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雪深い小千谷では、泳ぐ宝石と呼ばれている錦鯉の里、模様付けされたヨコ糸を織る小千谷縮の工房を訪ねます。<br /><br />越後堀之内では、雁木造りの道を通り、永林寺で彫工の名匠「石川 雲蝶」の彫刻を拝観します。<br />

小千谷の錦鯉・小千谷縮と石川雲蝶の彫刻を訪ねる旅(新潟)

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2015/03/05 - 2015/03/05

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かっちん

かっちんさん

雪深い小千谷では、泳ぐ宝石と呼ばれている錦鯉の里、模様付けされたヨコ糸を織る小千谷縮の工房を訪ねます。

越後堀之内では、雁木造りの道を通り、永林寺で彫工の名匠「石川 雲蝶」の彫刻を拝観します。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
交通手段
新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 石川雲蝶の彫刻<br /><br />上越新幹線浦佐駅に降りると、駅構内に石川雲蝶の彫刻(レプリカ)があります。<br /><br />石川雲蝶の彫刻や絵画は新潟県内の寺に数多く残され、最近注目されています。<br />

    石川雲蝶の彫刻

    上越新幹線浦佐駅に降りると、駅構内に石川雲蝶の彫刻(レプリカ)があります。

    石川雲蝶の彫刻や絵画は新潟県内の寺に数多く残され、最近注目されています。

  • 雪国の上越線<br /><br />浦佐から在来線に乗り、小千谷へ向かいます。<br />

    雪国の上越線

    浦佐から在来線に乗り、小千谷へ向かいます。

  • 小千谷では錦鯉のお出迎え<br /><br />駅前にある地下道の入口です。<br />

    小千谷では錦鯉のお出迎え

    駅前にある地下道の入口です。

  • 錦鯉のお腹の中はこんな感じ<br /><br />では、小千谷中心部にある「絵紙のひいな祭り」、「錦鯉の里」へ向かって歩きます。<br /><br />ひいな祭りは前の旅行記で紹介しています。<br />

    錦鯉のお腹の中はこんな感じ

    では、小千谷中心部にある「絵紙のひいな祭り」、「錦鯉の里」へ向かって歩きます。

    ひいな祭りは前の旅行記で紹介しています。

  • 荒物屋さん<br /><br />雪国に必要な道具がいろいろと揃っています。<br />

    荒物屋さん

    雪国に必要な道具がいろいろと揃っています。

  • 虹の架け橋から飛び出す錦鯉<br /><br />商店街のシャッターにユーモアのある絵が描かれています。<br />

    虹の架け橋から飛び出す錦鯉

    商店街のシャッターにユーモアのある絵が描かれています。

  • 伝統を守る越後の錦鯉<br />

    伝統を守る越後の錦鯉

  • 鯉(恋)仲のふたり<br />

    鯉(恋)仲のふたり

  • 水色の鯉(恋)を歌ってる〜<br /><br />天地真理です。<br />

    水色の鯉(恋)を歌ってる〜

    天地真理です。

  • 鯉が泳ぐ植木鉢<br />

    鯉が泳ぐ植木鉢

  • マンホールの鯉<br />

    マンホールの鯉

  • 雪深い小千谷<br /><br />成就院のお寺です。<br />

    雪深い小千谷

    成就院のお寺です。

  • 市内を流れる川<br /><br />雪を溶かすのに便利な川です。<br />

    市内を流れる川

    雪を溶かすのに便利な川です。

  • 四尺玉の花火<br /><br />小千谷市総合産業会館「サンプラザ」に来ました。<br />ここにはお土産品コーナ、織物体験工房、錦鯉の里、食事処などがあります。<br /><br />小千谷市片貝町の花火は、秋の片貝祭りで、直径800mの大輪の花を咲かせ、ギネスブックにも載ったそうです。<br />四尺玉は重さ420kg、直径120cmもあります。<br />

    四尺玉の花火

    小千谷市総合産業会館「サンプラザ」に来ました。
    ここにはお土産品コーナ、織物体験工房、錦鯉の里、食事処などがあります。

    小千谷市片貝町の花火は、秋の片貝祭りで、直径800mの大輪の花を咲かせ、ギネスブックにも載ったそうです。
    四尺玉は重さ420kg、直径120cmもあります。

  • 錦鯉の里に入ります<br />

    錦鯉の里に入ります

  • 鯉仙人<br /><br />中国周の時代の仙人です。<br /><br />気持ちよさそうですね。<br />

    イチオシ

    鯉仙人

    中国周の時代の仙人です。

    気持ちよさそうですね。

  • 鯉のマスコット<br /><br />紙風船です。<br />

    鯉のマスコット

    紙風船です。

  • ソフトクリーム???<br /><br />入場料510円を支払うと、くじ引きのガラガラを回してと言われ、変わったソフトクリームが当たりました。<br /><br />これは人間が食べるのではなく、鯉の餌なんです。<br /><br />なるほど!<br />

    ソフトクリーム???

    入場料510円を支払うと、くじ引きのガラガラを回してと言われ、変わったソフトクリームが当たりました。

    これは人間が食べるのではなく、鯉の餌なんです。

    なるほど!

  • いました、錦鯉<br /><br />水槽に餌を投げてみると、鯉が寄ってたかって争いながら食いついています。<br /><br />資料展示コーナーで鯉の種類を勉強してきたので紹介します。<br />

    いました、錦鯉

    水槽に餌を投げてみると、鯉が寄ってたかって争いながら食いついています。

    資料展示コーナーで鯉の種類を勉強してきたので紹介します。

  • 金銀鱗(きんぎんりん)<br /><br />鱗が金や銀に輝いている鯉のことです。<br />

    金銀鱗(きんぎんりん)

    鱗が金や銀に輝いている鯉のことです。

  • 錦鯉がご挨拶<br /><br />左から紅白、昭和三色、大正三色と呼ばれる鯉です。<br /><br />色と胸鰭に特徴があります。<br />

    イチオシ

    錦鯉がご挨拶

    左から紅白、昭和三色、大正三色と呼ばれる鯉です。

    色と胸鰭に特徴があります。

  • 墨衣の紅白鯉<br /><br />背中の赤い模様のところに黒い点がある鯉です。<br />

    墨衣の紅白鯉

    背中の赤い模様のところに黒い点がある鯉です。

  • 緋写り(ひうつり)の鯉<br /><br />赤に黒模様がある鯉です。<br />

    緋写り(ひうつり)の鯉

    赤に黒模様がある鯉です。

  • 小千谷縮(おぢやちぢみ)<br /><br />次に、織物工房に入ります。<br /><br />小千谷には織物原料である良質な野生の苧麻(ちょま)が豊富にあり、この皮の繊維から越後布が作られました。<br /><br />江戸時代の初め、織りあげた後に小千谷独特の縮ませてシボを出す夏向きの縮布が作りだされ、小千谷縮と呼ばれるようになりました。<br /><br />なるほど。<br />

    小千谷縮(おぢやちぢみ)

    次に、織物工房に入ります。

    小千谷には織物原料である良質な野生の苧麻(ちょま)が豊富にあり、この皮の繊維から越後布が作られました。

    江戸時代の初め、織りあげた後に小千谷独特の縮ませてシボを出す夏向きの縮布が作りだされ、小千谷縮と呼ばれるようになりました。

    なるほど。

  • 機織り<br /><br />織りあげていく布はピンク地に白い模様があります。<br /><br />しばらく眺めていましたが、ヨコ糸の色を変えなくても白い模様がでています。<br /><br />機織りの娘さんに質問してようやく謎が解けました!<br /><br />

    機織り

    織りあげていく布はピンク地に白い模様があります。

    しばらく眺めていましたが、ヨコ糸の色を変えなくても白い模様がでています。

    機織りの娘さんに質問してようやく謎が解けました!

  • 色模様が付いているヨコ糸<br /><br />図案をもとにして、地のピンク色の糸に柄模様となる部分が白く染めてあります。<br /><br />ヨコ糸を左右の目印に合わせて通し織っていくと、目的の位置に模様があらわれるのです。<br />

    色模様が付いているヨコ糸

    図案をもとにして、地のピンク色の糸に柄模様となる部分が白く染めてあります。

    ヨコ糸を左右の目印に合わせて通し織っていくと、目的の位置に模様があらわれるのです。

  • 色模様を付け束ねた糸<br /><br />織った布に模様を印刷するのではなく、あらかじめ糸に模様を色付けしておき織っていく方法を知りました。<br />

    色模様を付け束ねた糸

    織った布に模様を印刷するのではなく、あらかじめ糸に模様を色付けしておき織っていく方法を知りました。

  • 鯉の街灯登り<br /><br />街中の至る所に錦鯉が飾られています。<br /><br />では、小千谷駅に戻ります。<br />

    イチオシ

    鯉の街灯登り

    街中の至る所に錦鯉が飾られています。

    では、小千谷駅に戻ります。

  • 大きな信濃川を渡ります。<br />

    大きな信濃川を渡ります。

  • 雪に埋もれる国鉄コンテナ<br /><br />小千谷駅ホームから懐かしい国鉄コンテナが見えました。<br /><br />何に使っているのでしょうか?<br />

    雪に埋もれる国鉄コンテナ

    小千谷駅ホームから懐かしい国鉄コンテナが見えました。

    何に使っているのでしょうか?

  • 電車に乗り、越後堀之内へ向かいます。<br />

    電車に乗り、越後堀之内へ向かいます。

  • 越後堀之内駅<br /><br />ここには彫工の名匠「石川 雲蝶」の彫刻がある永林寺があります。<br />

    越後堀之内駅

    ここには彫工の名匠「石川 雲蝶」の彫刻がある永林寺があります。

  • 永林寺<br /><br />駅から歩いて20分のところに、永林寺があります。<br />冬の時期は9:00〜16:00に拝観できます。<br /><br />では、永林寺へ歩きます。<br />

    永林寺

    駅から歩いて20分のところに、永林寺があります。
    冬の時期は9:00〜16:00に拝観できます。

    では、永林寺へ歩きます。

  • 駅前の小玉医院<br /><br />洒落たストーブのデザインです。<br /><br />ストーブの火が勢いよく燃えているように見えるのですが、何か文字があるような・・・<br /><br />白い部分に注目していると、「こだま」と書かれています!<br />わかりましたか?<br />

    駅前の小玉医院

    洒落たストーブのデザインです。

    ストーブの火が勢いよく燃えているように見えるのですが、何か文字があるような・・・

    白い部分に注目していると、「こだま」と書かれています!
    わかりましたか?

  • 木造の建物<br /><br />昭和の建物ですね。<br />

    木造の建物

    昭和の建物ですね。

  • 雁木造り(がんぎづくり)<br /><br />通りに面している商店や民家の軒を延ばし、雪よけの屋根になっています。<br />

    雁木造り(がんぎづくり)

    通りに面している商店や民家の軒を延ばし、雪よけの屋根になっています。

  • 雁木造りの通り<br /><br />ちょうど雨が降って来たので、雨に濡れずに通れました。<br />

    イチオシ

    雁木造りの通り

    ちょうど雨が降って来たので、雨に濡れずに通れました。

  • 魚沼川を渡ります<br /><br />魚沼川の下流で信濃川に合流します。<br />

    魚沼川を渡ります

    魚沼川の下流で信濃川に合流します。

  • 消火栓はここだよ<br />

    消火栓はここだよ

  • いっぱいやっか!<br /><br />いえいえ、まだお寺に行く用事があるので・・・<br /><br />長者盛は小千谷のお酒です。<br />

    いっぱいやっか!

    いえいえ、まだお寺に行く用事があるので・・・

    長者盛は小千谷のお酒です。

  • 永林寺の道案内<br /><br />そろそろ道がわからなくなったころにこの立札。<br /><br />助かりました!<br />

    永林寺の道案内

    そろそろ道がわからなくなったころにこの立札。

    助かりました!

  • 雪国の建物<br /><br />雪が積もっても大丈夫、2階が玄関です。<br />

    雪国の建物

    雪が積もっても大丈夫、2階が玄関です。

  • 赤いお家の消火栓<br />

    イチオシ

    赤いお家の消火栓

  • 雪道<br />

    雪道

  • 2階から出入り可能<br />

    2階から出入り可能

  • 永林寺に到着<br /><br />石川 雲蝶の作品群は天下一ですが、撮影禁止です。<br /><br />雲蝶は寺の設計、建築、欄間の彫刻、板絵などをすべて造っています。<br />寺全体を手掛けたのはこの永林寺だけといわれ、大工の棟梁であり、彫工の名匠でもありました。<br />13年間もこの地に滞在し、彫工・絵画を数多く残しています。<br /><br />写真の天女は雲蝶の好みの女性が欄間に彫られており、裏から見るとなまめかしい背中姿が彫られています。<br /><br />この寺には雲蝶の作品が25点もあるので、訪れてみる価値があります。<br />

    永林寺に到着

    石川 雲蝶の作品群は天下一ですが、撮影禁止です。

    雲蝶は寺の設計、建築、欄間の彫刻、板絵などをすべて造っています。
    寺全体を手掛けたのはこの永林寺だけといわれ、大工の棟梁であり、彫工の名匠でもありました。
    13年間もこの地に滞在し、彫工・絵画を数多く残しています。

    写真の天女は雲蝶の好みの女性が欄間に彫られており、裏から見るとなまめかしい背中姿が彫られています。

    この寺には雲蝶の作品が25点もあるので、訪れてみる価値があります。

  • 越後堀之内駅<br /><br />駅に戻り、上越線と新幹線で東京へ帰ります。<br /><br />今回は大人の休日倶楽部10周年パスを使った旅でした。<br /><br />石川雲蝶の彫刻や絵画の作品は新潟県内の寺に数多く残されており、別の機会に訪れたいと思います。<br />

    越後堀之内駅

    駅に戻り、上越線と新幹線で東京へ帰ります。

    今回は大人の休日倶楽部10周年パスを使った旅でした。

    石川雲蝶の彫刻や絵画の作品は新潟県内の寺に数多く残されており、別の機会に訪れたいと思います。

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