ヤップ定食マンタ大盛りで・・・【2】

2015/04/03 - 2015/04/12

第２章：北緯9度32分東経138度07分

繁華街のはずれにある古ぼけたビルの地下へと続く階段を降りる。
木製の重いドアを開けると、大型スピーカーから吐き出される大音量の曲、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの「I put a spell on you♪」が襲って来た。

I put a spell on you♪　(魔法をかけてやる)
because you are mine♪ (お前は俺のものだぁあ〜)

カウンターに座り、注文する。
「ラフロイグをストレートで」

消毒液(ヨード臭)のような強烈なピートの香りが鼻孔の奥を刺激する。
個性豊かなアイラウイスキーの中でも飛び抜けて個性的と言えるだろう。
一気に喉に流し込むと、口の中から鼻に強烈な香りが広がる。
口をすぼめてゆっくり息を吐く。
「臭っさぁ〜」

I put a spell on you♪　(魔法をかけてやる)
because you are mine♪♪(お前は俺のものだぁあああ〜)

誰かがパイプを吸っているのか【ラタキア】の香りが霞んだ店内に漂う。
これまた賞味期限の切れた納豆臭とか正露丸の匂いだとか言われる代物だ。

「マスター、次はラガヴーリン、ロックで」
　
隣の席に、女性が座った。木○●乃だ！

ヨシ！
と、思いきや目が覚めた。

「んなあ〜、訳ないよなあ〜」

ビールを飲みながらベッドの上で本を読んでいたら、寝てしまった。

部屋の窓の外は、あんなに晴れているのに・・・。でもリーフにあたる波が呻りを上げていた。

台風4号＆5号の影響で今日もダイビングは中止。
これで２日間(5〜6日)の待機だ・・・。

まさか4月頭のこの時期に台風とはなあ・・・。
それもそのはず4日時点で、台風5号の発生は1950年統計開始以来最も早いんだとか・・

ハア〜ぁ(ため息)。

別に今年記録更新しなくてもなぁ・・・、地球は確実に病んでいる！

でも、これで何も怖くない・・・。
さあ〜、皆で「ヤップ？の歌」を歌おうじゃないか。

雨雨〜降れ降れ〜　　母さんがぁ〜♪
タイツでお迎え　　エロッチイなあ〜♪
ピッチィ　ピッチィ〜
Yap　Yap　（←ここに出てきたか。でも、本当はムチ、ムチ、じゃなくてチャップ、チャップだし・・)　
淫乱　ら〜ん♪

その３：最終章　怒涛？のダイビング編へと続く、多分

エリア ヤップ島(ミクロネシア)

ミクロネシア連邦で最も伝統的な社会制度を持つのがヤップ州で、今も厳しい身分制度が残っているのだとか。

ヤップ州は、４つの大きな島と７つの離島及び134の環礁で構成され、
総陸地面積は120平方キロ、そのうち本島が100平方キロ。
小さな島デス。

10個の自治体に分かれ、その自治体は複数の村から成り、州都コロニアの土地が政府所有に対し、多くは私有地で、先祖代々その家族が受け継ぐとのこと。

ってことで、
公共の土地が少なく海岸や道まで私有地となっている場合が多いので観光客など外部の人が、その土地に立ち入るときは所有者に許可が必要となります。
ってことらしいデス。

今回の場合は、オチョラッブ村の支配管理下にあり、ホテルオーナーは、オチャラッブ村の酋長家系ですから。

部屋は海のそば。

窓の外は、とろぴかる〜ぅ >^_^<

波の音も聞こえてきます。

でも、これって風があるってことでは(-_-メ)

ダイビング出来ないじゃん

部屋ベッドルームには、

エアコン、天井ファン、鏡、クローゼットが。

枕元には聖書や、つわものたちが置いていった文庫本が残されていました。

冷蔵庫のお部屋？

【水回り】

もしかしてだけど、女性観光客の方には・・・(T_T)

火山島のヤップ。ここは井戸水でクリスタルガイザー風？、的においしいらしいのですが、今回は諸事情により飲まない方がよろしいのではとアドバイスを受けました。

【トイレ、シャワールーム】

一応、お湯と言う話しでしたが、今回は冷やで・・・。

【コンセント】

日本製品がそのまま使えます。

海辺には、ホテルやレストラン、ダイビングセンターなどが。

高台にはオーシャンビュー２棟の家屋。
ここからの眺めは、最高だろうなあ〜。

１軒は、オチョラブ村の村人、在住18年、ダイビングセンター＆レストランオーナーの紹美大介氏のお家。

お隣は、水中写真家Ｏ氏の別荘。

らしいです。

【レストラン：Moon Rize Cafe】

窓からこ〜んな景色を見ながら、のんびりビール＆食事デス。

テーブルの足元には、蚊取り線香が。

「南の島ならではですネ！」

バジルパスタ　$12.00

ロミ(フイリピンの麺類)　$10.00

これは、結構ボリュームありました。

チキンカレー　$14.00

これが一番かな。ココナッツミルクベースで濃厚。

【menuその２】

【伝統のカヌー】

オチョラッブ村所有の伝統的カヌー。

11名程のクルーが、独特の航海術(星座や風、潮流)でカヌーを操り、グアムだと７日間、パラオだと3〜4日で行くらしいデスよ。

ダイビングガイドでもあり、カヌークルーのチョメさんが言ってました。

前浜の海は、ワチョラッブ村のもの。

自分たちが食べる分だけ獲ります。

「足るを知る」って大切なことでございまする。

【巻き網漁】

海の男は、かっちょえ〜。

そのかっちょえ〜男も、おおにして酒が入ると↓
かもね？

【巻き網漁】

【投網】

【sunrise】

【sunrise】

【sunrise】

【星空】

【☆空】

【バニラAir】

どうせ90分程のフライト時間であることから、座席は指定せず、預け荷物もダイビング器材で20kgを超すため空港宅配を使うこと、利用日時も変更無しと言うことで、

今回は、往復とも最安値カテゴリーの【シンプルバニラ】のチケットを購入した。

\4,990＋\500(支払手数料)＋\380(成田空港国内線使用料)＝\5,870也

*機内持ち込み手荷物は、合計10kg以下　
*座席指定の場合は、ノーマルシート(\500)とリラックスシート(\1,000)を選択
*便の変更手数料\4,000　(払い戻し不可)

往路は成田強風のため、千歳到着が遅れ、結局35分程の遅延出発となったがこれも想定内。

機内販売には、成田空港からの電車代(京成)\270割引なんてのもありました。

【成田第３ターミナル】

4月8日成田第3ターミナルオープン。

第1ターミナル南に到着し、６番バス乗り場から連絡バスで第３ターミナルへ移動。

建物は、簡素化されているが必要十分な施設と感じた。

これまでよりはるかに使い勝手が良さそうだ。

【成田第３ターミナル】

ここには各社のカウンター(A～F)が並びます。
ただ、スペースの問題でしょうか【休憩用イス】は少ないです。
近くにはフードコート、ショップはありますが。

２階出発チェックインカウンターＦ(バニラAir国内線用カウンター)

チェックインの仕方
①カウンター
②自動チェックイン機　(QRコードもしくは予約番号が必要)
③Webチェックイン(48時間～2時間前)　完了画面に出る搭乗券をプリンターで印刷する

【北海道新千歳空港】

さあ〜、帰ってきました。

本格的な春は、これからです。