![年末年始にアムトラックを利用して米国を周遊してきました。<br />これからアムトラックで旅行を検討している人に少しでもお役に立てればと思い、投稿してみました。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/97/16/650x_10971642.jpg?updated_at=1423150059)
2014/12/26 - 2015/01/06
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よっちゃんさん
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年末年始にアムトラックを利用して米国を周遊してきました。
これからアムトラックで旅行を検討している人に少しでもお役に立てればと思い、投稿してみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- アメリカン航空 キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回シカゴを基点にサンフランシスコ、ロサンゼルスを経て再びシカゴに戻る形でアムトラックを乗り継ぐ旅行をしました。
ロサンゼルスからはシカゴまでを3泊4日で走りぬく「テキサスイーグル」号に、ユニオンステーションから乗車します。
発車は22:00なので、日中はメトロの1日乗車券(カード代込7ドル)を使い、市内を散策しました。
以前メトロに乗ったとき(だいぶ昔ですが)は改札口がなかったのですが、今では自動改札が完備されており、国内で「スイカ」や「パスモ」を使うのと同じようにタッチして改札を通過します。
バスも同様で、カードをタッチして乗車します。
一度、改札を出たところに警察官が待ち構えていて、ハンディーで乗車券を確認されました。
切符を間違って買ってしまったり、運賃が不足していたようなことを防ぐためにも、1日券を買ってしまうほうがトラブルにもならず、安心できるとあらためて思いました。
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こちらがメトロのカード。
ユニオンステーション75周年の記念カードでしたが、券売機で通常に購入したものです。きれいなデザインで気に入りました。 -
ユニオンステーションです。
これから「テキサスイーグル」号にて年越しを迎えることになります。 -
ロサンゼルスユニオンステーションの落ち着いた雰囲気の待合室で、深い椅子に座って待ちました。
構内にはいくらかの飲食店と売店がありますが、いわゆるレストランはありませんでした。
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実に落ち着きのある重厚な造りの待合室です。
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出発列車の案内です。
立派な電光掲示板です。
「テキサスイーグル」とともに、途中のサンアントニオまで併結される「サンセットリミテッド」の列車名も表示されています。 -
これはトランクなど荷物に付けるタグです。
裏面に氏名などを記載する欄があります。 -
いよいよ乗り込みます。
定刻22:00から30分程度遅れての出発でした。 -
室内には時刻表も沿線ガイドも用意されていて、既に寝台が完璧にセットされていました。
アテンダントからも声をかけていただき、荷物の置き場所のことや翌朝の食事のことなど親切に説明して下さり、今回は安心しました。
ラウンジカーから仕入れたビールを飲んでゆっくりと過ごします。 -
人生初の海外&列車内での年越しなので正月の飾りを部屋に設置。
アテンダントから「これお気に入り!」とお褒めの言葉をいただきました。 -
年越しの瞬間です。
ブレていますが、このときちょうど走っていた町のあちこちから花火が上がっていました。 -
これはラウンジカーの売店で販売している「Passenger Comfort Kit」8ドルです。
簡易毛布、アイマスク、首枕、耳栓がロゴ入りのフリース生地の濃紺色の袋に入っています。
中のものにはロゴは付いていませんでした。
他にお土産用の毛布がメニューにあったのですが残念ながら在庫切れでした。 -
こちらは洗面セット。
石鹸やシャンプー類がロゴ入りの袋に入っています。
ルーメットを利用する場合、寝台車の共用シャワー室にバスタオルと石鹸はありますが、シャンプーやリンスは備え付けられていませんので、必要なら自分で用意する必要があります。
ハンドタオルとフェイスタオルは部屋に備え付けられています。 -
最初の夜明け。
このような景色がじっくりと堪能できます。 -
2日目の朝「Tucson」駅にて。
1時間以上の遅延が発生していましたが、給油など必要な作業があるので30分位停車しました。
アテンダントに尋ねればだいたい何分位停車するかは教えてもらえましたので、ホームに降りて新鮮な空気を吸ったり、駅によっては買い物ができます。 -
乗客は皆それぞれ寛ぎます。
列車内は完全禁煙なので、このような停車駅は貴重な喫煙タイムともなります。 -
私が乗車したシカゴ行きの車両は最後部で、前寄りの車両がニューオーリンズ行きでした。
この時点ではよく晴れていて、空がとても広く感じられました。 -
列車はメキシコ国境付近を進みます。
編成が長い上に最後尾の車両でしたので急カーブではこんな写真が撮れてしまいます。 -
広々とした景色が続きます。
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「El Paso」駅にて。ここでも給油など作業が行われていました。
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このような途中駅でのひとときも楽しみの一つです。
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これはダイナーの予約票。
ダイナーのアテンダントが部屋まで来て夕食の場合18:00から20:30までで30分刻みの予約時刻を示してくれましたので希望時刻を言って受けて貰います。
この列車では、準備ができると放送で呼び出してくれました。 -
こちらはディナーのステーキ。
2日続けて食べましたが、それぞれ盛り付け方やソースが異なり飽きないようになっているようです。
料理や飲み物はその場で消化できなければダイナーのアテンダントに断って部屋に持ち帰ることも可能です。
その場合、ちゃんと蓋を付けてくれます。
ちなみに皿はプラスチック製の使い捨てです。 -
3日目の朝。
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「San Antonio」駅にて。
ここで2つの列車が分割し、シカゴ行きの前部にはニューオーリンズから来た車両が連結されます。
一旦戻ったりして複雑な動きをしながら編成の組換えが行われていました。 -
サンアントニオを過ぎたあとは雨が降り続き、雷を伴ったり大雨になったりと、車窓も残念なことになってしまいました。
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「BIG GAME TRAIN」なるロゴを付けたP42とすれ違い。
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「Fort Worth」にて。ここでも大雨。
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3日目の深夜に停車した駅に昔のアムトラックのロゴが残っていました。
止まっているのは降りた乗客を迎えに来た車です。 -
激しい雨が降り続きます。
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結局シカゴまで雨でした。
最大2時間位遅れていたのに最後はほぼ定刻に到着。 -
後半、天気が崩れてしまいましたが、ロサンゼルスからシカゴまでの3泊4日間、長かったですが大変楽しく過ごすことができました。
ダイナーでは色々な方々と相席となり、そこそこ話が通じたときもあったのですが、全然伝わらなくて焦ってしまったこともありました。「聞き取る力」の不足をとても感じました。 -
「テキサスイーグル」でロサンゼルスからシカゴまで乗りとおした人は、同じ車両で数人は確実にいましたが、その程度です。
別ルートで走る「サウスウエストチーフ」もありますし、殆どの乗客は途中駅で入れ替わっていました。 -
一つ失敗したのは、途中のサンアントニオで車両のアテンダントが交替したほか、ダイナーが車両ごとアテンダント含め変わってしまったため、知らなかったとはいえ、前半お世話になったアテンダントにきちんとお礼を言えなかったことでした。
私の乗車した車両のアテンダントは、2人ともとても勤勉で親切な方でした。
各部屋の乗客に声をかけたり、ダイナーに行っている間に寝台のセットもしてくれましたし、飲み物も持ってきてくれました。
車内の清掃も頻繁にしていて、通路やシャワー室、トイレも常に綺麗になっていて、本当に快適に過ごすことができました。
シカゴが近くなると、同じ車両に乗っていた乗客の何人かがアテンダントの部屋までお礼を言いに来ていました。
終着駅に着いてからもアテンダントは忙しいようなので、チップを渡すのもこのタイミングが良かったようです。 -
以上簡単ではありましたが、アムトラックを利用してのシカゴ→シカゴのラウンドトリップ旅行記を終わります。
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