雪吊り兼六園

2015/02/11 - 2015/02/11

20代から30代の頃は「庭見て何が楽しい？」と庭園に足を向けませんでした。
しかし、年のせいでしょうか。行ってみようかな、と思えるようになったのです。
私の佐倉の実家にも職人に手入れをしていただいている庭があります。
亡くなった祖父は自慢の750鉢の松の鉢植えを手入れしておりました。
幼い頃、「何で枝を切ってるだけなのにお金払うの？」と思ったことがあります。
大人になって、自分で少し手入れをするようになり初めて「剪定」という意味とその奥深さがわかった気がします。
そう、庭師は究極の職人だったのです。
ここ兼六園の庭師の方々の苦労と感性を想像しながら歩いてみました。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 徒歩

入園料310円は高いのか安いのか、これはその人の価値観ですね。
庭と植木の手入れ等を考慮すると、安いのではないでしょうか。

兼六園名物の根上松です。
お見事ですね。

雪害から樹木を守る「雪吊り」は11月から始まるそうです。
雪吊りは冬の兼六園の見ものですが、残念ながら、この日樹木に雪はありませんでした。

力強いです。

日本武尊も寒そうですね。

心が和みます。

そんなに広くないので、1時間もあれば十分ですね。

園の中央の霞ケ池です。

空がうまく撮れません…

瓢池。池の水がまだら模様です。

無風なので水面がぴたりとしています。

園内をゆっくりと流れる曲水を眺めていると、時を忘れます…。

日本最古の噴水と言われている兼六園の噴水は、金沢城二の丸居間先にある噴水の試作とのことです。
この角度がいい感じですかね。

こんな滝が家にも欲しいです。

確か、これは雁行橋だったような…。

池がたくさんあり、「日本」を感じます。

積もった雪の中から枯葉を熊手でかき出す地道な作業をするスタッフ。
この方々のお陰で美しい庭園を保てるのですね。

小立野口から入りましたが、駐車場からアクセス良かったです。
この入口のおばちゃんに色々教えていただいたので、短時間で効率的にまわる事が出来ました。
私のような庭初心者に対しても丁寧に説明していただき、ありがとうございます。
北陸の方々の人の良さを感じた瞬間でした。

百万石通り側にあります。

短時間でしたが、日本庭園の素晴らしさを発見出来ました。
これを機に、兼六園に続いて、日本三名園といわれる、岡山の後楽園、水戸の偕楽園も行ってみようと決意しました。

オマケ

市内のラーメン武蔵丸のチャーシューが凄かったです。