試される大地から　'15～胆振のメソッド～

2015/02/01 - 2015/02/03

　今年は2年ぶりに、冬の北海道を堪能してきました！

　雪の季節に行ったので、ドライブと言うよりは温泉目的です。
　そして！ワタクシがものすごくハマったアニメ作品「天体のメソッド」の聖地巡りもちょこっとしました！
　ご覧ください！


＜過去の北海道探訪記＞
【2012年　夏】
前編　http://4travel.jp/traveler/laguna/album/10711874/
後編　http://4travel.jp/traveler/laguna/album/10712178/
【2013年　冬】
http://4travel.jp/traveler/laguna/album/10769151/
【2013年　夏】
1日目編　http://4travel.jp/travelogue/10810874
2日目編　http://4travel.jp/travelogue/10811201
3日目編　http://4travel.jp/travelogue/10811700
【2014年　夏】
1日目編　http://4travel.jp/travelogue/10927492
2日目編　http://4travel.jp/travelogue/10938171
3日目編　http://4travel.jp/travelogue/10938507
4日目編　http://4travel.jp/travelogue/10951893

エリア 洞爺（とうや）湖(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: スカイマーク 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　旅の始まりは2015年2月1日(日)、私の住む神奈川県相模原市は晴天でした。この2日前に関東地方で雪は降ったものの、気温が高かったのかすぐ雪は解けたという感じでした。

　この日から2泊3日で、北海道の友人に会いに行こうと昨年の秋から考えておりました。スカイマークの早割で、羽田発なのに1万円以下というLCC並みの値段に惹かれすぐ予約。
…しかし！ワタクシの出発する1週間前にまさかのスカイマークが民事再生法適用を申請！そして2日前に、帰りに乗るハズで楽しみにしていたA330が全て引退という先行き不安な出来事が…。

　そして！トラブルとは重なるものです…。この日、Yahooニュースでは北海道で記録的な寒波が襲っているとの情報が。

　前述ですが、この日の関東地方は晴天。この3日ほど前に念願のマイカー(中古車ですが)をGETしたワタクシは、出発は20時30分の飛行機だったので近くの宮ケ瀬湖までドライブしていました。札幌に住む友人にLINEをしても、まだ晴れてるという返事が。安心していました………が！
　午前中にJALは、北海道方面への全ての午後以降の便を欠航を決定。
　昼過ぎから雲行きが怪しくなってきたと報告が…。

　そして、スカイマークのHPとにらめっこが続きます。お客様センターに電話しても、全くつながらず…。

　もう良いや、と半ば諦めムードで羽田空港へ。
　スカイマークはJALと同じく第1ターミナル使用で、午後から欠航だったのでJALカウンターは既に真っ暗。スカイマークカウンターを見ると、長蛇の列が！どうやら、ワタクシの乗る前の便の札幌行きがまだ離陸してないとのこと。ワタクシの乗る便も条件付きでの運行だったので羽田に一泊も覚悟をしました。

　しばらく待ってても、ワタクシの乗る便は何も情報が入ってきません。搭乗時間も近づき、手荷物検査も難なく通過。すると、普通に飛行機が待機してるではありませんか！

　先ほどの長蛇の列が分かりました。札幌便は確かに新千歳の情報確認のために遅延、長蛇の列は神戸便のだったそうです。

　ドタバタしつつも、まさかの定刻通りに羽田を離陸でき22時過ぎに新千歳へ着くことが出来ました！

　まるでワタクシ達の便を待っていたかのように明かりが灯いておりました。

　初音ミクって札幌で生み出されたものなので、たくさんのポスターが！

　一般車乗降場で友人と待ち合わせです。
　するとすんごい雪を被った車が！まさしく、友人の車でした。

　空港から出ると、これまたスゴい雪です…。

　街灯も無く、吹雪いている道をただひたすら進んで今宵のお宿のある苫小牧へと向かいます…。

　何とか日付の変わる前に、苫小牧のホテルに到着です。

　早速部屋で乾杯です。
　友人がパソコンを持参し、ワタクシが自宅から持って来た買いたてホヤホヤの「天体のメソッド」のブルーレイを見て明日に備えます！

ホテルウィングインターナショナル苫小牧 宿・ホテル

　知らない人のために…そもそも、アニメ「天体のメソッド」とは…？


　ある日、霧弥湖町(実際は洞爺湖町)の霧弥湖上空に一枚の円盤が現れた。当初、人々は謎の円盤に恐怖したが、その円盤は人類に危害を加えることはなく、ただ浮いているだけ。時が経つにつれ、人々の恐怖心も次第に薄れていった。

　中学生・古宮乃々香は、父親の転勤でこの町に7年ぶりに帰ってきた。引越しの片付けをしていた乃々香は、いつの間にか家に上がりこんでいた不思議な少女と出会う。
(ニコニコ大百科より引用)


　実は夏にも来訪(http://4travel.jp/travelogue/10927492)しているのですが、放送前だったのであまり十分な巡礼が出来ませんでした。今回は全話見た後なので、完璧に出来る…はず？

　翌朝！寝坊してしまいました…。

　出発するも、この天気………え………。

　ところがどっこい、登別付近になると雪が降ってるどころか全く積もっていません。北海道の中でも、寒暖の差は激しいそうです。

　朝風呂がてら、登別の手前にある虎杖浜温泉・ホテルほくようにて立ち寄り湯を。

　この時(http://4travel.jp/travelogue/10769151)にも入っており、リベンジです。やはり晴れていても風が冷たいので、内風呂から露天風呂まで、徒歩1分はキツかったです。

虎杖浜温泉　湯元ほくよう 宿・ホテル

　気付いたら既にお昼過ぎです。
　念願の、3年越しのカレーラーメンを食べることがやっと出来ました！

　連れて行かれたのは、地元の人しか行かないと言われる鷲別にある「つるつる屋」へ。

つるつる屋 グルメ・レストラン

　カレースープのような、サラッとしているのかなと思いきや、スープは思いっきりドロッとしています。そして辛い！

　なかなか美味でした！

　カレーラーメンを堪能した後、室蘭にある地球岬へと向かいます。

　3年前に室蘭へ立ち寄った際(http://4travel.jp/travelogue/10712178)は濃霧で行っても景色は楽しめないとのことでパスしましたが、今回は大丈夫そうなので行ってみることに。

　絶景です。
　美し過ぎて、言葉が見つかりません。

地球岬 自然・景勝地

　胆振国道に復帰し、洞爺湖方面へと車を戻します。

　やっと聖地巡礼が開始といったところでしょうか？
　アニメ「天体のメソッド」第7話にて出てきたローカル駅・豊浦駅へ行くことにしました。

…が、カレーラーメンで口が少しヒリヒリ。
　友人が「豊浦の道の駅で売ってるイチゴソフトが美味い」とのことですので、駅に行く前に道の駅に立ち寄ることに。

　道の駅にはこんな展示が。
　内藤大助選手の故郷だそうです。

　イチゴソフトなのにピンク色じゃない…けど味はイチゴ！というなかなか面白いアイスでした。

　カレーラーメンの後にはちょうど良い甘さです。

　道の駅から3分ほどで豊浦駅に到着です。

　ちょっとアングルに差異がありますが、間違いなくこの駅です！(興奮気味)





※比較研究目的で引用しております。「天体のメソッド」の画像著作権は、霧弥湖町観光協会に帰属します。

　ホームに立ってみました！うひょ〜！

　名残惜しいですが、寒くなってきたので今宵のお宿のある洞爺湖温泉へと向かいます。

　第1話の冒頭シーンのここを車内から撮ったのですが、残念ながらボケボケになってしまいました…。





※「天体のメソッド」の画像著作権は、霧弥湖町観光協会に帰属します。

　まず向かったのは夏にも行った洞爺湖温泉協会の入っている建物。
　夏には展示が無かったのですが………あった！ありましたよ、キャラクターパネルの展示が！

北海道洞爺湖サミット記念館 美術館・博物館

　ノエル〜！

　こはる〜！

　乃々香〜！

　柚季〜！

　汐音〜！

　寒くて、正直巡礼より早くホテルへチェックインしたかったワタクシ…。車に戻ろうとすると、建物の前には!?ここって…!?

　アニメによく出てくるラーメン屋でしたな。




※比較研究目的で引用しております。「天体のメソッド」の画像著作権は、霧弥湖町観光協会に帰属します。

　今宵のお宿は、道民のほとんどはCMの影響か知っていると言われている洞爺サンパレス。

　大型バスがどんどん入っていったことに不安を覚えましたが、その不安は的中。宿泊客のほとんどは外国人観光客という有様でした。
　
　別に経済が賑やかになるので、日本への観光受け入れは賛成します…が！ホテルの中で賑やかにされては困ります。主に中華系の方々で、ホテルの客室のある廊下で大声で、そして喧嘩をしているような口調です。さらに困ったには、夕食バイキング会場。マナー、悪すぎです。
　列への横入りは当たり前なので、なかなか食事が取れません。

　ホテル側は、せめて「この時間は団体のお客様とかち合うので、時間をずらしていただけないでしょうか」の一言もないのでしょうか。
　もう二度と宿泊することはないでしょう。

洞爺サンパレス リゾート＆スパ 宿・ホテル

　ただ、お風呂は最高でした。どうやらリニューアルしたばかりらしく、ワタクシの大好きな景色と浴槽が一体になって見える仕組みでした。
(さすがに浴場は撮影禁止なので、HPから引用)

　翌朝、朝風呂を浴び朝食バイキング会場で外国人観光客と格闘しながらも朝食を食べチェックアウトです。

　まず向かったのは、ホテルから近い距離にある民芸御殿へ。

民芸御殿 グルメ・レストラン

　ここは、こはるの実家であるお土産屋・しいはら本舗のモデルとなった場所であります。





※比較研究目的で引用しております。「天体のメソッド」の画像著作権は、霧弥湖町観光協会に帰属します。

　続いて温泉街にあるセイコーマート。

　ここは第1話にノエルのために食料を買ったコンビニとして出てきました。




※比較研究目的で引用しております。「天体のメソッド」の画像著作権は、霧弥湖町観光協会に帰属します。

　温泉街をウロウロしていると、お土産屋さんが開いていました。
　すると特設コーナーが！

　しばらくお店のおばさんと談笑。おばさんは毎週、天体のメソッドを見ていたそうです。

　ここで知り合いへのお土産を購入。

　もちろん購入。

　そういや、全然洞爺湖の写真撮っていませんでしたねw

　洞爺湖名物である「白いおしるこ」を食べに行こうと友人が誘いました。そのお店へ行く最中…ん、ここって!?

　柚季と奏太の家である喫茶店のモデルとなった場所ではありませんか！





※比較研究目的で引用しております。「天体のメソッド」の画像著作権は、霧弥湖町観光協会に帰属します。

　で、白いおしるこを。

　実はワタクシ、餡子が苦手なのですがこれは牛乳を使っているんだそう。なのでワタクシでも食べられました！

　冷えた体が暖まります。

　暖まった後は、とある場所へ。
　何の変哲もない、普通の通りですがここは…

　柚季が観光バスを停めてしまった場所でありますぞ〜。




※比較研究目的で引用しております。「天体のメソッド」の画像著作権は、霧弥湖町観光協会に帰属します。

　そんなこんなで、車を停めていた洞爺湖温泉バスターミナル(この上に観光協会はあります)に戻ってきました。

　ちなみにこのバスターミナル、全話通して一番出てきた場所だと思われます。




※比較研究目的で引用しております。「天体のメソッド」の画像著作権は、霧弥湖町観光協会に帰属します。

　何の変哲もない、駐車場へと上がる階段ですが…

　ここもよく出てくる階段だったりw

　あ、奏太の手にさっきのお土産屋で売っていた林檎ジュースがありますねw




※比較研究目的で引用しております。「天体のメソッド」の画像著作権は、霧弥湖町観光協会に帰属します。

　名残惜しい…と言うか、まだまだ物足りないですが飛行機の時間もあるのでそろそろ洞爺を離れなければなりません。

　最後に、温泉街の対岸側にあるサイロ展望台へ。

サイロ展望台 自然・景勝地

　この日はコロコロ天気が変わり、晴れ間が見えたと思ったらすぐ吹雪く…という変な天気でした。

　サイロ展望台の中にもちゃんと天体メソのポスターが貼ってました！

　ギリギリに着くのは嫌なので、少しだけ時間に余裕を持って新千歳へと到着しました。う〜ん…A330に乗れると思ってこの時間の飛行機にしたのに…。

　アイスを堪能し、友人と別れ東京へと戻ります。

　飛行機から見る夕焼けが綺麗でした。

　羽田に定刻通り到着。羽田からリムジンバスに乗り、少しでも我が家の近くまで…と思い南大沢駅までの便に乗りました。みんな聖蹟桜ヶ丘(「耳をすませば」の聖地！)やら多摩センター(「とある科学の〜」の聖地！)で降りるので、終点まで乗ったのはワタクシともう一人だけっつう…w

　今回は温泉メインでしたので、巡礼はザッと…いや、ザッとってレベルじゃねえなw
　夏にも行った、物語の要となる天文台へ行きたかったのですが冬季通行止めでした。他にも、「あ〜あそこ行きたかったなあ」と思うような場所もたくさんです。

　今回の旅はハプニング尽くしだっと思います。飛行機会社は潰れそうになるわ、飛行機が飛ばないかもしれないわ、帰る途中車が雪でスリップするわ…。まあこうやって話のタネになるので良しとしましょうか。

　　そうして次の北海道来訪のスケジュールを考えるワタクシでした〜。

【おまけ】

　去る4月26日(日)、チケットが当選したので新宿文化センターで催された「天体のメソッドプレミアムイベント」(所謂ファンミーティング)へ足を運びました！

　素敵なキャスト陣や、主題歌を歌ったアーティストの方々が集結しての夢のような2時間半でした！

　こうゆうのに行くと、ますます北海道へ行きたい欲が高まってきちゃいます…w　

新宿文化センター 名所・史跡