2015　大阪城の夜桜散歩

2015/04/02 - 2015/04/02

大阪各地で「桜が満開」の便りが届くなか、夜桜見物を兼ねて、この日ちょっとした趣向がある大阪城を訪れました。

平成１９年１２月、国連総会において「４月２日を世界自閉症啓発デーに定める決議」が採択されたのを受け、自閉症をはじめとする発達障害について、全世界の人々に理解を深めてもらうための啓発活動が行われています。

その一環として、世界各地のランドマークを、「癒し」や「希望」などを表すブルーにライトアップする運動が展開されており、ここ大阪でも、大阪城天守閣をはじめ、通天閣、太陽の塔がライトアップされます。

この日、淡いブルーに浮かび上がった大阪城の天守閣を見て、このような障害をお持ちのお子さんたちが、生き生きとした生活が送れるようにと云う思いがつのりました。

エリア 大阪城・京橋(大阪)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日はＪＲ大阪環状線の大阪城公園駅で下車して、青屋門から城内へ入ります。

早速、淡いブルーにライトアップされた天守閣が浮かび上がっています。

内濠に架かる極楽橋を渡って本丸へ向かいます。

細かい小枝のシルエットが夜空に繊細な模様を描いています。

木立の上から顔をのぞかせる天守閣。

光の具合で赤く染まった夜空を背負ってそびえる天守閣。

いつになくブルーにライトアップされた天守閣を見て、「今日はどうしたの・・・？」とでも言いたげな満開の桜です。

こんな淡いブルーだったライトアップが・・・

少しアングルを変えるだけで、こんなにも深いブルーになります。

西の丸庭園では、４月１日から１２日まで「大阪城お花見・夜桜イルミナージュ」と云うイベントが開催されており・・・

桜のライトアップやイルミネーションが繰り広げられています。

天守閣は、方角によって屋根の架け方が異なっていて、この面には小さな破風が並んでいますが・・・

こちらの面は大きな破風が天守閣全体に架かっています。

石垣の際に植えられた桜。

桜を大きく入れると天守閣はてっぺんしか見えません。

木々のシルエットがライトアップに照らされて、天守閣の壁に影を落としています。

桜の木の下に潜り込んで天守閣を見上げました。

この後、マイクロレンズに付け替えます。

マイクロレンズで撮ると・・・

ブルーが少し濃くなったようです。

ここからは、内濠沿いの桜並木を歩きます。

この辺りは外灯の灯りだけなので・・・

ライトアップのような華やかさに欠けるのは致し方ありません。

小さな点で光って見えるのは飛行機です。

この辺りは伊丹空港への着陸コースになっています。

ここからは内濠と梅林の間の道を進みます。

木々のシルエットを切り裂くブルーのライトアップ。

外灯の灯りに照らされた桜。

マイクロレンズはピントの合う範囲が狭いので・・・

三脚が無いとピント合わせに苦労します。

青屋門の辺りには・・・

沢山の露店が出ています。

青屋門の辺りまで戻って来ました。

ここまでよく歩いたので、大阪城新橋を渡ってちょっと休憩しに行きます。

寝屋川に架かる大阪城新橋脇の桜は・・・

オレンジ色の外灯に照らされて赤みを帯びて見えます。

寝屋川の水面で、街の灯りが揺らめいています。

水上バスの乗り場では、水上バスがスタンバイしています。

街路樹のコブシ。

コブシは春一番に咲く花です。

寝屋川対岸の、ホテルの植え込みで点滅する灯り。

廊下のブラケット照明がロマンチックです。

エントランスに置かれた胡蝶蘭が優雅な姿を見せています。

レストランの窓の外にしつらえられたイルミネーション。

休憩している間に、水上バスは発車したようです。

この日は、日頃見ることが出来ない、ちょっと変わった天守閣が見られて良かったです。

では、この辺りで家路につきます。