2014年11月 異国情緒にひたる4泊5日長崎の旅★vol.1 出島界隈～ 出島の湯 ドーミーイン長崎

2014/11/13 - 2014/11/17

2014年11月。「忙しい。1週間も会社を休めない。」と夫が言い出し、初秋の南伊旅行は中止していました。時期をずらして短期間の国内旅行なら、、ということで日本国内で欧州気分を味わえそうな長崎に行くことにしました。以前一度だけ長崎県を訪れた時は雲仙＆島原だけ。
今回は4泊5日で長崎市と上五島・・・充実した旅となりました。

vol.1は、往路の初日夕方～と、2泊目午前中の出島界隈散策の記録です。
以下の★印が今回の旅行記。

＜交通＞
★羽田＝長崎 ＡＮＡ(Ｐクラス）
★長崎市内 バス・タクシー・電車
◎上五島　レンタカー

＜宿泊＞
★1泊目　出島の湯 ドーミーイン長崎　http://www.hotespa.net/hotels/nagasaki/

2～3泊目　五島列島リゾートホテル マルゲリータ
http://www.margherita-resort.jp/

4泊目　ホテルモントレ長崎 http://www.hotelmonterey.co.jp/nagasaki/

＜食べた　vol.1＞
★ドーミイン長崎にて夜食＆朝食

★岩崎本舗　http://0806.jp/top.html
　西浜町店 〒850-0841 長崎市銅座町3-17095-818-7075
　営業時間 AM 9:30　～　PM 9:00 年中無休

＜参考＞
★ながさき旅ネット http://www.nagasaki-tabinet.com/s/

★出島　http://nagasakidejima.jp/

エリア 長崎

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

じゃーん。
まずは羽田空港京急線のところのコンビニで景品交換！
9月の神戸線でANAの搭乗券の裏が引き換えチケットになってたのよね。

忘れず持っていきました♪しかも期限ギリギリ♪

羽田空港のツリー。前にも同じようなのを写した気がしますけれども・・・

プレミアム割28の席だったので、夕食を機内で。
秋らしい〜美味しかったです♪

初めてやってきました、長崎空港。
羽田空港の混雑(この時間帯はいつもだよねぇ？！）により、到着も30分遅れ。

可愛い長崎みかんがお出迎えしてくれました。

長崎みかんは「恋」しちゃうんだね！
私…愛媛みかんを「愛」してるんだけど・・・
しばし浮気しちゃいますわ♪

空港バスは2枚組回数券があって、お得なのでそちらを購入。
二人でシェアできて便利。￥1,200

長崎新地ターミナルで降りて、ホテルへ歩いて向かいます。
バスを降りて5分程なので近かったです。

ちょうど長崎の中華街のそばでした！
もう夜の10時過ぎだからかな…人気もなく静か。

ドーミイン長崎。ツインの部屋です。ベッドが広いです！

こちらのドーミーインも気持ちのよい接客だし、部屋も綺麗。

綺麗なのもいい。

ただひとつ難を言えば、廊下の音がよく聞こえました。
ビジネスホテルだからかな？
この後夜中に、飲んで帰ってきたらしき人たちが大きな声で会話してお休みの挨拶して・・・
夜中の1時30分過ぎてたよ〜どうかもう少しお静かに〜〜

シャワーとトイレはこんな感じでした。

ギリギリ夜泣きそばいただけちゃいました♪
機内食とこれで、今晩の食事はおしまいです。

壁の切り絵が中華街っぽくて長崎らしいですね。

寛ぎスペースも、クッションが中華街っぽくていいですね〜

超軟水大浴場でササーっと体を流したら、到着して予約した２Fのマッサージルームへ。

30分だけほぐしてもらいました。
あー気持ち良かった♪

前述の通り1時半には一度目が覚めちゃったけど、その後はゆっくり。

おはようございます。
朝は早起きして再び大浴場へ。

5時半…誰もいません。

グレープフルーツがぷかぷか浮いていて、気持ちよく入れました♪

サウナもあったので利用して、のんびり大浴場満喫♪

お風呂を満喫してお腹を空かせたので・・・朝のビュッフェが嬉しい。

長崎発祥の卓袱料理(しっぽくりょうり)も並んでいて、朝から小皿いっぱい取っちゃった♪

レストランの従業員さんも感じが良いし、朝から気分良かったなぁ〜

さあ、それではチェックアウトしてフロントに荷物を預けて観光です。

ドーミーインは便利な立地にあるし、綺麗で使い勝手が良いと思います。
今年は下関のドーミーインを利用しましたが、同じく使いやすいです。
どこも
おなじようなチェーンホテルですが、朝食などでローカル色を出そうとしているのがいいですね。
泊まることに重きをおかない旅行なら無難だと思います♪

ホテルの目の前の橋を渡って・・・そこには中華街があるのですが
中華街は旅の後半に訪れることとなりました。

朝の中華街…写真だけパシャリ！

長崎も路面電車が走っているんですね♪

てくてく歩いて眼鏡橋を目指します。

途中のバス停の屋根にはステンドグラス！
長崎って気がする〜

長崎市を流れる中島川にはこんな船もありましたよ。

眼鏡橋のお隣の橋「袋橋」のそばにあった像。

くじらと子供かなぁ…と思っていたら、「かっぱのぽんたくん」だそうで。

長崎市出身の漫画家、清水崑さんの作品から。
「崑」っていうと市川崑監督を思い浮かべたら、Wikiによると市川監督が清水崑さんのファンで、名前を同じ崑に改名したらしい。

見えました眼鏡橋。

４トラベルのたらよろさんの旅行記を拝見していて、シャッターチャンスがあるのを知っていたつもりだったのに、最初はこれで普通に満足していました。

すると夫が、「今、風ないぞ〜」と。

あ〜〜ほんとだ、くっきりだ！！喜んで撮影していたら、地元の親切なおじ様が、私たちのツーショット写真を撮って下さった♪

観光客にいい写真を撮ってあげようと待ってくれていたみたい。

そのツーショット写真はこれではないけど、本当にいい写真でした。
ありがとうございました！！
ハートの石のことも教えてくださったので、ぜひ探してみよーっと。

洋風〜なベンチ

わざと遠くからの写真です。
ハートの石、分かりますか？
遠足か修学旅行っぽい小学生達が、指さしてくれているので分かりやすかったです(笑)

いつも11月の旅行は二人の出会った記念日＆交際記念日を祝う目的もあるので(＝記念日にこじつけ旅行）、ハートを見て年甲斐もなく「わぁ〜♪♪」なんてね。

中島川にはいくつも石橋がかかっていて、撮影するために立っているのが魚市橋、写真に写っている手前・アーチ型が東新橋、奥が芋原橋。

魚市橋は分かりやすいですよ。
鯉が泳いでいるのが良く見えるし、近くでは魚を狙っているのかサギが立っていますから(ウソです、たまたま！)。昔は魚市場があったのでしょうね。

中島川沿いには、水害によって橋が壊され復旧工事をしてきた歴史も記されていました。国の重要文化財である眼鏡橋も1982年の長崎大水害で半壊して修理されたようです。その後、洪水対策として、眼鏡橋を残して両岸にトンネル水路を作ってバイパスとしたそうです。

中島川自体も南蛮時代に設けられた人口の川なんだそうですが、物流が行き交う場所でもあり、今もなお長崎市の方々にとって大切な場所のようです。
こうやって観光スポットにもなっていますしね！

橋の反対側を、来た方向に戻ります。

眼鏡橋を眺めているこちらの僧侶は、黙子如定(もくすにょじょう）さんです。
中国・江西省出身で揚州の興福禅院で出家し、１６３２年に来日して長崎の興福寺に入った後、興福寺の２代目住職になったそうです。眼鏡橋は彼が指導して１６３４年に建設されたらしい。
眼鏡橋は中国の先端技術が導入されて完成したものなんですね！

沢山の人々が訪れる眼鏡橋を今も見守っておられました。

眼鏡橋を渡る。
カーブして造るって難しいだろうなぁ。

中島川の橋めぐり、短い時間ながら楽しめました。

今度は近所の川の橋めぐりしようかな。

テクテクと歩いて出島にやってきました。

中島川側から撮影。

消火栓。星マークが西洋っぽいですね。

出島橋を渡って歩いて行くと、青空に十字架が見えてきました。

出島の外側から撮影です。

十字架の建物は「旧出島神学校」。
1978年(明治11年)に建てられた、現存する日本最古のプロテスタントの神学校だそうです。

こちらの緑が可愛い建物は「旧長崎内外クラブ」

1903年(明治32年)に、長崎在住の外国人と日本人の交流の場として設けられたそうです。

綺麗に整備された石垣を眺めながら、出島の入り口へ向かいます。

こちらの消火栓も星マークだ！それと紫陽花。

紫陽花は、かつて出島に暮らしたシーボルトが愛した花だったんですねー。

入口へ向かうと言いつつ、寄り道して海へ向かいます。

長崎出島ワーフを見に・・・道中、綺麗な景色でした♪

海が見えました〜
船がいい雰囲気〜

白い紙コップみたいな建物は、午後から五島列島に向かう際に利用する長崎港ターミナルです。

肝心の出島ワーフの写真がこれだけですが・・・
お店も並んでいて、
夜もとっても綺麗な場所だそうですよ。

遠くに見えるのは女神大橋かな。

元の道を戻る際に思わず写してしまったリンガーハットの「長崎ちゃんぽん」の看板。東京にもあるしたぶん全国区のチェーン店なんでしょうけど、美味しいですよね。

まあせっかくなのでチェーン店じゃないお店に入るつもりだけど・・・

さて、入館料510円/1人を支払い、ようやく出島に入りました〜

出島は、もともとは江戸時代に造られた人口の島。市内のポルトガル人達を一か所に集めて住まわせ、キリスト教の布教や貿易を統制するために幕府が造らせ1632年に完成。
ただ、そのあと島原の乱が起こりポルトガルとは国交断絶、1639年にポルトガル人は強制退去となって無人島になってしまう。
そんな出島も長崎の町人たちの働きかけにより、1641年には平戸からオランダ商館が移設され、以後はオランダ人との交流や貿易の拠点となり、彼らを通して西洋の文学や知識が日本にもたらされる舞台となった・・・

・・・・と、この写真は文章とはあまり関係ないのですが・・・
現在の出島は、そんな当時の建造物や生活様式なんかを復元したミュージアムとなっているんですね。

これは測りでした。

幕末から明治時代の、日本の近代化に貢献した当時の出島の様子をさささーっと見て回りました。

写真を撮ったんですが、どれがどれだったか・・・

家具とかが可愛くて♪

家具やなんかは長崎の職人に作らせたり、ジャカルタから持ち込んだりしていたそうです。
それにしてもベッド小さくないかな？
オランダ人って背が高そうだけど。

ベッドカバーも可愛いし、左の食器も可愛いなぁ。

西洋と日本の様式が合わさった感じですね。

和装の展示も・・・

出島内の復元蔵などは、当時日本に輸入されていたものの紹介や展示がありました。

動物たちもやってきてたのかー

お砂糖もいろいろな種類がこの頃から入ってきていたんですね。

そうそう、今回滞在中に食べた長崎市の料理は、味付けが甘めに感じました。
やっぱり砂糖が伝わった土地柄ゆえかな？？考え過ぎ？？

畳と西洋柄。

当時の食卓の様子なんかも再現されていて楽しかったです。

壁と天井まで・・・・

なんかテーブルウェアの博物館みたい〜

３５畳もある大広間だそうで、このセッティングはクリスマスを祝ったとされる
「阿蘭陀冬至おらんだとうじ」の祝宴風景を再現しているそうです。

ちゃんと料理もありました！！

ミニチュアまでありましたよ。
出島の館員たちは、昼夕の食事はカピタン部屋で皆で摂っていたそうです。

犬や芸子さん？の姿もありますね。

ここはカピタン部屋の中でも唯一港に停泊する船が見える「涼所」だそうです。

これもかわいい。

香辛料とかもそうだけど、西洋のものだけでなく中東やアジア諸国のオリエンタルなものも入ってきたのでしょうね。

１５分の１の出島のジオラマだそうです。

ここで、チリンチリンアイスを見つけました〜！

美味しくないとの感想を見たこのアイスでしたが、私が把握していた黄色のものとは違ってチョコ味だったので、「よくある安いアイスの味でしょう。」と購入してみました。おばちゃんが上手に素敵なバラを作ってくれたし、いただきま〜す♪

あ・・・あれれ・・・ま、まずい。なんで？？凄く薄いチョコの風味もするけどそれ以前に水の味が美味しくない？？

あくまでも個人の感想ですしたまたまかもしれませんが・・・
ま、ビジュアルで楽しめるということで！

出島を後にし、預けていた荷物を取りにホテルに戻ります。

ホテルの前にあった長崎角煮まんじゅうの岩崎本舗さん。

積極的に味見させてくれたし、美味しかったので購入〜〜

こちらはスタンダードな長崎角煮まんじゅう。
旅の終わりに大とろや六日仕込みも買って帰ったけど、スタンダードが食べやすく好みでした♪

期待通り、ほんの少しだけど異国情緒を感じられた前半の長崎市内。
残りは旅の後半に持ち越して、この後は五島列島に向かいます。
近いけど、荷物もあるのでタクシーで長崎港ターミナルへ。
感じの良い運転手さんでした♪

昨年の旅行記をご覧くださってありがとうございました。
(vol.2の五島列島前編に続きます→http://4travel.jp/travelogue/11046891)

この旅行記へのコメント （1）

• わんぱく大将さん 2015/10/16 01:59:36

  なんの情報も得ずに

  kodebu殿
  
  ちょ〜お久しぶりで。１カ月近く日本にいたら、長崎より先の五島列島にいきたかったのですが、私の旅はいつも行きあたりばったりで。まあ、今回は友人がいたので、半月前には決めましたが。
  
  ４トラやってるくせに、何も見ず（みても忘れて、夜景のバスのことすっかり飛んでました）ガイドブックも買わず、ただ歩きだけで。帰ってから、へーそんなのあったんだと。　でも、違った発見をしましたけどね。なんで有名な所は、そう、どうでもええねん、実は。
  
  眼鏡橋、曲線だから支える力が強いと思います。これ、ガウディがとく原理からそう思うのですけどね。
  
  関西からだと、近いなって思える九州。　２回目の時は、ほんと日帰りでいったろかと思ったほどでしたが。
  
  　大将