2015/01/27 - 2015/01/27
92位(同エリア502件中)
かっちんさん
東北の歴史・風土・文化を紹介する東北歴史博物館を訪れます。
古代から近代まで、展示品とともにわかりやすく説明しています。
特別展では「みちのくの観音さま」を3/12まで展示しており、貴重な観音さまが拝観できます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
東北歴史博物館
仙台に近い国府多賀城駅前にあります。 -
東北歴史博物館
元は東北歴史資料館で、1999年に東北歴史博物館としてリニューアルオープンしています。
東北の歴史・風土・文化を知るには最適な博物館です。
では、常設の総合展示室から見学します。 -
縄文時代の生活
古い時代の展示から始まります。 -
ニコッと笑う岩偶(がんぐう)
まつりや祈りに使われた土偶です。 -
多賀城
762年に造られた政庁の模型です。
多賀城は陸奥国を治める国府の役割があります。 -
役人の腰帯(ようたい)
役人の地位を示すものです。
重そうですね。 -
木簡(もっかん)
古代には、行政に必要な文書に紙や木札が使われており、木札に文字を書いたものを木簡といいます。 -
木簡を削っているところ
木簡を削れば何度も使え、紙より丈夫でカードのように並び替えができる便利さがあります。 -
中世の焼印
どこに使われていたのでしょうか? -
馬のお尻に注目
東北地方の青森県南部から岩手県北部は名馬の産地として知られていました。
馬のお尻には生産地の牧を示す焼印がおされていました。
熱かったでしょうね。 -
ワラ製の神々
この展示室は大きなワラ人形がこちらを向いており、ビックリ!
ワラ製の神々を用いるまつりは村をあげて今でも行われています。
これらの神々は3種類に区分でき、一つめは村境に立てられる道祖神、二つめは害虫を送り出す行事、三つめは疫病を送り出す行事に使われます。 -
ワラ人形
ツノがあり、ちょっと怖いです。 -
ナマハゲ
男鹿半島のナマハゲが有名で、ワラ製の衣装をまとい、異様な顔をした神が村を訪れます。
この神は1年間のけがれを祓い、大晦日や小正月の晩の行事で、日本海側を中心に三陸地方でも行われます。 -
おぬし、怠けていないか?
小正月行事の秋田市寺沢地区ヤマハゲです。 -
ちょっとヒゲが伸びすぎた、でも怖いじゃろ!
小正月行事の三陸吉浜地区スネカ面です。 -
鹿島人形
家ごとに作られた人形は鹿島舟に乗せ、川に流されます。
秋田県横手市の鹿島送りです。 -
着物姿の鹿島人形
七福神に見立てた7体の人形は鹿島舟で海に流されます。
青森県深浦町の鹿島祭です。 -
どう、似合う?
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疫病を送り出す神
宮城県石巻市の悪病送りで、疫病神をワラ製の人形に封じ込めて、村境まで運ばれ放置されます。 -
ワラ人形
宮城県栗原市の無病息災を祈るお屋敷祭です。 -
通せんぼじゃ
-
イチオシ
食いしん坊の人形様
家ごとに1本の団子が託された人形が村はずれまで運ばれ放置されます。
宮城県石巻市の厄病送りです。 -
4つの虫送り
家ごとに作られ、村境で焼かれます。
福島県会津美里町の虫送りです。 -
虫送りのムシ
上と下の村境に1点づつ置かれます。
青森県五所川原市の虫送りです。 -
ワラ人形
家ごとに作られ、実際に害虫を背負い、村境で焼かれます。
岩手県久慈市の虫まつりです。 -
イチオシ
磐城街道の境をまもる神々
高さ4mあまりの巨大なワラ製の神が集落の境などに立てられ、人々を守っています。
福島県田村市のお人形様で、その大きさに圧倒されてしまいます。
詳しい内容は、旅行記「磐城街道の旅」をご覧ください。
http://4travel.jp/travelogue/10858503 -
ワッハッハッ
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ワシは刀も持ってるぞ
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ボーノ神
男女の人形が4箇所の村境に立てられます。
青森県平川市のボーノ神送りです。 -
ハーイ
秋田県大館市の人形立てです。 -
ワラ人形
家の守りとして屋敷の入口に立てられます。
山形県舟形町の病送りです。 -
ワラ人形
家族の健康を祈り、屋敷の入口に立てられます。
岩手県遠野市の春風祭です。 -
イチオシ
ちょっと待った〜! もう帰るのか?
「はい、いろいろな神様に会えて嬉しいです」
「そうか、今度は地元の祭りで会おう」
秋田県横手市の村境に立てられる厄神様です。 -
雑貨屋
次の展示は1965年(昭和40)頃の仙台市内にあった雑貨屋さんです。
昭和を感じさせるので、ワクワクします。 -
台所の窓から覗くと
そうそう、棚に調味料などを載せていました。 -
イチオシ
パン売り棚
コッペパン、メロンパン、チョコパン、ジャムパン あったあった〜! -
お菓子
小さなスコップでお菓子をすくいあげ、ばら売りします。 -
煎餅
こちらもばら売り。 -
亀の子たわし
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台所の釜
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茶の間
まさに昭和の生活風景です。 -
白黒テレビ
昭和39年の東海道新幹線開業祝いが音声と共に映っていました。
懐かしい〜! -
台所の流し
鍋やお玉をぶら下げる金具の取付はお父さんの役割でした。 -
電気炊飯器とジューサー
家事が楽になってきた頃です。 -
SONYのトランジスタテレビとラジオ
真空管からトランジスタに変わり、小型化していきます。 -
ソノシートと平凡パンチ
ビニル樹脂でできた安価なレコードでした。 -
ハーフサイズカメラ
オリンパスが発売したカメラで、通常の2倍撮れ、画期的なアイデアでした。
東北歴史博物館は展示品が多く、半日でも楽しめるところです。
これから特別展「みちのくの観音さま」をみに行きます。
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