2015/02/11 - 2015/02/14
139位(同エリア317件中)
アーサーさん
アムール川を源とし流れ来た「流氷」。
そしてオホーツクの海が一面 氷で覆われ、別世界になり、氷の軋み合いが自然のメロディーを奏でる。なんか凄くロマンチックな想像が広がる。
いつの日にか行ってみたいと願っていた。
その67歳のパッケージ参加旅行記。
写真は 知床 プユニ岬からの落日
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
1)2月11日(水)
①
偶々 今年の冬は 日本に居た。長年 流氷を見てみたいと願っていたので、思い切って出かけることにする。手配が面倒なので旅行会社のツアーの中から選択する。流氷に特化して スケジュールに無理が無い クラブツーリズムの「流氷を楽しむ観光船にトリプル乗船!3日間」を選択する。
(旅行代金一人60,380円少し割高とは思ったが。)
写真は羽田空港の全日空 オホーツク紋別行の搭乗口。
旅行会社受付カウンターから搭乗口まで随分離れていて 空港の端から端まで歩かされる。(不合理・・・老人の怒り。) -
1)-②
最初 去年末申し込んだ時は2月19日からの3日間をキャンセル待ちで申し込んだ。
ネット旅行記ブログ等を読んで 最新の流氷位置の情報サイトが色々あることを知った。
http://www.noah.ne.jp/ice/rh/RH.html
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/cgi/ice_inform.cgi
http://www.stv.ne.jp/webcam/shiretoko/index.html
見ていて 旅の夢を描きたてられ 楽しかった。
1月中旬 テレビで流氷が 例年より早く北海道に着岸したとのニュースを見た。
流氷サイト情報も樺太から北海道まで流氷の帯が出来ている。
旅行社に電話したら キャンセル待ちの状態は変わらず、少し焦って2月11日発に変更して 出発を確定させた。
写真はその搭乗機 全日空375便 満席。中国人観光客も見かける。 -
1)-③
出発前1週間の2月4日頃 北海道東部は爆弾低気圧に襲われ 道路閉鎖、空港閉鎖のニュースが流れた。流氷情報サイトでも 流氷の広がりは確認できた。むしろ この天候で北海道を旅できるのかが心配だった。
出発2日前の天気予報から、交通状況は問題なくなってきたが、南風が吹き出し 流氷情報サイトから 突如 接岸していた流氷が流れ出しているのが分かった。
前日の情報も その傾向が続くが 今更どうしようもなく 祈るのみ。
写真は紋別空港上空から 確かに流氷の白い線はは沖合に後退している。 -
1)-④
飛行機を降りっ立て 覚悟していたより寒くは無かった。風もなく、日も照っていた。
年齢的にも この旅で一番寒さに耐えられるかを危惧していた。
ユニクロで極寒用の下着を買い求め、ダイエーで見切りしていたフード付のコートを衝動買いして備え、 ポケットに貼り付けカイロも用意していたが使うことを忘れていた。気温は羽田が2,3度で紋別はマイナス8度位だったはずだが。
写真は オホーツク紋別空港。小さな空港。羽田と一日一便だけの運行。 -
1)-⑤
空港で添乗員さんとバスガイドさんに迎えられ、早速ツアーの人達、約40名と貸切バスで近くの「流氷岬」へ向かう。
とりあえず 岬の写真スポットで ガイドさんに記念写真を撮って貰う。 -
1)-⑥
あらためて 見渡すと
ウーン・・・
押し寄せた流氷の残骸。
巨大だが白い建築廃材の感じ。??? -
1)-⑥
浜辺で少年が「クリオネ」(氷の妖精)を取っていた。随分と多く取れることに驚く。写真を撮らせてもらう。
ペットボトルの中の妖精たち。
確かに見ようでは 妖精と言えなくはないが 小さすぎてよく分からない。 -
1)-⑦
それから 紋別港の出塚水産さんに寄り、「かまぼこ」(ホタテが丸ごと入った練の揚げ物)を昼食代わりに頂く。腹も減っていて それなりに美味い。工場の見学通路もしっかりしていて 真面目なメーカーと思われる。
二階の休憩所から紋別港を写す。ガイドさんの話の通り 漁業者にとって 流氷はプランクトンも運んで来てくれるが、流氷による港の閉鎖は困るだろうと想像できる。 -
1)-⑧
流氷砕氷船ガリンコ号の乗船前に時間調整のため 「もんべつ流氷まつり」の最終日だとかで 祭りを見学する。写真は自衛隊が作った大きな氷の宮殿。
-
1)-⑨
子供達と一緒に滑った 氷の滑り台。スピードが出て 結構怖かった。 -
1)-⑩
地元特産品の味覚市コーナーに先ほど訪ねた出塚水産さんの出店があったので 買い求めた 練り製品と北海汁。
地元の人達に交じり食す。温かくてほっこりする。 -
1)-⑪
時間が来て、乗船。期待半分、諦め半分の気分。
やはり 沖合の流氷帯には行かず。薄い流氷のなごりを船は行く。
トルネード型のスクリューも宝の持ち腐れ。回転はしているが 氷を破砕してはいない。 -
1)-⑫
オジロワシやオオワシの代わりに カモメが飛んできてマストにとまる。
海の上は やはり寒い。寒さはそれなりに実感できた。
多くのお客さんは 暖かい船室に居たようです。 -
1)-⑬
デッキから流氷もどきを見ながら せいぜい頭の中で想像して時間を過ごす。
ガリンコ号は運行時間を短縮して港に戻り、一日目は終わった。
(金額は忘れたが 乗船料の幾らかは返却された。) -
1)-⑭
その日の宿泊は紋別プリンスホテル。添乗員さんが話していたが、確かに団体客が泊まれる大型の温泉宿は紋別には少ない。ビジネスホテルの様だとは適切な表現。
従業員の方は精一杯親切だが、温泉でゆったりすると言うよりは 露天ぶろ付きの混雑した銭湯に入っている気分。
路面が凍結していて 転倒が怖くて 夜外出せず。
健康に悪いと言われる煙草を 高い税金を払って 寒い吹きさらしの外で 立って吸わなければならない アホな不運を悔やみながら眠りについた。
写真は ホテルの狭い禁煙の部屋から 紋別市街を写す。向かいは大きなパチンコ屋。 -
2)2月12日(木)
①
スマフォの情報で 南風と知り 多分今日もダメとは思ったが やっぱりダメみたい。
朝焼けの紋別港。 -
2)-②
朝飯のバイキングは美味い。北海道のお米は遜色がなくなっている。流氷に出会えない腹いせのように 腹いっぱい食べた。 -
2)-③
出発したバスの中で ガイドさんが車内放送を通して 流氷を見られない不運を色々と 遠まわしに慰めてくれる。そして もしかしたらと 期待も引っ張て呉れる。
結構バスの旅を面白いものにして呉れる。
写真は途中立ち寄った 道の駅。
やっぱり オホーツクの流氷は岸から遠ざかったみたい。 -
2)-④
網走市内に入り、直ぐに流氷砕氷船「おーろら号」に乗船。昨日のガリンコ号より大型。出航頻度も多く、沢山の利用者がいるようだった。
中国語がよく聞こえて来る。但し一昔前の様に 大声で話す人は少なくなって来ていた。豊かで上品そうに見える。
写真は一つ先に出航した船。 -
2)-⑤
オーロラ号は流氷もどきを求めて 湾内を航行してくれる。
写真だけを見ると 流氷の中を進んでいる様に見える。 -
2)-⑥
船内放送でガイドしてくれるように 目を凝らせば 氷上では 確かにアザラシが一匹いる。 -
2)-⑦
写真のように 船が氷を砕きながら進むシーンもある。 -
2)-⑧
精一杯サービスしてくれたので 何かこちらも 多分流氷はこんなもんだろうと思えて 納得する。ちっともロマンチックではないが。
(この船も流氷が見れなかったのでなにがしの返金が有った。) -
2)-⑨
昼飯に寄った 食堂の岸壁から 流氷の名残を写す。
空は晴れて、風もなく それはそれで一つの風景と思える。 -
2)-⑩
途中立ち寄った 「塔沸湖」の白鳥の一群。
白鳥が沢山いた。30年前何度か訪ねた伊丹の「昆陽池」を思い出した。 -
2)-⑪
それから 直ぐ近くの釧網本線の北浜駅に。オホーツク海に一番近い駅だそうだ。無人駅の駅舎入口。 -
2)-⑫
駅の展望台から 線路とオホーツク海を眺める。 -
2)-⑬
まもなく 乗車予定のノロッコ号が姿を現す。 -
2)-⑭
車内はストーブが焚かれ、スルメを焼く人も。
指定席は満員。
車内には観光案内の放送が流れ JRらしからぬ祭りの雰囲気。 -
2)-⑮
列車は静かに発車して行く。
過疎地の 閑散期なのだが JR北海道は見方を変えれば凄い観光資源を開発したことになる。 -
2)-⑯
雪で覆われた渚の砂山にオジロワシ?が1羽 居た。 -
2)-⑰
オホーツク海沿いのローカル列車の旅も また趣きがあって 気分がよい。
流氷があったらもっと良かったが。 -
2)-⑱
知床の玄関口斜里駅で下車。
約45年前にこの駅で降りたはずだが 思い出すものは何もなかった。知床が世界遺産になってか 随分きれいな駅舎になっていた。トイレは東京の高級ホテルの様であった。 -
2)-⑲
それから またバスの旅に戻り、今晩の宿、知床のウトロ温泉に向かう。
途中 オシンコシンの滝で下車見学し、振り返れば夕日がかなり傾いていた。 -
2)-⑳
本日 最後の観光地 プユニ岬からの落日を見て ホテルに向かう時 反対側の坂の上に 野生のエゾシカの一家がいた。
ガイドさんの話に寄れば シカも冬を越すのは大変だとか。この辺りではエサを求めて人家に近ずいてくるとか。 -
2)−21
ウトロ温泉の宿は海沿いの「知床ノーブルホテル」。新しくて気持ちの良いホテルだった。部屋も温泉ホテルスタイルでゆったりしている。
食事も満足できた。
煙草も部屋で吸えた。
ゆっくりしたかったので オプションのオーロラショーや早朝の流氷ウォーキングには参加しなかった。 -
3)2月13日(金)
①
翌日も 晴れていて 南風を止まったみたいだが 流氷は無理と諦める。 -
3)-②
朝食のバイキングも美味しく頂けた。
バイキング用のお皿に仕切りがあって 味が混ざらず その気配りが有り難い。 -
3)-③
冬季の知床半島は ウトロから羅臼に抜ける知床峠が閉鎖され、一旦斜里に戻り、根北峠を抜ける野付国道を通ることになる。
バスは元来た道を帰る。
心なしか 昨日と較べ 窓外の流氷が少し岸に近づいているように思える。 -
3)-④
これで オホーツク海とお別れと言うところで 未練たらしく流氷の余韻を写した。
この辺りから 天気予報より早く、細かい雨になる。未練の雨。
(デジカメのバッテリーの警告が出始めていたが 私は何のサインだろうと認識できず。) -
3)-⑤
根室海峡側に出ると 少し晴れてくる。この辺り(標津)は先週の爆弾低気圧の影響で道路が閉鎖され 自衛隊が出動したとかの記憶が残る所。
順調にバスは進み、羅臼の街に着く。早速 羅臼流氷クルーズの貸切船に乗船。船からは標高1661メーターの羅臼岳が見える。結構すっきりした山。 -
3)-⑥
船は直ぐに出航して、少し学術風な男性の観光案内の説明が始まる。
港の岸壁の付近に流氷の残りが漂う。 -
3)-⑦
岸壁に海上保安庁の巡視船。船上に小さな砲らしきものが見える。
バスガイドさんの車中での説明によれば 根室海峡を挟んで 対岸の国後島まで30キロは無いとか。今日は視界が悪くて はっきりとは見えないが、確かに 狭い国境の海。海峡の中間線を越えたら拿捕されると冗談ぽっく言われたが 物理的に遮るものが無いだけに 少し怖かった。 -
3)-⑧
沖から 陸を見れば結構綺麗な風景。(流氷は無いけれど。)
豊かな海と言うことも何となく分かる。 -
3)-⑨
岸壁にオジロワシやオオワシの一団。人工岸壁は艶消しだが 悠々と飛んでいる姿は見事。
(この前から デジカメの操作に支障が出始める。始めての経験) -
3)-⑩
湾内の流氷の名残り氷の上で オオワシが数羽漂っていた。 -
3)-⑪
下船後 バスで港の道の駅に入り、昆布茶を飲んだら 美味かった。羅臼昆布を買い求める。(写真はその羅臼昆布。)
標津町で昼飯を食べ、19時過ぎの釧路空港発羽田行の行きの飛行機に乗る為、一団を乗せ バスは走る。
旅行社の添乗員さんが説明してくれたように、天気が下り坂なので ともかく釧路まで 早く行くことにする。 少し慎重すぎると思ったが 私は納得した。 -
3)-⑫
向かう途中 釧路市の北方 鶴見台に丹頂の給餌場があり、上手くいくと丹頂を見ることができるとの添乗員さんから説明があり、釧路周辺で時間的余裕を持つことに 疑問もなく頷いた。(お任せの気分。)
バスガイドさんの 給餌場の歴史などの説明も面白くて 見られたらいいなぁと期待が膨らんだ。
4時過ぎに着いてみたら 驚くほどの数の鶴が居た。空に舞い上がる鶴の姿も見える。
雪が少し降り 墨絵の中のような風景。 -
3)-⑬
バスに戻ると 聞こえて来る添乗員さんの電話の話し声が何となく尋常ではない。
後ほどの説明によると 羽田から釧路空港への便が欠航になったとのこと。従って今晩 釧路での宿泊になり ホテルの予約を模索中とのこと。ともかく釧路で夕飯を取れるところへバスを進める。ホテル代、食事代は各人持ち。添乗員さんは慣れているのか的確に説明してくれる。
それで バスは一旦「釧路フィッシャーマンズワーフ」へ向かう。そこのコンビニで下着などを買い求め、ラーメン店七瀬で牡蠣ラーメンを食べ、またバスに乗って宿泊先の釧路プリンスホテルに行く。
四十名弱のツアーの皆さんも それぞれの方には それなりの事情がおありだろうけれど 粛々と進行する。・ -
3)-⑭
ホテルの対応も慣れているのか 団体客を迅速にチェックインをしてくれる。
ちょっとこの程度の雪でと甘く見ていた 私は 予想外の展開に 部屋に落ち着きホッとする。さすがに外出する元気は無かった。
おまけの一日と思って眠ったが
これが海外の個人旅行だったらと 恐怖を感じた。 -
4)2月14日(土)
①
朝、添乗員さんから 15時千歳発羽田行の便の予約が取れていて、これから千歳空港へ向かうとの説明があり、バス代の負担が一人3500円とのこと。
バスガイドさんの途中の説明も面白く、予期せぬ北海道観光バスの旅を楽しんだ。
(スマフォの電源も切れ、デジカメも写せらないので その点では残念だった。次回からは 充電器は旅の必須と心得ようと思った。)
写真は行く先のトイレ休憩中 道の駅で買い求めた「北海道の豆類」(帰宅後撮影。)ガイドさんの勧めに調子を合わせ、少し多すぎたと反省。 -
②
千歳空港内は凄い混雑。チェックインカウンターの列が全然進んでいないように思える。13時前に空港に着いたが、15時の飛行機に乗れるかと心配した。14時過ぎに やっと添乗員さんから搭乗券を渡され、搭乗すべき機材は既に千歳で待機中と聞き 一安心。
あとは 天候急変による欠航だけの問題。急ぎセキュリティを抜け 搭乗口へ。
ほぼ定刻ADO26便 羽田行は搭乗を開始したが 予約客の搭乗完了を待つため待機。さすがに明日の予定を考えるとヤキモキして離陸を待った。約40分遅れで離陸。ホッとする。帰りも満席。 -
③
流氷への私の勝手なロマンは実らなかったけれど 多くのことを体験させてくれた旅だった。結論として 結構面白かった。
(写真は 無事私を運んでくれた 羽田行き26便。)
旅は パンフレットやネットの画像等に 触発され 追体験を自分のものにする側面が強いが 規格化された工業製品を自分ものにするのとは ちょっと違い 色んな事態に出会い それなりの自分の経験を膨らませることに楽しみがあるのかなぁと気づいた次第。
後日の蛇足
流氷の情報ネットを見て
(オリジナルプランの2月19日発だと 流氷は見られたみたい。)
(しつこい。)・・・・同行者の非難の声
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