「　高尾山　山伏の荒行　火渡り祭り　」　2015

2015/03/08 - 2015/03/08

東京・八王子市にある「薬王院」の年中行事の一つ「火渡り祭」に行ってきました。

☆火渡り祭とは、高尾山御本尊飯縄大権現の衆生救済の御誓願に基づき、真言密教加持の極致である御護摩（浄火により災厄を祓う火の行）を修行することにより、世界平和、息災延命、災厄消除、交通安全、身上安全等を祈念するもので、これを修行する行者は、心身修練の功を積んだ高尾山の山伏であります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　----「薬王院のﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ」より
午前中は小雨がぱらついていたが、式が始まる昼過ぎには雨も止み、山伏たちの荘厳で迫力のある火の行をm覗いてきました。

エリア 高尾・八王子(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 私鉄

毎年、3月の第2日曜日は「火渡り祭」が行われる。

高尾山の1号路登り口にある「高尾山不動堂」の前で

これから火渡り祭の会場に向かう行者たちが出発の準備中。

12：40頃、移動始めました。

商店街を先回りして一行を待つ。

法螺貝が鳴り響く！

梵天札の御輿が行く！

甲州街道にでて

会場となっている「薬王院祈祷場駐車場」へ。

会場はは既に満員状態---

小高い丘の上から覗き込む、既に準備が整って

大きな鍋にはお湯が沸いて

大導師様を招待---「あない、あない申す」と

儀式が始まりました

四隅に弓を射る

これは塩でしょうか---

お名前を読み上げてます--

御本尊飯縄大権現様

いよいよ
　点火か---

檀木の間から

点火されました。

煙の廻りを梵天札の御輿が行く

煙がもくもくと

御輿が廻る

風下にいたので、直に煙を受け

煙い！　
　カメラ抱えて一時移動（避難）です----。

炎が見えてきました--

絶え間なく「般若心経」を唱える

炎はピークに

心頭を滅却すれば火もまた涼し---！

下火になってきました

このお塩は、お護摩の火炎により御加持された、御本尊飯縄大権現様の菩提心（仏さまの心）を表す御浄塩で、目に見えぬ災いや、不浄を清める力が込められています。
火渡りの際には、両手を胸の前に合わせてお持ちいただき、ご自身でお加持いただく事により、更なる功徳が得られます。---とﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞの説明にある。

いよいよ火渡りが始まりました。

山伏、信者のほか--一般の方も火を渡り始める。

素足を塩で清めて

駆け抜ける人も

渡り終わり大導師様の所へ

まだまだ続く行列が

梵天札を買い

祈祷殿でお参り。

甲州街道沿いの紅梅が見頃でした。

この旅行記へのコメント （3）

• 墨水さん 2015/03/14 23:28:05

  塩。

  旅姿さん、今晩は。
  私も昔、別な場所で火渡りを体験しました。(笑)
  足の裏が湿っていると火傷をするので、塩で水分を吸着させています。
  その為、事前に十分に塩で足の裏の水分を取る必要が有ります。
  それにしても、塩が沢山有りますね。(笑)
  私が体験した場所では、こんなに塩が盛られては居ませんでした。(笑)
  
  それから、煙が凄い事に為ってますね。
  警備の方も大変ですね。
  カメラにとっては煙は意外と大敵ですから、退散するにしかずですね。(笑)
  墨水。
  
  

  旅姿さん からの返信 2015/03/16 16:47:39

  RE: 塩。

  墨水さん
  
  はじめまして。ご投票、書込みありがとうございます。
  火渡り祭の塩は、お清めのためだけかと思っていましたが、もっと
  大切な目的があるんですね。
  実はまだ火渡りを撮るだけで、歩いたことがありません。
  来年はチャレンジしようか---？！
  
  煙？
  　一瞬にして煙に包まれ方向が分からなくなり、ビックリしました。
  　いまだにカメラの煙の匂いが取れませんです。
  
  　　　　　
  　　　　　　　　　　　　旅姿

  墨水さん からの返信 2015/03/17 23:35:21

  RE: RE: 塩。

  旅姿さん、今晩は。
  > 来年はチャレンジしようか---？！
  
  是非、チャレンジしてみて下さい。
  火渡りは、残り火を履んでいくので意外と熱くないです。(笑）
  (足の裏が、湿っていなければ。)
  先達の行者さん達の足跡を履んで行けば、大丈夫です。(笑)
  一番最初の行者は、怖いだろうけどね｡(笑)
  墨水。