三分咲きでしたがきれいだった熱海梅園と、伊東で美味しいお魚を戴いて、温泉&街の散策 の巻 ②

2015/01/31 - 2015/02/01

熱海梅園で梅まつりを堪能した後は、一路南下。
定宿のハーヴェストクラブ伊東に宿泊。
伊東の街の歴史と食を楽しみます。
帰路は大好きな大観山経由で帰りました。

エリア 伊東温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

熱海を出て伊東に向かいます。

伊東に入りました。
いい天気！

ハーヴェスト伊東に到着！

ハーヴェストクラブ伊東。
我々は何回目なんだろう？

ハーヴェスト伊東に入りました。

チェックイン！！
ツインルームです。

部屋でお茶菓子を戴いて、少し休憩。

部屋からの景色。
伊東を代表する「ハトヤ」が見えます。

ハーヴェスト伊東を出て、市内散策にスタートです。
1月31日ですが、流石に伊豆です。横浜よりあったかい！

ハーヴェスト伊東のすぐ近くにある、松川遊歩道を歩きます。

松川遊歩道 名所・史跡

こんな古木のトンネルもあります。

私たちはハーヴェスト伊東に泊まった時は必ずこの遊歩道を散歩します。
朝、走ることもあります。
この遊歩道経由で駅方面に向かいます。

なんか落ち着きます。

松川沿いに並ぶ木造3階建て旅館 「東海館」(左側)と「いなば」(右側)。
東海館は、伊東市指定有形文化財に指定されています。
いつ見ても絵になります。

東海館 名所・史跡

東海館にやってきました。
木造3階建ては迫力があります。

東海館 名所・史跡

さすが東海館。
風情ある入口です。

東海館 名所・史跡

唐破風の玄関には彫物が飾られています

昭和初期の建築様式をそのまま残す木造3階建の温泉旅館『東海館』。
平成9年に廃館後、伊東市に寄贈されたこの旅館は、その貴重な木造建築を後世に伝えるため、平成13年7月26日、市を代表する観光施設として新しく生まれ変わりました。（伊東観光協会HPより）

東海館 名所・史跡

東海館の昔の半纏。

東海館 名所・史跡

小さな中庭ですが、趣があります。

1階の客室廊下。
入口に屋根を葺いて、一戸建風になっています。

客室のひとつに入ってみます。

こんな火鉢が客室毎に置いてあったんですね。

隣の客室へ。

土壁にはめ殺しの鏡

窓越しに松川が見えます。
大和館は松川のリバーフロントで、全室リバービューなんですね。

障子の桟で「富士」「帆掛け船」「松」を表現してます。
芸術的！

入口がこんな感じの客室もあります。

まあ見事！
職人技！

鳳凰です！

階段を上がって二階へ。

東海館はフロア毎に棟梁が異なり、それぞれの職人が知恵と技で競い合ったそうです。

東海館 名所・史跡

この部屋もなかなか。

この旅館が営業中に泊まってみたかった。平成９年までは営業していたようです。でもそのころだったらまだ忙しくて来れなかったかなぁ？

牡丹の間の書院障子の意匠
和風建築の職人の素晴らしさを実感できます。

客室の一部が資料室になってました。
この部屋はイギリス人航海士の三浦按針ことウィリアム・アダムス。

リーデフ号が難破して彼は日本に上陸。

英国に帰国したかったが、家康が引き留め、外交使節との通訳だけでなく、幾何学や数学、航海術、造船技術まで日本に伝授。
家内は説明書きに見入っております。

なんで三浦按針が伊東の東海館に？
と思ったら、彼は徳川家康の命を受け、ここ伊東で砂ドッグにより洋船を建造したんですね。
知らなかった。

砂ドッグの模型です。

砂ドッグで造船中。
①砂浜がある。
②近くに材木用の木々が豊富。
③船大工が大勢いた。
以上の理由でここ伊東で造船が行われたんだとさ。
勉強にあります。

平安時代末期の伊豆国伊東の武将「伊東祐親」
曽我物語が有名ですね。
高校の日本史の授業を思い出します。

非常な武士という認識でしたが、ここ伊東では「地元の誇る偉人祐親」！

一本気で武士らしいが、家族思いの優しい人間像が判ります。
「憧憬記〜伊東祐親と源頼朝」というマンガもあります。
毎年５月、伊東祐親祭りも開催され、松川の川の上に特設舞台が設営され、「薪能」が披露されるようです。
見てみたい！

帆掛け船

展望台に上がる階段です。

展望台に上がりました。

東海館展望台からの景色

東海館 名所・史跡

東海館展望台からの景色

東海館展望台からの景色

東海館 名所・史跡

東海館一階の喫茶室でお茶菓子を頂きました。
ちょっと休憩。

名残惜しいですが、東海館をあとにします。

東海館 名所・史跡

東海館から徒歩数分。伊東市が誇る偉人「木下杢太郎」の記念館へ。
明治４０年の建築そのままの外観です。
私の亡くなった母方の祖父が生まれた年です。

医師であり、文学者であり、美術家でもあった木下杢太郎。
「天は二物を与えず」ではなく、三物を与えられたようです。
天才！ 凄い人がいたもんだ！

木下杢太郎が生まれた部屋。

木下杢太郎生家が当時のままの状態で保存され、伊東市内において現存する最古の民家として市指定文化財に指定されています。

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実家は「米惣」という商家で、伊東でも有数の資産家であったようです。

木下杢太郎博物館を出て、伊東に海に向かいます。

伊東の海に到着。
オレンジビーチと言います。

伊東の商店街で薬のキャラクターがたくさん展示されているドラッグストアがありました。
懐かしいキャラクターたちが現役？で店頭に並んでます。

キネマ通り

八百屋さんを覗くと

地元の果物屋や野菜をたくさん売ってました。
伊東の苺「紅ほっぺ」買っちゃいました。

今は営業していな伊東市中心部に映画館。
この映画館があるが故に、「キネマ通り」と呼ばれています。。

キネマ通りには和菓子屋さんが多いです。

ここも和菓子屋。

ここも和菓子屋。

ここも和菓子屋。

ここも和菓子屋。

ここも和菓子屋。

市内の駅近くにある大衆浴場は温泉です。

伊東駅まで歩いてきました

伊東に来たときはいつもここで夕食。
「まるげん」です。

お通し

メダイとカンパチ。
プリップリで最高でした！

伊東名物「ちんちん揚げ」

生シラス！

日本酒を冷で飲む家内。

炙りしめ鯖。

目の前で鯖を炙ってます。
炙った箇所の色が変わっていきます。

できあがり〜！

金目の煮つけです。
想像以上に大きく、味もGOOD!
今回の夕食の目玉です。
美味しかった〜〜

地鯖の生ハム！

ドライドルフィン。
味はビーフジャーキーのようでした。
伊豆の定番だそうです。
東伊豆の食文化の一つだそうです。
肴が美味しかったので、夫婦で日本酒を少々飲みすぎました。
酔い覚ましにゆっくり歩いてハーヴェスト伊東に戻ります。

東海館の夕景。
ライトアップされてます。

東海館 名所・史跡

ハーヴェスト伊東に戻りました。

部屋からの景色でビール一杯！

この後、最上階の露天風呂で温泉を満喫。
3回も温泉に通いました。

翌朝の部屋からの景色。

この後、朝食を済ませチェックアウト。
帰路に。

伊東から伊豆スカイラインで帰路につきました。
これは十国峠からの富士山です。

十国峠 自然・景勝地

十国峠からの沼津の街と駿河湾。

十国峠 自然・景勝地

天閣台にやってきました。

遠くに芦ノ湖と富士山が見えます。

大観山と少し富士を見る角度が異なります。
見事な富士の化粧です。
美しい！

天閣台を出て、またまた大観山に来ました。
いつも見ても綺麗な美しい芦ノ湖越しの富士山です。

家内もこの景色に夢中です。

「MATSUDAターンパイク箱根」に入りました。

駿河湾の景色を楽しむために休憩。

白銀展望駐車場と言います。

相模湾が見えます。

急坂はつづきます。
雪も残ってます。

春は桜が綺麗なあたりです。

「MAZDA ターンパイク箱根」の道路から雪が消えたら小田原の街が眼下に見えてきました。
もう横浜の自宅までは渋滞がなければ40分です。

お土産は伊豆の苺です。