■機関車トーマスと過ごす休日■子連れロンドン旅行

2015/04/08 - 2015/04/08

イギリスではDAY OUT WITH THOMASというイベントの元、様々な場所で本物の機関車トーマスと仲間たちが走っています。
そのうち、ロンドンから１時間強で行けるロンドン郊外のウォータークレス線にトーマスたちがやって来るのは毎年4月と8月の数日間だけ。

今回はその4月(イースター休みあたり)のイベントを目指して、子連れでロンドンへ行ってきました！
それでは、とーってもリアルなトーマスの世界へどうぞ♪

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

飛行機で4時間弱。今回は3泊4日の子連れ旅行です。
初日と最終日はほぼ移動日なので、丸2日間でトーマスフェスティバルとロンドン観光を楽しみました。

夕方にロンドンに到着した翌朝は早速ロンドン近郊へ機関車トーマスに会いに行きました。出発駅のウォータールー駅です。
ウォータールー駅からすぐ近くのホテルに宿泊していたので徒歩で向かいました。

ウォータールー駅 駅

ウォータールー駅は巨大ターミナル駅なのでとても広くて人が多いです。さらにホームを増やす工事をしていました。

大きな駅なのでショップは豊富で、ブーツ（ドラッグストア）、LUSH（石鹸）、スタバ、バケット屋さん、ペイストリー屋さんなど色々ありました。

ブーツでミネラルウォーター（エビアン）がセールになっていたので購入しました。トーマスエリアでも軽食は購入できますが、行きか帰りの車内でランチを済ませてしまおうと思っていたのでウォータールー駅でランチを買い込みました。

駅のお手洗いは有料で30ペンスです。両替機完備です。

事前にネットでEチケットを購入していたため、赤い機械（Pre-paid ticket collection）で切符を受け取ります。
購入時に使用したクレジットカードを挿入して、予約番号を入力すると発券されます。

South West Trainsの公式サイトからEチケットを購入していきました。
http://www.southwesttrains.co.uk/

WATERLOO駅⇔ALTON駅のOFF-PEAK DAYの当日往復券です。
平日だったのですが、朝のラッシュ時間より遅い時間を指定したようで、オフピークになりました。
往復で大人20.7ポンド、子供10.35ポンドでした。

このEチケットでは座席指定はできませんでした。あとで乗って分かりましたが、そもそも列車内に座席番号がありませんでした。（笑）

Self-service Ticketの券売機です。こちらにもPre-paid ticket collectionと記載があったので、こちらの券売機でも受け取れると思います。

また、この券売機では切符を購入できますので、Eチケットがない場合はこちらで購入します。
このあと乗車したALTON行きの電車は全く混んでおらず、座席番号もないので、正直なところ当日この券売機で購入するので十分だと思います。ロンドンに着いてからトーマスに行く日を決められますしね。

ただ、行き先やチケットの種類を正確に慎重にという場合は、自宅でEチケットをゆっくり購入して、当日は切符を受け取るだけという状態にすると安心です。

さて、出発時間が近づいてきたので電光掲示板前へ向かいます。
出発の5〜10分前にならないとプラットフォームが表示されません。

今回ALTON行きの電車はDELAYということで10分程遅れていました。
無事にプラットフォームの番号が表示されたので、その番号近くの改札に切符を通してホームへ向かいます。

切符は行きと帰りでそれぞれ別になっていたので、往路用の切符を改札に通します。車内で車掌さんが切符の確認に来るのでそのまま持っていてください。

とてもカラフルな電車です！
開いているドアから乗車するか、閉まっているドアの場合は横のボタンを押せば開きます。

車内はとても空いていました。座席番号がないとここで気づきました。
発車してしばらくすると車掌さんが切符の確認に回ってきました。

その後は1時間15分くらいの列車の旅です。
利用はしていませんがお手洗いマークはありました。
また降車するときにドアが開いていない場合は横のボタンを押します。

車窓がビッグベンも見える大都会の景色からだんだんのどかになっていき癒されました。

さて、ALTON駅に到着しました！！

改札などは特に抜けずに、隣のホームへ移動します。
すると、もうそこはトーマスの世界です♪

ALTON駅のDAY OUT WITH THOMAS向け時刻表です。
40分に1本くらいですね。

トーマスの1日券も事前にEチケットを購入していきました。
http://www.dayoutwiththomas.co.uk/
East & South East → Mid Hants Railway Watercress Line
とウォータークレス線を選択します。

でも、こちらもこのALTON駅にトーマスのチケット売り場があり、混んでいなかったので当日購入でも問題なさそうです。
当日購入ならお天気と相談して行く日を決められますしね。

EチケットをまずALTON駅のミニトーマスショップのレジで仮切符に交換します。
そして、その後トーマスのメイン駅ROPLEY駅で仮切符から本チケットに交換する形でした。
一先ずALTON駅では仮切符を受け取りました。
同時に証明書、ステッカー、地図なども受け取りました。気分が上がります！

トーマスのチケットは大人18ポンド、子供（2-15歳）12ポンド、ファミリー (2 adults and 2 children)54ポンドでした。

時刻表を頂いたので、帰りは何時がちょうどいいかと考えながら待ちました。

地図には各駅の情報が載っているので、どの駅に行こうかと迷いました。
私たちは滞在時間2〜3時間の予定だったので、メインの駅ROPLEY駅だけに行って目一杯楽しむことにしました。

このトーマスフェスティバルには電車で来る家族より車で来る家族の方が多いです。（だから電車が空いていたのですね〜）

各駅間を移動する列車が約40分に1本しかないので、効率よく各駅を回るには車でメインのROPLEY駅まで行った方が確かに便利かもしれないと思いました。

そうこうしているうちに来ましたー！！！

ダグラスーー！！！　か、ドナルドーー！！！

双子なのでどちらか分かりませんでした。（笑）

ダグラス（仮）に乗ってみると、とっても情緒のある古い車内です。機関車の客車はこうでなくちゃ！というまさにイメージ通り。
数十年前にタイムスリップしたような気持ちになりました。自由席です。
しばらくすると車掌さんが切符の確認に来るので仮切符を提示しました。

車内には軽食やドリンクを買える売店もありました。

車窓は田園風景。本当にのどかでまた癒されました。
大都会ロンドンとはまた違った魅力が詰まっています。
既にトーマスの世界観にぴったりです。

さて、25分程乗車するとROPLEY駅に到着しました！

な、なんと早速トップハムハット卿がお出迎え♪
に、似ている…！

アニメではよく怒っているトップハムハット卿ですが、とっても優しかったです。
ぜひ一緒に写真撮影してください(^^)

ROPLEY駅の時刻表はこのような感じです。
ちなみに、お手洗いやおむつ替えコーナーは各駅にあります。

ROPLEY駅ではミニレールウェイに乗ることが出来たり、大きな滑り台（3〜11歳向け）があったり、遊園地によくあるティーカップのアトラクションがあったりしました。
どれも1日券の料金に含まれています。

ピクニックエリアではシートを敷いてランチや休憩も出来ます。軽食の売店もありました。

あっ！！トーマス発見！！

近づいてみました！
本物だー！！！息子も大喜びです。

本線（ダグラスなど）が通るときはトーマスは来ないのですが、本線が通ってない間は随時トーマスが行ったり来たりしていて、停まっている間に写真も撮れますし、後ろの客車にも乗れます。数分で戻ってきます。

他にはトードもいました。可愛らしいお顔です。
こちらも乗車でき、数分で戻ってきます。

ROPLEY駅にもトーマスショップがあります。
イギリスで市販されているグッズ（ダイキャスト、エプロン、キャップ、文房具、靴下など）が多いですが、一部DAY OUT WITH THOMAS限定のグッズもありました。限定グッズはキャップ、缶バッチ、Tシャツなどです。

続いて、EDUCATION ROOM & VIEWING GALLERYを覗いてみました。

室内に机とぬりえなどがあったのですが、そちらの横からは列車を整備している様子を見られました。

さて、トーマスを思う存分満喫して、いざ帰路へ。
ALRESFORD駅も行くなら朝から夕方まで必要ですね。また、屋外メインなので天気が良い日の方がおすすめです。

帰りもダグラスでALTON駅へ向かい（車掌さんが切符確認に来ます）、そこからロンドン（WATERLOO）行きの電車に乗って再び1時間強の列車の旅です。帰りは時刻通りでした。

こちらの復路はなぜか車掌さんの切符確認がなかったのですが、最後にWATERLOO駅の改札に切符を通して出る必要があるので、帰りの切符もなくさないように注意してくださいね。

このまま少しロンドン観光へ向かいました。
ウォタールー駅に着きまして、そこからロンドンアイは徒歩数分です。

ロンドン アイ 建造物

続いて、ロンドンアイからビッグベンと国会議事堂へ徒歩数分です。

ピーターパンとカーズ2が好きな息子はビッグベンに大喜び！
今回はトーマス、ピーターパン、カーズ2を何度も事前に観たり読んだりしていきました。
毎度思うのは、子連れ旅行で子供に目一杯楽しんでもらうためには予習が大切だなということですね(^^)

またロンドンでは、2階建ての赤いバス、いわゆるロンドンバスに何回も乗れたことも嬉しかったようです。

ビッグベン 現代・近代建築

ビッグベンの目の前にはウェストミンスター寺院。
ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式の中継を思い出していました。

ウォータールー駅近くのホテルは気軽にビッグベンやウェストミンスター寺院を見に行けて、トーマスフェスティバルにも行きやすくて素晴らしい立地でした。

ウェストミンスター寺院 寺院・教会

ウェストミンスター寺院からまた徒歩で数分、この日の締めはセントジェームスパークです。
4月上旬、春到来！ということで綺麗なお花がたくさんありました。

セント ジェームズ パーク 広場・公園

しかも、な、なんと！
そんな綺麗なお花の中にリスを発見。かわいかったです。息子も釘づけでした。

赤いお花の方にもリス！何匹ものリスに出会えました。

そしてそして偶然にも、桜が咲いているときでした！
海外で暮らしていると春に桜を見る機会があまりないので、本当に本当にうれしかったです。

並木ではなくて何本か桜があるという感じですが、お花見している方もいて、春を感じられました。

トーマスのあとにたくさん散策したので、この日はこれでホテルへ戻りました。

翌日はバッキンガム宮殿、大英博物館、キングスクロス駅(ハリーポッターの9と3/4線)、などを周り、コヴェントガーデン周辺でショッピングを楽しみました！
丸2日間にギュッと詰め込みました。

最後に、ロンドンはビッグベンを始めとしてとても洗練されていて、何度見ても見惚れてしまう街でした。
そして、やっぱり英語オンリーな点は非常にシンプルで分かりやすかったです。

念願のトーマスにも乗ることができ、偶然にも桜やリスとも出会えて、お天気もずっと良かったので春を感じたロンドン旅行でした。