2015/02/09 - 2015/02/09
68位(同エリア644件中)
かっちんさん
上野・本郷と言うと東京を思い浮かべますが、横浜にも同じ地名があります。
横浜元町から高台にある山手を越えたところが、上野町、本郷町です。
どんなところなのか、街歩き探検を始めます。
写真の煙突には猫が登っています!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
上野町
みなとみらい線「元町・中華街駅」から外人墓地のあるアメリカ山(山手)に上がり、ビヤザケ通りの坂道を下りると上野町です。
ビヤザケ通りは明治時代に国内初のビール工場があったところから名付けられました。
本牧通りを渡り振り返ってみると、山手のサンモール・インターナショナルスクールが見えます。 -
北方大神宮入口バス停
この近くに北方皇太神宮があります。 -
皇太神宮
皇太神宮は天照大御神を祀る神社です。
ここは上野町南側の西之谷町です。 -
狛犬がお出迎え
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境内からの眺め
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社殿
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大神宮山
神社の裏手には大神宮山があり、石積みされた垂直な崖になっています。
山の上には、かつて井戸水を汲み上げるための大きな風車のある邸宅があったそうです。
では、西之谷町から隣の本郷町へ向かいます。 -
華香亭
老舗の広東料理店があります。
人気のある店でいつか訪れたいと思っています。
本牧通り界隈には中国料理店が多いところです。 -
門柱の跡
この先に何があるのやら??? -
細い道のまわりは民家です
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大神宮山への階段
と思って行きましたが、この先に民家があり行き止まりです。 -
皇太神宮の坂道
皇太神宮に引き返し、右脇にある西之谷町の坂道を上がり大神宮山を目指します。 -
邸宅に上がる階段
ランプがロマンチックです。 -
坂道の途中から横道に入ってみます
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綺麗な紅梅
民家の庭先に咲いています。 -
青空に映える紅梅
しばらくうっとりしていました。 -
大神宮山から北東の眺め
向かい側の本郷町ガス山との間の谷戸に民家が並んでいます。
ガス山の名称は、かつて横浜市瓦斯局の施設が建っていたことに由来しています。
はるか遠くに本牧ふ頭の横浜ベイブリッジが見えますね。
では、横道を戻ります。 -
大神宮山から北西の眺め
元の道をしばらく進むと、西之谷町側の谷戸と横浜ランドマークタワーが見えます。
この高台は本牧山頂公園に続いており、浸食された谷戸が各所にあります。 -
ややっ、「かいじゅうFARM」
このおくに何があるのでしょう? -
ミツバチの建物
綺麗な彩りのミツバチです。
ここは「かいじゅうの森ようちえん」です。
自然の中の五感教育が保育方針とのこと。
建物は元外人ハウスを自分たちでリニューアルし、畑もあります。 -
本郷町の谷戸に下りる階段
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下りてみると右側はガス山
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ガス山の坂道
風情のある坂なので上がってみます。 -
イチオシ
石積みの土手
レンガもあります。 -
満坂入口バス停
坂を上がると、ガス山通りの満坂(まんざか)入口です。
バスを待つベンチが工夫して造られていますね。 -
丘陵地帯を走るバス路線
上野町から坂道を登ってきましたが、このバス路線を使うと山手駅や本牧へ行けるので、住民の足の助けになっています。 -
満坂方面の眺め
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本牧緑ヶ丘
ガス山通り沿いに歩き、満坂と言う坂を探してみました。
でも、隣の本牧緑ヶ丘まで来てしまいました。
後日満坂を調べてみると、「まんざか」とは「崖の谷戸」という意味で、坂ではなく谷間とわかりました。
満坂は次の街歩きで探検することにします。 -
本牧緑ヶ丘から北東の眺め
満坂とは反対側の谷戸が見えます。 -
上野町へ戻る道
別の細い道を見つけ歩いています。
新しい道はワクワクしますね! -
イチオシ
千代崎川の西ノ谷橋跡
上野町に戻ってきました。
上野町を流れていた千代崎川は、山手と根岸の丘陵を源とし本牧、小港から東京湾に流れていました。
現在は暗渠になっています。
写真はかつての西ノ谷橋の親柱と鉄パイプの欄干です。 -
上野橋の親柱と欄干
鉄骨の欄干です。
昭和2〜3年に造られたものですが、錆もなくしっかりしています。
ここには上野橋と西ノ谷橋の一部が保存されています。 -
千代崎川の護岸に使用されていた自然石
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この道路の下を千代崎川が流れていました
今は本牧通りの南側に並行している道です。
山手駅に通じる大和町商店街へ向かいます。 -
古い建物
若江屋質店の看板があります。 -
大和橋の親柱
大和町通りに架かっていた橋の跡です。
親柱は対角線上の2本が残されています。
昔、川が流れていたことを想像して歩いていると、橋の跡を見つけられます。 -
大和町通りの商店街
長さ600m程の一直線な道が、本牧通りから山手駅まで通じています。
では、山手駅へ向かいます。 -
イチオシ
えっ、えんとつに猫が登っている!
昔ながらのお風呂屋さん「いなり湯」なんですが・・・
これは「すす払いの猫」を意味しているそうです。 -
銭湯の玄関には弓矢
江戸の湯屋の目印が弓矢だったそうで、「湯入る」と「弓射る」をかけた洒落なんですね。
このお風呂屋さん、南区の芸術家ウエハラさんが遊び心で作品を作り、銭湯を応援しています。 -
第六天稲荷
いなり湯のあたりで横道を右側に入るとお稲荷さんがあります。
第六天とは六道輪廻界の中で、他化自在天がいる第六位(最上位)の天=神のことです。
でも、よくわかりません。 -
玉を持つ狐
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イチオシ
子狐を抱く狐
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第六天稲荷
もう一つの鳥居があります。 -
お供え物の油揚げ
大和町通りに戻り、山手駅へ向かいます。 -
寒さ対策万全のケロちゃん
顔にケガをしたようで・・・ -
着物のしみ抜き「杉本家」
昭和を思い出させる店構えです。
しみ抜き、生洗い、洗張りなど、職人技の仕事を続けられているのですね。 -
根岸線の電車が見えます!
大和町通りはかつて外国人射撃場があったところで、正面に見える立野小学校付近が的になっていました。
一直線の大和町通り商店街ができた理由がわかりました。 -
山手駅に到着
山手駅はホームの両側にトンネルがある山あいの駅です。 -
タンク車の貨物
隣の根岸のJX日鉱日石製油所から、精製された石油製品を運ぶ貨物列車が頻繁にやって来ます。
夕方になり、自宅へ帰ります。
横浜の上野町、本郷町の街歩き探検では、丘陵と谷戸に暮らしている生活ぶりが実感できました。
今日行けなかった満坂は次のテーマにします。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 横浜臨海公園さん 2015/02/18 11:38:45
- 懐かしい風景です
- かっちんさま、こんにちは。
今日の東京横浜は雪の予報も聞かれる寒々とした天候です。
旅行記を拝見させて頂きました。
実は私儀ながら、小生、山手に在る某公立高校に3年間通っていたので、この界隈は、よく歩き回ったものです。
あれから40年以上経過しましたが、街並みが余り変わっておらず、懐かしい想いでいっぱいです。
横浜臨海公園
- かっちんさん からの返信 2015/02/18 20:36:22
- RE: 懐かしい風景です
- 横浜臨海公園さん
こんにちは
今日はとても寒いですね。
お名前から横浜の海が見えるところと関係するなと思っていました。
懐かしい想い出がよみがえったようで、私も嬉しいです。
町並みが余り変わっていないのですね。
また、歩く機会があるので楽しみです。
かっちん
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