ヤップ定食マンタ大盛りで・・・【3：ダイビング】

2015/04/03 - 2015/04/12

第３章：マンタに始まりマンタで終わる

　通年マンタ(ナンヨウマンタ)が高確率で見られるのがヤップの売りで、運が良ければ「マンタ祭り」「マンタ三昧」「ぐるぐるマンタ」な～んてことになるとか。
　特に繁殖交尾時期は、マンタ祭りの可能性がぐ～～～んとアップするそうで、もしかしたら昨今の気候変動で時期が延びて、4月頭の大潮時期にもマンタ祭りが好評につき延長開催されているのではと、密かに思い旅行を決めたのだが・・・。
　
「甘かったあああああ～」
　
マンタ祭りは終わっていたのであった。
しかも、気候変動の台風で２日間も待機だったし・・。

マンタDivingのルール
①「マンタには触らないで！後生だから」
②「マンタは追いかけないで！お願いだから」
③「良い子は、クリーニングステーションで、鼻歌でも歌いながらじ～っと待っていて下さいナ」
④「良い子は、クリーニングステーションの中に入らないこと」
⑤「俺の後ろに立つな！」ってゴルゴ13かっ！！

ヤップには、２大マンタPOINTがあり、北東部に位置するゴフヌチャンネルと北西部にあるミルズチャンネル及びNEWPOINTを、季節風(風向き)海象条件によって使い分けているそうです。

今回は、北東の貿易風が吹いていたので(途中、台風の影響で風向きが変化しましたが)、ミルズチャンネルのNEWPOINTでのダイビングとなりました。

潮まわりは、満月大潮(4月5日)⇒中潮(4月11日)。
干満差は、3～4m程。海水温は28～29℃

ガンガン潜りたい派の私には、遠浅で干満(潮位)の影響を受けボートが出せず、潜水本数が１日２本ってのも、ガックリでした。

とは言え、こんなに近くでのマンタ撮影は初めてで、
自分の方に来ることを祈りながら、DOKI DOKIしながらシャッターチャンスを待つのは楽しい一瞬でした。

だって、野生だもの。

----- 完 ------


ながなが、ありがとうございました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
水中撮影機材：NikonD800＋Fisheye-Nikkor 16mm
ハウジング：Nexus D800
ストロボ：INON Z240×2灯
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

エリア ヤップ島(ミクロネシア)

【YAP RIZE DIVING CENTER】

【YAP RIZE DIVING CENTER】

【ダイビングボート】

2ボートダイブ　$100.00

【干潮時】

リーフの内側は水深が浅いため(遠浅)、干満の影響をモロに受け、このためダイビングスケジュールも潮位に合わせて出発し、戻ってきます。

ってことで、滞在中は午前中２Diveのみとなってしまいました。

ガンガン本数潜りたいダイバーは　(-"-)

POINTまでは、ボートで15～30分程。

今回は、合計8本(2本×4日)

①ミルズNEWマンタPOITが4本
②マンタリッジが2本(ミルズチャンネル内)
③ミルズコナー(OUT REEF→ミルズチャンネル内へ)
④Vertigo(OUT REEFのサメPOINT)

Reef内は、この色。

やっぱ、最高〜！

これが見れるだけでも十分〜、でもぐるぐるマンタも見たいどすえ。

軟骨魚鋼　トビエイ目　トビエイ科　オニイトマキエイ属(1属2種)
①オニイトマキエイ
②ナンヨウマンタ

ヤップのマンタ様は、定住性のナンヨウマンタでございます。

個体識別は、白いお腹の模様で。

でも、生まれ成長後に変わるとか・・・、じゃあダメじゃん。

「マンタ出ないかなあ・・・・・」ブクっブクっ

「わあぁ〜〜、出たあ〜！出たああ」ゴボっゴボっ

「こっちに、来ないかなあ・・・」ブクっブクっ

「ヤバイ！めっちゃこっちに来たああ」ゴボっゴボっ

「うあああああ〜、近くてピントがあああ」しゅううううううう

【マンタ・プチトレイン？】

4枚のマンタが4両編成の電車のように、次から次へとやってきた。

まあ、4枚ではあったが個人的には初めてだったので、イヤッホー状態。

繁殖交尾期は、そりゃあマンタ祭りで水中大騒ぎだとか(20枚以上がグルングルン)

【ミルズNEWマンタPOINTでのマンタ待ち】

TOPで水深5m程ですが、基本60分程度の潜水時間。

今回の出現状況は、
4月 7日(1stDive：2枚、2nd：1枚)
4月 8日(2nd:3枚うち2枚同時)
4月10日(2nd：7枚うち4枚同時)

【Vertigo：バーティゴ】

リーフエッジ、外洋は海の色が違います。
特にマンタPOINTが、チャンネルの奥で濁っていたので、よけいにクリアに感じます。

トリミング拡大

【Vertigo：バーティゴ】

やっぱりミクロネシアは、水の色が違うねえ〜。

魚の種類は少ないけど・・。

【グレーリーフシャーク】

小型のサメ(体長は1〜1.5m程)なので、全然安全でしょう〜！？

【Vertigo：バーティゴ】

ヤップ最大のリゾート、マンタレイベイリゾート併設のサービス、ヤップダイバーズのシャークPOINT。

アンカーリングしたボートから餌の入った容器を垂下すると、
ブラックチップsharkや、グレーリーフsharkなどの小型のReef Sharkが集まって来ると言ったスタイルです。

我々が潜った時も、すでにヤップダイバーズさんが来ており便乗させてもらいました。

【ギンガメアジ】

魚体小さく、群れも小さいけど　パチリ。

【ギンガメアジ】


トリミング拡大

【ツバメウオ】

付いてくるので、パチリ。

【コブシメ】

ミルズコーナーのリーフエッジのオーバハングで、パチリ

【ツノダシ】

マンタ待ちの暇つぶしに　パチリ。

「４月は、日本人のお客さん来ないんですよ〜」
「GWは、満室ですけどぉ・・。」

初めは11〜19日で予定してたのに、大潮がGoodらしいとのネット情報で旅行会社手配を変更して、4〜12日に　(>_<)

「大潮が良いとかって情報があるみたいですけど・・・・・・。潮が引いてボートも出せないし・・・。別に〜」


今回は、前半の２日間のゲストは私のみ。
残りの２日間は、ドイツ人ご夫妻を加えた３名でした。

さ〜て、残念ですがダイビングも終了。

この景色、海を目に焼き付けて、次の機会にかけるとしましょうか!

【番外編：フイッシング】

4月5日　台風の影響でダイビング中止！

それじゃあ〜、と言うことでReef内で船を走らせながらフイッシング。

初めての釣りの獲物は、50cm程のロウニンアジ。
残念ながら３時間程の釣果は、これ１尾。
フライにしておいしくいただきました。

この旅行記へのコメント （4）

• Wings!さん 2015/05/11 00:40:27

  サメ

  海彦さん、はじめまして。
  
  綺麗な写真、沢山拝見しました。
  いちばんビックリしたのは、サメの量とそれをサラっと流す、海彦さんのコメント。
  ぼくは、シュノーケリングしかしないので、サメと会ったことはないんですが、こんなにウヨウヨしていても大丈夫？ 襲われたりしないんですか？？

  海彦さん からの返信 2015/05/11 10:52:50

  RE: サメ

  はじめまして
  
  カキコミありがとうございます。
  
  シュノーケリングを楽しんでいるとのこと、
  もちろんシュノーケリングでも海を楽しむことが出来ますが、
  機会があれば是非ダイビングにもトライしてみて下さい。
  違う世界が見られると思いますよ(^○^)
  
  今回のサメは、100〜150cm程度の小型のリーフシャーク(ホワイトチップシャーク、グレーリーフシャーク)なので大丈夫だと思われま〜す>^_^<
  
  使用レンズが魚眼レンズで普通のレンズに比べかなり被写体が小さくなってしまいます。そのため、大きく写すためファインダーを覗きながら気が付かないうちに、どんどん被写体に近づいているようです。
  
  
  
  
  

  Wings!さん からの返信 2015/05/13 20:41:45

  RE: RE: サメ

  お返事、ありがとうございます。
  
  海彦さんくらいになると、大丈夫なサメか やばいサメかが、判るんでしょうね〜。
  
  >ダイビングに挑戦…
  シュノーケリングをするようになって だいぶ海にも慣れて来たんですが、基本的に水が怖い山猿なので、難しいです。パラグライダーで空を飛ぶのは、怖くないんですけどね f^_^;

  海彦さん からの返信 2015/05/14 08:32:25

  RE: RE: RE: サメ

  へえ〜、パラグライダーやられてるんですか。
  
  海猿的には、こちらの方がコワイですよ。
  
  でも、どちらも３次元空間を楽しむ訳ですから、違った世界が見られますよね。