松江・出雲大社・島根3泊4日温泉たび 　?１玉造温泉は縁結びと美肌で女子に人気の温泉地だった！

2015/01/19 - 2015/01/22

年末から降り積もった雪を目にし寒〜い日々を過ごしていた１月。
JR西日本のHPに載っていた「山陰めぐりパス」をたまたま目にし、早速切符をネットで購入。
３年前の山陰旅行は、皆生温泉や湯村温泉に3泊し鳥取砂丘・倉吉・出雲大社・松江城と回りました。が出雲大社は遷宮前で本殿は全く見られず心残りのままでした。

今回は、平成25年に遷宮を終えた出雲大社参拝を軸に、宿は島根の名湯玉造温泉2泊と松江しんじ湖温泉に1泊して温泉で身も心も温たまって来ました(*^_^*)

玉造温泉は人々の縁を結ぶパワースポットとして、そして人々を癒す美肌の温泉として多くの観光客が訪れていました。
昨今のパワースポットブームで特に若い女子の多いことにビックリ！！
出雲大社や八重垣神社と一緒に縁結びコースになっているのでしょう。

＊＊＊＊では、1日目です。

＜日程＞
1日目・・玉作湯神社・玉造温泉ホテル玉泉泊

2日目・・出雲大社参拝・玉造温泉湯の助の宿長楽園泊

3日目・・松江観光・松江しんじ湖温泉ホテル一畑泊

エリア 玉造温泉(島根)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

「山陰めぐりパス」は山陰自由周遊区間（鳥取県〜島根県地域）の特急、自由席が4日間乗り放題＋千円の買い物券が付いて大阪発着で（おとなび会員価格）1万円です。
かなりお得になっているので次回も利用したいと思ったのですが、4月12日までの期間限定となっています。ちょっと残念。

新大阪駅からAM9:16発特急「スーパーはくと」3号で終点の倉吉駅まで乗ります。

この切符は〈ゆき〉「スーパーはくと」
　　　　　〈かえり〉「やくも」と新幹線を利用
　　　　　　　　　　　　　　　　　の条件になっていて、同じ経由選択はできない決まりです。

「スーパーはくと」4号車。

木目を多く取り入れた落ちつきのある車内。

同じ4号車の座席後ろの一部がグリーン指定席になっていました。
何処が違うのか？車内を見渡しても違いはわからず・・

スーパーはくとは、「智頭急行線」を経由し、終点の倉吉まで走っています。

姫路駅の次の上郡駅が「智頭急行線」の起点の駅で、

智頭駅を過ぎると一挙に山間部に入り辺りは雪景色となりました。

AM11:58
鳥取駅に停まっている名探偵コナンのラッピング列車。

30分後、倉吉駅で「とっとりライナー」に乗り換え米子駅へ。

PM1:46
米子駅で浜田行きに2回目の乗り換え。

止まっているのは、ゲゲゲの鬼太郎のラッピング列車。
もしも境港へ行く時には、米子で乗り換えをします。

PM2:28
やっと玉造温泉駅に着きました。

自宅最寄駅からの距離495km。
福井〜島根は遠かったぁ！

玉造温泉街は駅から車で約8分の所にあります。

駅待合室で宿の送迎車を待ちます。

駅周辺はのどかな田舎風景。

今宵宿は、玉造温泉街入り口に近いホテル玉泉。
広々とした庭園が自慢のホテルです。

玉造温泉は奈良時代初期に開かれた日本でも最古の歴史があります。
枕草子に記されるなど、古代から人々を癒してきた"神の湯"として知られ、
最近では縁結びのパワースポットや美肌温泉として女性を中心に人気を集めています。

これは、出雲神話　おろち退治（伝説）の飾り物です。

美味しいお茶を頂いた後、部屋に荷物を置き、街歩きマップを手に早速散歩に出発します。
湯玉川沿いを真っ直ぐ歩きます。

玉造温泉は1300年の歴史を持つ温泉で、この湯玉川沿いに落ち着いた数寄屋造りの和風旅館が多く立ち並んでいます。

玉造のシンボル“勾玉（まがたま）”をかたどった勾玉が橋に架かり、またあちこちに勾玉のレプリカがあります。

なぜ？・・「古代、現在の松江市近辺で良質のめのうを産出し、玉造職人による勾玉作りが盛んだった」そうです。
そもそも勾玉とは「古代から魔よけの石・幸運を招く玉・装飾具として用いられてきたもの」
また「古事記では須佐之男命が天照大御神に勾玉を献上し、これが三種の神器になったと記されている」とガイド本に書いています。

姫神広場にある足湯です。
めのうを埋め込んであり屋根付きで、足拭きタオルも無人販売しています。

美しい〜　姫神様です。

神話オブジェの銅像が温泉街のあちこちに設置されています。

これは出雲大社に祀られている「大国主命の妻問い神話」

場所も記され・・

説明書きもあって・・

オブジェ「三種の神器」を表現

オブジェ「恋山神話」

オブジェは2011年に造られた、まだ新しいものです。

薮内佐斗司氏の名が貼られています。

玉造温泉の泉質は『ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉』の・‥美人の湯。美肌になるそうです・・

「湯薬師広場」で温泉水を持ち帰ることができ、
　　専用ボトルが200円で販売されています。

川に沿って歩いているので解りやすく・・

お寺の前を通り過ぎ・

ホテルからゆっくり歩いて約15分で・・

見えてきた鳥居は・
玉造温泉で１番人気スポットの「玉作湯神社」

古くは「湯船大明神」「湯姫大明神」とも呼ばれていた神社で、ある日山から自然では作りえないまん丸の石が現れたことから「石の神様の御神体が現れた」として神社にお奉りし、いい原石が発掘された時等にこの石に奉納された事から“願い石”として今でも大切に境内にお奉りされています。
正面の鳥居をくぐってすぐ左手に社務所があります。

この願い石に社務所で授けていただく「叶え石」をくっつけて、パワーをいただくのが玉作湯神社の参拝方法となります。
写真の案内板にも書いてあります。
全国の方々が願掛けにいらっしゃるそうです。

2つ目の鳥居をくぐり、その先の階段を上ります。

「玉作湯神社」

「玉作湯神社」

触って祈れば願いが叶うと言われる「願い石」。
真ん中の丸い石が「願い石」です。

「願い石」の案内板

「玉作湯神社」
主祭神は櫛明玉神・ 大名持神・ 少毘古那神 の三柱を祀る。

「玉作湯神社」

「玉作湯神社」

1時間半の散策を終えホテルに戻ってきました。

部屋はツインベッドの広々した部屋で、この写真の横に4人掛けのソファ、テーブルがありました。

お茶菓子が4種類。ホテルオリジナルの万頭は美味しかったので購入しました。

では、温泉へ♪

泉質は・ナトリウム　・カルシウム−硫酸塩・塩化物質（低張性弱アルカリ性高温泉）
源泉：66.5度　で　使用位置：42.0度 です。

「一度入浴すればお肌がしっとりすべすべになり、再び入浴すればどんな病気や怪我でもことごとく治ってしまう」と昔から『美肌温泉・姫神の湯』とも言われる温泉です。

200名が入れる大浴場巌の湯と檜の湯は朝男女入れ替わります。露天風呂もあります。
今回も夕食前・後・就寝前・朝食前・朝食後の計5回入り肌つるつる(*^_^*)　

そして、楽しみな夕食です。
（お品書き）
しまね和牛ステーキ、銀山赤鶏親子鍋、すずきカルパッチョ、シジミ椀などで
地産地消の山陰の味覚を味わえる内容です♪

先付

前菜

造里　甘エビ、イカ、鮪の3種。

蓋物　蓮根餅柚香餡かけ

御凌ぎ　

酢の物

鍋物

水菓子　南瓜プリン

お料理全て美味しく頂きました。最後に出たご飯も島根県産きぬむすめでふっくらとして美味しいく・・満足な内容でした。
そして何より良かったのは1品ずつ食べ終わる頃合いを見て温かいものや冷たいものがタイミング良く出てくる事でした。

夜9時10分からはロビーにてプロによる『安来節ショー』があり、

どうじょう掬いおどりはユーモアのある踊りで楽しめました。

就寝前に空を見上げるときれいな星！
安心して眠りにつきました(*^_^*)


　

2日目・朝9時半、お世話になったホテルの送迎車で玉造温泉駅まで送ってもらい

念願だった出雲大社に行ってきます。