2009/09/18 - 2009/09/25
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damingさん
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沢木耕太郎の『深夜特急』で知った,ネパールの首都カトマンズの安宿街,タメル地区.
そこの空気を一度吸ってみたくて,一人旅を画策しました.
余っていたオープンチケットなどをうまく組み合わせて,なんとか現地までの足は確保.
しかし,台北とバンコクを経由する旅程になるので,現地カトマンズで過ごせるのは3泊4日だけです.
果たしてネパールはどんな国なのか...
今回もノープランの一人旅に出発です.
※昔の写真を整理していたら,この写真達が出てきました.
せっかくなのでアップさせていただきます.
2009年の記録なので,現在(2015年)からすると情報が古いかもしれません.ご了承ください.
Day 1:9月18日
成田→台北
台北→バンコク
(バンコク泊)
Day 2:9月19日
バンコク観光
(バンコク泊)
Day 3:9月20日
バンコク→カトマンズ
(カトマンズ泊)
Day 4:9月21日
早朝,ヒマラヤのマウンテンフライトへ!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA タイ国際航空
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【Day 1】
早朝に家を出て,成田到着.
今回はユナイテッドのラウンジへ.
んーー,欧米の方が好きそうな空間ですね.
自分はちょっと,,,落ち着きません... -
32番ゲートから,台北行きのNH1081便に搭乗.
9:20定刻通りです. -
台北までは,映画1本見てたらあっという間.
桃園国際空港に到着です.
今日中にバンコクまで移動しますが,乗り継ぎ便まで7時間ほど空きます.
せっかくなので台北市内まで出てみることに. -
桃園から台北駅までバスで90元.
暑いです.水をまいてます. -
台北駅前でぶらぶら.
好物の魯肉飯と牡蠣のスープをいただきます.
好吃!
もうちょっとどこかまで足をのばそうかと思っていたのですが,なんせ暑くてバテてしまいそうです.
遠出はあきらめて,涼しい空港に避難することにします.
帰りは高鉄で高鉄桃園駅まで,そこからバスで空港まで戻ります.合計190元. -
V6が来ていたようです.
桃園からバンコクまでは,20:05発のTG635便. -
バンコク,Suvarnabhum空港には定刻よりも早い22:30頃に着きました.
宿をとっていなかったので,とりあえずカオサンに向かいます.
幸運にも,空港ではAE2系統のバスにすぐ乗ることができました.空港からカオサンまで150B.
バスを降りてすぐに目にとまったSawadee Khaosan Innという小さなホテル.
部屋を見させてもらったところ,悪くなさそうです.時間も遅いしここに決めました. -
【Day 2】
翌朝.
9時行動開始.人の少ないカオサン通り. -
屋台もまだ開いてません.
ここで旅行会社を見てまわり,ネパールの情報を収集.
どうやらカトマンズから,ヒマラヤを眺めるための飛行機が出ているらしい.
それから,カトマンズ近郊のナガルコットという町ではヒマラヤを眺めることができるそうです.
この2つ,ネパールでチャレンジしてみたい!
ネパールのビザ用の写真なども格安で撮ってもらい,ネパール行きの準備は万全.
あとは,今日はフリーです.
バンコクの市内散策へ. -
とりあえずチャオプラヤ川方向へ向かいます.
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チャオプラヤ川に到着.
ボート乗り場があったので,乗り込んでみることに.
120Bで1日乗り放題. -
ピアNo13から,まずは上流方向へ.
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車掌のおばさんが,器用に切符をきりながら集金していきます.
バンコク市内は渋滞がひどいんですが,このボートは渋滞で止まることもありません.
市民の大切な交通手段です. -
ピアNo16.
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乗客のおばさん.
よーくみると,胸の文字が日本語(笑) -
チャオプラヤ川沿いの家々.
生活の場ですね. -
ピアNo30に到着.
ここで折り返して,下流に戻ることにします. -
出発を待っていると,物売りの小舟が近寄ってきました.
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ためしに1つ頼んでみると,,,
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アイスです.
暑いときに,これは最高! -
下流に向けて出発.
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ピア21.
タイの学生さん. -
川の風が心地よいです.
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ワット・プラケオが見えてきました.
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ピアNo8で船を降ります.
ちなみにこのあたりまで来ると,ご覧の通り,かなり混んでます. -
近くにワット・ポーがあるようなので,行ってみることに.
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すぐに到着.
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大きな建物に入ると,,,
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でーーーん
有名な寝大仏さまとご対面. -
さて,これは何でしょう?
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大仏さまの枕と後頭部でした.
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ではこれは?
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足のウラです.
ゴージャス! -
ワット・ポーは,言わずと知れた,タイマッサージの総本山.
敷地内には,マッサージの施術所もあります. -
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塔の装飾も見事です.
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これは何かな? と思ったら,
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建築中の建物の,屋根の飾りだったようです.
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ワット・ポーを後にして,次にどこに向かおうかと思っていたら,雨がパラついてきました.
カフェで小休止. -
雨が止むのを待っていたら,逆にだんだん本降りに.
雷付きの本格的なスコールに,地元の方も苦笑いです. -
スコールのせいで,思わず長居してしまいました.
雨も小降りになってきたので,行動再開です.カオサンに戻ります. -
帰りもチャオプラヤボートで.
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スコールも止んで,青空が広がります.
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戻ってきました.夜のカオサンは賑やか!
明日は7時出発.早く寝ることにします. -
【Day 3】
今日はカトマンズに向かいます.
カオサンから空港に行くエアポートバスは,宿の目の前に停まります.
2泊お世話になったSawadee Khaosan Innをバスの車窓から眺めながら,空港に向けて出発です. -
Suvarnabhum空港に到着.
-
さすがアジア屈指のハブ空港.
近代的です.そしてでかい!
カトマンズ行きのTG319便は定刻通り,10:20に出発しました. -
3時間くらいのフライトでカトマンズに到着.
着陸前に,けっこう激しい揺れがありました.
そういえばカトマンズって,難しい空港だと聞いたことがあります.
無事に着いてくれて,感謝. -
カトマンズ,Tribhuvan国際空港.
建物までてくてく歩いて移動です.
標高が高いからか,とくにバンコクからやってきた身体には,涼しくて快適な気候です. -
ところが,,,
イミグレでご覧の通りの大行列.
税関通るまでに1時間以上かかりました.
そして外に出た瞬間に,四方八方から集まってきた客引きに取り囲まれます.
タクシーやら旅行会社の客引きのようです.身動きとれません.
無視しても引いてくれないので,一服しながら,他の欧米人に客引きが移動するのを待ちます.
市内まで200NPRで,タクシーの運ちゃんと交渉成立.
タメルに向かってもらいます. -
空港から出たとたん,舗装されていない砂埃の道,あちこちで鳴り続けるクラクション,車道など関係ナシの車が入り乱れた交通渋滞,,,に圧倒されます.
自分,ここでの運転は絶対に無理です.
30分ほどかかって,憧れの旅人街,タメルに到着.
なぜか,いろんなところで道路の作り直しをやってました.年度末? -
目を付けていた宿「Happy Home」に行ってみたところ,部屋はそんなに悪くなさそうです.
ちょうど部屋も空いていたようで,値段も格安.ここに決めました. -
いちおう部屋にシャワー付き.
調子が良ければぬるいお湯が出ますが,そうでないと濁った冷水.
でもここはカトマンズ.十分です. -
さっそく,タメルの街へと繰り出します.
-
良い感じの雰囲気です.
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旅行会社をいくつかまわって,マウンテンフライトの情報収集.
いちばん信用置けそうなところに目星をつけて,ナガルコットの宿泊も手配できるということで,併せての手配を交渉します.
結果,マウンテンフライトのピックアップも含めて,合計180$でお願いすることに.少し高くつきましたが,仕方ないか...
旅行会社はナガルコット行きにガイドとドライバーを(それぞれ60$/日で)付けることを勧めてきますが,今回はのんびり行きたいのでお断り.
マウンテンフライトは明日の朝,そしてナガルコットは明日の夜のホテル手配です. -
明日の手配も済んだので,街歩きに出ることにします.
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街の外れに出ました.
地図によると,ここをずっと行くとスワヤンブナート(モンキーテンプル)に行けるようです.
せっかくなので向かってみます. -
川を渡って,さらに進みます.
夕暮れどき,家路を急ぐバイクの群れが立てる砂埃がひどくて,写真にも映ってしまってます.
マスクを持って来ればよかったと後悔. -
30分ほど歩いてきました.
振り返ると,市街地がだいぶ遠く見えます. -
到着しました,モンキーテンプル.
期待を裏切らない,モンキー達のお出迎え.
ちなみにカトマンズでは,たとえけっこうな市街地でも,街の中でサル,牛,ニワトリ,などなどの動物を見かけることがあります.
なのでこの時点で「おぉ,サルだ!!」みたいな感慨はまったくありませんでした(笑). -
寺院めざして階段を上ります.
だいぶ薄暗くなってきました. -
寺院に到着.
だいぶ日が落ちてきて,写真がとれない...
やっと撮れたこの写真,正面じゃないことに後で気付いた... -
街の方向を眺めるとカトマンズの夜景が!
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日が落ちて行きます.
ちなみに帰りはさすがに暗かったので,タクシーをつかまえました.
タメルまで120NPR
明日のマウンテンフライトのために今日は早寝です. -
【Day 4】
早朝5:45,タメルでピックアップしてもらい空港に.
さすがにカトマンズの市内でも,早朝のこの時間だと車は少なく,20分ほどで空港に着きます.
マウンテンフライトは国内線ターミナルでの手続きになりますが,フライトの電光掲示板などもちろん見当たらず,アナウンスされるネパリッシュイングリッシュはどうにも聞き取りにくく,,,空港関係者ぽい人を見つけては「ここで良いのか」「どこで待てば良いのか」と話を聞きまくって手続きを進めます.効率が悪いです...
ちなみに,セキュリティチェックは男女別. -
7:10,ようやく搭乗開始.
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Yeti Airlineのマウンテンフライトです.
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搭乗客は20人程度.
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ご覧の通り,小さなプロペラ機です.
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非常口の説明イラスト.
ちょっとシュール. -
離陸します.
カトマンズ近郊は霧が立ちこめていますが,,, -
高度が上がれば雲の上.
世界の屋根が見えてきました. -
座席の配列は1-2.
でも,真ん中の席は原則使わないようです.
ヒマラヤの南側を飛ぶので,行きは左側,帰りは右側がヒマラヤを眺められる側になります.
ちなみに,CAも同乗して,座席をまわりながら山の名前などを教えてくれます. -
そして途中ではなんと,,,
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コクピットの扉を開けて,コクピットのなかを見せてくれるサービスも.
パイロットと握手もできます. -
山がだいぶ近くに見えるようになってきました.
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ふと窓から真下を見ると,雪山の稜線が間近に迫ってました.
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眼下に広がるヒマラヤの山々・・・
見事な光景に言葉を失います.
そして,遠くに見えてきました,
ネパール名は「サガルマータ」.世界最高峰,エベレストです. -
飛行機はかなり高度を上げてきているのですが,それでもエベレストとはほぼ同じ高さです.
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思ったよりも間近で見ることができました.大満足です!
それにしても,周りにヒマラヤの高山が連なり,そのなかにそびえ立つこんな8,000メートル級の山に,ヒトが自分の足で登頂しているというのが信じられません.
実物を目にして,そのことに脱帽. -
エベレストのあたりで飛行機は旋回し,カトマンズに向けて戻ります.
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今日これから向かうナガルコットでも,ヒマラヤを眺められることを祈りつつ...
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空港が近づいてきました.
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着陸直前.
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1時間ほどのマウンテンフライト,無事に終了です.
ちなみに機内で,搭乗証明書みたいなものももらえます.
ヒマラヤを望める場所まで実際に行くのはたいへんだけど,手軽に飛行機で見て来られるのはラクで良いですね.
決して安い値段ではないですが,その金額以上の価値があるフライトだと思いました.
ただ,いつかあの8,000メートル級の麓までトレッキングして,こんどは地上から,あの山々を眺めてみたいと思ってしまいました.
※(2)に続く
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