新春陽春越南旅　③　フエで自転車

2015/02/12 - 2015/02/23

フエ郊外を自転車で散策の一日、帝廟にも行く予定であったが、想像以上の坂道が続くので途中で断念のへろへろ旅

残念ながらカメラを盗まれ、画像無。

行先は　ティエンム寺から線香村、帝廟群のある丘陵地帯の東部、世界遺産のナムザオ。

ナムザオ、ほゞ正方形の敷地の中央に祭壇、その他は松林。かなり怪しい推察だが、多分、南山と言う意味だと思う。ここが云わば帝廟地帯の入口にあたる。ここにはかつて、ベトナム仏教最大の聖地、寺院が建立されていたそうだが、ベトナム戦争ですべが灰燼に帰した。

ベトナム政府は敢てこのままの状態で保存している。ユネスコ嫌いの米国を嫌うユネスコが敢てここを世界遺産登録する事で、米国にあてこすりてき挑戦をしているのかもしれない、などと、下司の勘繰りをしていた。

エリア フエ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 自転車

橋の袂のモニュメント

ベトナム戦争の頃、南部政権は仏教徒の弾圧を強めていた。それに抗議し、ある僧が焼身自殺を図り、その映像が世界を驚かせた。だが、その政権のファ−ストレディは『死にたければ勝手に死ぬが良い。人間BBQが見られて面白い』と言ったそうだ。末期的政権はモラルを失って、滅亡を早める。

このモニュメントはその僧の供養塔で、僧はフエ郊外ティエンム寺の僧。ここには墓碑の他、焼身自殺の現場に駆け付けた時に利用した車の同型モデルも展示。

７層の塔が有名で、19C半ばの建築。

宿近くの近くで又、早目の夕食

米線

店頭には先祖を迎える御膳、日本の盂蘭盆を思い出さす

供え物

先ず店主が先祖に挨拶

主人が子供を祭壇前に連れ出して

横たえた

祖母らしき女性がその子供を軽く踏む、きっと新年を迎える赤ん坊の健康、安寧を願っての儀式だろう