2015/01/31 - 2015/01/31
3556位(同エリア14216件中)
ごんじさん
12月に金時山に登ってから1ヶ月ぶり、2015年の初山を歩いてきました。
日光・女峰山のふもとにある雲竜渓谷です。
渓谷の奥に、1月下旬〜2月中旬の僅かな間だけ出現する大氷瀑を見ることができます。
いままで、冬は山に登らない主義でした。
夏山と冬山はまったく違うジャンルのスポーツと言ってもいいくらいで
装備も一から揃えないといけないし、それがまた1つ1つ高額。
それになにより寒い!
いいよぉ山は夏だけで〜・・と思っていたのですが、青い空と白い雪のコントラストが
見たい気がしなくもない。。
悶々としていたときに友達から誘われたので二つ返事で行くことに。
2、3年前に登山雑誌「山と渓谷」で紹介されたころから人気が出て
週末ともなると大混雑している人気スポットらしい。
厳密には登山ではなく渓谷歩きなんだけど、なんせ初めて雪のある山道を歩くというので、
どういう服装・装備が必要か?胃が痛くなるくらい悩んでいたので
達成感もひとしおでーす。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
いい天気!真っ白な雪が目にまぶしい〜。
まぶしい雪を見ていると目が日焼けをして「雪目」という状態になるらしい。
今回初めて、登山用のサングラスを買いました。 -
山の上はちょっと天気悪そう?
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チェーンつけます。
-
到着が10:00と遅かったせいもあり、駐車場は満車。
スペースがないので、スコップで雪かきしてスペースを作って路駐です。
道幅も狭い上に路駐も多く、Uターンできないのでタクシーもここに来るのを嫌がる・・
と聞いていたのですが、次から次へと降りてくるタクシー・・あれ?
しばらく樹林帯を歩きます。
道は凍っているけど、まだアイゼンつけるほどではない。 -
登山届ポストがあるゲートに到着。
去年も来たという同行者にしたがって何も考えずにゲートを超えて行ったのだが・・
これが間違いだったのだ。
左の林道を行ったほうが楽だと、事前にチェックしてたはずなのに
雪道に舞い上がってしまい、すっかり忘れていたよ。 -
ふわふわの雪に舞い上がる我々。
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対岸に渡る橋を歩きます。
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薄いトレースをたどって歩きます。
あんなにたくさん車が止まっていたのに、この道は数人しか歩いていない感じ。
ちょっと不安が・・・ -
山の上は天気悪そうだなぁ。
いつの間にか青空も消えてしまいました。 -
ここでダムの横を通って対岸に渡ります。
-
沢を渡ります。
これから先、何度となく登場する渡渉ポイント。
足を滑らせて落ちたら凍傷、下手したら凍死・・!?
アイゼン履いて石を渡るのは難しいし怖いので、へっぴり腰で必死。ストック必須。 -
列になってガツガツ進むぜ〜。
たまに風が吹いて、木に積もった雪が顔にばちばち当たります。痛い痛い。
頭の中には映画「八甲田山」の、立ったまま凍死した高倉健の姿が・・(いや、高倉健は
死ななかったか?) -
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おお!氷柱の登場!
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でも、まだまだ序の口。
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氷柱にはしゃぎ、渡渉におびえ・・を繰り返す。
トータルで20ヶ所以上あったんじゃないかなぁ、渡渉ポイント。
途中で仲間の1人が足を滑らせ川に落下してしまいました。
腰まで水に浸かり、ザックも上着もびしょ濡れ。
でも冬用ズボン&冬靴だったおかげで表面が濡れただけで、下着や靴下は被害なし。
濡れてしまった部分はあっという間に凍り付いていたので
冬用ウェアじゃなかったら大変なことになっていたかも。
冬用の装備は恐ろしく高額だけど、やっぱりそれはそれなりの価値があるのねー。 -
-
友知らずというポイント。
氷柱が大きくなってきましたよ〜。
滝の上の丸い石が今にも落ちてきそうで怖い。 -
ついに、雲竜渓谷メインエリア!
出発から4時間、途中いろいろあって時間かかりながらもようやく到着〜。
時間が遅いのでもう他に人がいません。貸し切りです。
とはいえ、右奥に見える、メインの雲竜瀑に行く余裕はありませんでした。
仕方がない。 -
手前の氷柱も迫力だよ〜。
去年と比べると小さいみたいだけど、初めて見る私にとっては十分。
右下の人物と比較すると大きさがわかるかも。 -
ものすごく尖っています。
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氷柱というより針だね。突き刺さりそう。
いつ巨大つららが落下してくるかわからないので、氷柱の下に入るにはヘルメット必須です。 -
どうやってこんな風に凍るんだろう?
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仲間からヘルメットを借りて突撃ー。
嬉しくてダブルピース(笑) -
なかなかの絶景。
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前日の雪がなければ、もうちょっとクリアな氷が見られたかなぁ。
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すでに15:00過ぎ・・
日が傾いてきたので、そろそろ帰ります。 -
ここから2時間かかるから、日没ギリギリだね。
帰りの林道歩きは地味に長くてつらかった・・
道も凍ってツルツル、早めにアイゼン外してしまったことを後悔。
温泉で温まってから帰宅しました。
冬山は・・うーん、そうだねぇ。もう1回くらい行ってもいいかな?
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この旅行記へのコメント (2)
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- 琉球熱さん 2015/02/05 23:44:32
- 刺さる
- ごんじさん
やっちまいましたな(笑)
でも、冬山感じるには充分なポイントですね。
今回は「氷」、次は当然「雪」ですよ!
雲竜渓谷は行きたかった場所、でもまた今年も出遅れた・・・
あのつららは刺さりますね、きっと(笑)
見事な景観、間近で見たらすごい迫力だろうなぁ
私は払沢の滝あたりで我慢しよう
良いもの見せてもらいました。
- ごんじさん からの返信 2015/02/10 00:12:09
- RE: 刺さる
- 琉球熱さん
やりました(笑)
琉球熱さんのアドバイスをもとに、悩んで悩んで、財布と相談して、
メリノウールの下着と防水グローブを買いました(それだけ?!)
今回は山じゃないし、2000mの稜線を歩くわけじゃないから
なんとかなるだろうと・・
風があまりなかったのが幸いでしたね。
次は雪、、そうですよね〜。
まだ「青い空と白い雪」は見てないし、一度は行かないとね〜。
スノーシューをに行く予定はあります。
アイゼン(6本だけど)とヒップそりを購入しました。
もっと大事なものを買えよ〜って感じですが・・
払沢の滝もすごそうですよね。
旅行記楽しみにしてまーす。
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