スリランカ06 気持ちいい～から一転。暑い!! 古都ポロンナルワ チャリンコ巡り

2014/12/29 - 2014/12/29

ポロンナルワは10から12世紀の間にシンハラ王朝の首都があったところで、その名残の遺跡は見て回るのにはとても広いです。

自転車で全て回れると見ていましたが、日射しが刺す午後に北はじの寺院まで行くのは結構きつかったです。途中休憩が必要なほど。
スリーウィラーで回るのもそれほど料金はかからないそうなので、全て見る気満々の方はそちらの方が体力的に辛くないと思います。

博物館で遺跡の入場券を買いますが、入場券が必要ない箇所にも遺跡があります。

この記事はチェックゲートを抜けた先にある遺跡群についての内容です。

エリア ポロンナルワ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自転車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

ロイヤル・パレス。
先に記事にした貯水池含め、多くの建築物を建設しポロンナルワを仏教都市として開発したパラークラマ・パーフ1世の宮殿跡。

かつては7階建てだったそうですが今は3階の壁までしか残らず。

パワークラマ・パーフ1世は寺院を多く造ったのもあり、次第にこの古代都市は聖域の性格を濃くしていきます。タイやビルマからの仏教僧もこの古都を訪れるようになったそう。

宮殿の部屋は50もあったとか。

個々の部屋の壁が厚い。

宮崎駿のアニメにでてきそうな…

階段。鉄線が張られていました。せめて2階が残ってるともっと面白かったかも。

カウンシル・チャンバー。閣議場。

入り口の両側に鎮座するのが獅子みたいだけど、表現の仕方がユニーク。

獅子のお尻。ぷりぷり。
ポロンナルワの遺跡に見られる動物は丸々したのが多く、どれもかわいらしい。

石柱に模様。大臣の名前も彫られているらしい。

閣議場を後ろから。台座に動物が彫られています。

丸々として愛嬌のある獅子。

象も彫られてる。

獅子の上は人かな??　台座を持ち上げてるポーズをとってる。

閣議場の間取り。

敷地内には牛も。

犬はどこに行ってもいるな。

マイペースな牛。ウンチに注意。

遺跡があるからなのか、ところどころにある自然が神秘的に映ります。

シヴァ・デーワーラヤNo.2。
11世紀にインドからおしかけてきたチョーラ王朝のタミル人が、ポロンナルワを制服した時代に建てた寺。

タミル人にアヌダープラを制服されて後に首都をポロンナルワに移しても、まだ侵略を受けていたことになります。

ここは本当に静かで寺院はひっそりと佇んでいるのですが、
醸し出されている独特の雰囲気が印象的でした。まさに聖域といった感じ。

これは象っぽい。

遺跡群は自分のみたいところがどこにあるのかは、ここに来てから知ることになります。一番みたい北の寺院がハジもハジにあるのがわかって、奥から見ることに。

途中、東大寺を見た時のような衝撃が走る大きさのダーガバがありました。
写真じゃ全然大きさ感がわかりませんけど。とにかく大きい。
後であれを見ることにします。

遺跡エリアのハジもハジ、ティワンカ・ピリマゲ寺院。造られたのは13世紀頃。

ほんとここまでくるのは疲れた…　補修工事中で入り口がわからなかったため入れるのかとうろたえる。

壁にいろんな像が彫られている。

生きている猿も…(嘘)

この補強の鉄格子は猿の遊び場になっているようでした。

蚤取り中。

こちらも蚤取り中。
下の彫刻がユニーク。

中には入れるようでした。
帽子と靴は脱ぎます。

この入り口からチラと見えた物体の存在感に、まだ入ってもいないうちから驚く。

寺院だった遺跡には、入り口に必ずこのモチーフがありました。
ガードストーンといって、寺院を守る役割をしているそうです。日本の寺院でいうところの仁王様のようなものらしいですが、顔は柔和で守っているというよりは歓迎しているかのよう。ポーズは仁王様と同じですねー

大体が足下にぷっくりした小人を従えてます。

入り口からチラと見えたのは、翼のないサモトラのニケのような巨大な仏像。6メートルはあるかな。

中は静まり返っていて、厳かな雰囲気。
ポロンナルワの遺跡の中でここが一番よかった。

仏像の前にはダーガバのモチーフ。

このモチーフは小さな花で作られていました。

ちょうど前日シーギリア・ロックで会ったインド人と見られる団体さんも入ってきて、皆さんお祈りをされていました。

天井は木かな。

仏像の手前にあった壁画。暗いし薄いしで見えづらい。

北院の手前にあるハス池。
僧侶の沐浴場だったとか。

さっき北院に来ていた団体さんたちも。

ポロンナルワ遺跡巡りは続く。