9月のトリエステ

2014/09/01 - 2014/09/04

イタリアの北東部にあるトリエステ。第二次世界大戦以後イタリアに併合されるまでも占領、紛争を経てきた地域。

トリエステ3泊中にスロベニアポストイナ鍾乳洞とコペルへも行ってみました。

まずはトリエステ市内観光です。

エリア トリエステ(イタリア)

residence vivere astra。今回利用したアパートホテルです。

トリエステ駅から近くチェントロまでも歩けます。
入口のスペースも広く自宅にいるような感じで過ごせました。
レジデンス前にバス停もありました。歩くのが億劫ならバスも利用できます。

1ベッドルームで3人目はキッチンとリビングのあるスペースにエキストラベッドで。

キッチンにはひととおり揃っているので自炊できます。

シャワーのみですがバスルームのスペースは十分な広さでした。

こちらがベットルーム。ここにはTVはなくキッチンリビングに1台だけです。

スーパーも近くにありました。

レジデンス前ににでるとカモメを見かけました。

歩いてトリエステチェントロに散策に行きます。

ウンベルト　サバの書店。まだ開店前でした。

ウンベルト　サバの銅像。

ウンベルト　サバはトリエステの詩人。詩集は読んだことないんですが(*^_^*)
須賀敦子さんが翻訳されてます。

歩いていて見つけたコレ何かと思ったら多分日時計なんです。
方位角とも書かれてるのだけど、良く見かける日時計とはちょっと違うような???

piazza della borsa の正面に時計がある確か商工会議所の建物の向かって左手下方にあります。

この時計見てバックトゥザフューチャー思い出したのは私だけでしょうか。

どうやって時を知るのか考えましたが、わかったようなわからないような。

piazza unita d'italia　(イタリア統一広場)。

La fontana del bergamasco Giovvanni battista mazzoleni.(ジョバンニ　バッテイスタ　マッツォリーニの噴水)
周囲にベンチがあり座れるようになってます。なかなかいいアイディア。

後ろの建物はmunicipale(市庁舎)

海がすぐそこです。

La prefettura.(県庁)

Museo Revortella (レボルテッラ博物館)に向かいます。

上から下がっているランプは蛇。

この方が元の持ち主。Pasquale Revortella.

スエズ運河建設に援助をしたとか。

もともとは住居でしたが、彼は子孫がいなかったため没後トリエステ市に寄贈され博物館になったそうです。

階段も優雅な感じです。

書斎も立派。

思ったより見応えがありました。

リボルテッラ博物館をでて少し海を眺めながら歩きます。

san spiridone(サンスピリドーネ教会)東方正教会なのでカソリックの教会とは少し感じが違います。

civico museo della risiera di san saba(強制収容所跡)も尋ねてみました。

少し前に息子は中学の修学旅行でここにきたばかりでその時に聞いた説明を覚えていました。

ユダヤ人強制収容所跡です。

収容されていた人たちが拘留されていた場所。

二段ベッドのようですが、このスペースにふたりでもものすごい閉塞感なのにここに5人くらいつめこまれていたらしいです。

この建物の前は火葬場だったそうです。さすがにそのものは残っていません。

アウシュビッツに比べると規模は小さいですが、負の遺産に変わりはありません。

収容所跡のすぐそばにトリエステ競技場があるので覗いてみました。

中も入れました。

トリエステのトラム、なんだか情緒があります。

ローマ劇場。

丘の上にあるCattedrale di san giusto(サンジュスト大聖堂)、眺めも良いです。

サンジュスト大聖堂へは歩いて向かいました。ちょっと坂道を上りますが良い運動になりました。

大聖堂内部。

奥に見えるのはサンジュスト城です。

トリエステを後にする日、(Aquileia)アクイレイアにも寄ってみました。

アクイレイアの遺跡地域と大聖堂は世界遺産にも登録されてます。

大聖堂は9時からでないと開いておらず、8時半に到着してしまった私たちは教会の中には入らず外から見ただけ、(T_T)

それでも別の建物に立派なモザイク画があり、外から見ることができました。

教会の中はさぞかしスバラシイモザイク画が見られるのだろうに、残念です。

30分くらい待てよ、夫と思うのですが、言い争うのも疲れるので次回に期待します。