2015/03/29 - 2015/03/30
402位(同エリア1061件中)
ごん太2さん
前に行ったとき岐阜は何て桜が多いんだろうと思った。どこへ行っても桜のイメージがあった。ところが今年はまだ早かった。例年より1週間くらい遅れているのだという。しかも前回の鳥取行と同じく初日はあいにくの雨。傘をさしての桜見物は花見にほど遠い。気持ちが華やかになってくれない。
岐阜羽島から例のごとくレンタカー。まずは羽根谷だんだん公園へ。明治によくあった洪水を防ぐために砂防ダムを作った辺り一面が桜並木・・のはずだった。開花しているものもあるが、まだ蕾がほとんど。散策も雨でままならず。やんぬるかな。
大垣の方へ廻って、墨俣一夜城に向かう。藤吉郎が織田信長の命をうけて、一夜にして城を築いたという歴史的に名だたる話が残る。
(しかし城が一夜でできるはずもなく、周到な準備を重ねて短期間で作り上げたことは誰もが知るところ。)
ここも以前訪れた。満開だと屋台が並び、人込みで歩けないほど。雨のせいか、屋台は閉めているところが多い。駐車場もすっきり。
早めに岐阜市内に入る。最近できた「うかいミュージアム」を見学する。雨もやんできたが、長良川対岸の鵜飼桜は五分咲きくらいだったろうか。
あくる日は初夏を思わせるような好天。車を宿の駐車場に置いたまま「日中友好庭園」から岐阜公園とやっとまぶしい桜に出会う。さらにロープウエイに乗って金華山へ。難攻不落を誇った岐阜城(稲葉山城)も、きのう見た墨俣城を足掛かりにして信長がついに斎藤氏を滅ぼす。なんか今回は太閤記ゆかりのところが多い感じ。
さらに桜の名所を求めて、これもなだたる「中将姫誓願桜」へ。う〜ん、これはさすが早かった。日本に一つしかない種類の桜ということで、時期が遅いそうだ。たったの二りんだけ開花していた。宇宙飛行士の若田光一さんが種を宇宙に持っていって、ここで植えたら二世が誕生したということで、その桜が3mほどに成長していた。
今回いちばんの圧巻は各務原の新境川堤の桜だった。岐阜の桜は川沿いにえんえんと続くところが多い。ここも例外ならず。
ほぼ五分咲きというところか。それでも春休みとあって屋台も人もたくさん。やっと花見の華やかさがもどる。
私たちも桜のもと、花見弁当を広げたのであった。
今年は寒暖の差や天気の変化がめまぐるしく、なかなか連続して桜を楽しむというわけにはいかないが、まだはじまったばかり。また桜を見にどこかへ行きたいと後ろ髪をひかれるような気持ちで帰ってきたのだった。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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