母へのプレゼント旅行@有馬温泉

2014/12/23 - 2014/12/24

2014年末、これまでも何度となく訪れているお気に入りの有馬温泉に、母を誘って行って来ました。
何が気に入っているかって、気軽に行けるところです。
神戸三ノ宮駅から高速バスで30分。
大阪、新大阪から高速バスで約50分。
それでいて、裏神戸なので食べ物も美味しい。旅館の質が高い。泉源も良い。と、良いとこだらけ！
関西にはこんなに身近に良い温泉街があって羨ましい?♪

今回のお宿は、12歳以下は宿泊できないという『中の坊瑞苑』
子供達と行く食べ放題バイキングの温泉旅館も大好きだが、今回は母へのプレゼント温泉なので、懐石料理をゆっくり楽しめる大人向けの宿にしてみました。
中の坊のクチコミに書きましたが、写真up仕切れなかったので旅行記に詳細をupすることにしました(^^)

エリア 有馬温泉(兵庫)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

2014年末！ 快晴

大阪で同窓会があり、東京駅から新幹線に乗り込む。
今は千葉県人だが、元々は兵庫県人なので、何年経っても関西に向かう車中はワクワクする。

車窓から見た富士山が美しい♪

同窓会は、20年ぶりに会う先輩もいて大いに盛り上がったが、この後、母と有馬温泉で落ち合うことになっているため二次会で失礼し、高速バスターミナルへ急ぐ。
大阪から有馬温泉への行き方は、高速バスか電車。
バスの方が楽だが、有馬行きは遅くまでやっていない。一方、電車は何回も乗り換えるので面倒だ。
高速バスはJRバスと阪急バスがあり、私がこの日利用したのは大阪 5:20発の阪急バス。バスターミナルはJR大阪駅から徒歩で10分近くかかり、ちょっと離れているので時間に余裕を持った方が良い。
あと、この日はスムーズに予定どおり到着したが、込む時間帯もあるので注意。
一度、三宮からのバスで30分で着くところを１時間かかった。
有馬温泉街に入る道がゲキ混みすることがあるのだ。（参考までに）
ちなみに、母は三宮からバスだったが、この日は予定どおりだったそうだ。

有馬温泉に18:20頃到着。
バス到着場所から中の坊までは直ぐだった。

『　中の坊　瑞苑　』
http://4travel.jp/dm_hotel_tips_each-11510834.html

私は旅館側からしても遅い客人だったに違いないが、名前を入り口で告げただけで、おそらく待っていたとみえ、スムーズに丁寧に部屋まで案内してくれた。
先に来た母はもう入浴も済ませ、浴衣でくつろいでいた。
私の浴衣も、部屋の浴衣専用保温機みたいな中で温められていたのでビックリ！
過剰なサービスは要らないけれど、細やかなサービスは日本の旅館の素晴らしいところだ。

有馬温泉 中の坊 瑞苑 宿・ホテル

【和室モダンツインルーム】

部屋は、畳の和室にベッドがおいてあるタイプにした。
子供連れの時はスタンダードな和室だが、ひざが悪い母にとっては、ベットとソファーがあるこのタイプが楽だったようだ。
ベットも適度な高さで、クッション性も良く、枕も後述するが選べるので寝心地も良かった。

さて、夕飯を最終の19:30〜で予約していたので、速攻で入浴することに！

客室の廊下はこんな感じ。

浴室は４階にあり、右側は大浴場の入り口。
左側は家族風呂の入り口。

入り口入って直ぐの所に枕の見本が置いてあって、今夜の使用枕の種類をリクエスト出来る。
夕飯の時に尋ねられるのだが、私達は良く分からなかったし、今の羽枕のままにして貰った。

浴室前の休憩所。

残念ながら浴室の写真は無いが、ここには天神泉源からの金泉と銀泉がある。
私が初日入った方は、3タイプのお風呂と２タイプの半外風呂があり、ドライサウナとミストサウナもある広い浴場だった。立派なマッサージチェアも脱衣場に設置してあり、母は喜んでいた。
翌朝入ったもう一方の浴場は、ミストサウナは無くややこじんまりしたスペースだったが、外が見える露天風呂があり朝風呂には最高だった。
いずれも、気持ちよく入れた温泉だった。備え付けのMIKOMOTOのシャンプー＆リンス＆ボディーソープもなかなか良かった。

脱衣所にも水は常備してあるが、浴室前には無料の飲み物コーナーがあり、水、ウーロン茶、オレンジジュース、マスカット酢ジュース、温かいお茶などが置いてあった。これもまた嬉しい♪

…と、のんびり書いているようだが、実際は慌ただしく入浴を済ませ、19:30少し前には２階の食事会場へ行く。

中庭に面した個室が私達が今日と明日利用するお部屋。
完全個室なので静かでゆっくり出来た。
仲居さんも気の利く可愛らしい女性だった。

今夜の『少量美味コース』のメニュー！

旅館のHPから予約する際に決めるポイントは、まず食事の内容、次に部屋のタイプ。
食事は、スタンダード懐石から高級食材までいろいろ選べるのが良い。
私達は今はもうあまり量が食べられないので、量を抑えて食材を良くしたタイプがその名も少量美味コース。

まずは、私だけビール、母ウーロン茶で乾杯♪

先ずは、見て堪能できる旬彩。

お造りは、
淡路のフグ、雲丹、鯛、他 など。
どれも美味しいが、ポン酢や醤油以外に、オリーブ油に塩をつけて食べても良しで意外性があった。

蟹しんじょう。
お出汁が優しい美味しさで、和食の本骨頂ですな♪

メインは、黒毛和牛の陶板焼きか鮑の柔煮を選ぶ。

私は和牛！
結構量が多くて、野菜もたっぷりで十分堪能できました。
美味しい〜♪♪♪

母は鮑。
本当に柔らかくて年寄りでも大丈夫(*^^*)
私もつまみ食いしたが、磯の香りがして美味しかった〜♪

まだあります！
お腹に子がたっぷり詰まった小ぶりの蟹。
名前を忘れましたが、稀少な種類だったような…とにかく、これは子を食べるもののようで、身は物足りない(笑)

この後、汁物、キノコの炊き込みご飯とデザートへと続くのですが、写真を撮ってないことに途中で気づいたので、デザートは食べかけの写真です。あまおうのような大きな苺はヘタのみです(笑)
ぶどうのゼリーよせが美味しかった〜あ〜お腹一杯です！
これで、少量なら、普通はどうなるのかしら??

お腹一杯で、酔っ払って、幸せで気分で部屋に戻る。
寝室の横の広縁のソファーでくつろぎながら、母の入れてくれたお茶を飲む。
母は２度目のお風呂へ行き、私は酔っているので部屋でお留守番。
子供達にメールしながらTVを観る。
足元は床暖房なのでポカポカ〜♪
そして、眠くなる… 笑

えっと、ここでもう少し部屋の案内を。
この広縁と寝室の両方にTVが付いている。
寝室側にはDVDレコーダーも設置。
他に、加湿器、空気清浄器もある。

お茶と冷水が置いてある。
ドリップコーヒーと冷蔵庫内の飲み物は有料。

冷蔵庫内にはこんな飲み物が揃ってます。
有馬サイダーてっぽう水もあります。
スッキリしたサイダーで好き?
どれもそんなに高くなかった。

一夜明け… お天気も良さそう♪

５階の私達の部屋からの風景。
手前の橋がねね橋。
その先が太閤橋。
近いでしょ？

ここの旅館の良いところは、チェックアウトが12時。
ゆっくりお風呂に入っても余裕〜です。
いざ朝風呂へ！

今朝のお風呂は昨日と違い(前述しましたが)露天風呂がある方です。
天気が良く凛とした空気の中でゆったり温泉に浸かる。
母とはココで初めて一緒に湯に浸かった。
良いな日本の温泉宿♪

湯上がりに、浴場前でオレンジジュースを頂くと、食欲が一層出てきました。
さぁ！朝食へ♪

朝食も昨夜と同じ中庭の見える個室で浴衣のまま頂く。
朝陽が気持ち良い(^^)

朝食は、和食か洋食を選べ、前夜の夕飯の際に聞かれる。

私も母も洋食を選んだ。
更に、私はマンゴージュース、スクランブルエッグ、ハム、温野菜、コーヒーをチョイス。

温かいスープは着席してからもってきてくれ、熱々で頂きます(^^)
旅館で食べる朝ご飯が美味しいと幸せ〜♪
量が多くてお腹が一杯！と、言いつつまたもや完食です（笑）
本当にご馳走様でした。

個室から見た中庭。

食後は、館内の売店でお土産の炭酸煎餅をまとめて買い、私物と一緒に宅配便で送って貰う手配をした。その後、暫く部屋でゆっくりしてからチェックアウトをしました。

帰る前に、昨日はバタバタと入館したので撮れなかったロビーの写真を何枚か。

この室内の池には、高そうな立派な錦鯉が沢山いました〜見応え十分。

有馬温泉 中の坊 瑞苑 宿・ホテル

ロビー２

ロビー３

と、勝手に名前までつけた。
先程の錦鯉のロビー１には人がいたので写真は無い。

横にはXmas盆栽が(*^^*)
キャンドルが灯っていて素敵だった。

この日はクリスマスイヴ☆

帰りは、中庭を通過して裏の天神源泉まで散策してみることにした。

中庭の奥に行くことも出来る。
お庭も手入れがゆき届いていて情緒がある。

駐車場側の出入り口。

有馬温泉 中の坊 瑞苑 宿・ホテル

ここは昆布の佃煮で有名な大黒屋さん。

大黒屋 専門店

手作りの炭酸煎餅屋さん。
ここ三森本舗さんは、明治末期に初めて炭酸煎餅を考案した老舗。
うちの子達は素朴な炭酸煎餅が大好物。
一缶位はあっという間になくなってしまうので、子供達のお土産は、勿論!炭酸煎餅だ。

三津森本舗 グルメ・レストラン

炭酸ワッフルも美味しそうだったが、とにかくお腹が一杯だったので残念ながら通りすぎる。

レトロな感じの素敵なお店が軒を連ねている。
ここはカフェみたい。
堂加亭さん。

京都の北野天満宮を分けて祭られた有馬天神社の境内に天神源泉がある。

【天神泉源】

天神泉源は 地下185mから汲み上げられ、１００度近い金泉が出るらしい。

炭酸泉源までいくと、ちょっとした散歩コースですが、私達はこのまま引き返しました。

中の坊まで戻って、駅方面に坂を下って帰路に着きます。
中の坊から駅まで送迎してくれますが、徒歩で７分位です。

有馬温泉 中の坊 瑞苑 宿・ホテル

【ねね橋】

戦国の時代、ねねが有馬に別邸を持っていたことから由来して造られた橋

有馬温泉ねね像 名所・史跡

ねね橋から下を見た風景。
河川内に散歩道があって、見たら下りて歩きたくなりますよ。
勿論、雨で川の水が増量する際は閉鎖されます。

川の底から見上げると、その先に赤いねね橋と中の坊の旅館が見えます。

帰りは、バスの本数が少ないため、電車にしました。
有馬温泉駅→有馬口→谷上→新神戸（所要時間: 約25分）
乗り換えは２度ありますが、目の前の車輌に乗り換えるだけなので簡単に新神戸や三宮まで戻れます。

有馬温泉駅はこんな感じ

母とは新神戸で分かれ、私は東京行きののぞみに乗車。
当初は、昼食を一緒に食べて新幹線に乗る予定でしたが、二人とも朝ご飯をしっかり食べ過ぎてお腹が空かないので、母に促され早々に家族の待つ千葉へ帰ることにした。
新神戸駅のホームで、神戸に住んでいた時に好きだった懐かしい淡路屋さんのお弁当を買って乗り、小田原辺りで富士山を見ながら食べた。但馬牛弁当は冷めていても美味しかったです♪

弾丸なプチ旅行でしたが、久々に母と二人でゆっくり過ごし、一杯おしゃべりが出来たのが本当に嬉しかった。また、母が元気なうちに連れて行ってあげたいな〜(*^^*)

ーおしまいー