萩の花燃ゆ大河ドラマ館に行ってみる（若干食べ歩き付き）

2015/01/18 - 2015/01/18

幕末長州を舞台にしたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が始まりました。
周辺の盛り上がりは今一つですが、萩市と防府市は大河ドラマ館を設けて頑張ってます。
ちょうど、群馬県の楫取素彦顕彰会が製作した映画を無料上映するって情報を得まして、見に行きついでに、旧明倫小学校にできました大河ドラマ館を見に行くことにしました。

前後に寄り道しまくりだったのでした。

エリア 萩(山口)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

山口市から萩に行くときは大抵国道２６２号なんですが、本日は吉敷から一旦美東にでまして、自動車専用道路で萩を目指します。
こっちルートをとったのは、昼食を道の駅さんさん三見にしようと思ってたからなんですが、自動車専用道路を出てからの分岐点（写真）で萩の方を選択したら、最終的に国道２６２号と合流する角力場交差点まででちゃいました。
予定の三隅方面に行く道は長門方面に行かないといけなかったようです。

２６２号に行っちゃったので、道の駅萩往還のハンバーグで有名な玄に行こうかと思ったものの、駐車場は混んでるし、１１時過ぎなのに（玄は１１時半オープン）に既に列になってます。
やっぱり大河ドラマ効果でお客さん増えてるのかな？

結局萩往還の元有料道路から山陰自動車道に入って、当初予定の道の駅さんさん三見へ。
ここも三見インターじゃなくて次の明石インターで降りないとたどり着けないし、インターからの分岐でぐるぐる回るので苦戦しながらようやく到着です。

お目当ての道の駅の鯖島食堂。
漁師の奥さんがたが運営する「しーまざーず」の経営です。
予約客らしきグループ客さん等でにぎわっていたものの、なんとか窓際カウンター席をゲット。

食事して外に出てみたら、人気の日本海定食やあら炊き定食はすでに売り切れになっておりました。

無事に日本海定食（１０８０円）ゲットです。
数年前に食べたときは1500円だったので、値下がりしてます。
その日三見漁協でとれた魚のお刺身がメイン。
ごはんはお代りできるようです。

日本海定食は以前に食べているので、むつみ豚のトンカツ定食にしたかったんですが、先日うけた健康診断で「食事に注意」と言われちゃったのでヘルシー路線に変更。

昼食ヘルシーにしたんですが、食堂でたら、手前の売店に、ちょうど自家製クロワッサンたい焼きが焼きあがって並べられたもので、思わず買っちゃいました。
意思が弱いなあ・・・

でも、おいしかったです。
基本は土日限定、たまに平日に出ることもあるそうです。

いいお天気で、三見の海もきれいです。
間違えてなければ、右が鯖島で、中央の平べったいのがすいかで有名な相島です。

道の駅を後にして、再び山陰道で戻りまして、次に向かったのは萩駅。
萩のメイン駅は東萩駅なので、こちらは無人です。

横にあります観光案内所の入口に発見。

平成２５年にいとこがチェーンソーアートの実演で作成した、萩にゃんのガールフレンドの文にゃんです。
名前の由来は明らかに、大河ドラマ絡みですねえ。

普段だったら萩総合庁舎に車を置くんですが、今回は萩市役所。
丁度きていたまわーるバスも
花燃ゆ仕様。

どうもお向かいにも新たに駐車場ができた模様。

こちらは旧明倫小学校。
旧とつくのは、老朽化により小学校が移転しちゃったから。

現在は前の体育館を使って、大河ドラマ館ができています。

周辺には飲食スペースもできてるようです。
大体１５時くらいまでの営業なのかな？
この長州どり押しのお店は、後で来たときには店じまいしていました。
他には、蒸気まんじゅうのお店なんかもありました。

今回萩に来た一番の目的は、楫取素彦の映画鑑賞。
ドラマ館は余裕があったら来ましょう、ということで素通りして

裏手にあります、水練池へ。
当時のものが残っているのは全国でもここだけだそうです。
人間の泳ぎだけでなく、馬の訓練もやったんだとか。

映画館に行く前に

昔の明倫小学校を窓越しにちらり。
ものすごく、レトロです。

ちなみに、新しい明倫小学校はこちら。
以前お隣にあった萩商業高校？（工業高校と合併しちゃったのです）の跡地にできました。
なので水練池の写真にも、新しい校舎が写っているのでした。

田町商店街をてくてく歩き、海方向に少し歩いて、萩ツインシネマ到着。
外にある上映スケジュールは最近の映画が２本。
楫取素彦の映画の告知は全くありません。

やってるのかなあ、と心配になったけど、ちゃんと２階の映画館に行ったら
やってました。
群馬県の楫取素彦顕彰会が作成した、ドキュメンタリーっぽい映画「楫取素彦物語」。
１日限りの特別上映。
監督さんと顕彰会の会長さんも来られてました。
こちらはあくまで群馬県令の楫取素彦が中心（といいながら、吉田松陰は結構でてくる）なので、奥さんはもっぱら寿子さんの方がでてました。
だいぶ、今やってる大河ドラマとの印象が違いました。

会場が狭いとはいえ、結構人が来てました。
山口のガイドの会の方も来られてて、声かけられてちょっとびっくりでした。

映画終了。
せっかく来たので、１階のカフェジャンティークにきました。

結構混雑している店内、マスターもお忙しそうです。
これはあれを頼めないなあ、と思ってたけど、

きびラテを頼んだら、気を利かせられて、くまラテアートしてくださってました。
ということで、くまラテさんとクマ。

このあと、相変わらずな商店街を通ったり、

以前、ツインシネマにこれまた吉田松陰関連の映画を見に行った日の夕食に行ったレストランが閉店（まあ、お店の人もだいぶ高齢だったからなあ・・・）してるのを確認。
昔なじみなお店がまた一つ無くなっちゃったなあ。

最後に伺った時の旅行記
http://4travel.jp/travelogue/10440380

再び旧明倫小学校へ。

というか、明倫館跡というべきか。
観徳門です。
ここは敷地の外にあるので何度か来てますが、

敷地内は、今まで小学校だったので、ほとんど入ったことがありませんでした。

校舎の行く末が、いささか気になるところです。

ドラマ館の前に

有備館を見に行きます。
明倫館の剣術や槍術の稽古をした道場です。

ここ、今までイベント時以外未公開だったのです。

入口のお花に蝋梅。

無料ですが、せっかくなので、１００円トラストにご協力っと。

案内の方、どこかでお見かけしたことがあるなあ、と思ったら、湯川屋敷で案内されてる方でした。
普段ここで案内されてる方が、楫取素彦の映画が見たいってことで途中から交代されてたってことで、偶然の再会ができました。

剣術の道場。
黒光りした板が歴史を感じます。

坂本竜馬が久坂玄瑞を訪ねて萩に来たときに、ここで剣術の試合をしたそうです。
個人的には映画「長州ファイブ」でここで修業してるシーンを思い出しました。

こちらは槍術の道場。
畳のところでは、お殿様が来て見ていたらしいです。

明倫小学校の本館ってとこかな？
ここもドラマや映画でよく使われてます。

普段は閉まっている明倫館の正門、南門も、大河ドラマの第１話でロケに使われてたそうです。

ドラマ館に入る前に、

前売り券と記念撮影。
付き合いで買わされたんですよね。
防府の大河ドラマ館は単券と英雲荘等の共通券と２枚買ってるから、あちらも早いとこ行かないといけません。

さて会場内ですが、役者さんの写真とかサインとか衣装とかは撮影禁止です。

衣装は唯一、入口近くの文と玄瑞の結婚式の衣装だけＯＫでした。

クマだしてたら、入口の人に「あら〜」と言われたもので、てっきりどこかでお会いしてたかと思ったら、最近はやりのぬいぐるみを連れての旅行会社さん絡みと思われたようです。
ぬいぐるみ連れが認知されるのはいいけど、こっちは完璧趣味でやってます。

途中、記念撮影コーナーがありました。

夕日だったり虹だったり、好きなシーンが選べます。

撮影無料ですが、やっぱり業者さんが撮った写真が台紙付き有料で売られてました。
ま、クマの場合は、大抵スルーされるので大丈夫でしたけどね。

元が体育館ですから、セットを組んでも余裕ですねえ。

木鐸をたたくと何かが起こります。

起きてる間に叩いてもなにも起きませんが。

目まぐるしい長州の出来事が分かりやすく表示してありました。
ほんと、短い間にこれだけのことが起きちゃってるんですよねえ。

ロケ地紹介も色々ありました。
もっと詳しい説明もあるので、その辺はドラマ館で確認しましょう。

大体行ったとこが多いけど、写真がないので、そのうち、ロケ地巡りでもしようかなあ。

出口近くには観光案内所と売店があります。
文の節句餅発見。
思わず買っちゃいました。
普通においしかったです。

帰りに確認。
大河ドラマに合わせて、新山口駅と萩ドラマ館までのノンストップバスができたんです。

うまいこと、１６時３０分便が来ました。

さすがに乗る機会はないかな？
帰りに角力場で美東方面に向かうのを見かけたので、途中までは往きに通ったルートを通っていくようでした。