2014/12/01 - 2014/12/02
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マリオットさん
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紅葉の終えた箱根は静かになっており、近場の温泉でも入ろうかと訪ねたのでした。車中から読み始めたのはヤスオ氏の「三十三年後のなんとなくクリスタル」昔と変わらない注釈を読んでいくと、ボランティアや知事時代の話もあったり、懐かしいお店や音楽の話が出てきたり。ロマンスカーは早くて、読み終わる前についてしまいました。しかし、有名観光地で東京に近い箱根の駅は、沢山の人がいました。
ホテルに泊まった翌朝、のんびり朝食をとっていると青空が綺麗です。雲が一つもないのは、風のせいでもあるようです。まだ行っていない所で「箱根ガラスの森美術館」へ行ってみることにしました。前日から読んでいた本の題名だけに影響されたかな?。
観光地へ行くと人形やオルゴールの美術館に出会いますが、歴史や芸術の価値からすると評価できるのか疑問で入場したことはないのです。ガラスの森もどうかなあと思いながら着くと、観光バスが止まって沢山の人が入場していきました。入口までがクリスタルロードと名付けされていて、木々の枝に小さなガラスが装飾されています。さらに入口からゲートを抜けてテラスに出ると池にかけられた光の回廊「コッリドイヨ」が目に入ります。その輝きに、誰もがここで写真を撮っていました。季節がクリスマス前でしたから池の奥にはガラスでできたクリスマスツリーもありました。
これら、戸外にあるガラスがとてもよくキラキラと光を放ってきれいなのです。でも近くに寄ってみると、ただのガラスでLEDなどではありません。カットされたガラスが風に揺れ、太陽に光を反射させたり屈折させたりしているのでしょう。ガラスと自然の力でこれだけ光るように見えるとは、驚きでした。
ヴェネチアン・グラス美術館では、観覧ルートに合わせて様々なガラスの器が展示されていました。普通のガラスのように見えても、作られた当時に透明感や独特の色はその地域でなければ出せない秘伝だったようです。隣の「現代ガラス美術館」へ進むと展示はがらりと変わり、現代アートの作品が並んでいました。
時間になるとコンサートの案内放送があり、イタリア人歌手のカンツォーネや楽器の演奏もありました。お土産のコーナーもありましたが、食べ物以外はほとんどガラスと言っても良いくらいガラスの工芸品が並んでいました。この他に体験工房などもあり、展示や企画に工夫が見られて長い時間滞在してしまいました。
「なんとなく」訪れてみたのですが、「なにもかもが」クリスタルな美術館でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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美術館入口。
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時期的にクリスマスのイメージでした。
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木の枝にもガラスの装飾が。
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太陽の光がガラスに輝きを与えます。
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ガラスのクリスマスツリー。
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アンケートで全国のクリスマスツリーの上位に入ったとか。
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ペアのツリーになりました。ツリーの前で写真を撮る人が多く、ツリーだけのショットをやっと撮りました。
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ヴェネチアン・グラスの館内へ。
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シャンデリアももちろんクリスタル。
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部屋や展示全体の雰囲気が統一されていました。
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ドルフィンを付けたリキュールグラス。赤いグラスがおしゃれに見えました。
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展示が続きます。見ているとコンサートの始まる放送があり、先へ進みしばらく音楽鑑賞。イタリアから来ているバイオリンとアコーディオンの奏者でした。
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ランプシェードもここまでおしゃれになると、どんな時代に誰が使っていたのか。
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模様がまるでレース、とても細かい。カットでしょうか。
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コンポートも素敵です。
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ガラスに金箔、白地のため輝きが目立ちます。
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一転、現代へ。
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ガラスを使った芸術作品。
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ガラスに関する作品が販売されていました。
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いろいろな種類があって、迷いますし、見ていて飽きません。
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