モロッコ一人旅6

2013/03/13 - 2013/04/01

今日から３泊４日の砂漠ツアーです。
日本から個人手配で車・ドラーバーをチャーターしました。
朝食、夕食付。車はTOYOTA(エアコンは調子が悪い）。
ドライバーはガイド業務はしませんとのこと。
昼食代とチップは別。しめて約￥90000。
1人だと本当に割高です。

エリア ミデルト(モロッコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

3月21日
今日から砂漠ツアー開始です。
正直、全然砂漠に興味がなかったので迷いましたが、
皆さんの旅行記を拝見しているうちに『行ってみてもいいかも…』
程度の気分です。

最後にマラケシュで終わりたかったので、フェズ発のツアーを探したのですが条件に合うものがとっても少ないのです。
マラケシュから砂漠に行く方が圧倒的に多いようです。

フェズの駐車場でドライバーのヨセフさんと合流です。
ヨセフさんは事前にリアドに連絡を入れてくれて、
待ち合わせの場所と時間を打ち合わせてしておいてくれました。

2人っきりでうまくやっていけるか心配です。

ヴォルビルスに着く前にヨセフさんが電話でガイドを手配してくれました。
予約時には1人で見学するように言われていたので、
ちょっと戸惑いました。
英語で説明をしてくれるのですが気合いで理解できた気がします。
1人で周るよりずっとずっと良かったです。

来てよかった…フェズとは全く違く空間で気持ちがリフレッシュされていきます。

…ガイド料は？、チップは？　１人のつもりだったので細かいお金を用意しておらず困りました。泣く泣く100DHを渡します。

ガイドを用意できること、事前に教えておいてほしかった！

ムーレイ・イドリスに到着。
子供たちが寄ってきます。
見晴らしのいいところを案内してくれるようです。
ヨセフさんは彼らの内の１人を指名して案内させます。

本当は案内がいなくても大丈夫だけど、この子たちに仕事をあげるのが大事なことだと言っていました。（たぶん）
お水を買ってくるお使いも頼んでチップを渡していました。

次はメクネスに移動です。
ムーレイ・イスマイル廟を見学です。

ここは本当に１人で見学です。行ってきます！

期待してなかったけど、見ごたえがあります。
1日かけてみたかったな…。

この街でランチを取ります。
店先でチキンがぐるぐる回ってます！
いい天気なのでテラス席でいただきました。

ヨセフさんより私の方がもりもり食べてるようです。
2人分で60DH。おいしかったぁ。

1泊目のミデルトへ出発です。

途中、アズールで休憩します。
お猿があちこちにいます。

ヨセフさん、おじさんとなにやら長々と話してます。

はちみつを買わされたようです。
苦笑いで戻ってきました。

いくつかの街を抜けると風景が一変しました。
ところどころに遊牧民の家があったり、
なにもないところに羊と一緒に少年がいたり。

２週間前は雪で通行止めだったそうです。
ここに雪？

今日はここ、ホテルタダルトに宿泊。
周りは何もありません。
夕日が美しいのです。

夕食はツアーに含まれており、メニューから自由に選べます！

本日は国王もご宿泊らしく警備の人が目立ちます。

プールは工事中でした。

部屋は広いだけで冴えない感じもしますが、
小さなテラスがあってのんびりできます。

バスルームは新しく出来たばっかりといった感じです。
熱いお湯がたっぷりつかえました。
変な柄のシャワーカーテンがかかっています。

2日目は９時出発です。
モヤイワン・アトラス山脈を越えてメルズーガへ向かいます。
ここが最高地点のようです。

乾燥した台地を走ります。
景色にくぎ付けです。

河が見えてきました。

オ、オ、オアシスです。
こんな景色がみられるとは…。

ここでランチです。
今日は金曜日なのでお店はすべて閉まっています。

巨大なベルベルピザをたのみます。
ヨセフさんと2人でやっと半分たべました。

レストランのおじさんにあだ名をつけられ（忘れちゃいました）
食事の後でマーケットを案内すると言ってます。

ん？閉まっていたよ〜。
人けのない小さな市場を進んでいくと大きなテントに案内されました。
ちょっと怖いです。
中には絨毯や雑貨、アクセサリー等々が沢山です。
さらっと見てると店主がいろいろ勧めてきます。
お付き合いでちょっと買ってもいいかなとアクセサリーをみせてもらいました。
ここからがしつこい！！！
全く引き下がらない。もしかしたらいい品なのかもしれないけど
私には判断できないし、どうしても欲しいものでもないし…

帰りたいけど隣のヨセフさんは知らん顔です。
ピザ屋のおじさんはおもしろがってもっと値切れって応援してくれますが…。
店主はマラケシュの品と引けを取らないのにどうして買ってくれないのかと、本気で悔しそうです。
2万円分くらい買って勘弁してもらいました…。

大金です！大金です！余計な出費です！
フェズで買い物しすぎてこれ以上買いたくなかったのに…。
実は断るの超苦手なのです。
本気でいやぁ〜な気分です。自分が情けないです…。

この後、化石のお店に寄り道します。

ここではいい買い物ができました。
いいこともあれば悪いこともあるのです…。

砂漠に到着です。
300km移動してきました。1時間ほど休んでホテルに荷物を預け、
ラクダに乗ってテントまで移動です。

出だしはこんな感じ。砂漠というより荒れ地といった印象です。
ジェイド君が先導してくれます。

お尻が痛いのです。
急な斜面をわざと降りていきます。
ラクダが怖がって尻込みしています。
怖いけど楽しい！

ときどき『ニッポンジン　ダイジョーブ』って振りかえって聞いてくれます。
『ダダダイジョーブ…』そう答えるしかないのです。
お尻が痛いのです〜。