2015/02/15 - 2015/02/15
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SUR SHANGHAIさん
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旅の途中、国境を越える時には、いつもワクワクドキドキの気分になる。
これって、目に見えない国境線しか持たない現代の日本の旅人なら誰でもそうかも。
飛行機は言うに及ばず、国境越えに使った交通機関は、バス、タクシー、レンタカー、自前の車、フェリー、そうそう自前の足もあったっけ。
あとは何かあったかな。
これまでにいろいろな形で国境を越えた内、一番ハードで印象的だったのは、中国チベット自治区からネパールへ越境した時だよね。
あれはもう、いまじゃとても出来ないわ〜。(;^ω^)
二番手は、アルゼンチンのウシュアイアからチリのプンタ・アレーナスまでの長距離国際バス+マゼラン海峡を渡るフェリー旅かな。
相手国のビザを持たずに国境近くまで行って見学したのは、韓国と北朝鮮の軍事境界線上にある板門店(パンムンジョム)、それに中国とカザフスタン国境の霍爾果斯(コルガス)。
これもほかにもあったかも?
今日のテーマになっているバーレーンとサウジアラビア国境も、ビザが無くて見学だけして来ました〜、のパターン。
この日帰り旅をした2015年2月中旬現在のサウジアラビアは、業務目的のビザが無いと入れない国。
せめて、その国境のあたりを垣間見てきます。
表紙の画像は、バーレーンとサウジアラビアの国境間近のキング・ファハド・コーズウェイ。
バーレーンとサウジアラビアの国旗が出ているほか、バーレーン側にはマクドナルドもありました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
イチオシ
バーレーンは33の島で構成されている島国。
でも、首都マナーマを走っていると、あちこちで隣国サウジアラビアへの高速道路標識を見かけます。
これは、バーレーンとサウジアラビアを結ぶキング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)が海上路となって通っているため。
総延長25kmあると言うその中間に両国のイミグレと税関があって、サウジアラビアのビザが無い旅行者でもその手前までは行っても大丈夫。
その話を聞いていたSUR SHANGHAIとその旦那は、今日さっそくレンタカーで行ってみます。
一応パスポートも持って行った方がいいかもね。あとは車内で飲む水も多めに。
…と準備完了。 -
ここはまだバーレーンの首都マナーマ。
バーレーンの正式名称はバーレーン王国。
王族の方々の肖像が、あちこちで見られます。
ホテルだとリセプションあたりに、額に入った肖像画が恭しく掛けてあったり。
国の偉いさん方の肖像もポスターになって街角に出ていたり、この画像のように、ビルの外壁いっぱいに出ているお姿を拝ませていただくこともありましたが、どなたがどなたなのか分からずじまい…。
ご無礼をお許しくださいませ。<(_ _)> -
さて、ここはもう首都マナーマを出て、サウジアラビアへと向かう途中のキング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)。
F1が開催されるバーレーン・インターナショナル・サーキットも途中まではこの道で行きます。
帰りにちょっと寄って行ってもいいかもね。
標識の右手に出ているSAR(サール)は、バーレーン島北西部に多い古墳群の一つがあることで知られています。
う?ん、ここには寄れるかな…。 -
サウジアラビアへ向かうキング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)。
全長25kmのキング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)の着工は1980年、竣工は1986年。
建設費用はサウジアラビアが全額出資し、キング・ファハド・コーズウェイと言う名は、当時のサウジアラビア国王のファハド・ビン・アブドゥルアズィーズから取ったのだそう。
この道のお陰でバーレーンからサウジアラビアまでの所要時間は1時間程度になり、物流が飛躍的に改善されたと言うことなんですが…、 -
…途中にある検問所前では、トラックが長蛇の列。(;^ω^)
このあと、海上路となった部分のキング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)のにあるバーレーンとサウジアラビアのイミグレ+税関前でも延々と列を成していました。
ほんとに物流が改善されたのかな…。(´゚д゚`)アチャー
検問や通関システムの見直しが必要なんじゃない? -
キング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)にある検問所。
ひょっとして、パスポート提示を求められたりするかもと手元に準備しておきましたがここは素通り。
いつもそうなのか、何も聞かれたりしませんでした。
トラックの貨物の中身のチェックが重要なのかも。
これまでにも禁制品の持ち込みや持ち出しがあったとか聞いたし。 -
いよいよ海上路となっている部分のキング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)の始まり! という場所には料金所があって、2バーレーン・ディナールを徴収されましたよ。
小銭を用意して行くと喜ばれます。 -
キング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)の海上路部分の始まり。
片側2車線で、当然ながら全面的に舗装はできています。
休日には、戒律の厳しいサウジアラビアから戒律の緩いバーレーンへ羽を伸ばしにやって来る人たちの車で大渋滞するんだそう。
そのためなのか、第2コーズウェイ建設も計画されているそうです。
湾岸諸国の休日は金曜日。
日曜日だったこの日は、このとおりどちら側の車線もガラガラでした。 -
キング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)で見かけた標識。
V・は70の意味のアラビア数字。
その逆さまのアラビア数字は80の意味。
車種によるスピード制限の標識だろうとは思うんですが、斜めの赤い線の意図するところは?
最高速度制限…、だよね?
それとも最低速度制限…、かも? (笑)
どっちにしても時速80kmで走っていればいいか。 -
バーレーンとサウジアラビア間のアラビア湾を跨いでいるキング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)は、全長25kmのうち、海上道路が10km、橋になっている部分が15km。
よって、橋になっている部分では大型船を通すため橋桁を高くしてあって、見通しが悪くなったり。
気付いた限りだと2ヶ所だったような。 -
キング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)から見えたアラビア湾。
向こうに見えるのは、バーレーン島の一部かな。
●注: この旅行記ではガイドブックに載っていたアラビア湾と言う名称を使っていますが、ペルシア湾呼称問題については、下記のウィキペディアのページでどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2%E6%B9%BE%E5%91%BC%E7%A7%B0%E5%95%8F%E9%A1%8C -
キング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)は、途中で大きな島の北岸を横切っています。
あれがそうだね。
立ち寄れるのかな?と近づいて行くと…、 -
…駐停車禁止の標識があったり…、
-
…島に入って行く道にはゲートが下りていたり。
もうバーレーンとサウジアラビアの国境が近い場所だから、一般人の立ち入りは禁止されているんだろうね。 -
島を通り過ぎると、道の両側がアラビア湾の眺めになったキング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)。
天候が荒れると、横風がきつかったり、波を被ったりしそう。 -
あ! キング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)の行く手になにやら人工建築物が見えて来た。
あそこが、バーレーンとサウジアラビアのイミグレや税関が置かれている人工島?
思わず車を停めて見てみたくなりますが、駐停車禁止です。
要注意。 -
大型船を通すために橋桁が高くなった部分のキング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)。
やっぱりあそこが、バーレーンとサウジアラビアの国境がある人工島!
わけもなく┣¨キ(*゚Д゚*)┣¨キ -
キング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)の行く手に姿を現したバーレーンとサウジアラビアの国境がある人工島。
ここには、イミグレや税関関連の施設があるほか、モスクやお食事処、ちょっとしたスーパー、それに両国の展望台もあるんです。
画像中央に、黄色い↓を付けたのは、サウジアラビア側の展望台。
サウジアラビアのビザが無い人は行けません。
その右手の方にバーレーン側の展望台があるって聞いたけど…。キョロキョロ(o゚д゚))
展望台らしき塔が二つあるし、一つは工事中みたいよ〜。
どっちが展望台? -
バーレーンとサウジアラビアの国境がある人工島にさしかかったキング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)。
真正面にサウジアラビア側の展望台が顔を覗かせています。
画像だと分からないでしょうが、展望台の上にサウジアラビアの緑色の国旗が見えました。 -
イチオシ
さて、いよいよバーレーンとサウジアラビアの国境がある人工島。
両国の国旗が並んでお出迎えしてくれたんですが、気付くとバーレーンの赤と白の国旗が半旗になっている。
そういえば、他の場所で見たバーレーン国旗も、あとで画像を見たら半旗になっていたし。
最近、バーレーンで国喪に服すような出来事があったかな。
事情に疎く、不謹慎でしたらお許しを。<(_ _)>
そして、同時に見えたのはマクドナルドの看板!
これはバーレーン側にあるので、寄って行けますよ。
SUR SHANGHAIは、記念にここで飲み物休憩くらいはしたかったのに、旦那は却下。
う?む、エジプトのマクドナルドに特製メニューがあったのと同じように、バーレーンにも目新しいメニューがあったかも知れないのに…。
自分1人だけでも入って行けばよかった。(´_ _`) 心残り。
どなたか行ってみては? -
バーレーンとサウジアラビア両国のイミグレや税関があるエリア入口。
キング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)は、このあともサウジアラビアのアル・コバールへと続いていますが、サウジアラビアのビザが無い人はここから先へは行けません。
すぐそばにモスクや無料駐車場があったので、車はそこに停めてちょっと歩いてみます。 -
おお〜! ここがバーレーンとサウジアラビアの国境か〜!と思わせる標識発見。
それぞれ、進むべき方向が記してあります。 -
上掲の画像のアップ。
緑色の国旗がサウジアラビアのもの。
緑の地色はイスラム教を表し、白いデザイン化されたアラビア語の文字は「アラーのほかに神はなし。ムハンマドはアラーの使徒である。」の信仰告白。
その下に見えている白い剣は、国宝のラハイヤンという剣なのだそう。
神聖な言葉が含まれているため、弔意を表す半旗掲揚はしないとか、信仰告白の言葉は旗のどちらから見ても右から左へ読めるように作られているんだそう。
この国旗は、お土産品などにプリントすることは許されていないそうです。
これは国境の標識だからいいんでしょうね。
白と赤の国旗がバーレーンのもの。
赤は祖国のために流された血、白は平和を表し、それぞれ五つのギザギザはイスラム教の五行(信仰告白、礼拝、喜捨、断食、巡礼)を意味しているのだそう。 -
バーレーンとサウジアラビアの国境がある人工島。
モスク裏手の木に、インド式の重ねたお弁当箱がいくつも掛かっていた。
この人工島で工事などの仕事に携わっている人たちのものかな。 -
サウジアラビアのビザを持っていない人はここから立ち入り禁止というゲート(画像右手)のすぐ横に24時間営業のミニ・スーパー的お店が。
ここは行ってもOKだったので、車内で食べるスナック菓子を購入。
一応一通り見て回りましたが、特に珍しい物は無く、どこの国でもごく普通に見かけるメーカー主流の品揃えでした。 -
バーレーン側の展望台に行ってみたかったので、聞いてみると「あれがそうだよ。今はお休み中。」の答。
(´゚д゚`)アチャー 改修工事中?
もし開いていれば、有料で入れて展望室では眺めを楽しみつつ休憩も出来たはずだけど。
このあと、出入国の順番待ちのトラックの長〜い列や周辺のモスクを含む建物などもちょっと見て回りましたが、撮影禁止の標識が出ている場所もあったので写真は無し。 -
サウジアラビアとバーレーンのナンバープレート。
上段がサウジアラビアで、KSAはKINGDOM OF SAUDI ARABIAの略よね。
ESAは?
下段がバーレーン。
国旗マーク入りで、見やすくシンプル。 -
イチオシ
バーレーンとサウジアラビアの国境がある人工島から見たキング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)。
撮影禁止の標識の有無を確かめてから撮りました。
これはバーレーン方向を見た様子。
大型船を通すために橋桁が高くなっている部分もうっすらと見えています。
アラビア湾の水が透き通ってきれいですが、場所柄、水泳や釣りは禁止です。 -
展望台がお休みなのに、あんまりいつまでもウロウロしていたら不審者と思われそう。
バーレーン方向の標識を確かめてから、キング・ファハド・コーズウェイ(80M号線)を引き返します。 -
バーレーン島に戻って来たあとは、島の中部にあるバーレーン・インターナショナル・サーキットもちょっとだけ見てみることに。
砂漠地帯のサヒールという場所にありますが、道筋はバーレーンの幹線道路の一つで標識も出ているし、舗装もされていて、普通車でも無理なく行けました。
バーレーン大学もこの近くにあります。 -
標識に従って行ってみたバーレーン・インターナショナル・サーキット。
バーレーンとサウジアラビアの国境がある人工島を出てからこの入口が見えるまでの時間は30分ちょっと。 -
バーレーン・インターナショナル・サーキットは、2004年から毎年F1バーレーン・グランプリが行われているサーキット。
中東で初めてF1が開催された場所でもあるんだそう。
グランプリ開催期間中なら賑わいを見せているんでしょうが、何も無いこの日はシ〜ン。 -
バーレーン・インターナショナル・サーキット。
ゲートから敷地内を覗き込むと、誰もいない。
グランプリ開催中の轟音や人混みが到底想像できない。 -
バーレーン・インターナショナル・サーキット。
するりと中へ入って行けそうだったけど、誰もいない場所というのもちょっと薄気味悪い。
外からだけの見学にしておきました。 -
そうそう、バーレーン・インターナショナル・サーキットの南東2,3kmの場所には、1931年にアラビアで最初に発見されたという第1号油井とその博物館があるんだそうですが、公開されるのは週に二度。
木・金曜日の9:00?18:00で見学は無料。ただし、予約制だそうです。
見学してみたい方は要注意。
SUR SHANGHAIたちは曜日が合わなかったので、別に行ったバーレーン国立博物館でその展示を見てきました。
画像は、第1号油井(ライトがついた部分)とその周辺の模型。
採掘が始まったのは1932年からだったそうです。 -
そろそろマナーマに帰ろうか。
帰り道にはこんなポップな広告もあって、これまでのバーレーンのお堅い印象がちょっと変わったよね。
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