新婚旅行記「ボリビア」⑥ラパス→帰国編

2011/02/08 - 2011/02/09

今から４年前、ボリビアへ新婚旅行に行って来ました。
それはウユニに新空港が出来る半年前のこと・・・ウユニ塩湖に、旅行者がドっと
押し寄せる前の話。

海外旅行慣れしてる相方は今回で６ヶ国目、ウチは初海外・・・
こんな激しいギャップが有りすぎる２人ですが、とても楽しい旅行になりました。

そして、ウチが海外旅行にハマるキッカケになった記念すべき旅行♪
今では当たり前なことが出来なかった、ウチのド素人プリも合わせて
どんどん書いて行きます(>_<)

今回は、いよいよ最終回。首都ラパスに戻りボリビア最後の夜を迎え、
次の日、いよいよ日本に向けて出発です。

エリア ラパス(ボリビア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

６日目の夜、Ｔさんからツアーのみんなに提案が・・・

「チームαに、長靴を寄付して頂けませんか？」

日本の長靴は、質が良く、ボリビアでは非常に重宝されてるみたい。
そりゃ、みんな新品を買って来るもんね^^;)

ウチも、手荷物が減って一石二鳥だし・・・みんな、ココは迷わず寄付＆寄付してました♪

この旅行の為に、釣り好きな親父から貰った「我が長靴」とも、ココでお別れです(^^)/~~

高山病で苦しみ、２日目はストーブが点かないトラブルも有った、
１０６号室とも、お別れの時が・・・。

ルナ・サラダは、とても特殊で変わったホテルでしたが、
それを思いっ切り満喫させてくれた部屋でした♪

数々の貴重な体験、ホントにありがと☆

まずは、ホセが待ってるオルロまで移動です^^

ＡＭ６：３０出発・・・朝早い出発にも関わらず、もう、この時には
スッカリ異国の地での移動にハマってました♪
何だろう・・・このドキドキ＆ワクワク感。日本では、なかなか味わえないですよね。

昨夜の雨で、高台に在るルナ・サラダ周辺の道路は、
水攻めにでも遭ってるかの様に、所々で水没してます。

「ｴ、ｴｸｽ、ｷｭｰｽﾞ、ﾐｰ・・・ﾄ、ﾄｲﾚ・・・」

同乗してた神戸から参加のＴさん、渾身の力を込めたお願い。

そりゃ、こんな何も無い所でトイレだから、よっぽど我慢してたんでしょうね^^;)

夜が、明けたてのアルティプラーノ。

この広大で無機質な大地は、外国に来たことを実感させ・・・「また来たい」と
思わせてしまいます^^;)

行きしに、４駆がハマっった川の手前。

チームα、今回は川越えを狙わず、無難な迂回ルートを選択。

【な〜んだ、迂回路あるじゃん】

ま、この雨だもんね。あの時の川は増水しきってるけど・・・ワクワク感が薄れ、
ちょっと残念(>_<)


と思ってたら・・・・。

まぁ、迂回路に掛かる橋も、見事な沈下橋状態に・・・(@_@;)

今、思うとこの流れの強さで、よく車が流されなかったなと・・・。

途中、セバルヨの名も無いホテルで、トイレだけ借りました。

少しの雨で、土は泥に変わり、ぬかるんだ足元に気を付けながら、
みんな長時間ドライブの息抜きをしてました。

なにしろ、皆さんルナ・サラダで長靴を寄付しっちゃたもんで・・・泥だらけです^^;)

添乗員Ｔさん、みんなにサンティーヤを、買ってくれました^^

しかも出来たてのホヤホヤなんですよ〜♪

日本で言う、肉まんみたいな味・・・少し小腹が空いてたから、丁度良かったです^^)/

これがキッカケで・・・のちの旅先では、よく欲しそうにしたり、実際に買ったり、
出店を見付けると、お祭りの縁日感覚になりました♪

Ｔさんは、異国の出店で買う楽しさを、教えてくれました(*^_^*)

真っ直ぐに続く道の先、オルロはすぐソバです♪

てな事で、ココは一旦「青空トイレ」休憩・・・だいたい往路と同じ場所だったかも。

昼食前に、チームαと最後の別れです(;_;)

本当に、色々とアリガトね♪

この後、ウチ等と違う日程で来てる組を乗せて、ウユニまで戻って行きました(^^)/~~~

モザイクしてるから分かりにくいけど・・・チームαとの別れは、みんな本当に寂しそうでした。

四駆がハマってズブ濡れになりながら助けてくれたり、急な星空ツアーの
無理を聞いてくれた「チームα」・・・たくさんの感謝と礼を言い、
別れの寂しさを感じていたに違いありません。。。

ボリビアは、とにもかくにもジャガイモとコーンが、美味しかったです♪

往路の時は、高山病でヒーヒーで料理どころじゃ無かったけど・・・
もうこの時には、料理の味をシッカリと味わい、噛み締めてました(ｵｿｽｷﾞ)^^

往路のウチ等と同じ様に、ウチ等の次の組が食事しながら、情報収集・・・
もちろん「安心して下さい最高でしたよ♪」と答えました。

色々な表情をしながら、美味しそうに食べてるけど・・・う---ん。モザイクで分かりませんね(>_<)

ウチに、もう少し文才が有れば・・・(。＿。;)

あと、朝から移動だけの行程では、当然お腹も空くこと無く・・・
完食出来なかったのが残念です。。。

オルロは、２月下旬頃開催のカーニバルに合わせ、準備の真っ最中♪
少し分かりにくいけど、中央分離帯の辺りに兆候が見えています。

このカーニバル・・・寒い季節にも関わらず、みんな水浸しのズブ濡れに成るまで、
水風船を投げ合います。

ツアーのパンフには、よく『レインコート必須』て言われてますが、
あまり役に立たないらしく、
「ココまで来たんなら、思いっ切り満喫しようーじゃないか！！」
てノリで、ズブ濡れになった方が賢い意見が多い様ですよ^^

ラパスに負けず劣らず、家々が山の斜面にギッシリなオルロの街並みです。

でも錫の需要の落ち込みと、それに伴う産出減で街は少し寂れ気味でした。

ただ、近年ではウユニから産出されるリチウムの鉄道中継基地として、
活気を取り戻そうとしてます。

街の北側、ロータリー交差点に有るモニュメント。

植民地時代、鉱山で働かされてた労働者達が被ってたヘルメットをモチーフにし、
彼等に敬意と追悼を目的に作られました。

このモニュメントは、街の特産の『錫』で出来ており、外面は磨き上げらた金色に、
その綺麗な内部は、格子状に組み立てられててました。

このモニュメントもですが・・・もう少し、オルロの歴史背景等を予習してれば・・・
その勉強した分だけでも、町の美しさが理解出来ただけに残念です(>_<)

オルロからラパスに戻る道中。
またまたＴさんが、売店で売ってたスナック菓子を、みんなに回してくれました♪

ただ、このスナック菓子・・・シケてたんです。
モザイクを掛けてて分かりませんが、超シケシケなスナック菓子に
ガッカリした表情をしてるんですよ〜^^;)

ウチは無鉄砲だから、こう言う時でも、いきなりガブッと行くので、
こんなパターンは日常茶飯事です(>_<)

ｳｩｩ・・・ｼｹﾃﾙﾖ。

ボリビア最後の晩餐は、ラパスで最も人気のあるフォルクローレ・レストラン「ペーニャ・ウアリ」
店内は、観光客でイッパイでした。

「悪魔のダンス」等、ボリビア各地のダンスが踊られてて・・・誘われると店内の観光客も、
ステージ上で踊ることができます。

海外に旅慣れてるＭさん・・・こう言うイベントも、平気にこなしてました♪

もしウチが、初めての海外じゃ無かったら、誘われるまま普通に踊ってたんだろうなぁ^^;)

と思ってたら・・・

やっぱり目が合ったらダメですね・・・アッと言う間にステージに連れられ、
あれよあれよと言う間に、(タンゴ＋フォークダンス)÷２の様な踊りを、
踊ってました♪

動きが、ぎこちないんですけど・・・写真じゃ分からないから、イイですよね^^;)

その後ココが、標高３５００ｍだと思いだし・・・ｳｩｩ、ｷﾓﾁﾜﾙｲ。。。

茨城から姉妹で参加のＮさん。お姉さんの方です。

高山病が激しく３日目は、寝込んでたけど・・・この頃には、すっかり高地に対応^^
楽しく踊ってました♪

因みに、このフォルクローレ観賞、初めは初日に「高度順応企画」として、催されてたけど、
過去のアンケートで、身体が付いて行かない人が多数・・・
で、この最終日になったそうですよ。

うん！！それが正解、大正解ですね(ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ)

コーディネーターのオズワルドとも、ココでお別れです(;_;)

明日は最終日・・・ホントは、空港まで見送りたかったそうです。
この旅を、事故やケガも無く進めれたのは、カレのおかげだと思ってます。

本当に、ありがとうございましたm(_ _)m


この後、彼は深夜バスに乗ってオルロまで戻って行きました。

ボリビアで過ごす、最後の夜。
ホテル「プレジデンテ」から見たラパスの夜景に、うっとりです☆

オフィス街とすり鉢状に建つ住宅の灯り・・・暖かいオレンジ色をした光の川が、
キラキラと斜面を流れている様に見え、世界の広さを改めて実感しました☆彡

ボリビア最後の夜・・・ラパスの夜景は、旅が終わろうとしてる寂しさも重なったせいか、
感慨深いものになりました。

ホテルの部屋の便所が、珍しかったから思わずカシャ！！

えっ？便器の隣に便器？

ううん、違いま〜す^^;)

どうもウォシュレットらしいですよ・・・結局、最後まで使い方は分かりませんでした(>_<)

どなたか使い方が分かる方、いらっしゃいませんか〜？

寂しいけど、明日の昼過ぎに空港に行き、夕方ボリビアを出国。

最終日は、午前中に少しだけ自由時間。

相方は、スグ動ける様にと、スーツケースに荷物をまとめ、
短い時間で効率良く回りたいから、現在地とお土産屋さんのルートを
「地球の歩き方」で最終確認。

充実してた1日が終わり、イツの間にか寝てました。

翌朝・・・ボリビア最終日。

予定通り、朝食後は、少し短いラパス市内の自由行動♪
みんな四方八方に散らばって行きます
。
前日、相方と事前に決めてたお土産屋を目指し、ホテルを出発です。

有名な「サンフランシスコ寺院」・・・中には、たくさんのキリスト像と
祈りを捧げてる人々でイッパイでした。

厳粛な空気は、とても凜としており、重厚な建物の雰囲気とマッチしてました。

サガルナガ通りは、通称「お土産通り」
奥に見える緑色のビルが、宿泊先の「ホテル・プレジデント」

ラパスの通りは、人々の生活と自然に溶け込んでて、どこの通りもとても絵になります。

ただし、忘れてはイケナイ！ここは標高3600m！！
すぐ傍を走る旧年式の車の排気ガスで、息が・・・。

サガルナガ通りを登り切った所に有る、この雑貨屋さん。

立地的に、よく観光客が立ち寄る有名店です。
短い自由動を有効に使う為に、早速、入店です。

その店内は・・・。

ひゃーーーー！！

たくさんの可愛い雑貨で、溢れ返ってます ｶﾜ(・∀・)ｲｲ!!

高地もなんのその・・・相方の買い物スイッチがＯＮされました♪

店主と、笑顔で記念撮影♪

たくさんの雑貨と民芸品に囲まれながら、終始ご満悦でした^^

因みに似たような土産品は、ペルーにも有りますが、
価格は圧倒的にボリビアの方が安いそうですよ〜。

あ！でも、もし日本に送るのなら送料はペルーの方が安いそうで・・・悩みますね^^;)

次は、旅行に行く前に相方が旅行誌で見つけたお店。「カイビ　アルテサニアス」です。
日本を出る前から、候補に入ってました。

店内は、蛍光ピンクやイエローの雑貨が多く置かれてて、とても明るい雰囲気でした。

お目当ては・・・と・・・。

そうそう！！これこれ♪

雑誌に、このカラフルな飛行機と南米チックな車の雑貨が載ってて、必ず行きたかったそうです。

当時は、今みたいにスマホやタブレットも無いので・・・雑誌の地図をデジカメで撮影して
その小さな画面を頼りに探したのを、今でも覚えてます。

とりあえず少し迷ったけど、何とか事なく見つかって良かったですね〜^^

短い時間でしたが、かなり悩んだあげく、無事に欲しいモノをゲット♪

ココでも、店主と笑顔で記念撮影。ご満悦でした。

さ、そろそろ集合時間・・・ホテルに戻らなきゃ(^^)/~~~

最後は、日本食レストラン「ニュ-東京」でシメです。

こんな地球の反対にも、日本食が食べれる場所が有るのに、当時のウチは感動してました。

書式が明朝体て所が、何とも趣が有りますよね〜^^

久々の日本食♪
何だか衣の多そうな天ぷら、タケノコonlyな煮物・・・ご飯と味噌汁さえ有れば全然ＯＫ☆

「よ〜し、食べるぞ〜♪いただきま---す^^」

(モグモグ・・・んっ！！)
(あれっ・・・？)
(何か、違う！！)

ご飯が、薬品臭いし・・・味噌汁もチョット(>_<)日本人の口には、合いませんでした。

後から聞いたら、何人かは同じ意見だったので・・・よく分からないけど、少し安心^^

空港に到着。バスの運転手ホセとも、お別れ。。。どんどん人が去って行き、
旅の終わりを告げようとしてます。

平和なラン航空のチェックイン・カウンタ-・・・ゆったりと時間が、流れています。

この後、ウチらツアー客の大群が押し寄せますが、そんなのお構いなし！！

相変わらず、ゆったりとした時間が流れてました♪(ｵ---ｲ ﾊﾔｸｼﾛ-)

軽い風邪を引きながらも、立派に添乗員をこなしてたマルセラさんとも、
ここでお別れです (ノД`)・゜・。

と、その時・・・マルセラさんとＴさんから、

「新婚さんの、お二人に・・・私達から・・・」

それは、なんと・・・！！

右から2列目。

塩で作ったハートの小物入れと、その中には小さな子供の人形が入ってました。
と同時に、ツアー客みんなから拍手が起こり・・・それはそれは、
とても素敵なサプライズ・プレゼントでした☆彡

「来て良かった・・・この人達と来れて、本当に良かった・・・ありがとう♪」

今でも、ウチらのとても大切な宝物のなってますヨ^^/

距離は、直線で約16,500?。時間は、約30時間。
目指すは、地球の反対側に有る小さな島国、ウチらの故郷・・・日本です。

来た時は、あまりの高地でウチを含め具合が悪くなる人が続出でしたが、
今は、誰1人としてそんな人は居ませんでしたヽ(^o^)丿

きっとそれは、この国がツアー客全員にくれた、見えない「卒業証書」かもしれませんね。

たくさんの思い出を積み、ラン航空の機体は、どんどん高度を上げて
ボリビアから遠ざかって行きます。

グラシアス　ボリビア
アスタ　ルエゴ　ボリビア

ありがとう＆またね〜(^.^)/~~~

離陸して10分もしない内に、ペルーとの国境・・・インカ帝国発祥の地とされる
神秘の湖「チチカカ湖」が現れます^^

湖と小さな浮島たちは、言葉で表現が難しいほど綺麗かつ美しかったです☆


こうして、ウチらの新婚旅行は無事に終了。
でも、ここで得た数々の思い出は、これから先も終わることなく、
ずっと記憶に残っていると信じてますm(__)m