2014/05/05 - 2014/05/05
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2014年GW、いきなり休みになったので奈良に3日間通っちゃいました♪
なぜ「なんちゃって」なのか?
それは前回までの旅行記をご参照ください。。。(`∀´)/
というわけでw
2日目です。2日目は世界遺産をゆっくり見て回りたい!ってことで法隆寺エリアに行きました。
午前中は法隆寺、法輪寺、法起寺を散策し、飛鳥文化と美仏に感動し、斑鳩ののどかさに癒されてまいりました〜^^
午後は薬師寺、唐招提寺、平城宮跡を歩き倒してきました♪
うん、我ながらよく歩いたよ。。。
そして後半は予想外が盛りだくさん!
薬師寺では三蔵法師の公演が行われていたり、唐招提寺は「けい花(王偏に夐という字で[けい])」という珍しいお花が満開で特別公開してたんです☆
このお花がすごくよかった!!ちなみに表紙がその「けい花」です^^
写真が呆れるほど多いですが、飛ばし読みでどうぞ〜
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
-
世界遺産フリー切符は奈良観光バスの路線バスも一部区間が乗り放題♪
法起寺前のバス停から約45分「薬師寺P」という臨時のバス停までバスの旅。
法起寺付近でご飯屋さんにありつけなかったので、まずは空腹を満たすべくご飯屋さんを探します。
スマホで現在地からカフェを検索☆
どうやらこの踏切を渡って右に行ったところにありそう♪
踏切の両はしに石灯籠。ここも参道ってことかな? -
バス停から歩くこと約10分。
あった!
Cafe Re:Como
なんだか雰囲気が良さげなのでここにしました♪
さぁ早速なかへ=3
はらへった!!(※これでも女子です) -
雰囲気の良い店内。
常連さんも来ていてマスターもお姉さんもやさしい^^
私はハーブチキンのグリルランチ¥900をオーダー -
大きなレモンがのったハーブチキンはしっかり目の味付け。
野菜もたっぷり!ご飯にお味噌汁〜
は〜〜〜〜空きっ腹に染み渡るぅ〜(*n´ω`n*) -
ふぅ〜お腹いっぱい☆幸せいっぱい☆
空腹も満たされ機嫌も治ったのでw
ほな後半戦行ってみましょ〜!!
薬師寺のすぐそばは近鉄電車が通ってます。 -
カフェからたった3分で到着。
薬師寺です!
西塔がそびえ立つ。 -
本日3つ目の世界遺産の建物。
こちらは「古都奈良の文化財」という登録名です。
法隆寺や法起寺は「法隆寺地域の仏教建築物群」という登録。
つまり別のグループです。
法隆寺などは飛鳥文化なのに対し、「古都奈良の文化財」は奈良時代、天平文化の遺産です。 -
まずは手水舎でお清め
-
中門です。
受付を超えると中門があって、この先が本堂です。
色がまだ綺麗なのは昭和59年に修復工事されたからです。 -
仁王像
法隆寺と違って鎧を着用!
ここの仁王さんは二人向かい合ってます。 -
ふん!
-
薬師寺は「法相宗[ほっそうしゅう]」の大本山です。
天武天皇により発願(680)、持統天皇によって本尊開眼(697)、更に文武天皇が飛鳥の地において堂宇を完成させました。その後、平城遷都(710)の時に現在地に移されたそうです。 -
お線香の煙
この匂いをかぐとお寺に来たなぁ〜と思う。 -
でました!金堂です。
これは昭和に白凰様式で復元されたものです。
1528年に残念ながらこの地の豪族による戦火に巻きこまれ、消失してしまったのです。それを豊臣秀吉が再建しようと仮堂を建てたけど豊臣家も滅亡。長く仮堂のままでした。
それを昭和42年高田好胤さんが晋山し、百万巻写経勧進による金堂再建を提唱、全国に写経勧進に歩かれ、その結果昭和46年金堂の起工式を行い、そして昭和51年に白鳳時代様式の本格的な金堂として復興したのです。
ホームページより抜粋 -
こちらは西塔
こちらも1528年に消失したので再建されたのは昭和。
だからとっても色鮮やか!
午前中に法隆寺の五重塔を見てきたけどあのシンプルでもバランスの良い塔とはまた違って、もっと豪華になって鮮やかな様子は奈良の都の繁栄を表すみたいです。 -
すてきな塔☆
この連子窓に使われている緑のような色が「青(あお)」
扉や柱の朱色のような色が「丹(に)」というそうです。
万葉集には
「あおによし ならのみやこは さくはなの
におうがごとく いまさかりなり」
と詠まれてます。「あお(青)に(丹)よし」は「なら」の枕詞で、この色使いこそ奈良といえば!の色使いだったそうです。 -
こちらは東塔。
東塔は薬師寺で唯一創建当時のままのこる建物やねんけど…
ざんねんながら解体修理中。。。
平成31年の完成だそうな。。。 -
ではお参りを・・・
金堂にいらっしゃる方こそご本尊、薬師瑠璃光如来さんです。
こちらには薬師三尊がおまつりされてて薬師如来さんの両脇には日光菩薩さんと月光菩薩さん。
暖かく見守ってくださるようなふっくらしたお顔の薬師如来さんにしっかりしっかりお参り。
後日談になりますがとってもご利益をいただけました!!
その後お礼参りに行きました^^ -
見学中、お参り中、なんだか騒がしいと思ってたら
金堂と大講堂の間の広い場所で、なんと玄奘三蔵の劇をしてました!!
この役者さん、誰だっけ?
なんだか見たことあるようなないような・・・
有名人の名前と顔を覚えるのが一番苦手!! -
音楽も生演奏で良い♪
-
こいつは悪役↑
龍を使って玄奘の邪魔をしようとします -
そこへやってきた何も知らない玄奘・・・
-
そして!!
玄奘VS龍!!
両者一歩も譲らない…!!
手に汗握る戦い有り、、、 -
お兄さんたちの舞踊あり、、、
-
ギャラリーも多く、、、
-
賑わっておりました。
あ〜それで人が多かったのかと納得。
さすがGWってとこですかね。 -
そんなわけで大講堂内もお参りはできますが、一部役者の控え室のような舞台の裏側のような雰囲気になってました。
-
私は見学を続けます。
これは金堂の薬師如来さんの台座です。
これがすごい!!
まさにシルクロードの存在、東西交流の証です!!
昔はこんなふうにきんきら金☆だったんだって。 -
これこれ!
一番上の葡萄や唐草の模様はヘレニズム文化の影響。
二段目の菱形や楕円の装飾はギリシャ文化の影響なんだって!
すごいね〜おもしろいね!必見やね!
あ、でもこれはレプリカですよ〜
ちなみに場所は大講堂の横にある東僧坊内にあります。
ここではお守りとかここのご住職の著書とか買えます。
でね、機会があればぜひ聞いて欲しいのが説法!めっちゃ面白い!!笑 -
薬師寺の奥には玄奘三蔵院というところがあるみたい。
行ってみましょう〜
お写経道場の横を通り過ぎてさらに先へ。 -
広い敷地に灯篭が等間隔に並んでる。
ここまで来ると人はまばら。 -
玄奘三蔵の最も究めたかった事は、「瑜伽唯識[ゆがゆいしき]」の教えだそうでその教えの流れを継承している宗派が法相宗[ほっそうしゅう]なんだって。
現在、薬師寺と興福寺が法相宗の大本山。
玄奘三蔵は法相宗の始祖に当たります。 -
ではなかへ〜
ってなんじゃこりゃ〜
ものすごい灯篭の数!!
そして真ん中の8角形の建物が玄奘塔。ここには玄奘三蔵の坐像が。 -
回廊から玄奘塔を☆
-
この玄奘塔の後ろには大唐西域壁画殿というのがある。
そこには平山郁夫さんが描いた玄奘三蔵の求法の旅を描いた壁画がある。
とにかく青が綺麗!!
天井は宇宙のような星空で感動しました!! -
さてさて一通り見学を終えて時間は3時ちょっと前。
まだまだいきますよ!!
かわいい瓦を横目に見つつ、薬師寺から北へあがること約10分… -
お次は唐招提寺へ=3
薬師寺とはまた違った雰囲気。
もっと落ち着いた、ドーンとした門構え。 -
おぉぉぉぉ〜〜〜!!
圧倒されるような唐招提寺の金堂がドドーンと目の前に!!
なんだか雰囲気は京都の泉涌寺に似てる気がする・・・
金堂は天平文化の建築様式を伝えるとっても重要な建築の1つ。
大きな瓦の屋根の存在感がすごいです!! -
そしてこちらも世界遺産「古都奈良の文化財」の構成資産のひとつ。
聖武天皇のころ、唐から来た高僧鑑真大和上によって創建された。 -
二階建てのこぢんまりとしたのが鼓楼
その右のながーいのが礼堂 -
鼓楼
鎌倉時代のもので国宝。
華麗な建築だと思いました。 -
そしてこれは講堂ですね。
金堂の裏手にこれまたどどーんとあります。
講堂も天平時代の建築を今に伝える建物で、中には平成の大修理の時のいろんな資料やら発掘されたものやらが展示されていた。 -
講堂の近くにあった鐘
ツツジが綺麗でみんなここでバシバシ撮ってました。 -
私もカメラ練習☆
-
花びらに水滴がキラリ☆
さっき小雨が降ったからね。
けどそのほうが植物はイキイキしていいよね〜 -
鐘をバックに。
こうやって近づいてるとふんわりとツツジのいい香りがする -
最後は講堂をバックに
-
あら! あやめも咲いてるやん♪
講堂向かって左手の方の建物の沿いの水辺には紫の花^^ -
これはあやめ・・・ですよね?
ショウブではないと思う。
杜若。。。も違うと思うんやけどどうやろか?!
・・・・
・・・・・あやめ・・・
・・・・・・・ということにしよう! -
まだ満開ではない。
あともう1週間もすれば見頃かなぁ〜^^ -
アップ☆
綺麗な紫。 -
〜〜〜〜〜。*゚。.*゚・。゚
-
講堂の裏手へ回ってみると・・・
あ、ここも見学できるっぽい。
左手の看板に注目! -
ん??
「けいか??」特別公開だって!!
なんだかよくわかんないけど気になる!!
早速中へ行ってみると・・・ -
わぁ〜〜〜〜〜・:*:・(*´艸`*)・:*:・
きれいっ!! -
紫陽花みたい〜
紫陽花好きの私としては思っても見ない幸運☆
ガクアジサイに似てるけど全く違うんだって〜 -
「けいか」は額の花びらみたいなやつが5枚。
たしかに紫陽花は4枚やね。
最近品種改良も多くて花びらの数はもうあんまりポイントにならないけどね。
だけど葉っぱも違う。 -
そしてこの咲きっぷり!!
これぞ満開☆
この様子を見れば紫陽花とは違うなぁ〜って思うよね。
けどもしかしたら遠い遠い祖先は一緒かもね。 -
そんな「けいか」は鑑真さんの故郷、陽州の宮廷で王が囲っていた門外不出の花。鑑真さんのおかげこの日本にやってくることができたそう。
ということはもしかして日本で見れるのはここだけ?? -
白い可憐な「けいか」に心は鷲掴み状態w
あぁ〜いやされます〜 -
GWに奈良に来ることにしてよかったなぁ〜
だってここの公開も明日まででしょ?ほんまにラッキーだった。
今日ここへ来た私は偉い。自画自賛が止まらないw
こんな偶然が旅の醍醐味ですよね♪ -
もっと見ていたい気もしたけど先へ進みましょうか。
ちなみに「けいか」のあるのは中講堂のところ。
写真はその近くの御影堂。 -
こちらは開山堂
写真の撮り方が悪くてすみません;
ここには鑑真さんの身代わり像があります。
身代わり像とは、年に3回しか御開帳されない鑑真さんの坐像にかわって毎日拝観してもらえるようにと、奈良時代の仏像の作り方に習って忠実に作られた鑑真さんの坐像です。 -
瓦には「唐招提寺」の文字
-
境内はこんな感じ。
意外と奥行きがあって広い。
このまま真っ直ぐ先に進むと開山御廟に行きます。鑑真さんのお墓ですね。
御廟には行かずに戻る。
(途中まで行きかけたけど鬱蒼とした木立とクモの巣が怖くてやめた。(-_-)) -
で、戻ってきてなんだかほかとは様子の違う建物を発見!
これは多分、宝蔵。
隣り合って経蔵もおなじよ〜な建物なの。
一回り大きいのが宝蔵。
そしてなぜか写真がこれしかないのでどっちかわかんない;
校倉造りの宝蔵と経蔵。
唐招提寺創建以前の新田部親王邸の米倉を改造したものといわれ、唐招提寺で最も古い建造物であり、日本最古の校倉らしい。 -
見所いっぱいの唐招提寺。
私の気に入ったポイントはもう一つ。
金堂前の参道の自由気ままな苔の庭。
もはや庭なのかもわかんないけどいい感じ(´∀`*) -
1時間以上見学してた;
さてこのあとどうしよう。16時過ぎだし、まだ帰りたくない。
とりあえず近くの唐招提寺の奥の院まできてみた。↑ -
奥の院は壁もボロボロ。見学は出来なさげ。
きれいに修復されたあちらと比べるとなんか悲しいね。。。
唐招提寺と奥の院との間には線路が走ってる。
黄色い近鉄の電車が通り過ぎた。 -
唐招提寺は近鉄橿原線の尼ケ辻と西の京のちょうど真ん中。
まだ時間もあるし、歩いて尼ケ辻まで行くことにした。
途中左手に古墳が!
これは宝来山古墳、垂仁天皇稜でした。 -
で、右手には近鉄線。
あ、また電車きた〜
なかなかいい眺め♪ -
宝来山古墳は前方後円墳。
垂仁天皇は古事記に出てくる第11代天皇。 -
・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・のどかだ・・・ -
だいぶ駅に近づいたところで変わった場所を発見。
なんと垂仁天皇陵の飛び地だって!!
飛び地って・・・w
そんなのあるねんなぁ〜
で?
敷地を犯すなと立札はゆうてますが、
その前の畑は?明らか家庭菜園のような可愛らしい畑は??
ぎりぎりセーフな場所なのかそれとも?!
このゆるさがいいところかもしれないw -
尼ケ辻駅にはけっこうすぐについてしまった。
「まだ帰りたくない病」を発症してた私は
さらに平城宮まで行ってみることにした。しかも歩いて。
川沿いをるんるん気分で歩く♪
そういや歩いてる人はあんまり見なかったなぁ〜 -
・・・意外と遠かった。笑
でもついた!!平城宮跡です〜
朱雀門です!! -
おぉっと!ここも世界遺産の構成資産だったか!
予想外の本日5つ目でございます☆やったね!
ところで時刻は5時前。唐招提寺からだと45分くらい歩いてます。 -
さすがに門は開いてない。
でも横の道から入れるみたいだからぐるっと回り込むことにした。 -
道の脇にはツツジ☆
今回3日間でツツジはよく見たなぁ〜 -
あ、また電車!
あの踏切を渡ります。 -
おぉ!また違うのも来た〜^^
にわか撮り鉄♪ -
踏切超えて朱雀門の向こうへ。。。
したら第一次大極殿が遠くに霞んで見えた。
朱雀門との間に広がる野原。 -
振り返ったら朱雀門。
の前をまた電車通過!!
なんとなんと平城宮跡を線路が貫通してるし!
面白いなぁ〜^^ -
電車、行っちゃった。
-
こうしてみると広いなぁ〜!!!!
ここが昔々の王宮だったなんて・・・
諸行無常とはこのことでしょうか長明さん?! -
時々現れる遺跡。
ここも大きな建物があったみたいね。 -
こーんな感じ。。。
だったのか。。。
こういうパネルはありがたい。想像しながら見るとわかりやすい。 -
ちょっとワープw
これはさっきの写真でみると奥に見える大きな建物、第一次大極殿の前の門?回廊?の近く。にあったパネル。
なるほど、今日はGW。ここでもイベントがあったみたい。
で、もう終わったみたい。 -
第一次大極殿
まだまだ遠い・・・
どんだけ広いんだろう。
歩くとよくわかる。先ほどのイベントのスタッフさんはほとんどがチャリでした。 -
昔はこんなんだったんだって〜
いまは何にもないから想像つき難いけど大きな建物がいっぱいあったんだろう。 -
こことか。
-
こことかさ。
あ、でもここは井戸の跡か。
生活の場ですね。
もうそろそろ時間も遅くなってきたのでさらっと見学。
天気さえ良ければお弁当広げたくなるような、ドッジボールしたくなるような(コラコラw)平城宮跡だった。 -
やっとたどり着いた、第一大極殿!
直径70cmの朱色の柱44本、屋根瓦約9万7000枚を使った平城宮最大の宮殿であり、その建物は奈良時代の中頃に、一時都とした恭仁(くに)宮に移築され、山城国の国分寺金堂になりました。当時、天皇の即位式や外国使節との面会など国のもっとも重要な儀式のために使われていたそうです。
見学も出来るみたいですよ。
この時はとっくに閉まってたけど。 -
そして大極殿の裏へ。この道をまっすぐ行くと大和西大寺の駅がある。
そろそろバスに乗りたかったけどちょうど行っちゃったところだったから結局駅まで歩いた・・・
いやほんとよく歩いた一日だった!でも大満足^^
この日はほんまに帰りたくなかった。。。
どっか泊まりたかったなぁ〜なんて考えつつ帰る電車では爆睡w
さぁ明日は最終日!明日もめいっぱい遊ぶぞ〜ヽ(*´∀`)ノ
つづく。。。
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