。

エミレーツはビジネスクラスの乗客に送迎サービスを提供していますので、21:30に自宅に迎えに来てもらい、羽田に直行。
自宅から20分ほどで着くとはいえ、うれしいサービスです。

ラウンジはJALのサクララウンジ利用。
慌しく会社を出てきたため、遅い夕食をとります。

カレーはまあまあですが、メゾンカイザーのクロワッサンとか時間が経っているせいか全然おいしくない。
成田空港のサクララウンジの方が食事はおいしかったなぁ。

ラウンジの片隅にあったマッサージチェアで出発まで仮眠

エミレーツのCは初搭乗です。

JALのマイルを使いました。
65,000マイル×2人分で合計130,000マイル＋Taxで発券。

サーチャージがかからないのがうれしいです。
JAL便だと必要になるので。。。

新しい機材で快適☆

ちゃんと布団を敷いてくれます。

ここ最近仕事が忙しく疲れがたまっていたせいか、夕食分の機内食をスキップし爆睡。

すでに朝になっており、朝食をいただきました。

味は可もなく不可もなくといったところ。

6:15、ドバイ国際空港に到着。

ドーハ経由でアンマンに向かいますが、乗継時間が4時間ほどあったため、ラウンジで時間を潰すことに。

腹ごしらえしてドーハに向かいます。

食事の種類もけっこう豊富なラウンジでした。

カタールまでは1時間ほどの道のり。
ドバイ→カタールはカタール航空を利用しました。

ハマド国際空港に到着。
2013年6月に開業したばかりの新しい空港です。

アンマン行きに乗り換え、予定どおり15時過ぎにアンマンのクィーンアリア国際空港に到着。

ヨルダン国内の送迎は、4日間でペトラ、ワディラム、死海、アンマンの4箇所を回りたかったため、送迎車を手配しました。

いくつかの旅行会社から見積もりを取った結果、そこそこ安く、対応も丁寧だった「日通ペリカントラベルネット　ヨルダン店」にお願いしました。

日本人は高くても支払ってしまうためか、日系だと一般的に高くつくので、わたしはこの手の予約は海外の旅行会社にお願いすることが多いのですが、今回は日系の会社にお願いすることにしました。

全部の工程で600USドルほど。

このような比較的、新しい車でヨルダン国内を回りました。
空港でドライバーと合流し、ペトラに向かいます。

アンマン→ペトラは3時間ほど。
この日は明日に備え、すぐに就寝します。

宿はペトラからは少し歩きます（15分ほど）が、口コミの評判が良かったセブンワンダーズホテルにしました。

○セブンワンダーズホテル：1泊約9.000円

ゆったりとペトラを満喫したかったので、朝6時にはペトラ入り口に行きました。

1日券50JD≒7,500円はやはり高い！

シーク入り口。
ここからエル・ハズネまでは徒歩で30分ほど。

まだ朝早いので、誰もいません。
しーんと静まり返ったシークを進んでいきます。

エル・ハズネまでは1.2kmほど。

おっと！エル・ハズネが見えてきました！！

感動のご対面。

壮大なスケールですね、圧倒されました。

まさにインディ・ジョーンズの世界です。

ラクダと一緒に撮っても絵になります。

高さ45m、横30mと実に巨大です。

4世紀の建造物が21世紀の今日までこんなきれいな状態で残っているなんて奇跡的ですね。

緻密な装飾が凝らされたファザード。

さて、エル・ハズネを十分堪能したところでエル・ハズネ前のベンチに座り、朝食をとります。ホテルは朝食付きでしたが、朝食開始の時間前にホテルを出発したため、ランチボックスを作ってもらうようお願いしておきました。

朝食を食べた後は、さらに奥まで進みます。
最終目的地は、エド・ディル！

岩山に造られた岩窟墓群です。

ローマ円形劇場。

およそ8500人ほどが収容可能とのこと。

王家の墓。

柱廊通り。

ペトラ内でものを売る売り子さんたちがジープで続々と出勤してきています。

このあたりまでは平坦な道のりなので、歩きやすいです。

他のツーリストもほとんどいないので、実に快適。

凱旋門

ペトラ博物館を過ぎたあたりからのぼりになります。

ゴツゴツとした岩山の間に出来た道をひたすら歩きます。

けっこう高いところまで来ました。

灼熱の太陽に照らされながら、山道を歩いているので、体力も消耗してきています。

エド・ディル到着！
なんだかんだで10時頃になりました。

ペトラ入り口から4時間ほどかかった計算になります。

エルハズネと比べると、シンプルな装飾のファザードです。

エド・ディル内部

エド・ディルから少し奥に行くと、小高い山があります。
そこからの光景はまさに絶景！

ゴツゴツとした岩山が連なります。

小高い山からエド・ディルを撮ります。

エド・ディル前の休憩所で少し休憩した後、来た道を戻ります。

昼食はバシンというペトラゲストハウスが経営しているというレストランで。
ブッフェ形式になっていました。

柱廊通り

観光客も増えてきました。

壷の墓

上部のファザードの装飾が切り取られてしまっています。

壷の墓から柱廊通り付近をのぞみます。

エル・ハズネ再び。
太陽の当たり方が朝とは違うので、また違った表情を見せてくれます。

赤みがかった感じ。

たくさんの観光客でにぎわっています。

実に壮大！

エルハズネからの帰りはさすがに少し疲れたため、馬車に乗りました。

ちなみに、エド・ディルへの山道でロバは転落死した事例もあるので、乗らないほうが無難。乗るならラクダが良いそうです。

ムーヴェンピックのアイスクリームを食べながら休憩。

ホテルまで戻ってきました。

このホテルの屋上にはプールも付いていました。
結局、入ることはありませんでしたが。

ホテルの屋上から見たワディ・ムーサ中心部の光景。

幻想的な光景です。

・・・ワディ・ラム・死海編に続く