イタリア　冬のトスカーナを巡るレンタカーの旅　（１）ローマ　バチカン・サンピエトロ寺院　H27.2.1

2015/01/31 - 2015/02/08

1月31日 (土) 　広島ー成田　春秋航空　11:15-12:35
　　　　　　　　　 東京ーIST(イスタンブ−ル)　22：30-04：20
2月1日 (日) 　ISTーローマ・フィウミチーノ空港 08：40-10:20　ーローマ・テルミニ駅ーバチカン・サンピエトロ寺院
2月2日 (月) 　ローマーキウージ（列車）ーモンタルチーノ（ワイナリー見学）ーピエンツァ（レンタカー）
2月3日 (火) 　ピエンツァーシエナ（レンタカー）
2月4日 (水) 　シエナーサン・ジミニャーノ（レンタカー）
2月5日 (木) 　サン・ジミニャーノーピサ（斜塔）ーフィレンツェ（大聖堂）（レンタカー）
2月6日 (金) 　フィレンツェ博物館見学（ウフィツィ美術館、アカデミア美術館）ーローマ（コロッセオ）
2月7日 (土) 　ロ−マーIST(イスタンブ−ル) 07:40-11:10
2月8日 (日) 　IST(イスタンブ−ル)NRT(成田) 14:15-08:55(翌日着)
　　　　　　　　　成田ー広島　春秋航空　17:30-19:15

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 レンタカー
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

12時間のフライト終えて乗り換え空港のイスタンブール着

イスタンブール空港のトルコアイス
ここのはそれほどネバネバしていないようだ

イスタンブールで乗り換え便を4時間ほど待ってローマ着。
イスタンブールでローマ向けに搭乗するときに日本語の流暢なトルコ人青年に話しかけられてたんだけど、彼は日本留学経験があってトルコで日本企業に勤めているらしい。出張でドイツに行くところだそうだ。
彼の家はトルコの南部にあり、今ＩＳＩＳの関係で危険だから、引っ越ししようかと考えているそうだ。ところであなたイスラム教徒なんでしょ？と聞いてみたら、僕は無宗教だから捕まったりするとよけいに危ないんですよ、だって。トルコ人はみんなイスラム教徒だと思っていたので、とても意外な話だった。

ローマ　フィウミチーノ空港からローマ・テルミニ駅までのチケットを自動販売機で買う。あまり混んでなくて全く並ぶことなく買えた。

この機械はクレジットカード専用機なのかもしれない。どうもお金を入れるところがないように見える。最初に言語(英語)を選択して表示通りに進んでいくと比較的スムーズに買うことができた。
１４ユーロｘ２名

列車はローマ・テルミニ駅までの約３０分をノンストップ。空港とローマを往復しているリムジン列車だ。

テルミニ駅に着いてサンピエトロ寺院に向かおうと思うのだが、日本で準備したスマホのsimが接続できずGoogle mapが使えないのでどうしようかと思っていたら、バス乗り場にバチカン・サンピエトロ寺院は何番バスに乗れと表示があったので、その通りのバスに乗る。
乗車前にバスカードを買って乗るのがイタリア式らしいのだが、そんな事は全く知らない私たちは（妻と私）、計らずも無賃乗車となったのです。どういうわけか乗降の際にチェックが全くない。
この辺りがバチカンに一番近いかなと言うところでバスを降りて、腹が減ったのでラスクのようなものを買って腹ごなし。

こっちがバチカンだろうと思い決めた方向に歩いていく。途中市場があって見学。

フンギ・ボルチーニ（イタリア名物のキノコ）を売っていたので妻が値段を確認したりしてた。友人に頼まれて買って帰らなけばいけないらしい。
もう夕方６時近くになって来たので少し焦らなくてはいけない。

路地の石畳が珍しい。

とうとう６時半になったが、バチカンのありかが分からない。前を歩いていたカップルにサンピエトロ寺院まで歩けば行けばいいのか尋ねてみたら、少し悩んでグーグルマップで検索してくれた。
何とバスで４駅ほど行かなければならないらしい。簡単に口では説明できなかったはずだ。親切にもバス停まで案内してくれて女性の方がバスカードを二人分渡してくれた。お金を払おうとしたのだが、これがイタリア式のやり方だと言って受け取ってくれない。正確な値段は忘れたがカードには２〜３ユーロ（300−400円）とか書いてあったと思う。結構な金額なので本当にありがたいことだった。あとでホテルへのバスにも使わせてもらった。
写真はバス停の電光掲示板。”何番のバスがあと何分で到着する”と表示してくれてありがたい。

イタリア人カップルのおかげで無事にサンピエトロ寺院に到着。ちょうど７時になりすっかり真っ暗だがライトアップが美しい。

大聖堂の正面向かって右側の聖パウロ像。左側には聖ペテロ像がある。

寺院の中は広くて美しい。

ミケランジェロの作品『ピエタ』（1498-1500製作）ピエタとは死んで十字架から降ろされたキリストを抱くマリアを表す彫刻や絵画のことで、この題材は非常に多くの彫刻家や画家が取り上げているようだ。私には芸術の知識は全くないが、この時代の有力者は自分の地位、名声を表すために芸術家に彫刻や絵画の制作を依頼したようだ。

この彫刻もミケランジェロが高名な聖職者に依頼されたもので、彼が２５歳の時に完成した。

大聖堂の中の絵。誰の作品かは知らない。

大聖堂近くの停留所からバスに乗り、ホテルに近いと思う（感のみ）バス停で下車。
ホテルはコロッセオの近くなのだが、しばらく歩いたところでそれらしき建物に遭遇。これをコロッセオと思い、周辺をホテルを探して歩き回ったが、見つからない。

これはどうも全然違うところにいるらしいと気づき、タクシーを拾うことにした。
結局この建物は今も実際に使われてる競技場だった。

タクシーの運転手さんにホテルの住所を見せて、やっとホテルの入り口に到着。最初からタクシーにしとけばよかった。

ホテルにチェックインしてから夕食を食べに近くのレストランに。
イタリアは生ハムが有名なようで、早速注文。

生ビールの大ジョッキを注文したら特大のものが出てきた。日本では大ジョッキ自体なかなか見られないが、それより一回り大きい。飲みごたえがあったよ。

料理３品と大ジョッキ２杯で７０ユーロ（約１０，０００円）。物価の高いイタリアでの最初の洗礼だった。