驚きの連続　4泊6日インド旅行（その２）

2015/03/14 - 2015/03/19

前から気になっていたインド。
かみさんは、治安や衛生問題で行くにのは嫌だというのをビジネスクラスで行くといって何とか説得し、インドを代表する3都市を4泊6日で出かけてきました。
スケジュールは
3月14日　関空よりAI315(インド航空）で香港経由でデリーで宿泊
3月15日　デリー市内観光（クトゥブ・ミナール、フマユーン廟）後ジャイプールへ移動し宿泊
3月16日　ジャイプール市内観光(風の宮殿、アンベール城、シティーパレス、天文台）後、ファティーブル・シークリー見学後アグラへ移動し宿泊
3月17日　タージマハールの朝陽観光後、ホテルで朝食しアグラ市内観光(タージマハールとアグラ城）しアグラで連泊
3月18日　アグラからデリーに移動し、デリー市内観光（レッドフォード、インド門、ラージガード）後23時15分発関空行のAI314便(インド航空）で、翌19日12時に帰国。
Ｈ旅行社によるパック旅行（添乗員なしの現地観光ガイドによる案内）で出かけましたが、日々驚きの連続。
日本の良さを再認識する旅でした。
今回は、デリー市内観光（クトゥブ・ミナールとフマユーン廟）とジャイプールまでの移動について紹介します。

エリア デリー(インド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

３月１５日。旅行２日目
今日からいよいよインド旅行の観光スタート。
この写真は宿泊したウエルカム・ホテル・ドゥワルカの客室です。
結構広いツインです。
部屋にはサービスの５００ｍｌのミネラルウオーターが４本ついています。
生水が飲めないため、そのミネラルウォーターで歯磨きしました。
今回の旅行では、水対策として２リットルのペットボトルのお茶やアクエリアスをもって行きました。

そしてこちらがシャワーブースと洗面所です。
このホテルはバスタブはなく、シャワーだけです。
お湯の出は十分でした。
トイレはもちろん水洗でトイレットペーパーは流せます。
今回の旅行では携帯式のウォシュレットを持って行ったので助かりました。
そういえば前日、神戸港から関空行の高速艇に乗っていた中国人の方も最近では炊飯器以外に、シャワートイレ付きの便座をお土産として持って帰っていました。

こちらは宿泊した部屋の窓から眺めた景色です。
ちょうどデリーの駅の前に立っているホテルのようです。

ちょうど電車が走っていくのでそれを撮影。
デリー市内ではこの都市交通と地下鉄も走っています。

そしてこれが宿泊したウエルカム・ホテル・ドゥワルカの玄関です。

ホテルの地下にはショッピングセンターがるようで、残念ながらチェックインが遅く、チェックアウトの早いツアー客は利用できませんした。

こちらが朝食のレストラン会場です。
フロントの前にあるオープンレストランになっています。

レストランはビュッフェスタイルでオムレツなどはその場で焼いてくれます。
料理の種類はあまりありませんが、味なまずまずでした。
この日以降のホテルもそうでしたがイギリスの植民地だったせいか、料理はあまり美味くなかったです。特にパンは今一。カンボジアやベトナムのほうがはるかに美味しかったです。

これは地下のショッピングセンターで、まだ時間が早く開店前だったせいか下に降りられませんでした。

そしてこちらがホテルのフロントです。

ホテルを９時３０分にチェックアウトし、一番目の観光地のクトゥブ・ミナールに出かけます。
ここはチケット売り場です。
ここは、「クトゥブ・ミナールと複合建築群」として世界遺産に登録されているところです。

現地ガイドさんがチケットを購入し、この入場ゲートから入ります。

クトゥブ・ミナールはアフガニスタンの奴隷軍人出身のクトゥブディーン・アイバクという人がヒンドゥー教徒に対する勝利を記念して建てられたもので、別名「勝利の塔」と呼ばれているそうです。
この写真は先程の入口から入ってすぐのところから撮影したものです。
この日は小雨交じりの天気だったのが残念です。
青空だっとらもっと映えるのに・・・・。

そしてこちらは廃墟のように見えますがアラーイー・ミーナールで、アラーウッディーンが建設を夢見た塔の跡です。
先ほどのクトゥブ・ミナールの2倍の高さにするつもりだったようですが、戦乱と王が亡くなったことにより計画が中止になったそうです。

そのほかには、このクワットゥルイスラム・モスクは27以上もあるヒンドゥー教やジャイナ教の寺院取り崩し、残骸を再利用して建てられたモスクです。

この門の壁画もとてもきれいです。

これもモスクの一部ですがお気に入りの写真です。

そしてこれが何世紀も建っているのに錆びない鉄です。
学生の頃の教科書に載っていたので大感激です。
4世紀に建てられたものとは信じられないくらいです。

モスクの柱の壁画はこのようにとても繊細で芸術的です。

これまたお気に入りの写真です。
晴れていればもっときれいなのに残念です。
ちなみにこのクトゥブ・ミーナールの塔の高さは７３ｍもあります。

手前の建物は、イマーム・ザミーン廟で、１５３８年フマユーン帝の時代に造られた初期ムガール建築の霊廟です。

そしてこれはクトゥブ・ミナールの塔の上部です。
繊細な壁画が一面に彫られています。
昔はこの塔の頂上まで登れたそうですが、転落事故がってそれ以降登られなくなったそうです。

塔の中央部（鍾乳石のバルコニー部）を拡大するとこんな感じです。

さらに拡大したのがこの写真です。
イスラム教の代表的装飾であるコーランの聖句が刻まれているそうです。

そして次に向かったのが、これも世界遺産のフマユーン廟です。
フマユーン廟は、アグラのタージ・マハールの見本ともなった皇帝の霊廟です。

これが世界遺産の証です。

先ほどのチケット売場から中に入っていきます。

先ほどの門を通り抜けると遠くに西門が現れます。

段々と西門近づいていきます。
通りの両側には対称的に木が植えられています。

そしてこれが西門の全景です。左右対称の立派な門です。

この写真は先程の西門から眺めたフマユーン廟です。
とても絵になる写真です。

このフマユーン廟は、ムガル朝時代に皇帝フマユーンが悲運の死を遂げた（階段から落ちたらしい）後、それを悲しんだ妃がおよそ１０年かけて建てさせたお墓だそうです。

フマユーン廟の登って庭を眺めるとこの写真のようにシンメトリー（対称）になっているのがわかります。

また先ほどの西門をアップで見るとこんな感じです。

フマユーン廟の中の天井はこの写真のようにとても豪華です。
繊細な模様が描かれています。思わず見とれてしまいます。

そしてフマユーン廟の中央にはフマユーン帝の棺が安置されています。
ただ実際の御遺体はこの棺の下に埋葬されているそうです。
その周囲には、王家の一族の棺が安置されています。

ここもそうですが、インドはどこに行ってもたくさんの野鳥が見られます。

そしてこれはフマユーン廟の中にあるイーサー・カーン廟だったと思います。

デリー市内の二つの世界遺産を見学後立ち寄ったのがこの昼食レストラン。

この日のメニューは、インド料理の一つのダンドリー料理。
これは前菜の小さな玉ねぎです。
私は食べませんでしたが、甘酢が効いたような味だったそうです。

これがメインのダンドリー・チキンです。
結構スパイシーな味です。
それ以外に各種カレーも出てきましたがものすごく辛かったです。
ただこのナンは、もちもちして美味しかったです。
ちなみにこの日もインドのビールを注文しましたが、発泡酒のようにアルコール度が低いのでとても飲みやすかったです。
値段は大瓶サイズ（６５０ｍｌ）で５００ルピー（１０００円）と結構高かったです。

昼食後、次の目的地のジャイプールへの大移動。
この写真はたまたま信号待ちで止まった際、横にいたスクールバス（実態は小型トラックの荷台）に乗っていた小学生くらいの子供たちです。
とても人懐っこくて手を振ると素敵な笑顔を返してくれます。
インドの子供たちの笑顔はとても素敵です。

ジャイプールはデリーから約２６０Ｋｍと結構離れています。
ほとんどは高速道路（？）で移動できます。
ただインドでは州を超える際、この写真のように税金を払わなければならないようです。
ただこの料金所は、高速道路の料金所より少し離れた場所にあるので、高速道路を横断しなければ行けません。

日本の場合高速道路を横断するのは命がけですが、インドの場合はこのように速度の遅い車も走っているので大丈夫です。

してこれが高速道路の料金所です。
ＥＴＣがないので結構ここで渋滞します。

そして目が点になったのが（所さんの目がテンではありません）、この写真です。
高速道路を牛が歩いています。
さすがインドです。

デリーからジャイプールまでは、ズーと平地が続いていましたが、小さな小高い山もあります。

そして今度はヤギの集団が歩いて行きます。
ちなみのインドの高速道路は、家畜も通るのでもちろん歩行者も横断していきます。そのためところどころ横断歩道もあります。

それと高速道路は一応舗装されていますが、平坦度が悪くバス車内から写真を撮るのも揺れて大変です。
インド旅行される際は、クッションとなる座布団を持っていくとよいと思います。（そうしないとお尻が痛くなります）
また道路の一部はスピードを出させないようコブがあり、スピードを落とさずにそこを通り抜けるとバスがバウンドして思わず網棚に頭をぶつけそうになります。

そしてこのバスにツアー客８名が乗車しています。
そのほかに運転手とアシスタントにガイドの３名を含め総勢１１名での移動です。

高速道路の所々にこの写真のようなドライブインがあり、ここで約２時間に１回のトイレ休憩をします。
トイレはもちろん有料で１０ルピー（２０円）必要です。

この花は先程のドライブインの庭に咲いていた花です。

ジャイプールまではデリーから高速道を走って約６時間かかります。
（高速道とはいうものの、途中牛やヤギ、ヒツジの群れの遭遇するので結構時間がかかります）
この時期の日の入りは、１８時３０分ですのでほぼ日本と同じです。

そしてやっと１９時頃にジャイプールのホテルに到着。
ここのホテルは宮殿ホテルということで楽しみです。

チェックインする際、ホテルの庭ではショーが始まっていました。

この座席に座って夕食を食べながらこのショーを見ることができるようです。

チェックイン後、遅い夕食をいただきました。
このホテルの夕食もビュッフェスタイルでとにかく食べられそうなものを選んでいただきました。
この日はまだましでしたが、連泊したアグラのホテルでは食べられそうなものがなく不味いパンとデザートのケーキと果物でおなかを満たしました。
（日本から持ってきたカップヌードルやお菓子を食べたほうが良かったかも・・・。）

そしてこれが客室です。
さすが宮殿ホテルということでとても立派です。
広さも広く、天井には扇風機もついています。南国に来た気分になれます。
ちなみにホテル名は、『ジャイ　マハール　パレスホテル』です。

そして面白かったのがベッドルームの横に窓があり、そこから浴室が覗けるようになっています。なぜこのような窓が必要なのかは不明です。
このホテルでも無料の５００ｍｌ入りのペットボトルが５本おいていました。
そのためミネラルウォーターに不自由は感じられませんでした。

そしてこれが浴室・洗面所で、シャワーブースとバスタブが併設されており、湯量も十分ありました。
あしたはジャイプールの市内観光。
天気が良くなるように祈って就寝しました。