2014/01/26 - 2014/01/26
9位(同エリア23件中)
かっちんさん
郡山からいわき市につながる磐城街道(いわきかいどう)沿いの、あぶくま鍾乳洞、磐城街道のお人形様、三春のデコ屋敷を訪ねた。
写真は、堀越集落のお人形様。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
◎あぶくま鍾乳洞
郡山から磐越東線に乗り神俣駅で下車。磐越東線と磐城街道は並行している。神俣からタクシー10分程度であぶくま鍾乳洞に到着する。あぶくま洞は、福島県田村市に位置しており、阿武隈高地にある石灰岩の採掘現場で発見され昭和48年に一般公開された新しい鍾乳洞である。石筍、石柱などの鍾乳石がきれいに残っている。
あぶくま洞へは2回目の訪問で、今回は洞内でのコンサートを聴きに来た。オカリナによる生演奏で、「コンドルは飛んでいく」、「隣のトトロ」などのメロディーが心地よい音色で洞内に響き渡っていた。最後に「花は咲く」をみんなで思いっきり合唱した。定期的に開催されている。 -
あぶくま鍾乳洞。
-
◎磐城街道のお人形様
田村市の船引町から三春町にかけての磐城街道沿いには、集落内の人形の神像を祀り、それを毎年作り替える習俗がある。この人形をお人形様と呼んでいる。4mもの高さの骨組みの柱に木製の異形の面をかけ、杉の葉を用いて頭髪や髭をかたどり、藁で編んだ衣をかぶせて、両手には武器を持たせている。これらのお人形様は外から入り込む疫病などを防ぐ目的で、集落の家々や街道を見晴らす場所に祀っている。
背の高さは私の2倍程あり、何しろ馬鹿でかい。すっとんきょうな顔や、怖そうな顔などがあり、ぼさぼさ頭が可愛く思える。毎年4月に作り直すので、その頃は杉の葉が緑で若々しく、次第に茶色く変わっていく。年とともに深みがでてくるところは人間と同じようだ。
写真は堀越集落のお人形様。 -
朴橋集落のお人形様。
-
尾形集落のお人形様。
-
刀を持っている全体像。
-
◎三春のデコ屋敷
三春駅からタクシーで5分のところの高柴地区にデコ屋敷がある。デコ屋敷は三春駒、三春張子など三春の民芸品の発祥地である。デコとは木彫りの人形のことで、デコ屋敷は人形を作る家を意味している。三春駒の黒駒は子宝・安産・子育てのお守りとして作られ、白駒は老後安泰・長寿のお守りである。昭和29年に日本で最初の年賀切手として三春駒が採用されている。
三春張子の人形は、300年程前に貧しかった高柴村の副業として作り始められたと伝えられている。三春張子は十二支やダルマの木型に紙を張り付けて作り、絵付けしていく。 -
三春駒。
-
三春張子の十二支。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
9