Airbnbで高級コンドを予約、初めてのセブ

2015/01/07 - 2015/01/12

「南の島でリゾートしたい！」と思ったものの、円安で何かと高い（涙）。
賢く旅行するために調べた末に辿り着いたのが
個人の方から家や部屋を借りるAirbnbというサービスです。

このAirbnbを利用して、セブ島の高級コンドミニアムを借り、
家族3人で6日間のセブ滞在を楽しみました。

私が借りたコンドミニアムのページはこちら
https://www.airbnb.jp/rooms/3704735

皆様の参考としていただけるよう、Airbnbや、
お借りしたコンドミニアム関連のことを中心にご紹介します。

エリア セブ島(フィリピン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: フィリピン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

【Airbnb　予約の手続き】

私たちは今回、Airbnbにセブやマニラの物件を複数登録しているアネッテという女性から、Movenpic（モーベンピック）ホテルのコンドミニアム棟の一室をお借りしました。
AirbnbでMovenpickコンドミニアムを貸し出しているオーナーは５人ほどいて、どなたから借りるかが最初の悩みどころでした。彼女は物件登録数が多く、また借りた方たちの評価も高く、「仕事っぽく」取引している感じに信頼がおけたので選びました。

アネッテは3階にある1ルームのStudioタイプと、9階の居間＋寝室２ループからなる1bedroomタイプの２つを所有しています。
私は最初、安い方（１ルームStudio）をリクエストしました。すると1時間も経たないうちに彼女から英語の返事が。「9階のほうが眺めがいいし、お勧めします。あなたの息子も喜ぶと思う。9階のほうにしませんか。値引きも可能ですよ。」
私は「せっかく行くのだもの、眺めがいいほうがいいか」と思い直し、具体的な値引き額について質問。結果、1ルームstudioと1泊2000円弱の差で、2ルームを借りられることが分かり、そちらに決めました。
（実際に行ってみて、2つの部屋の眺望は全く違いました。1ルームのほうはベランダから身を乗り出して、なんとか海が見える程度。　窓から見えるのは向かいのホテル棟で太陽の光もあまり差し込まない感じ。2ルームはそれぞれにベランダがついていて、海の眺めはばっちり。毎朝、朝食をベランダで取りました。食器類も2ルームのほうが充実していました。）

なおAirbnbは、予約の承認とともに、すぐクレジットカードで支払いする必要があります。Airbnbでの設定料金は、私の借りた部屋の場合は２名まで宿泊の料金。今回、家族3人で泊まったので、その分１人あたり１日500ペソの追加料金は、初日に現金で支払いました。

私たちが今回借りた2ルームの部屋は、1泊14000円（追加料金含む）。隣接するMovenpickホテル棟で同じタイプの部屋をエクスペディアで調べてみたら、30％オフの価格が１泊33967円でした。実に半額以下！お得です。

【さらにおトク情報】
Airbnbの利用には会員登録が必要です。
下記のURLから登録すると、宿泊料金が安くなりますよ♪
よろしかったら、お使いください。
https://www.airbnb.jp/c/asakaguchi1?s=8

【アネッテや、スタッフとのやりとりは英語】
やりとりは全て英語になります。
アネッテはとても細やかでスピーディな対応をしてくれますがばんばん英語でメールしてくるし、セブ滞在中には２回、電話もかかってきました。彼女のスタッフやコンドミニアムスタッフとのやりとりも全て英語になります。英語に苦手意識がある方にはこの物件はお勧めできません。
私は海外旅行好きなので、下手な英語ですが臆することなく話すのとメールはGoogle翻訳も活用して、さほど問題ありませんでした。

アネッテは「空港からの送迎タクシーを手配しましょうか？」と提案してくれて、お願いしました。（実は後から、私たちの宿泊初日が、彼女のミスでオーバーブッキング　だったことが分かり・・・この送迎は彼女が負担するということに。私たちは初日だけ、3階のほうに泊まりました。）

出発3日前ぐらいにメールで具体的なやりとりをしました。
彼女は、「運転手の名前はXXX、電話番号はXXXXXXXXだから空港に着いたら彼に電話して落ち合ってね。」と。初フィリピンの私は少し不安も感じましたが、実際のところは全く問題ありませんでした。空港の出口で、携帯電話から運転手に電話したところ、すぐ目の前に綺麗な車が止まっていて、若く感じのいいお兄ちゃんが。それが、運転手でした。
あらかじめアネッテに、「途中でスーパーに寄りたい」とリクエストしておいたので、空港から10分ほどのところにあるマリーナモール内のスーパーSAVE MOREへ。とりあえず朝食用のパンやジュース、主人のビールやポテトチップスを買いました。
アネッテから「Movenpickに着いたら、私のスタッフのレナートに電話をしてね」と言われていたのですが・・・ロビーに入ってすぐ私たちの姿を見てニコニコした小柄な男性がいて、「レナート？」と聞いたら彼でした。
彼は、初日に泊まる1ルームまで案内をしてくれて、鍵をくれました。
また、次の日の部屋移動について時間など打合せをして、1人分の追加料を支払って。部屋については特別に説明も無く、あっさりと帰りました。（何か質問あれば、この時に聞くべきです。まあ、それほど聞くこともありませんが・・・）

【部屋の備品など】
9階の1bedroomタイプについて書きます。
入ってすぐ、左手にミニキッチン。小さな流し場と、1口の電気コンロ、電子レンジがあります。鍋、フライパン、やかんや、包丁、食器類、食器洗い洗剤なども。無かったのは、ふきんと、箸、調味料くらいです。
狭いので本格的な料理には向いていませんが、朝食用にサンドイッチを作ったり、パスタを茹でて調理ソースと混ぜたり、フルーツ切ったりといった簡単な料理は問題なくできます。
冷蔵庫は居間の食器棚の下段、扉の中に格納されてました。

右手は、バスルーム。広い湯船で、お湯は問題なく出ました。バスタオルは初日に４枚、綺麗な厚手のものを置いていってくれました。
途中で、プールタオルを部屋に持ち込もうとした私をホテルスタッフが「部屋へはダメですよ〜。部屋のバスタオルが無いの？」言われ・・・そのスタッフがレナートに連絡したらしく、バスタオルの補充に来てくれました。
ハンドタオルなどは無いので、洗面台やキッチン用に持参したほうがいいです。またドライヤーはありましたが壊れていました。

なお、２日目午後にトイレの配管から水漏れが。レナートに電話をしたところ、約２時間後に、メンテナンススタッフと共に来てくれました。

居間には、大きなソファベッドが２つと、NHK衛星放送が見られるテレビ。天井にファンがついていて、調度品はアジアっぽく、南国気分です。ベランダに４〜６人座れる大きなテーブルがあり、毎朝、ここで朝食を食べました。

寝室にはキングサイズベッドと、寝られそうなソファがひとつ。（このコンドの最大利用人数は7人）こちらの部屋のベランダのほうが海に面しているのですが、私たちの滞在中は風がすごく強くて、音がうるさいのが難点でした。（そのおかげで、洗濯物はすぐ乾きました）

洗濯機はありません。アネッテからは事前のやりとりで「安いクリーニングサービスがあるわよ」と言われました。でも、そんなに大した量でもないので、洗面台で手洗いして、持参したビニール紐＆洗濯ばさみでベランダに簡易的な干し場を作って乾かしました。（おそらく、大々的に干すのは景観上NGだろうと思ったので、あまり目立たないように工夫して干しました。）

部屋にはWifiルーターがあり、表示されていたパスワードを設定して快適にインターネットができました。また、ほとんどの電化製品はフィリピンの電圧に対応していてそのままコンセントにつないで使えました。テレビは110Vで、テレビ裏に変圧器がありましたので、それを使えば110Vのものも使えます。

ゴミ箱は各部屋にありました。私たちはたった5日の滞在だったのでゴミは最終日に居間の隅にまとめてきました。おそらくレナートに聞けば、コンドミニアムのゴミ捨て場があったのだろうと思います。

【Movenpickホテル、近隣】
向かって左手のピンクの建物が、コンドミニアム棟（ホテルスタッフは「コンド」といったり「レジデンス」と言ったりします）、右手がホテル棟です。１階中央は共有のロビーで、開放感あふれる造りになっています。ソファで読書したり、MovenpickのFreeWifiを使ってネットしたり、快適でした。（飲み物や食事も頼めます。頼まなくてもソファを使えます。）
レジデンス棟入り口には常時、セキュリティの男性スタッフが立っています。彼に「プールを使いたい」と申し出ると、その場で、申込書を作成してくれます。サインをして、ホテル棟１階のフロントにてお金とともに申し込むと、手首にその日の色の輪っかをはめてくれます。（利用料は大人・子供共に300ペソ）プール、ビーチ、ジム、ビーチタオル、サウナを朝6時半〜夜10時まで使えます。ビーチタオルはプールサイドのボードに枚数と部屋番号、サインをすることで貸してもらえます。何枚でもOK。ただし、部屋への持込はできません。

私たちは初日、全く外を確認せずに家族3人分の申込みをしてビーチに行ってみたら・・・寒くて泳げない（涙）その日は結局、ビーチもプールも使えませんでした。単なる散歩や、子どもが泳ぐ付き添いであれば料金はかかりませんので、まず様子を見てから、支払うことをお勧めします。

また、ホテルからセブ街中へのシャトルバスは、ホテル客の予約が空いている場合に、往復1人150ペソで利用できます。（ホテル⇒SMまたはアヤラショッピングモール）
前日にホテルスタッフに言っておくとウェイティングリストに載せてくれて、2時間前に確定します。ホテル出発時間は10時、12時、14時でした。ＳＭとアヤラには、ホテル送迎バス乗り場があり、指定時間に行くと乗れます。（ただしクチコミサイトで、先着順でいっぱいだと乗れないという書き込みを見ました。シャトルバスは8人乗り位の小さなバンです。）タクシーでも300ペソくらいらしいので、4人家族ならタクシーのほうが割安です。タクシーはホテル玄関にいるスタッフに頼むと、比較的すぐ来てくれます。

ホテルの両替はホテル客のみだそうで、利用できませんでした。私たちはマリーナモールのSAVE MOREで両替しました。

【ホテルのショー、レストラン】
ホテルには日本人スタッフが1名。滞在中に数回、お見かけしました。あくまでもホテルの方なので本来はコンドミニアムゲストの対応は仕事外でしょうけれど、心強い存在ではありますね。
私が「今日のイベント一覧」を眺めていたら声がけしてくださり、IBIZAレストランでのショーをお勧めしてくれました。飲み物だけだと席予約ができないそうですがアラカルトで何か料理を頼めば、事前に席を予約できるとのこと。それで申込みました。夕飯は部屋で済ませて、家族3人で1杯づつドリンクを頼み、おつまみを１品注文。合計1100ペソ（3300円）で1時間弱のラテンショーを楽しみました。歌やダンス、ファイアーショーもあって、面白かった！

ホテル1階には店もありますが、スーパーの３倍くらいの値段がします。最寄のスーパー、マリーナモール内SAVE MOREまではタクシーで片道150ペソ（500円弱）、約15分〜20分。私たちは滞在中、3回買出しに出かけました。物によって物価は違いましたが、大雑把に日本の半分〜３分の２くらいで買い物できました。日本食材、調味料も少しありました。私は肉や魚は買う勇気がなくて・・・飲み物、パンや麺類、卵、果物などを中心に買いました。

ホテルのレストランは高くて、滞在中、１回しか利用しませんでした。夜のAsian Fusionビュッフェ。大人一人1500ペソ、7〜12歳の子供は半額、飲み物別。飲み物を1杯づつ頼み、親子2人で2700ペソ（約8000円）でした。テンダーロインステーキをその場で焼いてくれたり、具材と麺、ソースを選んで作ってもらうパスタ、温かい料理や冷たい料理は豊富で、フルーツ、デザートまで・・・どれも美味しかった！でも、実際それほど量は食べられませんよね。コスパはいまいちだなあ。

ホテルから徒歩圏にあったイタリアン「ジュゼッペ」、スペイン料理「Hola Espana」なら一人2000円位でかなり豪華に食べられます。
また、マクタンモールにも、韓国料理、タイ料理、日本式の居酒屋など、様々な飲食店が。夕方からマクタンモールに出かけて食事⇒買い物・マッサージ・スタバのほうが、コストパフォーマンスがいいです。
昼、アヤラショッピングモールに出かけた日はギリシャ料理の店に行き、めいっぱい食べたので・・・夜は、フィリピンのインスタントラーメン食べ比べ大会。これも楽しかった。

今回一番嬉しかったのは、マッサージ！
ホテルから徒歩１分のところに、韓国資本の「Tree Shade SPA　マクタン店」があります。昨年できた新しい綺麗な建物で、指圧・アロマセラピーマッサージなどが、60分600ペソ、90分900ペソ、120分1200ペソで受けられます。
フィリピン女性のセラピスト、とても上手に施術してくれました。アロマオイルをふんだんに使ってヌルヌルにした後、ツボを押さえた強めのマッサージ。凝り固まった筋肉を押されて痛気持ちよく、どんどんほぐれていくのが分かります。私は普段も、あえて男性を指定するほど「しっかりマッサージ」が好きなので、気持ちが良かった！（途中で、力の入れ加減は確認してくれます）タイ式マッサージも混ざっていて、ストレッチや、セラピストの全身を使ったアクロバティックなポーズをとったりと、全身を組まなく伸ばしてくれます。同じ内容を日本で受けたら３倍の料金だろうなあ・・・安くて良質！
実はここに行く前にマクタンモールの「ヌアッタイ」というマッサージ屋にも行ってそこは60分200ペソ（約600円）と激安だったのですが、セラピストのレベルや、雰囲気など考えるとTreeShadeのほうが良かったです。
なお、韓国資本で、フロントスタッフも韓国人なので、「アンニョンハセヨ！」と出迎えられます。「アイム　ジャパニーズ」と告げると、即座に日本語に切り替えたスタッフがいました。日本人のお客様も多いみたいです。
SPAフロントの横にはキッズルームがあり、子どもを預かってくれます。息子は初回は嫌がって、私たち夫婦の部屋で待ってましたが、２回目はフロントのソファで・・・いずれもスマホゲームをしながら待っててくれました。（息子よ、親孝行ありがとう）

人気の店なので、予約したほうがいいです。電話で開始時間と名前だけを伝えれば予約できます。（施術メニューは行ってから）
クレジットカードは使えません。ペソまたは円の、現金のみ。最初、現金を持っていかなかったのですが、帰りにホテルまで送ってもらい、そこで支払いました。セブシティに本店があるそうで、そちらのほうが、少し安いらしいです。電話予約の際には、店を間違えないようにお気をつけください。

【カラフルなお魚と泳ぐ！】
私が今回のセブ旅行で楽しみにしていたのは、カラフルな魚と泳ぐこと。
ナルスアン島へのアイランドホッピングツアーと、シャングリラの目の前の海洋保護区でのビーチシュノーケリングツアー、そしてMovenpickビーチの3種類を試しましたが・・・私はMovenpickが一番楽しかったし、快適でした。

ナルスアン島へのアイランドホッピングツアーは、Movenpickの隣にあるシャングリラホテルに本店を置く、スコッティーズという会社に申し込みしました。徒歩でもいける距離ですが、車で迎えに来てくれます。
シャングリラの船着場からナルスアン島までは、バンカーボートで約40分。
ナルスアン島の沖合いでボートが止まって、「えっ、ここから？」なんて驚くまもなく、スタッフに促されて海へ。海底が見えないくらい深い海、しばらく泳ぐと海底やサンゴが見えてきて、魚も増えてきます。
実は・・・海で泳ぐのなんて数年ぶりだし、その日は曇っていて寒かったので海に飛び込んだ後は寒いやら、波に慣れないやら・・・軽くパニックに。ライフジャケットがなければ溺れていたかもしれません（汗）　家族3人に対して1人のスタッフがついてくれて、海底からヒトデを持ってきてくれたり、面白い貝を見せてくれたりしましたが、精神的に余裕がありませんでした。スタッフからはぐれないように位置確認しつつ、自分を勇気付けつつ、魚を眺めました。途中で息子が「寒い」と言い出し、ボートへ。約1時間も泳いだかなあ？体感時間は20分くらいでした。たくさん海水を飲んでしまったので、持参したチョコレートが美味しかった！

その後、ナルスアン島に上陸して、バーベキューランチ。焼き鳥や、焼きイカは美味しかったです。ボイルした貝、蟹は、茹で方が甘くて生っぽかったのと味付けが塩だけ？な感じで、少しだけ口にして残してしまいました。
食後になってようやく、日の光が差し込み、エメラルドグリーンの海を眺めることができました。30分くらい自由時間があって、ハンモックに揺られて寝たり、狭い島を散歩したり。島の入り口にあった潮だまりには、ニモがたくさんいました。私としては食後にもう一回、海に入りたかったのだけれど、スタッフに聞いたら「帰ります」とのこと。40分かけて、シャングリラへ。波にぶつかりながらの豪快な船旅に子供たちは歓声をあげました。10時〜14時のツアーで、食事込み1人1万円弱。うーん、ちょっとコストパフォーマンスは悪いかなあ。（円安のせいもあるかも。これが数年前のレートなら6000円ですからね）

物足りなさを感じた私は、シャングリラに戻った後、スコッティーズの日本人スタッフに相談。シャングリラホテルの目の前にも「海洋保護区」があるとのこと、翌日のボートシュノーケリングを申し込みました。

さて当日、指定時間にボートがMovenpickビーチまで迎えに来てくれてシャングリラビーチの本当に目の前で泳ぎます。飛び込んでみてびっくりしたのは魚の多さ。餌付けしているそうで、視界にうじゃうじゃと・・・1000ではきかない、万単位？の魚がいます。生簀の中に飛び込んでしまったような感覚。
これには感動したし、すっごく良い体験ができました。
でも、昼食後すぐに行ったのが悪かったのか・・・15分も泳いでいたら眩暈がしてきちゃったのです。とにかく魚が視界いっぱいにいるので、それにも面食らったのかも。浮島に上ってしばし休憩したものの、波の揺れで余計に気分が悪くなり、そうそうに終わりました。
魚は多かったものの、同じ１つの魚（ちょうちょううお？）ばかりが大量にいました。他の魚もぽつぽつと見かけたけど、全部で10種類くらいかな。同じものが大量にいるってのも、ちょっと怖いですよね。このボートシュノーケリングは所要時間1時間で、1600ペソ（約5000円）でした。

さて、最後に。。。Movenpickビーチ。幅は50メートルくらい、奥行きは200ｍくらいでしょうか。こじんまりしています。ビーチチェアから10ｍくらいは浅瀬で、幼児を遊ばせるのにぴったりです。
でも、10ｍを超えたあたりから急に深くなります。海底まで3〜4ｍくらい。ライフジャケットと、シュノーケリングセットをつけて泳いでいくと魚たちの世界が広がっています。目の覚めるような青い魚や、黒白の縦じま模様、鯵のようにすばやく泳ぐ群れ、黄色い魚、虹色の魚、50種類を優にこえる魚たち。IBIZAレストラン沿いに泳いでいくと、大きなドラム管のようなものが海底に埋まっていて、そこは魚たちの住処になっていました。日本から持参したパン粉をまくと、魚たちが大勢集まります。息子と二人で、「あの魚、かわいい！」「綺麗な色！」「大きい！」とおしゃべりしながら、のんびりと海中散歩。
疲れたらビーチに戻って休んだり、砂遊びをしたり。自分のペースで楽しめるので余裕があります。スーパーで買ったマンゴージャムでサンドイッチを作り、ビーチで食べました。美味しかった！（なお、ホテルビーチに行くとき、スーパー袋に、ジュースを入れていったらレジデンス入り口のセキュリティが「バックに隠したほうがいい」とアドバイスしてくれました。持ち込みは禁止？かな。でも実際、ビーチで飲んでいてもスタッフがとがめるようなことはありませんでした。）
Movenpickコンド滞在者のビーチの利用料は、前述した通り1日300ペソ（1000円弱）。
最初、狭いと感じたビーチも、遊んでみれば十分な広さでした。朝泳いで、昼寝して、また泳ぐ・・・なんてこともできます。コストパフォーマンス抜群だし、何より、リラックスして泳げました。泳いだ後、すぐにシャワーができて、サウナで温まれるのも良いです。

【初めてのフィリピン、セブ】
私は海外は好きで20カ国ほど行っていますが、実は発展途上国は初めてでした。セブで感じたのは、格差のすごさです。
ホテルのビュッフェが一人1回5000円。
アヤラモールの中にあったローカル向け食堂は１食100円。
Movenpickの綺麗なゲートを一歩出ると、土ぼこりが舞い、バラックの粗末な家。フィリピン人の平均月収…平均を出すのが難しいそうですが、月収1万円位の人も多いそうです。それで大家族を養ったり。ホテルスタッフは、大卒っぽいフロントの若者もいたけれど、掃除やセキュリティの人たちは、こういってはなんですが、召使いのような感じでした。そういうのに慣れてないので、最初ちょっと戸惑いました。
また、マクタンモールでは息子と同い年位の子供から物乞いをされました。居合わせたタクシー運転手が彼を犬のように追い払ったりしてショックを受けました。
ハワイや沖縄のように一日中ずっとリゾート気分って感じではなくて・・・時おり目にする格差の激しさ。世界は広いこと、日本は恵まれていることなど、いろんなことを考えさせられる機会が多くありました。

【沖縄よりコストパフォーマンスがいいかも！】
2015年春に、成田〜セブにLCC（セブパシフィック）が就航するそうです。セブパシは時々、1ペソプロモーションという劇安なキャンペーンをやります。これで往復買うと、サーチャージ込みで往復15000円位で購入できます。
家族3人で今回のコンドミニアムに滞在すると、１泊あたり1人5000円。
3泊4日で航空券15000円＋コンド15000円＋滞在費20000円＝1人5万円あれば、かなり優雅に南国のバカンスを楽しむことができます。（国内移動は含みません。）※ただし、2015年1月時点では1ペソ＝3円。今後はどうなるかな？たった数年前は１ペソ＝2円だったそうなので、この勢いで円安が続いてしまうと、沖縄のほうが安くなっちゃったりして（どきどき）

Movenpickには週末、留学中らしい日本人の若者グループや、ローカルの家族連れがたくさん訪れていました。ビーチや食事は、大勢のほうが楽しいですよね。コンドミニアムは最大7名宿泊可なので、私も次回は、親戚や友人など、気の置けない仲間とのセブ滞在を企画したいと思います。

【最後に・・・アネッテへの感謝】
今回の旅行が楽しかったのは、アネッテが素敵なコンドミニアムを貸してくれたからこそ！
後日聞いたのですが、私たちがアイランドホッピングで訪れた「ナルスアン島」は彼女たちファミリーの所有する島だそうです。
どうやら彼女は私の想像を超えたお金持ちなようです…でも、そんなことを感じさせない気さくなやりとりをしてくださって、次回は直接お会いできれば嬉しいです。
彼女には本当に、感謝しています。

皆さんもぜひAirbnbを使ったセブ「滞在」、挑戦してみてくださいね！

＝＝＝Airbnbの宿泊料金が安くなる、旅行クーポンはこちら＝＝＝
https://www.airbnb.jp/c/asakaguchi1?s=8

＝＝＝私が借りたコンドミニアムのＷＥＢページはこちら＝＝＝
https://www.airbnb.jp/rooms/3704735