Time for 九州 ～　そうだ　九州に行こう！　～ その４

2013/08/06 - 2013/08/09

「8月6日から休みが取れたから、どこか行きたいところ決めて！！」の旦那さんの一言で、この旅行計画は始まった。
私的には、流行の『伊勢神宮』や『出雲大社』は？？リサーチをして『世界遺産の奥入瀬』
『釧路湿原』…『四国巡り』もいいかな？と、いろいろ悩んだ末、専門家にゆだねJTBの
お姉さんに『50代夫婦　二人旅の3泊4日　どこがいいでしょう?』と、下駄を預けた。
そうして『九州　長崎ハウステンボス　福岡美味しいものを食べつくそう旅』に決定した。

エリア 柳川・大川(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5

８月９日　(金)　　　　４日目
旅の最後の日。　今日の朝も早い(笑)
６時４５分朝食
あまり食欲がない…でも、パンケーキがあったので、少し元気に。
７時４５分　チェックアウト。
昨日買ってもらったボーダーのＴシャツ。早速大活躍！！

天神の地下鉄駅に近いコインロッカーにスーツケースなど大きな荷物を入れて、身軽になり、西鉄の切符売り場に。
電車のチケット往復＋川下りの料金＋かんぽの宿での入浴がついた切符をセレクト。
８時３０分発の特急電車に間に合い　西鉄福岡⇒西鉄柳川　

駅構内の旅行案内所前で川下りの場所まで行くワゴンを待つ。(帰りの電車時間確認)
河童の半纏を着た船頭さん(?)が迎えに来てくれて、乗船所へ。

早起きは三文の得。朝１番の船に乗る人は、『ばっちょ傘』を、無料で貸してもらえた。(通常１００円)私たち二人の他、韓国人の母娘と、体格のいい男性(国籍不明)
１

1０人くらい集まらないと出発しないようなことが、ガイドブックに書いてあったが、５人で出発。　『どんこ舟』に乗り込みすぐに出航できました。

水郷の街　柳川『川下り』と言っても、『堀割りめぐり』のような感じ。
北原白秋ゆかりの場所を巡りながら、船頭さんの軽妙なトークと、竹竿一本で巡っていく。

何ヶ所もの水門があるのですが、身体をかがめ、すれすれになりながらくぐっていく。

水路際に建っている家々には、船着き場があり、動力のない舟や、カヌーならば、所持していいらしい。お堀の中は、右側通行。　一度だけ、お堀の掃除管理している舟とすれ違い。
混んでいるときは、舟が連なり、周りの船頭さんの声が、気になるとか…朝早い時間なため静かにのんびり廻ることができました。

途中、売店が２か所あり、２軒目のお店で、ソフトクリームと、カモのエサ(?)を買いました。

カモが売店手前から、どんこ舟めがけてやってきて「お出迎えに来ました。おなかすいたぁ」と、訴えたので、買っちゃいました(笑)　カモだけでなく、亀や、大きな鯉も集まってきた。

船頭さんの説明や歌声を聞きながら、日差しは強いけれど、水面からの心地の良い風。
北原白秋の歌碑や、河童の像、なまこ壁や、ウナギの供養塔。

一番シャッターを切ったのは松岡修三で有名な『柳川高校』のテニスコートでした(笑)

いまでも、このどんこ舟を利用し、赤い毛氈をひいた『花嫁舟』と出会える時があるらしい。
ひな祭りのシーズンは、掘割り沿いに飾るところを設けて、観光客を和ませている。

今のシーズンは、夜ライトアップされるところがあり、一部、水面に灯篭があった。
冬のことを伺うと、炬燵のようなしつらえをして、廻るらしい。
約７０分、意外と楽しい『柳川川下り』だった。

舟を降り、普通は「御花」という柳川藩主立花邸や北原白秋記念館を見学するようで鰻
も有名なのですが、なにぶん朝いち(笑)　まだ鰻は食べられません(謎)
私達が買った西鉄の切符には「かんぽの宿」の入浴券つき。
とりあえず、ここのお風呂も『温泉』らしいので、汗を流しに展望風呂に行く事にした。

今、下ってきた堀沿いを歩いていると、サイレンが…午前１１時２分原爆投下時間でした。
立ち止まり、黙とうをし、かんぽの宿に。　他の会社のどんこ舟も下ってきたのですが、
乗船客も多く、若い船頭さんがなぜだか『ドラえもん』の歌を歌っていました(謎)
私達の船頭さんは、柳川小唄や、白秋の童謡を歌ってくれた。大当たり!!

かんぽの宿に着くとフロントで券をみせて展望風呂に。着替えは持っていたのですが、
タオルは貸してくれると思った。しかたないので売店で買いました(１５０円)
展望風呂は最上階にあり、上からの掘割は一見の価値あり。
お風呂は、ちょうどおばあちゃんがあがってきたところ。博多弁で何やら話しかけてきた。
半分くらいしかわからないので、愛想笑いと相槌をうちながら、大浴場に。
大浴場独り占め。

でも、旦那さんを待たせてはいけないので、早々に出てくると、先ほどのおばあちゃんが。
ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と、話しかけられた(笑)
９０歳で毎日ここの温泉に来るようだ。　東京に姪がいて…と、言いながら『戸塚』なので、神奈川ですけど(笑)　他の姪はオーストラリアで医者をしてると。
とっても、お元気そうなのですが、心臓が悪いとか…。短い時間で個人情報いっぱい(笑)

着替えて、まだおばあちゃんの機関銃のようなお喋りに捕まっていると、違うおばあちゃんが入ってきて「旦那さんが待っとるよ」　あわてて、待ち合わせの所に。
旦那さんも、私を呼びに来たおばあちゃんに捕まっていたらしい(笑)

来た時に柳川の駅で帰りの電車の時間を調べていたので『１２時６分に乗れるかな?』と
タクシーを呼ぼうとしていたら、路線バスがちょうど来て、駅まで１５分くらいで無事到着。
西鉄切符の特典で駅前の『有明漬本舗』で名物の『たいらぎ貝の粕漬け』をお土産に
いただける券も付いていたので、旦那さんが駅に向かっていったけれど、私はちゃっかり
粕漬け２袋ｇｅｔ！！
お店の方の「他に何かいかがですか?見ていってください」の問いかけに「１２時６分の電車に乗らなくてはいけないのでごめんなさい」と、何も買わずに駅にＧＯ！！
無事に１２時６分の西鉄福岡行に乗れた。

お昼、博多ラーメンの予定だったのですが、昨日の晩も玄界灘のお魚を食べていないのでことりっぷに出ていた、天神イムズ１３階の『磯貝』に行き、地のお魚をお好みで握って頂きました。ランチの握りがＣＰ的によかったみたいですが、旅先なので、ちょっと贅沢気分で、お腹と相談しながらいただきました。もちろんビールも。

でも、板さんの愛想が悪く、旅行誌に取り上げられるほどのお店ではなかった。

帰りの飛行機は１７時発なのでまだまだ時間はあったけれど、お土産も買っていなかった
ので、早めに空港に行き、チェックインして席を確保して、ゆっくりすることにした。

天神の駅のコインロッカーで荷物を出し、１４時７分空港行きの地下鉄に乗った。
ＪＡＬのチェックイン機で、空き席を出したら…２人並び席は、後ろから２列目だけ。
後はバラバラ。　あわててそこをクリックしてひと安心。
あとからわかったことだが、原爆祈念式典に出た人たちが長崎から流れてきて、今日の
夕方の飛行機はどれも満席だったようだ。インターハイに出場していた、体格のいい
柔道の高校生もいっぱいいた。
お土産は、家族にラーメン、ゆずこしょう、カステラ。テニスのお友達に、明太子せんべい。
福岡空港でも『ハウステンボス』のお土産も売っていたので、ちょっとショック。
かさばるのに持ち歩いていた・・・擦れて袋がぼろぼろになったので、ハウステンボス売り場の人に何も買わなかったけれど、袋を新しくしてもらった。
１５時。まだまだ時間があったので空港ビルの３階『YOSHIMI BLUE SKY』に入り飛行機を眺めながら、今回の旅を２人で振り返った。

私は『ベリーと生クリームいっぱいのパンケーキ』を。旦那さんは、もちろんビール。

「総体的に、計画通り、時間通りに事が進み、大きなアクシデントもなく、トラブルに巻き込まれることもなかったので、よい旅行だった。」と、旦那さんから高評価❤
北海道、オーストラリア、九州と、夫婦二人旅３年目。来年はどこにしようかな…(笑)

そうこうしているうちに、１６時に。空港が混んでいたので、早めにゲートへ。
搭乗口５番。

荷物を置いてホッとしていたら・・・旦那さんが「晩御飯なしなんだろう?
なんか食ってくるわ」と

ゲートの中のフードコートをひとまわり。
結局、また『カレー』を食べていました(笑)

１６時３０分発のＡＮＡ羽田行きが、遅れていたので心配していたが、ほぼ定刻通り
博多発　ＪＡＬ３２４便　１０分遅れぐらいで出発。
ＪＡＬはＡＮＡよりも、フリードリンクの種類が多い。　(旦那さんはアイスコーヒー、私は
ＪＡＬスカイ(シークワーサードリンク))
到着時間が、予定では１８時４０分だったが、実際は１８時５３分。
せっかく、荷物を機内持ち込みにして、ターンテーブル時間を短縮したのに、席が後ろから２列目…なかなか降りることが出来ない。やっとのことで、到着ロビーに。
リムジンバスの切符売り場は「２０時１５分」の切符を売っていた。
ＪＡＬなので第１ターミナル１９時１５分発・・・ダメでもともと、旦那さんは、リムジンバスが
たくさん並んでいる道を走った。　すごい勢いで走った。　
私は「何番だかわかって走っているの?」と、言いながら、半ば、あきらめぎみで、走った。
すると、一番端の方で、荷物のドアも閉まり出発直前の『練馬行き』が。
チケットも買っていなかったけれど、その場で精算してもらい、どうにかぎりぎりセーフ♪
乗り込むことが出来た。　席は、一人ずつ窓側に座っていて並び席はなし。(たまたま、バラバラに座っていた中学生の男の子二人組が気まずそうにしていたので、２人席get)
私一人だったら、とっくに諦めていたのに、旦那さんのおかげで乗り換えることもなく環７まで、座って帰れる。本当に感謝。
しかし・・・行きは５０分だったけれど、帰りは、運転手さんも高速をいったん降りるほどの
大渋滞。２時間くらいかかって、やっと到着。　運転手さんもかなりイライラ。
リムジンバスは、運転手さんが停まるたび荷物を降ろすので、受け取るとき『渋滞の中運転ありがとうございました』と、声を掛けた。ほんの少し、表情が和らぎ笑顔になったように
感じた。気のせいかな…(謎)

急に現実に戻り「牛乳ないと困るから買っていく」と、スーツケースを持ちながらスーパーに、立ち寄り買い物を。
楽しい思いをしたから、明日からがんばるぞ!!

旅行の楽しみは、どこに行こうか決めて、ツアーを探して、計画を練り、タイムスケジュールをたて、実行に移し、帰ってから振り返りつつ紀行文を書き、写真を整理しながらアルバム【フォトブック】を作る。さらに、フォトブックを友達に見せて、また旅を思い出す。
そして、共通の思い出をたくさんつくる。
また来年もどこか一緒に行けたらいいなぁ❤