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過去30年以上のフィリピン旅行で、本当にいろいろな体験や経験をしました。<br />前回の旅行の事故を含め強盗4回、クラブのギャルと遊んだ次の日にそのギャルの旦那がナイフをもってきて怖い思いをしたり、警察署の牢屋に3日拘留などなど思い出せばきりがないほど。<br />一時80年代は警察恐怖症に陥った時期もありました。<br />だれかの旅行記で”フィリピンの警官を見たら泥棒と思え”と言うのを見かけた事がありますがその通りですね。<br /><br />100%ではないと思いますが。怖い経験も多い反面楽しい思い出はもっと多いので、日本に帰ってくるとまた行きたくなるのはフィリピンの気候、スタイル、国民性など私にとても会っているのです。<br /><br />前回帰国したのが11月26日、2週間たらずで又行ってるので半分病気かも?<br />今だからこそ笑い話ですが、中でも一番記憶に残っているのが、とあるマニラの警察署での3日間拘留。ちょっとした事件で手錠をかけられパトカーで警察まで連行され当時の所持金15ペソくらい。(1万円の両替で確か480〜500ペソ位)これはヤバイと思ったのは逮捕された事よりフィリピンに入国拒否される事の方が怖かったですね。<br /><br />事情聴取はすべてタガログ。当時私は若かったのと回りにフィリピン人しかいなかったので6ヶ月位でタガログの日常会話はマスターしていました。<br />取調べ中警察官に”お前何人だ”中国人か?との質問に(hapon na ko eh)私は日本人だよと答え、その次に名前を聞かれましたが、しばし考え(本名を言ったら入管に連絡されフィリピンには戻れないかも)その言葉はわかりませんの一点張り。<br /><br />警官はそんなにタガログがペラペラでパンガラン(名前)という言葉もわからないのか?そして次に英語でwhat your name?と聞かれ、すいません私英語はわかりません...そのあと住所や電話番号等を聞かれ同居人のフィリピン人に来てもらいました。<br /><br />口裏を会わせ本名で無い名前にしました。3日間の拘留中まず牢屋の中で全部服を脱げと言われました。<br />どうやらフィリピンの犯罪組織ではグループによって入れ墨があるようです。入れ墨がないとわかると、ア、もうもういいよ...その後次々に銀行強盗犯やレイプ犯、麻薬犯などが逮捕され入ってきました。<br /><br />同じ様に服を全部脱がされ違うグループの墨が入ってると4〜5人でボコボコにされてました。<br />私は同居人の面会で出来るだけ釈放してもらえる金額を借りて下さいとお願いし、釈放金を用立ててもらいました。<br />私はコレクトコールの国際電話で親に事情を話し、約10日位で母親が来てくれたため金銭面の問題は解決しました。<br />母親が当面の滞在費を置いていってくれたので、この後2ヶ月位マニラに滞在していたのですが新たに問題が発生。<br />なんと10ヶ月以上のオーバーステイでイントラムロスのイミグレで要求された金額は日本円にして約50万円。<br />さすがにこんな大金は払えないし、親にもそうそうお願いできる金額ではないので同居人になんとかならないかな〜と話たところ知り合いのまた知り合いに入管の職員がいるとの事で相談しました。<br /><br />そこで入管の職員が言ってきたこと、やった事...聞いてビックリ見てビックリ...私のパスポートは渡航歴のスタンプが10数回押してあるので...とりあえず1度フィリピンを出国したニセモノのスタンプを押し、もうひとつ1週間前に入国したニセモノのスタンプを押せばノープロブレム。<br />日本に帰国したら新しいパスポートに交換して下さいとの事。ようはそのパスポートには実際のスタンプより2つ多いとゆうこと。<br /><br />当時は今の様なコンピューターのバーコードでの読み取りではなく、ブラックリスト名簿はファィルの中で探す様なマニュアル的なやり方だったので、実際に何年何月何日に入国したスタンプしか確認しないので日本帰国時も入管で問題なく通りました。<br />今では不可能ですね。<br />過去の苦い思い出です。そして今、私のマニラの行動範囲がロハスボリバードをまっすぐトンドを超えナボータス、マラボン、カローカンあたりで行動しているので、1回の渡航で2〜3ヶ月滞在していれば事故があっても不思議ではない地域です。<br /><br />ただコトワザにもある様、住めば都。慣れれば結構楽しいです。最善の注意をしていても事故に巻き込まれる可能性は大のエリアですね!<br /><br />それでも観光客がよく行くパサイ、エルミタ、パラニャーケ、マカティあたりでも事件に巻き込まれたとゆうニュースはたまに聞きます。<br /><br />なので私の住んでいる周りに現地人以外の外人はたまにしか見ません。せいぜい在住の中華系の人くらい。<br />1年の内半分くらいはフィリピンにいますが,毎回勉強させられることが必ず1つや2つあります。<br />なぜならば私は日本で生まれて日本で育ったので完全なフィリピン人にはなれないと言う事ですね!日本ではこれが正しいけどフィリピンでは正しくない。<br />フィリピンでは正しくても日本では正しくないなどと言う話は沢山あります。<br />あまりこうゆう様な事は一般の(1週間前後の旅行)観光客ではそうそうめったにないと思います。ただ最善の注意は必要だと思います。<br /><br />私は海外はフィリピンしか知らないけれど、そのあたりは他の国でも共通しているのではないかと思います。<br /><br />みなさんも楽しいトラベルライフを良い思い出に...以上長くなりましたが私の苦い経験談でした。

フィリピンでの苦い思い出

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2014/12/12 - 2015/01/25

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hiro

hiroさん

過去30年以上のフィリピン旅行で、本当にいろいろな体験や経験をしました。
前回の旅行の事故を含め強盗4回、クラブのギャルと遊んだ次の日にそのギャルの旦那がナイフをもってきて怖い思いをしたり、警察署の牢屋に3日拘留などなど思い出せばきりがないほど。
一時80年代は警察恐怖症に陥った時期もありました。
だれかの旅行記で”フィリピンの警官を見たら泥棒と思え”と言うのを見かけた事がありますがその通りですね。

100%ではないと思いますが。怖い経験も多い反面楽しい思い出はもっと多いので、日本に帰ってくるとまた行きたくなるのはフィリピンの気候、スタイル、国民性など私にとても会っているのです。

前回帰国したのが11月26日、2週間たらずで又行ってるので半分病気かも?
今だからこそ笑い話ですが、中でも一番記憶に残っているのが、とあるマニラの警察署での3日間拘留。ちょっとした事件で手錠をかけられパトカーで警察まで連行され当時の所持金15ペソくらい。(1万円の両替で確か480〜500ペソ位)これはヤバイと思ったのは逮捕された事よりフィリピンに入国拒否される事の方が怖かったですね。

事情聴取はすべてタガログ。当時私は若かったのと回りにフィリピン人しかいなかったので6ヶ月位でタガログの日常会話はマスターしていました。
取調べ中警察官に”お前何人だ”中国人か?との質問に(hapon na ko eh)私は日本人だよと答え、その次に名前を聞かれましたが、しばし考え(本名を言ったら入管に連絡されフィリピンには戻れないかも)その言葉はわかりませんの一点張り。

警官はそんなにタガログがペラペラでパンガラン(名前)という言葉もわからないのか?そして次に英語でwhat your name?と聞かれ、すいません私英語はわかりません...そのあと住所や電話番号等を聞かれ同居人のフィリピン人に来てもらいました。

口裏を会わせ本名で無い名前にしました。3日間の拘留中まず牢屋の中で全部服を脱げと言われました。
どうやらフィリピンの犯罪組織ではグループによって入れ墨があるようです。入れ墨がないとわかると、ア、もうもういいよ...その後次々に銀行強盗犯やレイプ犯、麻薬犯などが逮捕され入ってきました。

同じ様に服を全部脱がされ違うグループの墨が入ってると4〜5人でボコボコにされてました。
私は同居人の面会で出来るだけ釈放してもらえる金額を借りて下さいとお願いし、釈放金を用立ててもらいました。
私はコレクトコールの国際電話で親に事情を話し、約10日位で母親が来てくれたため金銭面の問題は解決しました。
母親が当面の滞在費を置いていってくれたので、この後2ヶ月位マニラに滞在していたのですが新たに問題が発生。
なんと10ヶ月以上のオーバーステイでイントラムロスのイミグレで要求された金額は日本円にして約50万円。
さすがにこんな大金は払えないし、親にもそうそうお願いできる金額ではないので同居人になんとかならないかな〜と話たところ知り合いのまた知り合いに入管の職員がいるとの事で相談しました。

そこで入管の職員が言ってきたこと、やった事...聞いてビックリ見てビックリ...私のパスポートは渡航歴のスタンプが10数回押してあるので...とりあえず1度フィリピンを出国したニセモノのスタンプを押し、もうひとつ1週間前に入国したニセモノのスタンプを押せばノープロブレム。
日本に帰国したら新しいパスポートに交換して下さいとの事。ようはそのパスポートには実際のスタンプより2つ多いとゆうこと。

当時は今の様なコンピューターのバーコードでの読み取りではなく、ブラックリスト名簿はファィルの中で探す様なマニュアル的なやり方だったので、実際に何年何月何日に入国したスタンプしか確認しないので日本帰国時も入管で問題なく通りました。
今では不可能ですね。
過去の苦い思い出です。そして今、私のマニラの行動範囲がロハスボリバードをまっすぐトンドを超えナボータス、マラボン、カローカンあたりで行動しているので、1回の渡航で2〜3ヶ月滞在していれば事故があっても不思議ではない地域です。

ただコトワザにもある様、住めば都。慣れれば結構楽しいです。最善の注意をしていても事故に巻き込まれる可能性は大のエリアですね!

それでも観光客がよく行くパサイ、エルミタ、パラニャーケ、マカティあたりでも事件に巻き込まれたとゆうニュースはたまに聞きます。

なので私の住んでいる周りに現地人以外の外人はたまにしか見ません。せいぜい在住の中華系の人くらい。
1年の内半分くらいはフィリピンにいますが,毎回勉強させられることが必ず1つや2つあります。
なぜならば私は日本で生まれて日本で育ったので完全なフィリピン人にはなれないと言う事ですね!日本ではこれが正しいけどフィリピンでは正しくない。
フィリピンでは正しくても日本では正しくないなどと言う話は沢山あります。
あまりこうゆう様な事は一般の(1週間前後の旅行)観光客ではそうそうめったにないと思います。ただ最善の注意は必要だと思います。

私は海外はフィリピンしか知らないけれど、そのあたりは他の国でも共通しているのではないかと思います。

みなさんも楽しいトラベルライフを良い思い出に...以上長くなりましたが私の苦い経験談でした。

旅行の満足度
3.0
観光
1.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
鉄道 観光バス 自転車 タクシー 徒歩 バイク 飛行機
航空会社
JAL
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
日本旅行

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