2015/02/22 - 2015/02/22
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hiro3さん
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今日は、大和郡山市で開催されている「盆梅展」と「大和な雛まつり」を見にでかけます。
お天気は、くもりで雨が降るようです。あまり降らないことを祈りながらのんびりと出発します。
先週、深堀隆介さんの作品を見たので・・・、金魚!といえば大和郡山ですね。今は愛知県弥富市が生産量、日本一だそうです。
郡山城の櫓などで開催される珍しい盆梅展も楽しみです。城下町では、大和な雛まつりと題された雛飾りを見ることが出来ます。
いつものようにあまり下調べなしで、ブラブラと歩いたので見逃したとこもたくさん!
全然学習しない人です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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大和郡山にやって来ました。
今日は、城内でイベントがありお城の駐車場が利用できません。商工会のところが臨時駐車場になっています。無料です。
梅も咲き出していますよ。 -
鉄御門(くろがねごもん)跡から入場します。
追手向櫓や追手門です。こちらが盆梅展の会場になります。
雨は気にならない程度です。
この内堀には、堀の水を浄化する為にイケチョウ貝を飼育しています。
浄化能力に優れているそうです。 -
追手向櫓
豊臣秀長が築城した当時に近い形で、木で復元されています。
普段は入ることが出来ませんが、盆梅展の時期などのイベント時のみ、入場できるので、おすすめです。 -
追手門
最初に復元されました。
門には、紅白の梅がお出迎え!まだ蕾のものがほとんどでした。
桜も楽しみな郡山城です。 -
筒井順慶が大和の統一を成し遂げ、筒井から郡山に根拠地を移し天守閣を築城したようですが、36歳で亡くなり、筒井定次が家督を継いだのですが、代わって豊臣秀長が入城したそうです。
豊臣秀長が築城した当時を復元したしたので、筒井家の梅鉢じゃなくて、豊臣家の五三の桐になっています。 -
この日は、「郡山:女の祭り」というイベントがあります。
楽市広場と名付けられた会場です。
やまと獅子太鼓さんの演奏で始まりました。地元の太鼓演奏のグループのようです。
男性もおられますが女の祭りということで、女性中心に構成されていました。
豚汁が100円とか、焼そばが200円という激安価格で販売されていました。
こちらの建物は明治の頃に奈良市で図書館として使われていました。 -
盆梅展に入場します。
追手門に入場します。入場料は450円です。チケットを持っていると2/7(土)〜3/11(水)の盆梅展期間中は、紺屋さんの入館料は無料になります。紺屋さんは2/21(土)〜3/8(日)の大和な雛まつり期間中も無料になります。 -
大和郡山盆梅展
「信玄」
あの武田信玄の名前をいただいた一鉢 -
左 「道しるべ」
右 「蛍雪」 -
左 「舞姫」
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「根性」
太い幹から立ち上がった枝が、いったんは右によじれながらも盛り返し、その先に咲かせた花の数々・・・
思わず「よっこらしょ!」と声をかけたくなる。
このたくましく、何ごとにもくじけそうにない「根性」に見習いたいものだ。 説明板より
大胆に名付けられています。 -
大和郡山盆梅展
追手門のなかに展示されています。
木で復元された追手門です。 -
「清姫」
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大和郡山盆梅展
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大和郡山盆梅展
キンキラで眩しいくらいです。 -
大和郡山盆梅展
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「春の息吹」
こちらで追手門会場はおしまいです。
続いて多聞櫓から追手向櫓に向かいます。 -
悠妃(ゆうき)
大和郡山盆梅展の主役といわれている一鉢です。 -
大和郡山盆梅展
長浜のものとは又違った雰囲気があります。 -
大和郡山盆梅展
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「秀長」
城主の名がつけられています。
盆梅の大きな鉢を作られる人がいないのだとか。 -
左 「慶龍」
右 「順慶」 織田信長や豊臣秀吉に従いながら、戦国の世を生き抜き、郡山城を建設するとともに、大和国に平和をもたらした筒井順慶は、天正十二(1584)年八月、わずか三十五歳で亡くなっている。
若いころに得度した順慶は僧侶として、白い頭巾を被りながら戦場をかけめぐっていたのだろうか。若き順慶の勇姿が偲ばれる。 説明板より -
「大納言」
郡山城主になった豊臣秀吉の弟、秀長は、1587年8月に大納言の官位を得て、大和大納言と称されました。
追手向櫓も木で復元されています。上層に上る階段がチラッと見えます。
3月11日まで開催していますので、訪問されてはいかがですか? -
天守が保存工事中の為に周辺は、立入禁止となっています。
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手前は、近鉄の線路です。お堀のすぐそばを走っています。
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早いのですが、お昼にします。
「とんまさ」さんです。今日は、この若鳥カツ定食(大)はたのんでいません。
冬場のオススメは牡蠣です。広島産の生牡蠣をフライ定食でいただきました。
ビックリが付くメニューもあります。ほんとにビックリのようです。これでもか!というほどの牡蠣が入っているようです。
アッという間に満席です。若鳥カツ定食(大)をたのまれる方も数人、相変わらず大人気です。
これは、以前の写真です。 http://4travel.jp/travelogue/10785379 -
商工会の1階にある「幸福(しあわせ)の金魚」!
柳澤神社で「清めの式」を執り行い、なでるとご利益が・・・! -
お腹いっぱいで町歩きスタートです。
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本家 菊屋さんです。市役所の向い側になります。
1585年の創業、秀長さんに連れてこられ、秀吉公をもてなすのに作ったのが、太閤さんによって命名された「鶯餅」だそうです。全国にある鶯餅の原型だそうです。
「城の入り口で売っている餅」から名付けられた「城之口餅(しろのくちもち)」が有名です。 -
菊屋さんの雛飾りです。
左下は、お菓子に使うたくさんの型がありました。
江戸を中心に「段飾り」が発展する一方で、上方では「御殿飾り」が広まったようです。
滋賀のほうでも見かけました。
関東雛と京雛では男雛と女雛の並ぶ位置は逆となっています。男雛を右(向かって左)に配置する関東雛。昭和天皇の立ち位置にならったともいわれます。 -
マンホールも金魚です。
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紺屋町 「こちくや」さんです。
金魚グッズのお店、年中いつでも金魚すくいができる場所もあります。
金魚すくい道場も併設されていて、大和郡山市で開かれる「全国金魚すくい選手権」優勝を目指して、真剣に取り組んでいる方もいます。
ルールもあり、夜店の金魚すくいを見事に競技として取り組んでいます。
大和郡山=金魚=「こちくや」という図式が成り立つほど外せないスポットです。 -
「こちくや」
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「こちくや」
和紙で作られた雛人形 -
紺屋町 箱本館 「紺屋」
江戸時代から続く藍染商の町家の旧奥野家住宅を藍染め体験施設と展示場として再生されました。
入場料は300円ですが、「大和な雛まつり」期間中は無料です。
盆梅展のチケットでも無料になります。 -
紺屋
紺屋町は藍染めを職業とする人が集まった町で、豊臣秀長の時代に成立したようです。 -
紺屋
下は、土間に再現された藍瓶(あいがめ)や、藍壺(あいつぼ)と呼ばれるもの。
30個ぐらいあったそうです。
上は、体験施設の様子です。右は、藍の華ですね。
天然灰汁発酵建て(てんねんあくはっこうだて)という昔からの方法で仕込んだ藍だそうです。 -
紺屋
右上 型染めの説明です。繊細な模様も型紙で見事に彫られています。
左下 縁側廊下も金魚で飾られています。 -
紺屋
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紺屋
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紺屋
ショップも併設されています。 -
紺屋川
お堀から流れ出てきています。むかしは、13軒ぐらいの紺屋さんが染めた布や糸をさらしていたそうです。
道の真ん中に残る川の流れは、全国でも少なくなってきていますね。 -
やなぎまち商店街を南に向かって歩きます。
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呉服屋さんが並んでいます。たくさんの和装、洋装のお店があります。
4〜500mの距離に10軒ぐらいのお店があります。お隣で並ぶところもあります。 -
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和田徳 元呉服店
江戸時代から続く郡山屈指の老舗呉服屋でした。建物は明治に淺沼組創業者の浅沼猪之吉によって設計されたものだそうで、内部はかなり凝ったつくりになっているようです。 -
和田徳呉服店
黒漆喰塗の重厚なつくりです。関西では珍しいかな?
江戸黒と呼ばれるもので、川越の蔵などが有名ですね。
ひと手間以上かかっている黒漆喰塗です。 -
K coffee
元ガソリンスタンドをコーヒーショップにリノベーションされました。
オープンカフェ? 気になるものがありますよ。 -
電話ボックスの金魚鉢!
メンテナンスは、上の部分からできます。地域のイベントで出来たようです。何台かあったようですが今は、ここだけが残っているようです。電話器は、レゴブロックで出来ています。
アートアクアリウム 大和郡山バージョン(笑)
金魚のいる自家焙煎珈琲処、こだわりのコーヒーがいただけます。 -
郡山八幡神社
K coffeeの向かい側です。 -
こちらにも展示されています。
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境内には梅の木がたくさんあります。
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郡山八幡神社
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郡山八幡神社
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郡山八幡神社
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郡山八幡神社
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郡山八幡神社
天気がよくなり、厚着してきたので苦しい! -
金魚!
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こちらは、全国初のグラブ神社として、新品グラブのおはらいをしたり、使い古したグラブを供養したりする取り組みを始められました。
「BBA」というグラブメーカーさんが近くにあり、そこが以前から発展途上国に中古品を送る活動をしており、東日本大震災の際には1500個を被災3県の中学校などに贈ったそうです。
その活動を知った宮司さんが協力できることがないかと始められたそうです。
左上 三浦大輔さんが奉納されたグラブ
右上 絵馬 -
元旅館「花内屋」
二階部分の高さも充分あり、街道の旅籠として辻角にあり、賑わったのでしょうね。 -
旧川本邸
大正13年に建てられた遊郭建築です。解体計画が持ち上がった時に市が買い取ったそうです。耐震基準を満たしていないので、入る時には自己責任ということで署名します。
遊郭が廃業となってからは、間貸しなどをしておられたそうです。旧川本邸 (旧川本家住宅) 名所・史跡
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壁面をカバーされたようですね。
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旧川本邸
市内外の人から寄贈された雛人形、約30セットが展示されているようです。 -
色々な展示がみられます。
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吹き抜けの中庭の様子です。
井戸があります。 -
二階に向う階段
明り取りの小窓の造形が面白いのですが、これじゃ見えませんね。 -
華やかですね〜!
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3階への14階段にたくさんの雛飾りがあります。見事ですよ。
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古い建物だから3階を立ち入り禁止にして、入場する人数を制限しておられるのだと思いますが、そんなことを感じさせない展示方法ですね。
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狭い廊下に小部屋が並んでいます。
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昭和初期には17軒の妓楼があったそうです。
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ハート型の小窓
大正時代にハートマーク?
お尻じゃないかとの意見もあるようですが、やっぱりハートですよね!
ハートマークは、かなり大昔からあったのですね。そういうとトランプでもありますね。
大胆に明かり窓に取り入れるセンスに脱帽です。 -
いかだに乗せた人形を川に見立てたシーツ上に配置されています。
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巨大金魚土鈴
地元の赤膚焼窯元、小川二楽さんの作品です。 -
連子格子ごしに・・・
なかなか入る機会がない建物ですので、ぜひ訪問されてはいかがですか! -
旧川本邸ちかくには、何軒か残っています。
6軒が残っているそうです。 -
源九郎稲荷神社
かつては、日本三大稲荷の一つと数えられていました。
そして、この神社には珍しくたくさんの伝説もあります。
源平合戦後の源義経と静御前を助けた「義経千本桜」!
戦国時代の大和大納言豊臣秀長と源九郎狐の伝説。
江戸時代の柳沢公と源九郎狐の伝説。綿帽子を買った狐伝説。
などとても数え切れない不思議な神社です。源九郎稲荷神社 寺・神社・教会
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源九郎とは、「源 九郎 判官 義経」 と義経だったともいわれます。
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手水少女発見!
上は、郡山八幡神社で見かけたもの
下は、源九郎稲荷神社のものです。木のバージョンをはじめて見ました。 -
白狐の絵馬 目などを書き入れて自分だけの表情も作れます。
六代目勘九郎さんの襲名記念植樹 枝垂れ桜と枝垂れ梅
3代目・4代目市川猿之助さんも参拝されておられます。大和郡山で演じてみたいと言われたそうです。この神社を盛り上げていきたいとも・・・。 -
神社の名前である源九郎は、歌舞伎の「義経千本桜」にも出てくる源九郎狐のことであり、この狐は、静御前が持つ初音の鼓が両親の皮で出来ていたことから、それを慕って源義経の家来に化けて、義経と静に寄り添い兄頼朝に追われた二人を守り通します。
しかし、途中、義経に狐であることを見破られてしまいます。
義経は、親を慕う狐に同情し、また自分達を狐の神通力で守り通してくれたことに感謝し、自分の幼少名である「源九郎」の名をこの狐に与えます。(源九郎稲荷神社のブログより)
その縁で歌舞伎役者さんの参拝があるようです。 -
遊郭の女性たちにも慕われた神社だったようです。
右下のものは、大正時代のお雛様で、遊郭のいとちゃんやこいさんが飾っていた人形たちです。と説明されています。 -
今では、きれいになっていますが、数年前に宮司さんが亡くなられてから、とても荒れてしまったようです。
それを不思議なご縁で人と人がつながり、そして今の状態になったそうです。
「源九郎稲荷神社のブログ」 http://ameblo.jp/genkurou-kitune/
の源九郎稲荷神社奮闘記に詳しく書かれています。一気に読んじゃいました。
でもさぁ、源九郎さんよぉ。勘三郎さんに続き、三津五郎さんまで・・・あまりに早すぎるじゃないですか?
厳しすぎますよ!これ以上、しばらく連れて行かないでくださいね。 -
矢田町通
円融寺さんあたりです。 -
薬園八幡神社
奈良時代、平城京の薬草園に創建されたのが始まりといわれ、郡山城の築城によってこの地に移転されたようです。 -
「やこうさん」と呼ばれているそうです。
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吊り灯篭が並んでいます。
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神門のアップは撮ったのですが、全体像を撮り忘れ!狛犬も有名ですが・・・お見せすることが出来ません。(涙)
とても珍しい狛犬さんのようです。モザイクが必要かも? -
薬草見本園もあります。
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今日であった鳥さん、モズさんとハクセキレイさんです。
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外堀緑地公園
こちらは、北門「冠木(かんき)門」です。 -
左下 郡山城柳大門を再現した外堀緑地南門「高麗門」
今日は、豆パン屋アポロさんは、お休みでした。残念! -
光慶寺 (今井町)
浄土真宗西本願寺派のお寺です。 -
杉山小児科医院 (登録有形文化財)
大正10年頃の木造2階建て建築です。老朽化による補修費用は、家が一軒建てられるほどだとか! -
117クーペが・・・
盆梅展をメインに訪れた大和郡山でしたが、町歩きも以前来たときより広い範囲を歩きましたが、まだまだ見逃したところも多くあります。侮りがたし大和郡山!
帰り道もう少し寄りたいところがあります。それは・・・ -
生駒市高山町にやってきました。
高山竹林園です。このあたりが、「高山茶筌」の産地で、茶筌の全国生産シェア90%以上をほこります。生駒市の施設として、竹製品のPRを図る目的でつくられました。展示室や、研修場もあります。市民サービスも受けれます。
敷地内には、日本庭園や竹の生態園もあり、色んな種類の竹が植えられています。高山竹林園 美術館・博物館
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茶筌
作業工程や流派による違いなどを展示されています。
近代まで、茶筌は一子相伝の技術だったようです。 -
冬の風物詩「竹の寒干し」! 見たかった風景です。
竹林園の広場でも見ることが出来ます。
竹を寒風にさらして乾燥させる寒干し(天日干し)です。 -
周辺のところでも、見事に開いています。
これくらいのものから、もっと太いものもあります。
そして、まだ青い竹から白くなった寒干しの進んだものもありました。
県道7号線沿いで見ることが出来ます。
奈良も奥深いですね。
2月25日、ついに山本山のおばあちゃん(湖北のオオワシ)が北帰行!コハクチョウやヒシクイたちも旅立ちはじめたようです。又、元気に帰ってきてくださいね。
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この旅行記へのコメント (2)
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- はにぃp8さん 2015/03/04 09:48:48
- 趣きある街
- hiro3様 こんにちは
いつもご訪問投票ありがとうございます。
大和郡山の旅行記拝見いたしました。
私は京都より奈良の街の方が好きなのですが
なかなか行けなくて、また 一つ一つのお寺が遠いので
今ひとつ見どころを絞るのが難しいなっておもっておりますが
今回の旅行記を拝見して
ぜひ この 大和郡山に訪れてみたいと思いました。
最近ご無沙汰のお城あり
風情ある町並みあり
奈良の素敵な一面を見せていただきました。
はにぃp8
- hiro3さん からの返信 2015/03/04 18:04:29
- ありがとうございます
- はにぃp8さん、いつもありがとうございます。
> 私は京都より奈良の街の方が好きなのですが
そうですか!中心部と西の方とか、南の方とか離れているような感じで、どうしてもアクセスが・・・と感じますね。
奈良町や今井町などギュッと集まってキレイな町並みを見せてくれるようなところもありますね。
大和郡山は、この時期とても見ごたえがあると思います。
郡山城もこれから桜がキレイになり楽しみです。
大阪からは山を越えるだけのドライブですので、何回か訪問しています。いつものようにあまり詳しく下調べをしない訪問ですので、見落としたところも・・・。
ぜひ、リニア新幹線誘致運動をしている大和郡山に訪問してください。
hiro3
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